日常/ほのぼの
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シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンド
『夢幻大陸エンディアス記』。不思議な風がその本のページをめくり、咲くはずのない古木の桜が満開になった日、異世界への扉は開かれた―――――。行方不明になった仲間を探す秋月蒼真が迷い込んだのは、獣人やエルフが住み、モンスターが徘徊するファンタジーな世界。この世界で蒼真は、想いが通じ合った相手の心を“心剣”という結晶体にして操る“心剣士(ソウルブレイダー)”としての力を手に入れる。伝説に謳われる心剣士であることで、リーベリア地方三国のうちのひとつ獣人の国・セイランへと招かれた蒼真だったが、いつしか陰謀渦巻く国家同士の争いに巻き込まれ、心剣を手に戦うことを余儀なくされてしまう。しかし戦乱の最前線で蒼真が出会った敵国の心剣士、それはかつての親友の姿だった―――――。 “想い”を剣にしてぶつけ合う少年たちの友情を描く、心にふれるファンタジー。
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ぽてまよ
ほにほにキュートなスゴイやつ! パン好きの無口な中学生・森山素直。彼の家の冷蔵庫から突然現れた謎の生き物、それが「ぽてまよ」だ。ぽてまよは黒い猫耳としっぽを持つ2頭身の不思議キャラだが、なんとなく素直と一緒に暮らすことになる。さらにそのふわふわしたやわらかい感触や風貌、ほにほにした可愛らしいしぐさから、謎の生き物ながら学校でも人気者になる。そしてもう1人(?)、ぽてまよと同じく森山家の冷蔵庫から謎の生き物「ぐちゅ子」が現れる。凶暴で人見知り気味な ぐちゅ子は、何故かぽてまよをライバル視(!?)。ただでさえ風変わりなクラスメイトに囲まれていた素直の日常は、訳が分からないながらも、ますます賑やかで面白くなっていくのでした。