鬼灯の冷徹 OAD (2019年)
エピソード
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閻魔帳と龍宮城/十八番がないと辛いアレ
「閻魔帳と竜宮城」_BR_閻魔帳を手に現世に下り立った鬼灯、唐瓜、茄子の三人。獄卒とバレないように、角や耳を隠して現世の服装をした鬼灯たちの今日の目的は、現世をウロつく亡者の回収。お迎えから逃げたり、お迎えが来る前にどこかへ行ってしまった亡者を地獄に連れ戻そうというのだが、どうして彼らは逃げたのか? 鬼灯によると、たんに裁判が嫌な場合もあるが、死んだら行ってみたかった所にいく場合も多いという。「例えば」と鬼灯が向かった先は?_BR_「十八番がないと辛いアレ」_BR_裁判も終わって静かな閻魔殿の法廷で、パーーーっとストレス解消がしたいとボヤく閻魔大王。そばで黙々と働く鬼灯に、飲みに行こうと声をかけてみるが、鬼灯は頻繁に強制飲み会をするのは反対派。忘年会などの節目にやれば充分と誘いを断る。飲み会がだめならカラオケに行きたい! 部下と仲良くデュエットとかしたい! 諦めきれずにグチる閻魔大王の姿に、鬼灯はしぶしぶ大叫喚地獄のカラオケ店に予約をいれるのだった。
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けっこう毛だらけ猫灰だらけ/よきにはからえ
「けっこう毛だらけ猫灰だらけ」_BR_猫又の小判は、今日もゴシップ記事のネタを探して衆合地獄の花街にいた。猫は隠れひそんで張り込むことに関しては群を抜いて得意。そのため、地獄にいる猫又には、記者のほかに探偵をやっている者もいるらしい。寝ているように見せかけ、実は張り込み中だった小判だが、人ごみの中を、猫らしからぬ妙に良い姿勢で二足歩行する猫を見つける。時おり謎の動きを見せるその猫に見覚えがあった小判は、こっそりあとをつけるのだった。_BR_「よきにはからえ」_BR_漢さん。それは、宋帝庁で男亡者の邪淫の罪を調べる家系の五代目にあたる猫獄卒。漢ちゃんと呼んでもいいが、漢の兄貴なら最高。そう語る漢さんの一日は謎に包まれている。先日は初江庁へ赴き、動物好きで有名な初江王に癒しを与えるなどしたらしい。今日はどこに行こうか悩む漢さん。初江王から鬼灯が動物好きだと聞いたのを思い出し、忙しい鬼灯に癒しを与えようと閻魔庁に赴くことに。はたして、漢さんを前にした鬼灯の反応は?
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要は毒/呪いから生まれた怪物達による呪いモノ講座