ヒカルの碁

エピソード
-
永遠のライバル
消えてしまった佐為。ヒカルは佐為がどこかに隠れているのではないかと家の中や棋院を捜す。しかし、佐為の姿は見つからず、続いて祖父の蔵へ足を向ける。そこで佐為の宿っていた碁盤を見たヒカルは呆然と立ち尽くしてしまう。碁盤の染みが消えているのだった!!その事実を目の当たりにしたヒカルは、以前染みが薄くなっていた時に佐為が「自分はもうじき消えてしまう!」と叫んだことを思い出した。そしてヒカルは佐為と虎次郎の思い出の場所-因島へと向かうのだった。
-
見ぬかれた急所!!
広島に来たヒカルと河合さん。しかし、河合さんが碁会所で突然叫びだした。周平というアマ日本代表棋士にコテンパンにやられた上、イチャモンをつけられたのだ。ヒカルがプロであることに気付いた周平から名指しで対局を申し込まれたヒカルは、仕方なく周平との対局を始める。しかし対局中、席亭から秀策の墓が東京にもあることを聞いたヒカルは、東京に早く戻りたいと思うのだった。そして、その思いはヒカルを・・・。
-
牙をむくアキラ
消えた佐為の行方を捜して、棋院に来たヒカル。職員に連れられ昔の棋譜が保管されている資料室へ。そこで秀策の棋譜を見たヒカルは佐為の強さを再認識し、後悔の念を覚える。「自分なんかが打つよりもっと佐為に打たせてやればよかった。虎次郎は佐為の力を見抜き、佐為に打たせてやったんだ」そう思うヒカルの頬に涙がつたう。そして、ある一つの決意をヒカルはするのだった・・・
-
将棋部の加賀
ヒカル中学一年の夏の話。ひょんなことから、ヒカルは加賀愛用の湯飲みを割ってしまう。代わりの湯飲みを持ってくることを約束させられたヒカルは、ある骨董屋の店先で、主人と客が古い花器について話す会話を耳にする。その花器「慶長の花器」は、虎次郎が詳しかった関係で佐為も見知っているという。しかし花器をじっと見つめていた佐為はこれをニセモノだと指摘する。
-
覚醒の予感
九星会出身の棋士たちと一緒に碁の勉強のため中国に来た伊角。子供ながら強い趙石(チャオ・シイ)との対局の負けは伊角の中に悔いを残す。そしてその思いは伊角に、予定の滞在を終えた後も、一人中国棋院に残ることを決意させるのだった。中国棋院は中国のプロ棋士の中でもさらに選ばれたプロ達が日々鍛錬している場であった。その中で伊角はもまれていくことになる!
-
美しい一局
今回はアキラがヒカルと出会う少し前のお話。小学6年生のアキラは碁会所で碁を打つ毎日。そんなアキラに周りの大人達は何故プロにならないのかと不思議でならない。アキラは同世代のライバルのいないことに少し寂しさを感じていた。そんなアキラの元へ子供名人戦で優勝した磯部秀樹という少年が現れる。彼はアマの大会に出ないアキラに勝つことで自分の力を皆に認めさせようとしていたのだが・・・
-
お前とは打たない
中国棋院に残ったものの、そこのあまりのレベルの高さに自分の碁への自信が揺らぎかけた伊角。しかしここで自信を失わなければ堂々とプロ試験に臨めると思い定める。そんな伊角に対して楊海は「楽平に勝てそうかどうか君の力を見る」と、対局に誘う。楊海は実は、真面目に碁の勉強をしない楽平の将来を憂えていた。あくまで伊角をあなどる楽平に、楊海は伊角ともう一度対局するようもちかけるのだった。
-
雨の中の策略
もう碁を打たないと決意したヒカルは手合いにも出ず不戦敗が続いていた。そんなヒカルを周りは心配する。プロをやめるかもしれないと呟くヒカルに三谷は怒りを隠さない。そして、中学最後の大会に出ることをヒカルに告げる。ヒカルはその言葉に昔の打倒海王を目指していた頃のことを思い出すのだった。
-
目ざわりな奴!!
二ヶ月ぶりに中国から帰国した伊角は、ヒカルが手合いを休み続けていることを知る。その理由を知るべく、和谷や棋院、河合たちのいる碁会所を訪ねるが、河合がいう「進藤は何か探しものしているようだった」の言葉にも、なぜヒカルが碁を打たなくなってしまったのか、その原因はわからない。納得のできない伊角は、ヒカルの家を訪ねることを決意する。
-
3人目のメンバー
ヒカルの前に座った伊角は「一局打ってくれ」と頼む。ヒカルはその対局を一度は断るが、伊角の「俺のために打ってくれ」という言葉に、この一局だけと思い引き受ける。対局が進むにつれ、ヒカルの心は囲碁への情熱と佐為への気持ちとの間でゆれつづける。しかし、お互いがしのぎを削った接戦のなかで、ヒカルは次第に対局に集中していくのだった・・・そしてそんな中でヒカルが気付いたこととは!?
-
最も卑劣な行為
伊角との一局で立ち直ったヒカルは、手合いにも出るようになる。復帰初戦の対戦相手は村上二段。村上は対局開始前「塔矢が進藤をライバル視している」という話を聞く。しかし一年前の若獅子戦でヒカルと対局し、勝利を収めていた。前回の対局を思い出し、堅く打っていく村上の碁にヒカルは・・・
-
三将はお前だ
復帰初戦、2戦目と連勝したヒカル。アキラも高段者相手に連勝。天野らは囲碁界に新しい波が来ることを予感する。一方、名人戦一次予選の組み合わせも決定した。ヒカルの対戦相手は塔矢アキラ。待ちに待った対局に、いやがうえにもヒカルの闘志は湧き上がる。そんななか、伊角・門脇たちが受験するプロ試験も始まった・・・
-
それぞれの決意
森下九段の研究会に参加したヒカル。好調を保ち、アキラとの対局はいつでもOKだ。そんなヒカルについにアキラとの対局日が通知された。アキラが対局したいと熱望していた佐為はもういない。しかし、ヒカルは自分の碁の中に佐為は確かに存在していることを自覚し、さらに強くなることを心に誓うのだった! そして葉瀬中対海王中・三将戦以来2年4ヶ月ぶりの対局の朝を迎える!
-
三度目の対局
ついに実現したヒカル対アキラ、本当の初対局。二人の闘志がぶつかり合い、盤面では激しい攻防が繰り返されていた。そして、アキラはヒカルを生涯のライバルと認める。そんなヒカルの47手目に、はっ!とするアキラ。彼の心の中にある一つの思いが浮かび上がる。それは「キミの中にもう一人いる・・・出合った頃の進藤ヒカルが」というものだった!
-
ネットに潜む棋士
ヒカルとアキラの一局は、互いの気迫がぶつかり合う熱戦に。対局中ヒカルの一手にsaiの影を見たアキラは、「saiはもう一人の君だ」と断じる。そして「ヒカルを一番知っている自分だからわかる」のだとも。そんなアキラに対し、ヒカルはいつか真実を話すかも知れないと告げるのだった。対局後の夜、ヒカルはある夢を見る。
-
saiはだれだ
夏休みの間、インターネット碁で佐為に好きなだけ碁を打たせてやるヒカル。連戦・戦勝のsaiの登場でネット囲碁界の噂はsai一色に。そんな中、プロ試験に臨んでいる院生の和谷もsaiと対局し、圧倒的な強さを持つsaiに興味を持った一人だった。世界中の棋士がインターネットに潜む最強の棋士・saiの正体に関心を持つ中、国際アマカップが真夏の日本で開催された!
-
追憶の一局
夏休みの間、インターネット碁で佐為に好きなだけ碁を打たせてやるヒカル。連戦・戦勝のsaiの登場でネット囲碁界の噂はsai一色に。そんな中、プロ試験に臨んでいる院生の和谷もsaiと対局し、圧倒的な強さを持つsaiに興味を持った一人だった。世界中の棋士がインターネットに潜む最強の棋士・saiの正体に関心を持つ中、国際アマカップが真夏の日本で開催された!
-
アキラ対sai
saiとアキラとの対局が始まった。インターネットを通じて伝わるsaiの強さにアキラはじりじりと押されていく。そんな中、saiの一手にハッとするアキラ。暗闇から伸びる手が一瞬進藤ヒカルに見えた!?しかし、進藤のはずはない。では誰なのか?アキラの思索は続く。そして、saiの急所を衝く一手に、アキラ投了の文字が画面に映し出されるのだった・・・。
-
ヒカルの実力
夏休みも終わり、いつもの日常が戻っていた。筒井や三谷、あかりたちに、新入部員も加わって囲碁部はますます活気づく。そんな中、ヒカルはある思いを抱くようになる。インターネット碁ができなくなってしまった今、佐為に碁を打たせてやるには、碁盤と碁石をそろえて、自分が打ってやるしかない!そこでヒカルは、碁盤と碁石を賭けて、町内で無敵を誇るじーちゃんと対局することに。碁を始めてまもないのに明らかな強さをみせるヒカルに、じーちゃんは驚くのだった。
-
プロへの道
碁会所にヒカルを連れて来た岸本は、「君の本当の力を知りたい」と言う。ヒカルは全力でぶつかるが所詮岸本の相手ではなかった・・・。岸本は何故アキラがあれ程までにヒカルをライバル視していたか分からないといった様子。「塔矢は自分を買いかぶり、幻滅しただけだ」とヒカルは話すが、そんなヒカルに岸本は言った。「キミは塔矢を追わないのか?塔矢はもうプロ試験の合格を決めた。」と。その一言にヒカルは・・・。
-
葉瀬中囲碁部
院生を目指すというヒカルに対し、囲碁部員は動揺を隠せない。院生は大会に出場できないのだ!無理矢理引っ張り込まれた三谷としては、このヒカルの身勝手さは納得できるものではなかった。と、そんな緊迫ムードの理科教室に生徒指導の先生から逃げていた加賀が現れる。ヒカルの院生試験の話しを聞き、加賀はヒカルを応援する。しかし、加賀はヒカルに対しひとつの試練を与えるのだった。それは、加賀、筒井、三谷を相手に三面打ちをすることだった。果たして、ヒカルはこの三人に勝てるのか!?
-
院生試験
院生になるため、試験を受けるヒカル。しかし、緊張したヒカルは悪手を連発。ほとんどあきらめムードが漂う中、試験官の「負けたら不合格ってわけじゃない」のひとことにヒカルと佐為はほっとする。そして、いよいよ試験官からの合否の結果がつげられる!!
-
幽玄の間
日本棋院の院生になったヒカルだったが、手合いは連敗続き。まだ2組の最下位から抜けきれない。 一方、前年1組1位の伊角は今年プロ不合格なら院生をやめなければならない。また、1組6位の和谷も中学卒業と同時にプロスタートを目指す。プロにならなければ一歩も前に進むことはできないので皆必死だ。そんなある日、ヒカルの前に、プロ試験に合格したアキラが現れる!!
-
王座VSアキラ
トッププロの座間王座とアキラが対局する新初段シリーズが始まった。ヒカル達院生や、プロらがモニターで見つめるなか、アキラは王座相手に一歩もひかない。それどころか強気の攻めで逆に王座を追いつめていく。アキラの果敢な攻めを目の当たりにしたヒカルは、改めてアキラをめざして進む決意を固めるのだった!
-
恐れとあせりと
森下九段の研究会に参加したヒカルの当面の目標は、若手プロと1組16位までの院生が対局する若獅子戦。若獅子戦の出場資格を得るため、まだ2組のヒカルは早く1組へとあせるが、なかなか勝つことができない。そんなヒカルに、「スランプの原因は私と打っているからだ」と佐為は告げる。なまじ打てるようになったばかりに佐為の一手一手の切っ先に恐れを感じ、それが迷いとなってヒカルの碁に表れてしまったのだと。ヒカルは囲碁人生最初にして最大の壁を乗り越えることができるのか!?
-
ようこそ一組へ
森下九段の研究会に参加したヒカルの当面の目標は、若手プロと1組16位までの院生が対局する若獅子戦。若獅子戦の出場資格を得るため、まだ2組のヒカルは早く1組へとあせるが、なかなか勝つことができない。そんなヒカルに、「スランプの原因は私と打っているからだ」と佐為は告げる。なまじ打てるようになったばかりに佐為の一手一手の切っ先に恐れを感じ、それが迷いとなってヒカルの碁に表れてしまったのだと。ヒカルは囲碁人生最初にして最大の壁を乗り越えることができるのか!?
-
時々戻りたい場所
院生として若獅子戦に向かいしのぎを削るヒカルたち。ある者は囲碁の勉強に取り組み、またある者は気分転換にカラオケへと足を向ける。そんな中、ヒカルはふと囲碁部のことを思い出していた。ヒカルが囲碁部を覗いてみると、あかり、夏目、津田が打っていた。やはり三谷は足を遠ざけたまま。ヒカルはあかりたちを相手に三面打ちをしようともちかけるが、あかりの口からついて出てきた言葉は意外な一言だった。
-
若獅子戦
ついに若獅子戦がやってきた。若手プロ対院生の対局に皆意気盛んだ。そして何より、塔矢アキラの出場はプロ棋士にとっては意識せざるを得ない事柄だった。それぞれの想いを胸に対局が始まる。誰もがアキラに注目する今大会、会場に現れた緒方九段の視線は、なんと村上二段と対局するヒカルの盤面に注がれていた!
-
桑原本因坊
若獅子戦で、ヒカルは一回戦敗退。アキラと対局することはできなかったが、ヒカルはこの一局に確かな手ごたえを感じていた。一方ヒカルの実力を計りかねたアキラは、その疑問を緒方にぶつける。しかし、緒方の答えは「焦ることはない、じきに答えは出る」というものだった。そう、プロ試験は二ヵ月後に迫っているのだ!!そんな折、ヒカルは棋院で桑原本因坊とすれ違った。
-
緒方VS本因坊
かつて、学生三冠のタイトルを取った男がいた。その男-門脇が今年のプロ試験を受けるという噂がインターネット上で飛び交っていた。その門脇が棋院に現れる。腕に覚えのある門脇は勝負勘を取り戻すため、偶然通りかかったヒカルに一局打とうと持ちかける。一方、本因坊戦では、桑原対緒方の戦いが佳境を迎えつつあった!
-
プロ試験開始
プロ試験予選当日。予選は5日間で1日1局、3勝したものから一ヶ月後の本戦へ進むことができる決まりになっている。受験生の中には院生のほかに外部からの受験者もいる。そんな中、外来としてひげ面の椿という男が現れた。ヒカルはその風貌や振る舞い、雰囲気に完全に呑まれてしまうが、ヒカルの初日の対戦相手は、なんとその椿だった!
-
予選最終日
初戦を落としたヒカルは、普段の力を出し切れず二日目も黒星、後がなくなってしまった。あと一敗すればプロ試験本戦に進むことはできない。そして三日目の対戦相手は同じ院生仲間のフクだった。相性のいいフクと打つことでどうにか弾みをつけたいヒカルだが、一番の懸念は椿の存在だった。そんなヒカルが編み出した必勝法は椿に会わないように時間ぎりぎりに会場に行くこと。はたしてこの戦法でヒカルは連敗脱出できるのか?
-
チーム結成!
大人相手の対局の経験をさせようと、和谷と伊角はヒカルをとある碁会所へ連れて行く。「折角3人で行くのにただ打つだけじゃ面白くねーな」和谷がとある提案をする。大人相手に3対3の団体戦で勝負をし、ヒカルたちが勝てば席料サービス、負ければ席料+店の碁石洗いをするというもの。結果はヒカルたちの圧勝。大人たち相手のハンデは2子、そして3子と増えていく。驚くヒカルと伊角に、和谷は、プロ試験を合格するにはこれくらいといきまくのだった!
-
勝ってはならない
プロになったアキラは、地域の囲碁まつりで、都議と秘書ら4人相手の指導碁を打つことになる。プロ棋士とて客あっての商売、相手を気持ちよく勝たせるようにと担当者に言われるアキラ。しかし、見栄っ張りで態度の大きい都議に対し、アキラはちょっとした策をしかける。一方、碁会所に通うヒカルはある課題に取り組んでいた。それは対局をわざと「持碁 (じご)」(引き分け) にすることだった。
-
勝者はひとり
碁会所で腕を磨くヒカル・伊角・和谷の三人は、強い打ち手がいると評判の碁会所へ向かう。ヒカルたちはその碁会所で韓国のプロ棋士養成所の研究生だという洪秀英 (ホンスヨン) という少年と出会う。そして同じプロ棋士を目指すヒカルと秀英が真っ向からぶつかり合うことになる!
-
オレの名は
ちょっとしたいざこざから始まったヒカルと秀英の対局。互角の戦いを見せる中、偶然海王中囲碁部顧問の尹 (ユン) が訪れる。ふたりの激しい攻防を見守る尹は、過去のヒカルの対局を思い出していた。ヒカル、秀英ともに負けられないこの一局、双方厳しい一手の応酬が続く。そんな中、ヒカルの打ったその一手は明らかに失策! 誰もがその読み違いに落胆の色を隠せない中、ひとり佐為だけがヒカルの真意を読み取っていた。
-
本戦開始
ついにプロ試験本戦が始まる。これから2ヶ月かけて28名から、上位3名に合格者が決まる。受験者はみな緊張した面持ちで試験会場の大広間に集まっていた。予選初日ではガチガチに緊張していたヒカルだったが、碁会所特訓の成果がでたのか、椿に会っても逆にリラックスできるようにさえなっていた。抽選の結果、ヒカルの最初の対局相手は飯島。それぞれの思いを秘めた受験者達の、プロ試験合格へ向けた長い戦いが始まった!
-
挑戦者たち
プロ試験本戦も序盤から中盤へ。第6戦を終え、全勝は伊角・和谷・越智・ヒカルの4人。第7戦のヒカルの対局相手は椿。今ではもうすっかり落ち着きをみせたヒカルは、椿とも対等に話をすることができていた。ヒカルはもちろん椿や飯島を始め、受験者は皆それぞれこのプロ試験へ並々ならぬ思いを抱き挑んでいる。そんなプロ試験の真っ最中、去年プロ試験を合格したアキラは指導碁を引き受けた越智の家のドアをたたくのだった。ただただヒカルの実力を知りたいがために!
-
魔の一瞬
ヒカルの今回の対局相手は伊角。全勝の伊角と一敗のヒカルにとってこの対局は大事な一局であり、ここからは上位陣同士の星のつぶしあいが始まってゆくのだ。いくらヒカルがここ数ヶ月で力をつけてきているとはいえ、院生1位の伊角に自信の揺らぎはなく、対局中盤での攻防は伊角優勢。だが、越智が目にした対局時計は、伊角の持ち時間が半分を切っていることを示していた。
-
白星の行方
ヒカル対伊角の対局。劣勢の中でヒカルは、伊角の指が一度石から離れたのを見て、それを指摘すべきかどうかと思い悩む。もし打ち直しをしていればその場で伊角は反則負けとなる。そんなヒカルに佐為は、逆転を狙っている手を試したくないのかと問う。だが今のヒカルはどうしても1勝がほしい…。その時、伊角がとった行動とは!?
-
三週では遅い!
伊角対越智の対局が始まった。ヒカルとの一局以来連敗続きの伊角だったが、越智との対局ではいつもの彼に戻っていた。伊角の本来の強さに押され気味の越智。伊角は自分の碁が自分を支えているという自信を胸に完全復活を遂げる。そして、彼はヒカルに「まだプロ試験は終わっていない。まだこれからだ」と告げるのだった。
-
一人目の合格者
プロ試験も終盤に突入。上位陣から離された受験生も徐々に後がなくなってきつつある。そして椿もとうとう合格の望みがついえ、予選に比べて成長しているヒカルに後を託すことに。一方、アキラの厳しい特訓を受ける受験生トップの越智は、アキラがヒカルに執着する気持ちが理解できない。そんな越智にアキラは驚愕の棋譜を見せる。
-
ヒカルVS和谷
プロ試験もついに残り2戦となった。和谷との対局を控え佐為と打つヒカル。前は苦手だった目算やヨセも正確になり、攻守の均衡が取れた碁が打てるようになってきた。穏やかに流れる時の中、ふと佐為の心をよぎる一抹の不安。ヒカルといつまでも一緒にいられるのだろうか? そんな佐為の不安をよそに、ヒカルは次の対局相手、和谷の待つ会場へと向かうのだった!
-
起死回生
和谷対ヒカルの一局は続く。その横で本田が片桐に敗れた。これで本田の合格の可能性は消え、ヒカル、和谷、伊角が残り二枠をかけて争うこととなる。白の和谷に対し劣勢に立たされたかに見えるヒカル。しかし、佐為は黒が活き残る手がまだ残されていることに気付いていた。果たしてヒカルはその難しい一本の道にたどり着くことができるのか?
-
ヒカルVS越智
ヒカルの最終戦の相手は既に合格を決めた越智。そんな越智の対局前の言葉にヒカルは動揺を隠せないでいた。それは、越智がアキラに碁の指導を受けており、この対局でもしもヒカルに勝ったときは、越智をライバルとして認めると言ったというものだった。ならば、逆にヒカルが越智を破れば、アキラはヒカルをライバルとして認めるということなのか? 越智の向こうにまざまざとアキラの視線を感じるヒカル。残る合格枠は2つ。それぞれの思いがぶつかり合う最終戦がいよいよ始まった!
-
プロ試験最終日
ヒカル対越智の対局は、両者一歩も引かずギリギリのせめぎ合いが続く。プロ棋士として、20連勝中のアキラもこの一局に注目していた。一方、先に対局を終えていた4敗の伊角は、残るヒカルと和谷の結果待ちに。もしもどちらかが負ければプレーオフとなり、伊角の合格の可能性が出てくるのだ。果たしてプロの世界へたどりつけるのは誰だ!?
-
プロの世界へ
プロ試験に合格したヒカルと和谷。何も知らないヒカルに和谷は記録係の仕事について教えようとするが、当のヒカルはアキラや塔矢名人など、プロ棋士たちと対局できると浮かれっぱなしだ。そんなヒカルを見る佐為の心に「ヒカルはもう私に打たせてくれる気はないのだろうか?」という不安が芽生える…。
-
佐為VS名人
ヒカルの新初段シリーズの対局相手が塔矢名人に決まった。それを聞いた佐為は、自分に打たせてくれとヒカルに頼む。佐為にはいつまで現世にいられるか分からないという不安が募っていた。だが新初段シリーズは逆コミ五目半のハンデがつくため、新初段の方が有利になっている。佐為の腕前でハンデをもらえば間違いなく勝てるだろうが、そうなるとヒカルは、また佐為の影を背負って歩くことになってしまう。
-
捨て身の一局
ついに始まったヒカル対塔矢名人の新初段シリーズ。15目という仮のハンデを課すことでこの対局を佐為に打たせることにしたヒカル。しかし、無茶とも思えるハンデのためまともな打ち回しはできず、一手目から20分もの持ち時間を使うヒカルに周囲は驚きを隠せない。そんな中、ヒカルは佐為に従い序盤から積極的に戦いを仕掛けていく。そうでもしなければ勝機はないのだ。複雑な戦いに誘い込もうとする佐為の思惑に、果たして塔矢名人は!?
-
藤原佐為
ヒカルの新初段戦で塔矢名人と対局することができた佐為。しかし、それは自らにハンデを課した対局であり、望んでいた神の一手を極めるはずの対局とは程遠いものになってしまった。はたして互戦での対局は実現するのか? はるかな高みを目指す対局は無理なのか? そして、何のために自分は存在しているのか? そう自問する佐為は、千年前、すべてが始まったあの大君の御前での対局に思いを馳せる…。
-
倉田六段
囲碁の催しにやってきたヒカルと佐為。その会場の一角にある販売コーナーでは、「本カヤ碁盤」と偽られた碁盤が売られていた。おまけにプロ棋士の御器曽がその企みに一枚かんでいるらしいことがわかる。佐為はその碁盤が偽物だと見抜くが、その横にはこともあろうか本因坊秀策ゆかりの碁盤という代物が! どちらも本物だと言い張る御器曽プロに対し佐為は!?
-
ヒカルVSアキラ
新入段者の免状授与式に出席したヒカル。合同表彰式の会場には、最多勝利者及び最多対局者の倉田や勝率第一位賞、連勝賞の二つを受賞したアキラの姿もあった。そしてヒカルとすれ違ったアキラは、無言のままその横を通り過ぎた。このアキラの行動はヒカルへの宣戦布告だった。なぜならヒカルの大手合の組み合わせ初戦の相手はアキラだったのだ!
-
saiの告白
ヒカルと佐為は塔矢名人が入院している病院を訪れる。そこには緒方九段らも見舞いに来ていた。入院中の暇つぶしのためネット碁をするという塔矢名人の言葉にヒカルは反応する。そんなヒカルに不審な目を向ける緒方。彼の中でひとつの思いが浮かび上がる。ヒカルとsaiは関係があるのか? と。
-
たかぶる心
塔矢行洋参戦の噂で各国の棋士が色めき立つネット碁界。そんな中、塔矢名人と緒方九段の十段戦第四局は塔矢名人の勝利となり、二勝二敗で最終戦へと向かうことになる。そして塔矢名人は、saiとの一局を前に気を引き締める。退屈しのぎで始めたネット碁とはいえ、塔矢行洋の中では負けられない対局と位置付けられていた。sai対塔矢名人の対局はいよいよ明日だ!
-
sai vs toya koyo
ついに佐為対塔矢行洋のネット碁対局が始まった。だがヒカルは、塔矢名人の「負けたら引退する」という言葉に動揺を隠せない。一方、和谷をはじめ、ネット碁に興味を持つ各国の棋士達も、この「sai VS toya koyo」の一戦に注目していた。まだ始まったばかりのこの一局だったが、佐為と名人、お互いの気迫がぶつかりあう!!
-
千年の答え
sai VS toya koyoの緊迫したネット碁対局は進む。その対局を若手研究会のアパートでネット観戦していたアキラは、なぜ父がsaiと打っているかという疑問を抱く。この対局が事前に約束されていたことから、父がsaiと会っていたのではないかという考えに行き着いたアキラは、ヒカルが病院へ見舞いに来ていたことを思い出し…。
-
saiと打たせろ
sai VS toya koyoの対局が終わった。ヒカルはその対局の中心に自分がいたことに満足する。しかし、塔矢名人の負けたら引退するという言葉を思い出したヒカルは気になって、翌日名人の病室を訪ねる。そこで塔矢名人の口から出たのは、saiともう一回打たせてほしいという申し出だった。このヒカルと塔矢名人とのやりとりを病室の外で偶然耳にした緒方九段は!?
-
一色碁
王座戦一回戦に勝利した倉田は、長野で行われている塔矢名人対緒方九段の十段戦第五局の勝負の行方を気にしていた。そして、棋院でこの対局の棋譜を見た倉田は、名人の打ち筋の変化に驚く。対局は名人の負けに終わったものの、その若々しい内容は倉田を感嘆させるのに十分だった。一方、名人の敗戦の原因が佐為との対局にあったのではと思うヒカルは、「負けたら引退」という名人の言葉を思い出し悩む。
-
塔矢行洋引退!
トップ棋士・塔矢行洋四冠の突然の現役引退発表に上を下への大騒ぎの囲碁界。多くの棋士が塔矢元名人を訪ねる中、倉田六段の姿もそこにあった。声をかけてきたアキラに対し「進藤は要注意だ」と言う倉田。だがその言葉を聞いたアキラは…。
-
さよならヒカル
祖父の家の蔵で、ヒカルは佐為が宿っていた碁盤のしみが薄くなっているのに気付く。気のせいだと思うヒカルだったが、佐為はそれを自らが消え行く前兆だと感じるのだった。翌日ヒカルは、地方での囲碁イベントへ一泊二日で仕事に行く。そこには緒方九段の姿が! ヒカルはsaiとの関係を追及されることをおそれるが、酔っ払った緒方にからまれてしまい…。
-
佐為が消えた?
消えてしまった佐為。家の中や棋院を捜すが見つからず、ヒカルは祖父の家の蔵へと足を向ける。そして、佐為の宿っていた碁盤を見て驚く。碁盤の染みが消えているのだ! ヒカルは、佐為と本因坊秀策こと虎次郎との思い出の場所・因島 (いんのしま) へと向かうことにする。
-
広島最強棋士
広島に来たヒカルと河合。しかし河合は、碁会所で周平というアマ日本代表棋士にコテンパンにやられた上、イチャモンをつけられる。そんな中、ヒカルがプロであることに気付いた周平に名指しで対局を申し込まれたヒカルは、仕方なく周平との対局を始める。しかし対局中、席亭から秀策の墓が東京にもあることを聞き…。
-
もう打たない
消えた佐為を捜して棋院を訪れたヒカルは、職員に連れられ昔の棋譜が保管されている資料室へと入る。そこで秀策の棋譜を見たヒカルは、佐為の強さを再認識し、後悔の念を覚える。「自分なんかが打つよりもっと佐為に打たせてやればよかった。虎次郎は佐為の力を見抜き、佐為に打たせてやったんだ!」そして、ヒカルはある決意をするのだった。
-
慶長の花器
中学一年生の夏。ひょんなことから加賀愛用の湯飲みを割ってしまったヒカルは、代わりの湯飲みを持ってくることを約束させられる。そしてある骨董屋の店先で、主人と客が古い花器について話すのを耳にするのだった。その花器「慶長の花器」は、虎次郎が詳しかった関係で佐為も見知っているという。しかし花器をじっと見つめていた佐為はこれがニセモノだと指摘する。
-
伊角の碁
伊角は、九星会出身の棋士たちとともに碁の勉強のため中国にやって来た。だが、子供ながら強い碁を打つ趙石 (チャオシイ) との対局での負けは伊角の中に悔いを残す。そして伊角は、予定の滞在を終えた後も、一人中国棋院に残ることを決意する。中国棋院は中国のプロ棋士の中でもさらに選ばれたプロ達が日々鍛錬している場であった。その中で伊角もまたさらなる鍛錬を積んでいくことになる。
-
運命の出会い
今回はアキラがヒカルと出会う少し前のお話。小学6年生のアキラは碁会所で碁を打つ毎日。そんなアキラに周りの大人達は何故プロにならないのかと不思議でならない。アキラは同世代のライバルのいないことに少し寂しさを感じていた。そんなアキラの元へ子供名人戦で優勝した磯部秀樹という少年が現れる。彼はアマの大会に出ないアキラに勝つことで自分の力を皆に認めさせようとしていたのだが・・・
-
試される伊角
中国棋院に残ったものの、あまりのレベルの高さに自分の碁への自信が揺らぎかけた伊角。しかしここで自信を失わなければ堂々とプロ試験に臨めると思い定める。そんな伊角に対して楊海 (ヤンハイ) は、「楽平 (レェピン) に勝てそうかどうか君の力を見る」と、対局に誘う。楊海は、真面目に碁の勉強をしない楽平の将来を憂えていた。伊角をあなどる楽平に、楊海は伊角ともう一度対局するようもちかけるのだった。
-
不戦敗
もう碁を打たないと決意したヒカルは手合いにも出ず不戦敗が続いていた。そんなヒカルを周りは心配する。プロをやめるかもしれないと呟くヒカルに三谷は怒りを隠さない。そして、中学最後の大会に出ることをヒカルに告げる。ヒカルはその言葉に昔の打倒海王を目指していた頃のことを思い出すのだった。
-
決意の訪問者
中国から帰国した伊角は、ヒカルが手合いを休み続けていることを知る。その理由を知るべく、和谷や棋院、さらには河合たちのいる碁会所を訪ね、河合から「進藤は何か探しものしているようだった」という話を聞くも、なぜヒカルが碁を打たなくなったのか、その原因はわからずじまいとなる。納得のできない伊角は、ヒカルの家を訪ねることにする。
-
佐為がいた…
ヒカルに「一局打ってくれ」と頼む伊角。ヒカルはそれを一度は断るが、伊角の「俺のために打ってくれ」という言葉を聞き、この一局だけならばと引き受けることにする。対局が進む中、ヒカルの心は囲碁への情熱と佐為への気持ちとの間でゆれつづける。お互いがしのぎを削る接戦のなかで、ヒカルは次第に対局に集中していくのだった…。そんな中でヒカルはあることに気付く。
-
復帰初戦
伊角との一局で立ち直ったヒカルは、再び手合いに出るようになる。復帰初戦の対戦相手は村上二段。村上は対局開始前「塔矢が進藤をライバル視している」という話を聞く。しかし村上は、一年前の若獅子戦でヒカルと対局し、勝利を収めていた。前回の対局を思い出し、手堅く対局を進める村上にヒカルは…。
-
走り出した二人
復帰初戦、2戦目と勝利をおさめるヒカル。そしてアキラも高段者相手に連勝していた。その様子に天野らは、囲碁界に新しい波が来ていることを感じる。一方、名人戦一次予選の組み合わせも決定。ヒカルの対戦相手は何とアキラ。待ちに待った対局に、いやがうえにもヒカルの闘志は湧き上がる。そんななか、伊角・門脇たちが受験するプロ試験も始まった。
-
進藤対塔矢
森下九段の研究会に参加したヒカルは好調を保ち、アキラとの対局にも万全の状態で臨める勢いだ。そんなヒカルに、ついにアキラとの対局日が通知される。アキラが対局したいと熱望していた佐為はもういないが、ヒカルは自分の碁の中に佐為は確かに存在していることを自覚し、さらに強くなることを心に誓うのだった。
-
キミの中にいる
ついに実現したヒカル対アキラの本当の初対局。二人の闘志がぶつかり合い、盤面では激しい攻防が繰り返されていた。アキラはヒカルを生涯のライバルと認識する。そんなヒカルの47手目にはっとするアキラ。その心の中にひとつの思いが浮かび上がる。「キミの中にもう一人いる…出会った頃の進藤ヒカルが」。
-
なつかしい笑顔
【最終話】ヒカルとアキラの一局は、互いの気迫がぶつかり合う熱戦となる。対局中のヒカルの一手にsaiの影を見たアキラは、「saiはもう一人の君だ」と断言する。そして君を一番知っている自分だからわかるとも。そんなアキラに対しヒカルは、いつか真実を話すかも知れないと告げるのだった。激しい対局も終わったその夜、ヒカルはある夢を見る…。
スタッフ
-
アニメーション制作
ぴえろ -
キャラクターデザイン
関口可奈味 -
シリーズ構成
大橋志吉
-
メインキャラクターデザイン
本橋秀之 -
企画
原田孝 岩田圭介 布川ゆうじ -
原作
ほったゆみ -
撮影監督
沖野雅英 -
漫画
小畑健 -
監修
梅沢由香里四段(日本棋院) -
監督
かみやじゅん -
編集
松村正宏 -
美術監督
高木佐和子 -
色彩設計
いわみみか。 -
製作
テレビ東京 ぴえろ 電通 -
音楽
若草恵 -
音楽ディレクター
高畑裕一郎 -
音楽制作
avex mode -
音楽協力
テレビ東京ミュージック -
音響監督
高橋秀雄
キャスト
-
三谷祐輝
浅川悠 -
加賀鉄男
伊藤健太郎 -
塔矢アキラ
小林沙苗
-
塔矢行洋
津田英三 -
市河さん
雪乃五月 -
筒井公宏
津村まこと -
緒方九段
藤原啓治 -
藤原佐為
千葉進歩 -
藤崎あかり
かかずゆみ -
進藤ヒカル
川上とも子
あなたへのおすすめ
あなたにおすすめのアニメです