プリティーリズム・オーロラドリーム
エピソード
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スタア誕生!
アイススケートとファッションの融合による、歌と踊りの一大エンターテイメント「プリズムショー」。ファッション大好きな少女・春音あいらは、憧れのモデル高峰みおんがデビューすると知ってショーに興味を持つが、彼女自身は運動神経ゼロの超ドジっ子。自分には縁遠い世界だと思っていた。しかし、買い物に出かけたショッピングモールで、そのコーデセンスが芸能事務所の敏腕マネージャー滝川純の目に止まる。あいらは半ば強引に、同じく運動センスを純に認められた少女・天宮りずむと共に、イベントショーのステージに上がることになってしまった。
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りずむ、心のジャンプ!
新学期、クラスメイトとなったりずむに、放課後あいらが連れて行かれたのは、芸能事務所「プリティートップ」のダンススクールだった。そこで彼女に、いきなりダンス勝負を挑まれるあいら。先日のショーで努力もなく偶然ジャンプを決めてしまったあいらを、りずむは許せないのだと言う。居合わせた純や男性アイドルグループ「コーリングス」リーダーのショウが見守る中、仕方なく踊ろうとするあいらであったが、本来運動オンチな彼女に上手く踊れるはずもない。しかし、そんなあいらを、事務所社長の阿世知はプリズムショーデビューさせると言い出した。
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これがコーチ!?ラビチとベアチ
「飛ばないプリズムスター」として、デビューしてしまったあいら。そんな彼女とりずむに、特別ダンスレッスンが行われることになった。しかし、レッスン室に待ち構えていたのは、なんとしゃべるペンギンのぬいぐるみ・ペンギン先生。そして二人の専属コーチとして付いたのは、やはりしゃべるぬいぐるみであるウサギのラビチとクマのベアチであった。ラビチとベアチはそれぞれあいらとりずむと行動を共にし、日常生活の中でレッスンを行うことに。ところがあいら達は、なぜかダンスやファッションとは関係のない、おかしな事ばかりをやらされる。
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イースターは胸キュン体験!
プリズムストーンの新作を買おうと、あいらはりずむと一緒にショップを訪れる。残念ながら目当ての商品は売り切れていたが、二人は店のデザイナーの知り合いだというコーリングスの三人に頼まれ、ショッピングモールを盛り上げるためイベントを手伝うことに。あいらのアイデアでイースターイベントを行うことになるが、ラビチ達がプリズムショーもやると言い出し、一転してゆううつになるあいら。イベントの準備を進める中、ショウに励まされたあいらは、その視線に胸がドキドキと高鳴り、彼の存在を意識してしまうのだった。
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パパにはナイショでファッションショー
あいらとりずむをメインとして、プリズムショーとファッションショーのコラボイベントが開催されることとなった。しかし、街中で大々的に展開される宣伝に、あいらは今もデビューを隠し続けているプリズムショー嫌いの父、ヒロシにバレてしまわないかと気が気でない。りずむに協力して貰って、なんとかごまかしながらイベントを目指してレッスンを進めるあいら。しかし、りずむにやはり父親に話すべきだと説得され、チケットを渡して打ち明けることを決意する。ところが、それよりも先にヒロシがショーのチラシを見てしまい、最悪の形で秘密がバレてしまった。
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プリズムの輝きはいつもここに
母の日の企画として、プリズムショーファンの親子を集めたツアーに参加することとなったあいらとりずむ。阿世知社長は二人の親にも来て貰えと言うが、現在母親が家にいないというりずむは、父親の参加も嫌な様子。しかし、その帰り道、二人に声を掛けてきた軽いノリの男こそ、りずむの父・龍太郎であった。龍太郎が元アイドル、りずむの母・そなたがプリズムスター、そして自分の母・おみがそのスタイリストだったと知るあいら。翌日、ツアー会場で子供達にレッスンをする二人は、母親が仕事で遅れて寂しいのに虚勢を張る少女なつきと出会う。りずむは彼女に自分の姿を重ねるのだが……。
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絶交!?あいらとりずむの大ゲンカ
プリズムショーなど自分がやる価値がないと言い放ち、失踪中の高峰みおん。そんな彼女を呼び戻すほどのプリズムスターとなるため、デビューしたあいら。……のはずだったが、その運動神経の無さは相変わらずで、レッスンではいまだに転んでばかり。りずむにフォローして貰いながら、なんとか続けていたのだが……。あいらの憧れであるみおんの事をりずむが批判したことから、口論になってしまう二人。ダンスよりもファッションが第一のあいらと、なによりもジャンプに情熱を燃やすりずむ。もともと正反対であった二人の意見が衝突し、ついに喧嘩になってしまった。
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りずむピンチ!お勉強大作戦
実はあまり勉強が得意ではないりずむは、学校のテストで散々な点数を取ってしまった。プリティートップは文武両道がモットーだとする阿世知社長は、追試で70点以上を取らなければテスト後に行われるプリズムショーに出場させないばかりか、そのまま引退させるとまで言い渡す。やめさせまいと応援するあいらと共に、純や衣装担当の赤井、更にペンギン先生にまで勉強を教わるりずむ。しかし全員が全員、その教え方が個性的過ぎてまったく身にならない。結局、勉強が進まないままついに追試とショーが翌日に迫り、焦るりずむであったが・・・。
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学園祭と秘密の約束
新人プリズムスターの登竜門ティアラカップ。その優勝者には、ピュアクリスタルティアラのプリズムストーンが贈られるという。初めて大きな大会に出場することになり、不安になりつつもティアラを使ったコーデに胸をときめかすあいら。一方、伝説のプリズムクイーン・神崎そなたがかつてティアラカップで優勝したと聞き、りずむは奮い立ちながらも思いつめた様子を見せる。学園祭のプリズムショーに、二人でゲスト出演して欲しいという依頼が来ても、大会の練習が忙しいと断るりずむ。一人練習に集中しようとするが、気ばかりが焦って上手く踊れなくなってしまう。
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雨のちラブリーレインボー
ティアラカップでりずむと競わなければいけなくなった上に、梅雨の空模様に憂鬱な気分のあいら。レッスンにも身が入らない彼女であったが、そこへショウが日曜日に二人で会いたいと誘ってきた。デートかと冷やかし、仕入れたばかりの恋愛ハウツー本の知識を教えるりずむ。そんなことは無いと思いつつも、淡い期待に胸を膨らませるあいらだったが・・・。しかし、当日プリズムストーンショップであいらを出迎えたショウは、なぜか心ここに在らずといった様子。わざわざ呼び出したあいらを放ったまま、突然スケッチブックに絵を描き始めたりするのだった。
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開幕!ティアラカップ
ついに開催されたティアラカップ。三回戦に分かれた勝負の初戦は、「ウエディング」をテーマとしたコーデ対決。りずむや他の出場者たちが、当然のようにウエディングドレスのイメージである白い衣装で挑もうとする中、一人迷いを見せるあいら。しかし、様子を見に来た阿世知社長の言葉からヒントを得て、ようやく自分が望むコーデを思いつく。他の出場者たちとは違う、自分なりのファッションでステージへと上がったあいらの姿に、審査員たちも驚きの声をあげる。そして、そんな彼女を影から見つめる一人の少女……みおんの姿がそこにあった。
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勝利の栄冠(ティアラ)は誰の手に!?
ティアラカップ決勝戦へ進出が決まったあいらとりずむ。龍太郎やヒロシたちも応援に駆けつけ、二人もお互いに全力で臨もうと気を引き締める。しかしそんな中、人気の無い控え室に怪しい影が。二人に負けたことを逆恨みした選手たちが、プリズムストーンを盗もうとしていたのだ。偶然通り掛かったみおんに辛らつな言葉を投げつけられ、更に怒りをあらわにしてストーンに手を伸ばす少女たち。そして控え室に戻ったりずむが、ストーンが全て無くなっていることに気付く。決勝戦が近づき焦る彼女に、あいらは自分の荷物は無事だったと言ってストーンを渡すのだが……。
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アンディの涙
母親の記憶のないりずむに残された、母の手作りのぬいぐるみ・アンディ。そのアンディが不思議なことに突然ベアチに語りかけ、二体は時間をさかのぼってりずむの母・神崎そなたの過去を辿る旅に出る。15年前、そなたと後のプリティートップ社長・阿世知今日子はプリズムスターとしてライバル関係にあった。しかし、龍太郎との間にりずむを授かったそなたはショーから身を引き、親子三人で隠れるように暮らすことになる。ところが、阿世知が伝説のジャンプ「オーロラライジング」に挑戦すると聞き、そなたの心に燻っていたショーへの想いが再燃してしまう。
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みおんスイッチオン
ようやくプリティートップへと戻ってきたみおん。その高飛車な態度に腹を立てるりずむと、憧れのみおんを前にして舞い上がるあいら。しかし、ファッションの撮影では服を乱暴に脱ぎ散らかし、レッスン場のリンクを一人で貸り切って練習をするみおんに、あいらも理想のみおん像が崩れショックを受ける。そんな中、三人にサマークイーンカップに出場するようにと言い渡す阿世知社長。しかもこの大会はデュオでの出場となっており、その一人は実力が上のみおんに決定している。そこで七夕プリズムショーで、どちらがみおんのパートナーになるか決めることになった。
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めらめらハートがあつくなる!
歌に自信が無いというあいらとりずむを、手っ取り早く自分と釣り合いが取れるようにするため、むりやりCDデビューさせてしまおうと企んだみおん。しかし、阿世知社長はまずは三人でデビューさせるプランを立て、次のプリズムショーまでに自分たちで作詞をするようにと命じる。とは言え、作詞などはじめてのあいらとりずむは悪戦苦闘。そんな中、そちらの才能でもみおんが一歩リードを見せ、普段の態度とギャップの激しい可愛らしい詩を書き上げ、あいらたちを驚かせる。残る問題は二人の歌唱力。そこでみおんは、コーリングスとの特別レッスンを行うことにする。
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ネコチの試練
なぜかレッスンに身が入らない様子のみおん。実は海外にいる両親の帰国が延期となり、プリズムショーに間に合わず気落ちしているのだ。どうにか調子を取り戻して欲しいネコチだったが、これまでみおんが常に完璧であったがために、応援の仕方がわからないという。一方、あいらとりずむは願い事が叶うと噂のプリズムコーデウォッチをしてから絶好調。そこで二人は、みおんに同じウォッチを贈ろうと考えたのだが、ネコチが自分のことをみんなに勝手に話したと知ったみおんはパートナー失格だと言い放ち、ネコチを置いて立ち去ってしまう。
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ハピラキサマーはケーキで特訓!
デュオでのバトポンの扱いがなかなか上手くならず、夏休みに入ってもレッスンを続けるあいらとりずむ。そんな中、あいらの家のスイーツショップが、なぜか突然の大繁盛。実はコーリングスがテレビで店のケーキを紹介したために、客が殺到したらしい。そこで、二人も大忙しのヒロシたちを手伝うことにする。ところが、そこへ様子を見に来たみおんとネコチ。相変わらず嫌味なことを言うネコチに腹を立てたラビチとベアチが暴れ出し、厨房がメチャクチャになってしまう。そこでみおんのアイデアで、プリズムストーンショップを借りて期間限定の臨時営業をすることになった。
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夜空に花咲く恋ゴコロ
夏休み返上でレッスン漬けの毎日に、流石に少し不満気味なあいらたち。そこで息抜きも必要だと阿世知社長を説得し、あいらとりずむ、そしてコーリングスの三人で夏祭りへ行くことになった。しかし会場到着早々、立ち並ぶ様々な屋台にテンション急上昇で突進していくりずむと、それを追って人ごみに消えるヒビキ。さらに、たまたま一人で遊びに来ていたみおんの荷物持ちに連れて行かれるワタル。そんなこんなで二人きりで取り残されるあいらとショウ。いつの間にやら三組のペアになり、それぞれが二人でお祭りデートをすることになってしまっていた。
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デュオ決定!運命のガールズ・デート
迫るサマークイーンカップ。しかし、あいらとりずむのどちらがみおんのデュオの相手となるのかまだ決まらずにいる。そこでみおんは二人とそれぞれデートをして、その内容で見極めると言い出した。まずは翌日、あいらのデートプランで動物園へとやって来た二人。憧れのみおんと過ごす休日に、浮き足立って毎度ながらのドジを連発するあいら。それでもなんとか無事に一日を過ごし、それなりに楽しかったと感想を洩らすみおんに胸を撫で下ろす。だが、みおんの大会に出たいかという問いかけに対し、自分よりもりずむに出て欲しいと答えたあいらに、彼女は腹を立てて帰ってしまった。
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ライバルは関西っ娘(こ)!セレナとかのん登場!!
デュオを組むこととなったあいらとみおんであったが、二人の息が合わないままサマークイーンカップ開催が明日へと迫る。特にあいらの不調の原因は、大会に出場できなくなったりずむがレッスンにも来なくなってしまったこと。いつも一緒にいたりずむが隣にいない不安に押しつぶされそうになりながらも、家族の応援でなんとか頑張ろうと決意を固めるあいら。一方、誰もいないレッスン場で、悔しさに頬を濡らし一人練習を続けていたりずむ。様々な想いが交錯する中、みおんは大会で勝利するために、誰も考えなかったある秘策を実行しようとしていた。
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嵐のサマークイーンカップ
あいらたちの前に立ちふさがる西のプリズムスターデュオ、城之内セレナと藤堂かのんペア。一癖も二癖もある大胆不敵なライバルの登場に、優勝を目指して心を一つにする三人。あいらのコーデ、りずむのジャンプ、そしてみおんのアドバイス。自分たちの考える最高のダンスを踊るため、お互いがお互いをフォローし合い、絆を深めていくあいらたち。そしてついに、揃いの衣装に身を包み、絶対の勝利を確信して決勝の舞台へと上がる二人。はたしてサマークイーンカップを制し、ピュアホワイトウェディングを手にするのはどちらのデュオか。
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スケート座の祝福を君に!
サマークイーンカップが終了し、次の目標に向けて更なるレッスンに励む三人。そして、これからもプリズムショーを頑張っていくために、あいらの発案で大会のお疲れ様会を開くことになった。しかも開催日は、偶然にも同じだったあいらとりずむの誕生日と決定。そこでみおんは、二人にバースデーザプライズを行おうと考えるのだが、今まで人の誕生日を祝ったことがないため何をすればいいのかわからない。二人の家族にこっそりとリサーチをかけ、コーリングスの協力も取り付けたみおん。しかし、仲の良い二人の間に自分が入り込んで、喜んで貰えるのか自信を持てないでいた。
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MARsドキドキ芸能界デビュー
三人組のガールズユニット『MARs』として、あいらたちの芸能界デビューが決定した。しかも、コーリングスの生放送番組がテレビ初出演となり、あいらとりずむは前日の夜から緊張し通し。いよいよ番組が始まってからも失敗ばかりだったが、みおんのフォローのおかげでなんとか進行していた。ところが、こっそり観覧席に紛れ込んでいたヒロシが娘可愛さに暴走。更に追い打ちをかけるように、あの因縁のライバル、セレナとかのんが特別ゲストとして登場。番組ラストでの歌の披露を賭けて、ゲームで対決することになってしまう。
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修学旅行でお笑い対決
京都への修学旅行を楽しみにするあいらとりずむ。しかも、一学年上のみおんも、これまで行けなかったとのことで、特別に参加することに。京都に到着したあいらたちは、そこで一人で番組収録中のヒビキと遭遇する。思わず心ときめくりずむであったが、そこへ偶然居合わせたセレナとかのんが乱入。何やらヒビキとは昔からの知り合いらしく、ただならぬ仲の良さを見せつけるかのんに、りずむは激しく対抗心を燃え上がらせる。翌日、再び顔を合わせてしまい、一触即発の火花を散らすりずむとかのん。そんな二人の様子に、セレナは仲直りの印にと自分たちのショーのチケットを渡してくるのだが……。
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友情の誓い!オーロラの翼
今夜はりずむの家でお泊り会。あいらたちはみおんも誘うのだが、セレブなお嬢様たちとの食事会の先約があるという。友達など表面上だけの存在でしかないと洩らすみおんに、亜世知社長はあいらとりずむは友達ではないのかと問いかける。その夜、二人で過ごしていたあいらたちの元へ、退屈な食事会を抜け出したみおんがやってきた。慎ましい催しに不満を言いながらも、三人一緒の時間にこれまでにない楽しさを覚え、次第に打ち解けていくみおん。しかし、りずむの部屋に置かれたオーロラライジングについてのノートと、りずむの母・神崎そなたの写真を見つけてしまう。
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こねてまとめる!勝負のプリティーレシピ
エプロン姿で高峰家のキッチンに集まった、あいら、りずむ、みおん。お世話になっている阿世知社長へのプレゼントとして、何やら料理を作ろうとしているのだ。包丁を握ってもやっぱりドジなあいらと勢いで突っ走るりずむ、そして当然の如くそつなくこなすみおん。そんな性格もバラバラで、別々の道を歩んできた全く境遇の違う三人が、こうして集まって一緒にプライベートな時間を過ごしているという、ほんの少し前までなら考えもしなかった現状。しかし、今や同じ道を歩む三人が、まさに力を合わせて一つの料理を作りながら、様々な想いを語り合う。
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南国ビーチのドルフィンビーナス
テレビ番組のロケで、南国のリゾート地サイパンへとやってきたMARsの三人。初めての海外に浮かれるあいらであったが、番組の企画はまたもやせれのんコンビとの対決で、無人島で額にハート印のある伝説のイルカを探すというものだった。反論する間もなくあれよあれよと無人島に置き去りにされた五人は、結局対抗心を燃やし二手に分かれイルカ探しを開始。海岸を探索していたあいらたちは、そこでワイヤーに絡まり身動きの取れなくなっていたイルカを発見する。それは伝説のハートイルカではなく親とはぐれた子イルカだったが、自分の境遇と重ねたりずむが、親イルカを探してやろうと言い出した。
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頑固オヤジにはちみつキッス
順調に波に乗りつつあるMARsの芸能活動。今日の仕事はグルメ番組のレポーターとして、秋葉原のカレー店を紹介するというもの。しかし、三人が取材に向かった先は、カレー一筋四十年、昔かたぎな超頑固者の店長が経営するという店だった。店長の様子にガチガチに緊張したあいらや物怖じしないりずむ、そしてスタッフの指示通りに仕事をこなすみおんに、ついに店長の怒りが爆発し、店を追い出されてしまう。そこで再度レポートに挑戦すべく、秋葉原らしくメイド服に着替えようと提案するあいら。ところが、みおんはメイド服など自分らしくないと、断固拒否してストーンを受け取ろうとしない。
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トリオでジャンプ!Hip Hop Win!
MARsの次なる目標は、トリオの大会「ピュア・クリスタル・ハイヒール・カップ」。新曲も完成し、りずむの提案でその振り付けを自分たちで考えることになった。とは言え三人一緒のダンスは慣れておらず、なかなか上手く踊ることが出来ない。そんな折、みおんがニューヨークで通っていたダンススクールでの仲間、ユリが訪ねて来る。振り付けが決まらずに悩んでいたみおんは、ヒップホップダンス界では有名人であるユリに、独断で振り付けを依頼する。ところが、あくまでも三人で作ることにこだわるりずむが大反対。みおんと激しく言い争いになり、ついに二人はケンカ別れしてしまった。
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ドキドキハロウィンはときめきじゃナイト☆
横浜元町商店街で行われるハロウィンイベントに参加することになったプリティートップ。早速、あいらたちがどんな趣向を凝らそうかと様々なアイデアを出し合う中、なぜかワタル一人だけは浮かない様子。その視線の先には、純に笑顔を向けるみおんの姿があった。仮装ダンスパーティー用の衣装の準備でも、裁縫の腕をみおんに自慢しようとするのだが、やっぱり最後には純にいいところを持っていかれてしまい、またもや複雑な気分になるワタル。しかも彼は、実はその胸のモヤモヤの原因が何なのか、自分自身でもわからずにいたのだった。
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あいらとふれあ、コラボっちゃお♡
大好きなプリズムストーンショップで衣装合わせだというのに、何故か乗り気でないあいら。翌朝、開店前に着いてしまった店の前で、じっと座り込んでいた少女、南梨ふれあと出会う。最近引っ越してきた彼女はプリズムストーンに憧れ、待ちきれずに飛んできたのだという。ショウに店内に通され、洋服の山に瞳を輝かすふれあ。そんな彼女に、ショウはプリズムストーンのデザインコンテストに応募しないかと提案する。早速デザインに思いを巡らせ、意気込みを見せるふれあ。ショウはあいらにもデザインしたいかと問うのだが、返ってきたのは彼女らしくない、今は余裕がないという消極的な答えであった。
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爆笑!せれのん浅草漫才修行
新人お笑いグランプリに出場したせれのんの二人であったが、惜しくも優勝を逃してしまった。納得のいかないセレナはかのんを連れて、一人だけ低い得点を付けたベテラン漫談師、中山しずこの元へと乗り込む。もう一度ネタを見せて採点をやり直させようとするのだが、のらりくらりと言葉をかわされ、いつの間にか舞台の掃除をさせられていた二人。しかも、翌朝早くにも呼び出され、なぜか老人会の浅草観光のガイドまでやらされることに。やはり勢いで押し切られ、老人たちを引き連れてしぶしぶ浅草を巡る二人。更には、その翌日のしずこの引退記念演芸ショーの出演まで勝手に決められていた。
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あいら in ワンダーガール
最近プリズムショーの仕事が忙しく、全然構ってくれないあいらに、双子のうるとえるはご機嫌斜め。今日も二人の誕生日だというのにあいらはレッスンに向かおうとするのだが、迎えに来たりずむとみおんが気を利かせ遊びに行こうと提案。そこでうるとえるの望みで、遊園地「プリズムランド」へ行くことになった。ところが、園内に入ってもショーのことを気にするあいらに、二人は怒って走り去ってしまう。慌ててあいらたちが探し回る中、巨大な「夢の樹」がそびえる丘へと辿り着いたうるとえるは、そこで不思議な雰囲気を持つ少女、久里須かなめと出会うのだった。
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これって恋!?芸能界ラブバトル
歌にドラマに大活躍中の、国民的スーパーアイドル・ナナ。その主演映画で、ショウが彼女と共演することになった。しかも、あいらは偶然テレビ局の楽屋で、愛を語り合う二人の様子を目撃してしまう。慌ててその場を立ち去るが、りずむたちの前でも動揺を隠すことが出来ない。後日、あいらの前に現れたナナ。ところが、彼女は清純派で売る表の顔とは全く別の、意地の悪い裏の顔を持っていた・・・。
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MARsドリームライブ!
武道館ライブに向けて、猛レッスン中のMARs。厳しくも充実した練習からの帰り道、あいらはプリズムランドで出会った少女かなめと再開する。街の人々はいつも急いでいて可愛そうだと言うかなめに、あいらはそんな人たちに笑顔になって欲しいから自分は歌うのだと答え、ライブのチケットを渡すのだった。そんな中、プリティートップにせれのんが乗り込んできた。クリスタルハイヒールカップが近づく中、アイドルとショーの両立など甘いと言い放つ二人。しかし、あいらはライブを成功させ、その上で大会も優勝してみせると宣言。そしてついに、MARs武道館ライブの幕が上がる。
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かなめは天使(エンジェル)?それとも悪魔(デビル)?
いよいよ翌日に迫ったクリスタルハイヒールカップに向け、最後の調整を終え準備万端のMARs。あとは明日のために休息しようと三人は解散するが、胸の高鳴りが収まらないあいらは、一人居残り練習をしようとプリティートップへと戻る。ところがそこへ、あいらに会うためにかなめがやって来た。レッスン場で二人きり、プリズムショーに出会い大きく広がっていく自分の夢を語るあいらと、それを興味深そうに聞き入るかなめ。りずむたちにも語ったことのない胸の内を明し、かなめも自分の境遇を話すことにより、二人の距離はますます縮まっていくのだった。
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激闘!クリスタルハイヒールカップ
波乱の予感と共に、クリスタルハイヒールカップが開幕。だが、大会当日でありながら早朝のプリティートップのレッスン場には、必死にジャンプの練習をするあいらの姿があった。しかし、その身は宙を舞うことなく、幾度も転倒しリンクへと打ち付けられる。プリズムジャンプは心の飛躍……胸に不安を抱いてしまったあいらは、跳べなくなってしまったのだ。結局一度も成功できず、肩を落としたまま一人遅れて会場の控え室へと入ったあいら。だがそんな彼女に、りずむとみおんは思い出させるように語りかける。MARsとして、三人で共に歩んできた道のりを。
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ミラクルスノーの降る夜に
クリスマスイブの夜に、MARsとコーリングスによるクリスマスショーが開催されることとなった。街もクリスマスムードが盛り上がりつつある中、あいらはかつて自分も卒園し、今はうるとえるが通う幼稚園の園長、サンタ先生と再会。クリスマス準備中の園内に招かれ、そこで海斗という少年と知り合う。近々沖縄へ引っ越してしまう海斗は、まだ見たことのない雪がイブの夜に降るのを心待ちにしているという。しかし、その日が晴れだと聞いて気落ちする彼に、あいらはなんとかして雪を見せてやりたいと考えるのだが……。
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新春特番・プリズムショーの魅力に迫る!
最近巷でますます人気の高まるプリズムショーを紹介する特別番組の撮影が、プリティートップで行われることになった。プリズムスター代表としてゲスト出演するのは、もちろんMARsの三人。女性アナウンサー、植田萌子と紺野あさ美の司会で、プリズムジャンプの秘密やショーを彩って来た衣装の数々の解説、そしてせれのんやかなめたちライバルプリズムスターのことにいたるまで、プリズムショーに関する様々な質問に答えていくあいらたち。しかし、そんな和気あいあいと進む撮影の裏側では、ペンギン先生とヤマダさんが暗躍し、ある計画を進めていたのだった。
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それぞれの決意
プリズムショー最大の大会プリズムクィーンカップ。この大会で優勝すれば真のプリズムクィーンとして認められるが、そのためにはオーロラライジングの成功は必須。そこでMARsの三人は実力の向上と共に、様々な大会で優勝賞品となっているピュアホワイト以外のウェディングコーデを獲得するために、それぞれ別の大会に出場することになった。ところが、みおんはオーロラライジングが優勝の絶対条件だと納得出来ず、やる気がないという。しかし、ベテランプリズムスター・富樫かりなに自分のプリズムショーを批判されたことから、彼女に勝って認めさせるために一転して大会出場を決意する。
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ピュアプレミアムウェデイングの願い
ピュアプレミアムウエディングのストーンを手にするため、一人でウィンタークィーンカップへと出場することになったあいら。久しぶりに別々の活動を進めるMARsであったが、離れていても頑張っているりずむやみおんの姿に、あいらも絶対に優勝を勝ち取ると奮起する。その以前とは見違えるほどに成長したあいらの様子に、逆に過去を振り切ることが出来ずにいる阿世知社長は語り始める。12年前、プリズムクィーンの座を競い合うライバルであった、りずむの母親・神崎そなたがオーロラライジングを飛んだ、あの日へと至る出来事を……。
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りずむとそなた、運命の再会
プリズムクィーンカップの出場権を得るために、次々と大会に出場して着実にポイントを稼いでいくあいらたち三人。そして今日は、りずむのソロ大会出場の日。あいらやヒビキ、せれのんたちも応援に駆け付け、優勝を目指し気合充分のりずむ。しかもその大会には、オーロラライジングの片鱗を見せ、今や注目の的となっているかなめも出場していた。オーロラライジングを跳んだ時のそなたのダンス、そしてあいらのジャンプを完璧にコピーしたかなめのショーに奮い立たされ、今跳べる最高のジャンプを見せるためリンクへと立つりずむ。……しかしショーの最中、りずむは観客席にいる、ある人物に気づいてしまった。
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友情のピュアホワイトウェディング
母そなたがオーロラライジングを飛んだときに使用した、ピュアホワイトウェディングにこだわるりずむは、他のウェディングコーデを着ることを拒否し続けていた。自分のミスのせいでりずむたちが大会で負けて、ピュアホワイトウェディングを手にできなかったと後悔しているみおんは、一人せれのんの元へと向かう。プライドをかなぐり捨て、二人に頭を下げてストーンを譲ってほしいと頼み込むみおん。そのためにはなんでもするという彼女に、セレナはプリズムダンスバトルに勝てば渡してやるという条件を出してきた。一方でかのんはりずむに、アクアリウムカップで勝てばストーンを讓るが、負けたらヒビキに近づかないよう言い渡すのだった。
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スイート&ビターバレンタイン
レッスンの合間をぬってショウのためにチョコを用意したあいら。だが、ショウは何かをデザインするために閉じこもっているという。そんな中、あいらを連れて、阿世知は春音家を訪れる。ヒロシとおみに、あいらがオーロラライジングを飛ぶことを了承してもらうためだった。おみは大反対するが、ヒロシはあいらの思いを組んで、背中を押す。春音家の応援も加わり、気持ちも新たにバレンタインカップに臨むあいら。そんなあいらの前にショウはある物を手に現れる。一方、りずむもケイの厳しいレッスンの合間をぬって、ヒビキにチョコを渡そうとする。しかし、ケイに命に代わるもの全てを差し出す覚悟ができていないと咎められる。心が引き裂かれる思いで、りずむはある決意をするのだった。
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光訪ねてブエノスアイレス
世界各国の大会で優勝を重ね、既にプリズムクイーンカップの出場ポイント数を獲得しているみおんであったが、何故かまだ日本へ帰ろうとしない。オーロラライジングを超える自分だけのジャンプを編み出そうと、それを掴むためのヒントとなる「光」を探していたのだった。みおんの前に現れた純は、みおんを生まれ故郷のブエノスアイレスへと連れて行く。そこにはスケート座の女神が踊った、伝説のステージがあるのだという。しかし、あいらたちとは違って、スケート座の祝福を受けていないと思っているみおんは興味を示さない。そんなみおんに純はサプライズゲストを用意していた。
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対決!あいらVSりずむ
オーロラライジングを飛ぶために、ケイのもとで猛特訓を進めるりずむ。次第に、その厳しいレッスンにのめり込むあまり、狂気に陥り、あいらに憎しみを抱くようになる。異変に気づいた龍太郎はあいらとおみを連れて、ケイとりずむの元に訪れる。だが、りずむは久しぶりに会ったあいらに宣戦布告する。りずむの豹変ぶりに衝撃を受けるあいらだが、りずむを正気に戻すため、プリズムショー対決を受ける。対決の場所はショッピングモール。衣装はあいらの希望で、スター衣装。二人が出会った時と同じシチュエーションで戦いの火蓋は切られるのだった。
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ファイナリストをかけて
一番乗りでプリズムクイーンカップ出場権を得たみおんが、ようやく日本へと凱旋帰国。残る3つの出場枠を賭け、あいらとりずむ、せれのん、そしてかなめが揃って同じ大会で激突することとなった。プリズムクイーンカップに出場するには、あいらは3位、りずむは優勝しなければならない。緊張が走る中、セレナ、かのんが次々に高得点を叩きだす。そして、ついに注目のかなめがリンクに登場し、何と13年間誰も飛べなかった神崎そなたのオーロラライジングを成功させる。先にオーロラライジングを飛ばれ、少し落ち込むりずむ。そんなりずむを見たあいらは、あることを決意する。
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そなたの冬
あいらの気持ちを受けたりずむは、オーロラライジングを飛ぶことを決意する。そして、3人で勝ち取った「ピュアクリスタルハイヒール」、せれのんから譲り受けた「ピュアホワイトウェディング」、あいらから託された「ピュアクリスタルティアラ」、そしてアンディのハートのストーンをつけたネックレスという、サムシングフォーのコーデでリンクへと降り立つ。オーロラライジングを成功させるため、空に舞い上がったりずむ。その瞬間、アンディのストーンを被っていた殻がはじけ、中からプリズムストーンが姿を現す。そして、オーロラライジングの光の中で、りずむは母そなたの思いを垣間見たのだった。
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舞い上がれ!オーロラの翼
ついにプリズムスターの頂点を決めるファイナルステージ、プリズムクイーンカップが開催。りずむもオーロラライジングのショックから回復し、あいらとみおん、そしてかなめの4人がプリズムクイーンの座を賭けて最後の勝負に挑む。しかし、そなたはいまだ固く心を閉ざし、りずむたちに言葉を掛けることさえもないままであった。しかも、かなめがオーロラライジングを飛びジャンプを完成させれば、そのまますぐにロシアへ帰ると言って彼女をステージへと送り出す。そうしてかなめは、そなたの望みを叶えるためにオーロラライジングを飛ぶのだが……。
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新プリズムクイーン誕生!
会場の盛り上がりが最高潮に達する中、満を持してリンクへと向かうみおん。駆け付けた両親やワタルたちの応援を受け、まだ誰も見たことのない自分を見せると宣言しリンクへと立つ。その言葉通り、熱い想いを溢れさせて踊るその姿に、あの心の冷めた少女の面影は今や微塵も無い。そして、そんなみおんをリンクサイドから見守るあいら。かつては憧れの存在であり、今は大切な仲間でありライバルでもあるみおんのダンスに圧倒されながらも、その心にもまた静かに闘志の火が灯る。己の全てを賭けて大舞台に舞う、プリズムスターの少女たち。はたしてプリズムクイーンの座は誰の手に!?
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Dream goes on…
休日の朝、慌ただしく春音家を飛び出すあいら。待ち合わせ場所に待っていたショウと、笑顔で二人並んで歩き出す。プリズムショーに芸能活動にと、相変わらず休む間もなく忙しい毎日が続く中、久々のオフに二人きりでデートなのだった。その頃、りずむもみおんも、ヒビキもワタルも、そして阿世知社長たちも、それぞれの休日を過ごしていた。少しずつ成長し立場を変えながらも、変わることのない仲間たちとの絆。周りの世界がどれだけ変化しても自分は自分。そんなあいらの言葉に笑顔を見せるショウと、微笑み返すあいら。プリズムスターとして仲間たちと共に、あいらの夢はこれからも続いていく。
スタッフ
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CGスーパーバイザー
サトウユーゾー(#8~#51) -
CGディレクター
乙部善弘 -
アニメーション制作
タツノコプロ
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アニメーション制作協力
同友動画 -
キャラクターデザイン
川嶋尚 -
キャラクター原案
渡辺明夫 -
サトウユーゾー
#1~#7 #8~#51 -
シリーズ構成
赤尾でこ -
乙部善弘
#8~#51 -
京極尚彦
#40~#51 -
副監督
京極尚彦(#40~#51) -
原作
タカラトミー、シンソフィア -
撮影監督
田沢二郎 -
監督
菱田正和 -
編集
坂本雅紀 -
美術監督
高橋麻穂 -
製作
PRA製作委員会 -
音楽
長岡成貢 -
音楽プロデューサー
池畑伸人 -
音響監督
長崎行男 -
サトウユーゾー
#8~#51 -
乙部善弘
#8~#51 -
京極尚彦
#40~#51
キャスト
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ケイ
沢海陽子 -
ジョウ
近藤隆 -
ナレーション
伊藤かな恵
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ネコチ
くまいもとこ -
ピエトロ・高峰
関俊彦 -
ヒビキ
KENN -
ベアチ
日髙のり子 -
ペンギン先生
三宅健太 -
ラビチ
早水リサ -
ワタル
岡本信彦 -
久里須かなめ
伊藤かな恵 -
城之内スティーブン
てらそままさき -
城之内セレナ
米澤円 -
天宮りずむ
原紗友里 -
天宮龍太郎
乃村健次 -
富樫かりな
大原さやか -
山田ヤマオ
三宅健太 -
春音あいら
阿澄佳奈 -
春音いつき
くまいもとこ -
春音うる
中嶋アキ -
春音える
中嶋ヒロ -
春音おみ
日髙のり子 -
春音ヒロシ
佐々木望 -
滝川純
千葉進歩 -
神埼そなた
桑島法子 -
藤堂かのん
明坂聡美 -
赤井めが姉ぇ
伊藤かな恵 -
阿世知今日子
早水リサ -
高峰あんな
佐久間レイ -
高峰みおん
片岡あづさ