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首都・東京。その強引な経済政策は、失業者と凶悪犯罪を急増させた。政府は反政府勢力掌握のため、首都圏に限り治安部隊を設置した。通称「首都警」と呼ばれる治安部隊は、加速拡大した。ところが、反政府勢力は、立法措置により非合法化し地下組織の道を辿った。そして地下組織は首都警との市街戦を繰り返した。世論は強大な武力で対抗する「首都警」を非難の的とし、結果、「首都警」は孤立を一層深めていった…。青年・伏一貴は、反政府鎮圧部隊「首都警」の一員である。伏はこれまで、闘争本能のみで生きる一匹の“狼”の様に人間としての一切の感情を切り捨て、自分を律してきた。しかし、ある時、伏は潜伏する地下組織の追跡で、衝撃的な事件に遭遇してしまう。そして、この事件がきっかけで、彼は、彼自身の“内なる世界”に変化が芽生え始めた。更にその後、一人の女・雨宮圭との出逢いが、彼を思わぬ方向に導いてしまう。運命のように惹かれあい、そして…。
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