シャインポスト
エピソード
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青天国春は《輝かない》
「君たちTiNgSには解散してもらおうと考えているんだ」。その日、アイドルグループ”TiNgS”の青天国春(なばためはる)は、所属事務所の社長にそう告げられた。メンバーの玉城杏夏(たまききょうか)、聖舞理王(せいぶりお)と共に、コンサートで中野サンプラザを満員にすれば解散は取り消されるという。頼みの綱は、突如充てがわれたマネージャー、日生直輝(ルビ:ひなせなおき)の手腕だけ。だが、そんな彼からも予想外の言葉が飛び出して……。「みんながみんなのアイドルを、大好きって大きな声で言えるようにしたい!」。はたして春は、自身が言い放つ「輝く道標(ルビ:シャインポスト)」になれるのか。
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青天国春は《不安定》
定期ライブのチケット完売を目指すTiNgS。同じ事務所の祇園寺雪音(ぎおんじゆきね)と伊藤紅葉(いとうもみじ)によってイジられていた。彼女たちに、マネージャーである直輝から待望の作戦が伝えられる。それは、ただ「頑張る」こと。その言葉を皮切りにTiNgSのチケット販売が始まった。必死に声を張り上げる彼女たち。それを見た直輝は、自身も「頑張り」を見せようと動き出す。「十分もあれば楽勝だよ」。あっけらかんと笑う直輝にTiNgSが連れてこられた場所とは。
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《引き立て役》の玉城杏夏
杏夏はあの日の夢を見る。TiNgSでセンターを務め、自分が「特別ではない」と思い知らされた、あの夢を。定期ライブのチケット販売に勤しんでいたTiNgS。その際、杏夏の熱心なファンであるトッカさんから告げられた言葉に、杏夏が不審な態度を取り始める。春と雪音が悩みを吐露するよう促すも、拒絶する杏夏。だが、さらに直輝が放った言葉に、杏夏は戸惑いの色を見せる。「本当は君もセンターに立ちたいんじゃないのか」と。
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玉城杏夏は《目立たない》
杏夏は思い出していた。アイドルになった理由を――。「誰かにとって特別な存在になりたい」。そう願った彼女はオーディションで不合格を繰り返しつつも、ついに芸能事務所入りをはたす。実力が認められ抜擢されたセンター。しかし、その重圧に彼女は押し負けてしまった。そして今――。彼女は誰かにとっての特別な存在になるため、「一歩前」へと踏み出す。
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スタッフ
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CGディレクター
吉良柾成 -
アニメーション制作
スタジオKAI -
キャラクターデザイン
長田好弘
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キャラクターデザイン原案
ブリキ -
サブキャラクターデザイン
宗圓祐輔 -
シリーズ構成
SPP -
世界観設定
駱駝 -
原作
株式会社コナミデジタルエンタテインメント -
小説執筆
駱駝 -
撮影監督
松井伸哉 -
監督
及川啓 -
総作画監督
長田好弘 -
編集
髙橋歩 -
美術監督
松本浩樹 -
脚本
駱駝 -
音楽
西木康智 -
音楽プロデューサー
木皿陽平 -
音響制作
ビットグルーヴプロモーション -
音響監督
森下広人
キャスト
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伊藤紅葉
中川梨花 -
兎塚七海
野口衣織 -
唐林絃葉
久保田未夢
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唐林青葉
高瀬くるみ -
広瀬実唯菜
齋藤樹愛羅 -
日生優希
小松未可子 -
氷海菜花
高柳知葉 -
玉城杏夏
蟹沢萌子 -
祇園寺雪音
長谷川里桃 -
聖舞理王
夏吉ゆうこ -
苗川柔
香里有佐 -
虎渡誉
富田美憂 -
螢
大橋彩香 -
青天国春
鈴代紗弓 -
黒金蓮
芹澤優