まほろまてぃっく~もっと美しいもの~
エピソード
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帰ってきたメイドさん
リューガとの戦いを終え、再び美里家のメイドとして穏やかな生活に戻ったまほろさん。一方リューガは緋立中学の理科教師として留まっており、「私も人間のように生きてみたい…」と本気でそう思い始めていた。そんな彼をいまだに信用できないスラッシュは戦いを挑むが、まほろさんに力づくで止められてしまう。「ダメじゃないですか、ケンカなんかしてっ!仲良くしないと怒りますよ!」 渋々戦いを中止するリューガとスラッシュ。何ごともなくこの平穏な日常が続くと思われたある日、まほろさんと優の前に謎の少女が現れる。「あの…私をここに置いてほしいんです」
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きょうからみなわ
美里家に突如転がり込んできた謎の少女。彼女は、管理者から逃げてきた「サイボーグ370」と呼ばれるアンドロイドだった。まほろと優は彼女を受け入れ、まほろの妹「安藤みなわ」として優の通う緋立中学校に通わせることにする。彼女のことを信用できず「管理者のスパイ…あるいは刺客かもしれんぞ」と心配するスラッシュやリューガに対し、まほろはこう答える。「わかっています…管理者がどんな組織かも…みなわちゃんがどれだけ危険な存在かも…」果たして、まほろの真意は?
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夢はおっきく
ごきげんに謎の鼻歌を歌うまほろさん。実は、彼女はおっぱいを大きくできる機械「π deal α(パイ デェール アルファ)」を手に入れたのだ。その機械をまほろが使っていることを知った式条先生と、まほろのバトルが始まる。一方、管理者はみなわ回収のため、巨大人形兵器“エンケドランス”を投入してきて…。
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探し物 見つけます
ヴェスパーの監視衛星「サイクロプス」が謎の音声をキャッチ! ヴェスパー本部は優たちが通う緋立市立第四中学に危機が迫っていると判断した。人手不足のヴェスパーは引退したまほろさんに捜査を依頼。郡司副司令官の依頼を受け、秘密裏に捜査を行なうべく、まほろさんが立てた方策とは? …度のきつそうな丸メガネに三つ編みにした後ろ髪「鈴木まほ子です。」 平凡な中学生として、潜入調査を行うことであった。「これぞ完璧な中学生」そう思っているのはまほろさんだけではあったけれども…。みんなに正体がばれているとも知らずに、学園祭の準備が行われている緋立市立第四中学校を捜査するまほろさん。そして、コードイエローとは?
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あしたはかぜになる?
クリスマスを控え、美里家ではまほろさんが本格的な準備を始めていた。ツリーはもちろんのこと、サンタさんのためにとアーモンドクッキーも用意。優とみなわは家での支度をまほろさんに任せ、街へプレゼント交換会のための買物に出かけるが、その姿を凛、深雪、千鶴子や式条先生に見られてしまう。一方その頃、美里家では浜口がまほろさんにある質問をしていた。「みなわちゃんの好きなもの?」 浜口はみなわが喜ぶプレゼントが何か知りたかったのだ。
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ヤレめでたやな
「明けましておめでとうございます!」と挨拶するのは、晴れ着姿に身を包んだまほろさんとみなわちゃん。そう今日はお正月。初詣に行くため、式条先生や深雪たちなど、いつものメンバーが続々と美里家に集まってくる。しかし、初詣先の緋立神社では、新年早々、まほろさんと式条先生のバトルが勃発。そんな中、浜口とみなわは皆の輪からはぐれてしまう。清楚な晴れ着姿のみなわにクラクラしながらも、二人きりになった今がチャンスと告白を決意する浜口。とはいっても、なかなか思うようにいい出せない…。その後みんなは、凛の家から順番に年始参りへ出かけていく。
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おととい来やがれっ!
「な、なんという乱暴な!」 まほろさんは町内の商店街で買物中、年に一度行われるという喧嘩売り買いお咎めなしの「緋立暗黒武闘祭り」が今夜行われることを聞かされる。優が祭りに出かけないよう引き止めるまほろさんだったが、結局、優は家を抜け出して祭りに出かけてしまう。優を引き戻しに行くまほろさんとみなわちゃん。しかし、いつしかまほろさんたちも祭りに加わり、闘っているのだった。遂には、神社の境内で待ち受ける2年連続チャンピオンとまほろさんが対峙する時がやってくる。その緋立暗黒武闘祭りのチャンピオンの正体とは…。
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祖父と孫と
「ものすごく忙しい人でね。孫の僕でさえ生まれてこの方、会ったのは10回ぐらい…。今日会うのは、そう4年振りかな。」大企業の近衛重工業の会長。それが優の祖父である。久方振りに孫の優に会いにやってきて、今晩一晩泊まっていくとの電話が入ったのだった。まほろさんが家の隅々まで掃除をして、準備万端で優の祖父を迎えようとしていたその時やってきた初老の人、その人こそが優の祖父“優一郎”であった。美里家での優一郎は、まほろさんとみなわのお風呂を覗こうとするは、今日もまたやって来た式条先生のおっぱいにむしゃぶりつくはとメチャメチャな行動をとるのだった。そんな優一郎の正体とは…。
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愛より甘し ちょびっと苦し
明日はバレンタインデー。「女の子が男の子にチョコレートを贈る日なのです。」とみなわに説明しながら、チョコレート作りにいそしむまほろさん。でも、そのチョコは優に渡すのか?とみなわに聞かれると、あたふたするまほろさんであった。そして、バレンタインデー当日。緋立中学では、川原と浜口がチョコがもらえるかどうかとそわそわし、あげく、みなわからチョコをもらえないと思った浜口は逆ギレする始末。帰ってきた優にまほろさんがチョコを渡そうとしたその時、凛と深雪が優にチョコを渡しにきた。「今年は本命よ。」たじろぐ優の前に厄介な人がやってくる。そう式条沙織である。一方そのころみなわといえば…。
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わたしの好きなもの
庭にある紫陽花の芽がふくらんできた。春が近づきつつあるのだ。緋立市立第四中学校二年四組の優たちのクラスも終業式を迎えていた。そこには、通知表に目を通して、ため息をつく川原に浜口、休み中の旅行のことなどを考えている凛や千鶴子、生徒たちとのしばしの別れに号泣する式条先生の姿があった。そして、勇気を振り絞ってみなわを映画に誘う浜口。しかし、みなわはなんだか元気がなく、映画には行けないという。何やら、理由があるようだが…。
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願い、桜色
春休み。「緋立暗黒武闘祭り」の優勝賞品としてまほろさんに贈られた50万円分の温泉宿泊券で、優、みなわ、川原、浜口、深雪、千鶴子、凛、そして式条先生とみんな揃って小さな田舎町にある温泉へ旅行に出かける。料理を楽しみにする千鶴子や温泉に入るのを楽しみにする深雪。そしてこれを機にみなわに告白しようとする浜口など、めいめいがこの旅行に目的を持ち、楽しんでいた。そして旅館での夜、まほろさんと優は露天風呂を貸し切りにして、久しぶりに一緒にお風呂に入る。ゆったりとした穏やかな時間を過ごす二人であったが、まほろさんの顔は少し寂しげであった。
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受胎告知
管理者は宇宙進出の準備を着々と整え、ヴェスパー・セイントとの対決の準備を進めていた。その頃、迫りくる機能停止の日に怯えるまほろさんの前に現れたのは、フェルドランス。優の命が標的であるとほのめかす。そして、暗殺・テロと世界的規模で行動を起こす管理者。優の祖父でヴェスパーの首領でもある優一郎は優のことを、まほろさんに託す。優もまた、自分の周りで起こりつつあることに気づき始めていた。
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ユメノオワリ
優の祖父であり、ヴェスパーの首領でもある近衛優一郎。ヴェスパーは管理者の攻撃により大きなダメージを受けていた。単身、管理者のパーティに乗り込もうと身支度を整える優一郎は、昔の恋の思い出をスラッシュに語る。まほろさんと優は、追っ手から逃れて二人きりで遠い国へときていた。古い遺跡の町を彷徨い、森を歩き、夕暮れの海、「もっと美しいもの」を見る二人…。しかし、あくまでもまほろさんとの決着を願うフェルドランスが現れる。
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ナジェーナ
管理者は壊滅し、地球とセイントとの間には和解が成立した。地球人は宇宙へと進出し平和と繁栄を謳歌していた。そんな地球とセイントとの植民星の一つ「シルヴァプラナ」。地球から中学生が修学旅行にくるような平和な星。そんな星にも裏の世界が存在した。今なお闇に蠢く管理者の残党を執拗に狩り出す刺客。本来ならば、戦闘用アンドロイドが就く危険な仕事を、望んで行っている人間の男がいた。傷つく度に生身の身体を機械に置き換え、なおも管理者の残党を追い続ける男、その男とは…?
スタッフ
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アニメーション制作
GAINAX SHAFT -
キャラクターデザイン・総作画監督
高村和宏 -
シリーズ構成
山賀博之 花田十輝
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メカニックデザイン
江田恵一 -
副監督
佐伯昭志 -
原作
ぢたま某 中山文十郎 -
監督
山賀博之 -
美術監督
小坂部直子 菱沼由典 -
美術設定
佐藤正浩 -
脚本
大久保智康 山賀博之 植竹須美男 花田十輝 -
色彩設定
日比野仁 -
音楽
増田俊郎 -
音響監督
岩浪美和
キャスト
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スラッシュ
野田圭一 -
まほろ
川澄綾子 -
みなわ
清水愛
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リューガ
子安武人 -
佐倉深雪
菊池由美 -
大江千鶴子
真田アサミ -
大門隼人
石塚運昇 -
川原清巳
私市淳 -
式条沙織
高田由美 -
浜口俊也
荻原秀樹 -
等々力凛
水野愛日 -
美里優
瀧本富士子