A.I.C.O. Incarnation
エピソード
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接触
2年前、黒部峡谷で起きた人工生体の研究中の大事故・バースト。その事故に巻き込まれ、家族を失った15歳の橘アイコは、悲しみを振り払うよう懸命にリハビリを続けていた。病院生活にも慣れ、明るい友人に囲まれ、平穏な日々を少しずつ取り戻していくアイコ。そこへある日、一人の転校生がやってくる。神崎雄哉と名乗る彼は、アイコが入院する桐生病院に検査を受けにきたというが……。
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標的
雄哉の活動拠点へと連れてこられたアイコ。出迎えたのは人工生体の開発者・黒瀬と、ダイバーの篠山だった。そこでアイコは、自身の体が偽物――人工生体であることを告げられる。さらに死んだはずの家族が生きていることを知り、動揺するアイコ。バーストを収束させるためにも、プライマリーポイントへ一緒に来て欲しいと話す雄哉だが、戸惑うアイコは……。一方、彼らに新たな危機が迫ろうとしていた。
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決断
謎の組織による襲撃を受けた雄哉たち。アイコと雄哉を攫ったのは、マター対策庁の局長・南原によって組織された特務班であった。班長である小佐波の話から、自分が保護されたことを知るアイコ。しかし、安堵とは別に、その胸中を占めるのは雄哉たちから聞かされた情報だった。母と弟は生きているのか、自分の本当の体はどこにあるのか――。真実を求めて、アイコは大きな決断を下す。
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遭遇
プライマリーポイントへ向かうべく、雄哉、ダイバーたちと共にエリア内を進むアイコ。黒部峡谷一帯を浸食するマリグナント・マターは、予想を超えた脅威となり一行の行く手を阻む。そこで篠山は、黒部ダムのゲートを使った作戦をダイバーたちに指示する。一方、首相官邸では、マリグナント・マターの措置について会合が開かれていた。エリア一帯を焼き払うべきだという議員の主張に、南原は強く反論する。
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記憶
補給を兼ね、柳河原キャンプで束の間の休息をとる一同。一方、黒瀬は黒部に出向いてきた南原に接触。彼女や伊佐津にはそれぞれの思惑が...。
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覚醒
K2の門番が活性化する日の出までに先を急ぎたい一同。ところが楓のせいで作戦に遅れが...。一方、伊佐津は黒瀬に対し、ある処置を取っていた。
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突破
アイコを奪還しようと一同を追ってきたCAACは強硬手段に出る。黒瀬は伊佐津の娘、柚葉の脳の活動がマターの活性とリンクしていることに気づく。
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行路
アイコの皮膚に浮かぶ、カーボン・ナノ・ストラクチャーの黒い帯。動揺するダイバーたちに篠山と白石は、アイコの身体の真実――脳以外の全身が人工生体であること――を告げる。マリグナント・マターの恰好の餌となるアイコの“合成体”。ダイバーは自分たちが常に危険に晒されていたことを知り、クライアントの雄哉に対し不信感を募らせる。重たい空気がチームに漂う中、彼らの道行きに最大の試練が訪れようとしていた。
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真実
篠山を失い深い悲しみに暮れる白石は、一つの問いをアイコに投げかける。雄哉のことを信じているか、と。さらに白石は、アイコの知らなかった新たな真実を伝える。アイコが本物の体を取り戻した時、“もう一人のアイコ”は消失してしまうというのだ。アイコはもう一人の自分に思いを馳せ不安に苛まれるが、雄哉を信じようと心に決める……。そしてついに一行は、プライマリーポイントへと通じる最後の関門“K5”に辿り着く。
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選択
マリグナント・マターの中に取り込まれ、もう1人の自分と話をするアイコ。一方、雄哉の前に現れた人型マターは、柚葉の思いを雄哉にぶつけ...。
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矜持
アイコと再会を果たした雄哉は、大変な決意をアイコから聞かされる。それは、アイコにとって自分自身を犠牲にするものだった。母と弟、そして自分ではない“本物の橘アイコ”を救いたいと話すアイコ。その決意は雄哉の望みでもあったが、受け入れられない自分がいることを雄哉は知る。刻々とタイムリミットが近付く中、桐生病院では伊佐津が新たに動き出そうとしていた。伊佐津と雄哉――由良俊英の因縁の対決が幕を開ける。
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再生
多目的手術装置「アルサス」に辿り着く雄哉たち。ついに、アイコの体の交換手術が始まろうとしていた。しかし、伊佐津の暴走は留まるところを知らず、人型マターの群れが雄哉たちを襲う。そこへ駆けつけたのは、相模たちダイバーだった。アイコの固い決意を知り、覚悟を決めるダイバーたち。そして雄哉は手術を前に、自分自身の思いをアイコに告げる。雄哉とアイコ、共に歩んできた二人が選ぶ未来とは――。
スタッフ
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CGIディレクター
太田光希 -
アニメーション制作
ぽんず -
キャラクターデザイン
石野聡
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キャラクターデザイン・総作画監督
石野聡 -
キャラクター原案
鳴子ハナハル -
コンセプトデザイン
岡田有章 -
サウンド·プロデュース
UTAMARO movement -
シリーズ構成
野村祐一 -
マターデザイン
三輪和宏 -
メインメカニックデザイン
高倉武史 -
原作
BONES -
撮影監督
福田光 -
監督
村田和也 -
総作画監督
石野聡 -
編集
坂本久美子 -
美術監督
東潤一 -
色彩設計
岩沢れい子 -
音楽
岩代太郎 -
音楽制作
ランティス -
音響効果
古谷友二 -
音響監督
明田川仁
キャスト
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三沢楓
M・A・O -
伊佐津恭介
子安武人 -
南原顕子
田中敦子
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橘アイコ
白石晴香 -
水瀬一樹
村田太志 -
白石真帆
茅野愛衣 -
相模芳彦
古川慎 -
神崎雄哉
小林裕介 -
篠山大輔
竹内良太 -
芹遙香
名塚佳織 -
黒瀬進
大川透