銃皇無尽のファフニール
エピソード
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竜園のミッドガル
25年前、何の前触れもなく世界を蹂躙する巨大生物が現れた。人々はその常識外の怪物をドラゴンと名付け、恐れた。やがて、人間の中にドラゴンと同様の力を持つ者が生まれはじめた。人はその存在を『D』と呼んだ。 世界でただひとりの男の『D』――物部悠はミッドガルへ送られる。そこは『D』の少女たちが隔離されている島だった。『D』の少女イリスと出会い、妹の深月と再会した悠は、そこで少女たちと学園生活をおくることになる。 「物部悠です。ふつつか者ですが、よろしくお願いします」。
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白のリヴァイアサン
ミッドガル内に警戒レベルCの緊急警報が鳴り響く。 『白』のリヴァイアサンと呼ばれるドラゴンが島へ迫っていた。ドラゴンに見初められた『D』の少女は竜紋が変色し、やがてはドラゴンになってしまうという。 ミッドガルの防衛機構を突破し、迫りくるドラゴン。悠は竜紋が浮かび上がった少女を前に決断を迫られる。ドラゴン化する前に少女を始末するか。 それとも迫りくるドラゴンと対決するのか。 「俺がイリスを――殺してやる」。
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咆哮のファフニール
ミッドガルにいた『D』の少女たちが、『白』のリヴァイアサンと戦う。リヴァイアサンは斥力場――アンチグラビティを発生させて攻撃を一切受け付けない。 そのころ、悠はミッドガルに潜入してきた特殊部隊と対決していた。島の混乱を止めた悠は、3年前にドラゴンを撃退したときの記憶を思いだす。 迫りくるリヴァイアサン。彼の秘められた力がついに覚醒する。それは「ファフニール」と呼ばれた力だった。 「あのときよりも、強い力が必要だ!
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竜人のティア
学園に転校生がやってきた。ひとりは角を生やした赤毛の少女・ティア。 もうひとりはメガネに三つ編みの穂乃花。ティアの竜紋はすでに変色しており、『赤』のバジリスクと呼ばれるドラゴンに見初められていた。 自分はドラゴンだと言い張るティア。悠はティアのサポート役に任命される。無邪気に悠の身体へ抱きつくティアに、気が気ではないクラスメイトたち。 ティアは学園のみならず、悠の部屋にまでついていくのだった。 「風呂は、ひとりで入ってくれないか?」
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禍焔のムスペルへイム
ティアを取り戻すために、ドラゴン信奉者の団体が動きだした。ミッドガルに敵対する『D』――キーリが暗躍をはじめたという。悠はその状況を知り、緊張感に顔を曇らせる。 そのころティアはクラスメイトたちともなじみはじめていた。 だが、あくまで自分はドラゴンだと言い続ける。 悠は必死の説得で、彼女の人間らしさを取り戻そうとする。 「俺はティアに、人間として生きることを選んでほしいんだ!」
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紅翼のティアマト
不死身のドラゴン・青のヘカトンケイルがミッドガルに突然出現した。 深月は、兄の悠に撃退を依頼する。かつて悠は正体不明のドラゴン・ユグドラシルと取引し、青のヘカトンケイルを消滅させたことがあるのだ。 深月の願いに応えるべく、再び戦うことを覚悟する悠。 そのころ退避しているティアを、キーリが襲撃した。 リーザは、ティアを守るためにキーリと対峙する。 「約束したよな……俺は消えないって……!」
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スカーレット・イノセント
不死身のドラゴン・青のヘカトンケイルがミッドガルを蹂躙する。 深月たちは力を合わせて、青のヘカトンケイルを海へ押し出していく。 そのとき悠は、正体不明のドラゴン・緑のユグドラシルと対話し、青のヘカトンケイルを倒す力を取引しようとしていた。 ユグドラシルが力の代償に求めたものは、悠の記憶。 悠は大事な思い出を守るために、ひとつの決断を下す。 「これ以上大切な思い出を――想いを、 俺は失いたくない!」
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侵攻のバジリスク
かつてミッドガルをドラゴン・紫のクラーケンが襲撃したとき、深月はひとりの親友を失っていた。今でもその辛い思い出は忘れることができない――。 いよいよ赤のバジリスクが海を渡りはじめ、ミッドガルに接近しつつあることがわかった。バジリスクの目的はティア。一同は無人島に移動し、バジリスクを誘導したのちに、島ごと爆破するという作戦を立てる。そのときに新たな転入生・立花穂乃花がやってきた。 「深月がミッドガルに来てからの3年間……そのことを教えてほしい」
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絶海のフロントライン
バジリスクが到達するまで、あと3日。無人島に移動した一同は、火山島で鋭気を養う。そのころ、ニブルでは対バジリスク用の大型兵器を開発。その新兵器で火山島ごしにバジリスクを迎撃することになった。 バジリスクの能力とニブルの新兵器――はたして戦いの決着はどうなるのか?人類の命運をかけた作戦が開始された。ティアは心配そうにその作戦の行方を見つめる。 「応援されたらやる気が出る。やる気があれば普段以上の力が出せる。そういうもんだ」
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赤色のカタストロフ
バジリスクを撃退するため、深月たちは出撃する。 深月とアリエラ、フィリルと穂乃花、リーザとレン、そして悠とイリス。 リバイアサンを倒したときに身に着けた力、アンチ・グラビティ(反重力)を悠はバジリスクに立ち向かう。しかし、バジリスクの動きは止まらない。 バジリスクが近づいてくるたびに、ティアは苦しそうにもだえるのだった。 「前にも言ったろ? イリスはいつも、俺の想像を遥かに超えていくって」
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天墜のミストルテイン
悠たちの作戦は失敗した。船に退避すると、一同は火山島から離れる。 バジリスクは赤い閃光を放つと、火山島をも消し去ってしまった。船の中でバジリスクの攻撃バターンを映像で確認する悠。すると、悠はバジリスクの攻撃にひとつのパターンを見つけるのだった。悠はその攻撃を実現するために、かつての上官ロキに連絡を取るのだった。そのとき穂乃花がティアを捕え、その命を奪おうとする。 「お前を絶対にひとりにしない」
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アンリミテッド・ファフニール
赤のバジリスクのつがいに選ばれ、竜紋が反応するティア。このままでは彼女はドラゴンになってしまう。 それを防ぐためにバジリスクを倒すか、ティアを殺すか――。悠はひとつの決断を下す。 バジリスクを攻撃する作戦がはじまった。 「俺は……お前を人間だと思ってる」
スタッフ
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CGディレクター
佐藤淳也 -
アニメーション制作
ディオメディア -
エフェクト作画監督
福島秀機
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キャラクターデザイン・総作画監督
安田祥子 -
クリーチャーデザイン・アクション作画監督
相坂直紀 -
シリーズ構成・脚本
江夏由結 -
ツカサ
講談社ラノベ文庫 -
原作
ツカサ(講談社ラノベ文庫) -
原作イラスト
梱枝りこ -
撮影監督
伊藤康行 -
監督
高橋順 -
総監督
草川啓造 -
編集
小島俊彦 -
美術
スタジオじゃっく -
美術監督
武藤正敏 -
色彩設計
林由稀 -
製作
銃皇無尽のファフニール製作委員会、TBS -
製作協力
講談社、日本コロムビア、第一興商、ディオメディア、日音、レイ、ダックスプロダクション、日本ナレーション演技研究所 -
音楽
R・O・N -
音楽制作
日本コロムビア -
音響制作
ダックスプロダクション -
音響効果
蔭山満 -
音響監督
飯田里樹 -
クリーチャーデザイン·アクション作画監督
相坂直紀 -
ツカサ
講談社ラノベ文庫
キャスト
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アリエラ・ルー
徳井青空 -
イリス・フレイア
日高里菜 -
キーリ・スルト・ムスペルヘイム
井上麻里奈
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ティア・ライトニング
佐倉綾音 -
フィリル・クレスト
花澤香菜 -
リーザ・ハイウォーカー
金元寿子 -
レン・ミヤザワ
内村史子 -
物部悠
松岡禎丞 -
物部深月
沼倉愛美 -
立川穂乃花
早見沙織