ホラー/サスペンス/推理
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警視庁 特務部 特殊凶悪犯罪対策室 第七課 -トクナナ-
ただ真っ直ぐに、憧れたものを追い続けて──はるか昔。この世界には、エルフ・ドワーフ・吸血鬼・ホムンクルス・人間など、数多の種族が存在していた。争いの絶えないヒエラルキーの頂点は『ドラゴン』。しかし長い時を経て『ドラゴン』は消え、残った種族たちも共存を選び、時代を重ねるごとに僅かな外見的特徴を残して皆ほぼ人間と変わらない姿となった。2×19年、東京。平穏になったと思われた現代。それでも犯罪がなくなったわけではない。かつて存在した『ドラゴン』に心酔し、その力を欲するあまり凶行に走る組織――『ナイン』。彼らは凶悪事件を引き起こし、現在の世界をつくり変えようと画策していた。『ナイン』に対抗するため、各分野のエキスパートを集めた対策室が警視庁で組成される。その名は『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課――通称トクナナ』。個人の能力はずば抜けて高いものの、「はぐれ者集団」「ごくつぶし集団」とも噂されていた。そんなトクナナに、新たに所属することになった ルーキー・七月清司。個性溢れるメンバー達に翻弄されながら、持ち前の明るさと真っ直ぐさでナイン事件の解決に挑んでいく。次々と起こる難事件の中で、彼は自分の信じる正義を見つけられるのか――。
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ハマトラ THE ANIMATION
“ミニマム”それは、「小さな奇跡」とも呼ばれるごく限られた人間にのみ先天的に発現する特殊能力。その能力を身に付けた者は“ミニマムホルダー”と呼ばれる…。2014年 横浜 ナイスとムラサキのコンビ探偵“ハマトラ”は、事務所としてテーブルを間借りしているカフェ・ノーウェアで、仲間たちと一緒に今日も仕事の依頼を待っていた。そんな中、2人の元へと舞い込んだある依頼が、2人と旧知の間柄の警察官・アートが追いかける「連続殺人事件」と、奇妙な繋がりを見せる。その事件は、被害者が全員“能力者(ミニマムホルダー)”というものだった。ミニマムホルダーであるナイスとムラサキも、否応無しに事件の渦中へと巻き込まれて行く…。
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世紀末オカルト学院
1999年、長野県松代にある日本のピラミッド“皆神山”にそびえたつ私立ヴァルトシュタイン学院。 ここでは何かに引きつけられたかのように次々とオカルト現象が起こる。 故に「オカルト学院」と呼ばれている。 学長はオカルトの研究に人生をかけ、生徒たちも日々学業と研究に励んでいる。 ある日父である学長が亡くなり、オカルトが大嫌いな一人娘の神代マヤが学院を訪れる。そこで2012年から来たと言う自称“タイムエージェント”で元・スプーン曲げ少年として名を馳せた内田文明と出会う。 学院の中で起こる様々な怪奇現象に遭遇しながら、文明が1999年にタイムスリップしてきた真相が徐々に明らかになる。
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風都探偵
その街には絶えず風が吹く。 小さな幸せも、大きな不幸も、風が運んでくる。風の街──風都。かつて街を脅かした組織「ミュージアム」は、仮面ライダーたちによって壊滅へと追い込まれた。 だが、組織によって大量生産された危険なアイテム「ガイアメモリ」は各所に散在。 感情吹き荒ぶ風都で密かに流通し、メモリの力で怪人「ドーパント」へと変貌する者は後を絶たなかった。やさしさ故に煮え切らない[ハーフボイルド]探偵、左翔太郎。 頭脳派探偵にして彼の永遠の相棒、フィリップ。 二人が所属する鳴海探偵事務所の元には、今日も奇妙な依頼が持ち込まれる。風の止まった街で暗躍する謎の影。そして現れた魔性の美女・ときめ。 彼女との出会いが翔太郎の運命を変えていく。 翔太郎&フィリップ、二人で一人の探偵で、仮面ライダーWの新たなる事件が幕を開ける──