Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 2
エピソード
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仙鎮城
「魔剣目録」の安全な隠匿場所を求め東離を旅する殤不患(ショウフカン)は、東離でも難攻不落と謳われる護印師の砦、仙鎮城を丹翡(タンヒ)に紹介され、その城主、伯陽侯(ハクヨウコウ)の手に目録を委ねる。だが砦を出た殤の元に、西幽での旧友、浪巫謠(ロウフヨウ)と聆牙(リョウガ)が駆けつけ、仇敵である禍世螟蝗(カセイメイコウ)の部下の蠍瓔珞(カツエイラク)が、目録を求めて東離に潜入していることを知らされる。慌てて伯陽侯(ハクヨウコウ)の元へと引き返した殤が目にしたものは……
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奪われた魔剣
西幽より殤不患(ショウフカン)の後を追ってきた捕吏、嘯狂狷(ショウキョウケン)の前に現れたのは、鬼鳥(キチョウ)と名乗る査察の役人だった。西幽における殤が帝に仇なした大悪党だと喧伝する嘯に、鬼鳥は捜査の協力を申し出る。そんな嘯狂狷と鬼鳥の暗躍を知る由もない殤不患は、奪われた「魔剣目録」の一部を確認するため町に向かい、目録の修復にあたる。だが一方で蠍瓔珞(カツエイラク)は奪った「魔剣目録」の断片から二振りの魔剣を回収し、打倒・殤不患の奸計を巡らせていた。
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蝕心毒姫
斬られた者の精神を支配し操り人形にする魔剣、「喪月之夜(モヅキノヨ)」によって城下町を混乱の坩堝に陥れた蠍瓔珞(カツエイラク)は、殤不患(ショウフカン)に猛毒仕込みの爪で手傷を負わせ、絶体絶命の窮地へと追い込む。浪巫謠(ロウフヨウ)の尽力で辛くも脱出する殤不患だが、後から乱入した嘯狂狷(ショウキョウケン)と蠍瓔珞が激突。犠牲を厭わぬ嘯の暴挙で街の被害はさらに拡大する。殤を取り逃がした蠍の耳元に妖しく囁きかける甘い声。それは彼女が喪月之夜とともに奪取したもう一振りの魔剣、「七殺天凌(ナナサツテンリョウ)」に宿る魔性の思念であった。一方その頃、蠍瓔珞の毒の後遺症に苦しむ伯陽侯(ハクヨウコウ)を救うべく奔走していた仙鎮城の護印師たちは、路傍で農夫に無償で毒の治療を施していた謎の行脚僧、諦空(ていくう)と巡り会う。
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親近敵人
殤不患(ショウフカン)と浪巫謠(ロウフヨウ)の元に突如現れた凜雪鴉(リンセツア)。相変わらずの減らず口に呆れ果てる殤不患であったが、そんな中、凜雪鴉は殤不患の解毒を申し出る。薬の原料に龍の角が最適だと判明し、凜雪鴉と浪巫謠は龍が住まう鬼歿之地へ向かうのであった。その頃、森の中で毒草を採取していた蠍瓔珞(カツエイラク)は、空に招集の狼煙があがっているのを発見する。東離での狼煙を訝りながら出所に向かうと、そこにいたのは…
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業火の谷
業火の谷へ到着し、目的の龍と対面した、凜雪鴉(リンセツア)と浪巫謠(ロウフヨウ)。だが、相談を持ちかけた凜雪鴉の言葉に逆上し、襲いかかってくる龍。そんな中、凜雪鴉は浪巫謠にある提案をする。その頃、不眠不休で調息を続けている殤不患(ショウフカン)。疲弊の度合いはいよいよ増し、限界を感じていた。だがその時、茂みをかき分け近づいてくる足音を聞きつける。
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毒手の誇り
解毒薬によって意気を取り戻した殤不患(ショウフカン)は、嘯狂狷(ショウキョウケン)に反撃を開始する。その戦いの中、嘯狂狷は蠍瓔珞(カツエイラク)に裏切りの奇襲を仕掛け、喪月之夜を奪い取ったが、現れた鬼鳥(キチョウ)に促され撤退する。よろめきながらも戦線を離脱する蠍瓔珞を追う、殤不患、浪巫謠(ロウフヨウ)の前に一人の男が現れる。
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妖姫の囁き
蠍瓔珞(カツエイラク)の手に渡った魔剣が喪月之夜の他にもあると踏んだ嘯狂狷(ショウキョウケン)が、今朝から西の街道に待ち伏せをしていることを凜雪鴉(リンセツア)から知らされた殤不患(ショウフカン)は事情を察し、急ぎ街道へ向かう。一方、最後の魔剣だけは死守しようと、人気のない道から逃げる蠍瓔珞の前に、身を潜めていた西幽衛兵が現れ立ちはだかる。
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弦歌斷邪
魔剣の輝きに苦戦を強いられる殤不患(ショウフカン)。助勢に駆けつけようとする浪巫謠(ロウフヨウ)は、凶暴化した嘯狂狷(ショウキョウケン)に手を取られ身動きが取れないでいた。七殺天凌(ナナサツテンリョウ)の気まぐれにより窮地を脱する殤不患だったが、嘯狂狷の救護に現れた凜雪鴉(リンセツア)を放任したために、その甘さに憤った浪巫謠は殤のもとを去ってしまう。
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強者の道
浪巫謠(ロウフヨウ)に負わされた傷により疲弊しきっている蠍瓔珞(カツエイラク)。そんな蠍に対して自らの命を削ることを命ずる七殺天凌(ナナサツテンリョウ)。意識を失いそうになるのを必死で耐え、素早く取り出した封印の呪符を七殺天凌に投げつけ、力を封じにかかるが、七殺天凌は意にも介さぬかのように笑い続けるのであった。
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魔剣/聖剣
新たなる遣い手、婁震戒(ロウシンカイ)を得た七殺天凌(ナナサツテンリョウ)は、さらなる血の饗宴を求めて蠱惑的な挑発を繰り返し、次々と犠牲者を増やしていく。一方で凜雪鴉(リンセツア)と嘯狂狷(ショウキョウケン)の商談はいよいよ大詰めに。巨万の富を夢見て宝物の換金へと赴く嘯狂狷を、凜雪鴉は冷ややかな微笑で見送る。
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悪の矜恃
七殺天凌(ナナサツテンリョウ)の美を讃えるためだけに神誨魔械を破壊すべく、仙鎮城を壊滅に追いやった婁震戒(ロウシンカイ)。だがその前に、破邪の信念で闘志を滾らせる浪巫謠(ロウフヨウ)が立ちはだかる。魔剣の恩寵に酔いしれる婁と、視界を封じ魅了の魔術を拒む浪。ついに因縁の対決の幕が切って落とされる。果たして勝負の行方は何処に……
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追命靈狐
凜雪鴉(リンセツア)の介入によって浪巫謠(ロウフヨウ)との対決に水を差された婁震戒(ロウシンカイ)。だが戦いの場を離れたことで、ようやく七殺天凌(ナナサツテンリョウ)と将来の願望について語らう機会を得る。一方、浪巫謠は傷も癒えぬままに嘯狂狷(ショウキョウケン)の追跡を断行。その行く手を阻むのは、魔剣・喪月之夜の力で傀儡化された衙門の衛兵たちだった。
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鮮血の恋歌
逃亡した嘯狂狷(ショウキョウケン)を追う殤不患(ショウフカン)。その殤を怨敵と見定め探し求める婁震戒(ロウシンカイ)。七殺天凌(ナナサツテンリョウ)を巡り争う剣士たちは運命の糸に導かれ、ついに魔脊山にて激突する。魔剣が放つ魅了の輝きを前にして、果たして殤不患に勝機はあるのか?
スタッフ
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キャラクターデザイン
ニトロプラス -
原案
虚淵玄(ニトロプラス) -
撮影
霹靂國際多媒體股份有限公司
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操演
霹靂國際多媒體股份有限公司 -
武器デザイン
霹靂國際多媒體股份有限公司 -
総監修
虚淵玄(ニトロプラス) -
脚本
虚淵玄(ニトロプラス) -
造形アドバイザー
グッドスマイルカンパニー -
音楽
澤野弘之 -
音響監督
岩浪美和
キャスト
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凜雪鴉
鳥海浩輔 -
嘯狂狷
新垣樽助 -
殤不患
諏訪部順一
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浪巫謠
西川貴教 -
禍世螟蝗
速水奨 -
聆牙
小西克幸 -
蠍瓔珞
高垣彩陽 -
諦空
石田彰 -
謎の姫
悠木碧