きのこいぬ
エピソード
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きのこいぬたんじょう
絵本作家の夕闇ほたるは、唯一の家族だった愛犬はなこの最期を看取れず、後悔の日々を送っていた。夢で会うはなこはいつもしっぽを振って笑っているように見えるが、反面、彼の悲しみは深くなるばかりだった。そんなある晩、庭をぼんやり眺めていると、雪柳の下に生えていたまピンク色のきのこが突然動き出した。左耳がピンクのきのこで見た目は犬っぽく、しっぽをぶんぶん振って走り寄ってくる。不思議に思いながらも同居生活を始めるが、つぶらな瞳のかわいいけど謎のこの生きものの目的は果たして…?
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きのこいぬとはなこ
ほたるときのこいぬとの同居が始まってしばらくして、幼馴染みで担当編集のこまこが、編集長の息子で個性的な髪型の矢良を連れてくる。昔からほたるの大ファンだという彼は、近所のきのこ研究所の職員で専門家だが、このような独立歩行タイプのきのこは見たことがないという。きのこいぬの正体は謎のまま、こまこが新作絵本の取材の話を持ってきたり、再び訪れた矢良と三人で散歩に出かけたり。二人の日常に起きるさまざまな出来事により、きのこいぬには新たな一面が、ほたるの表情には少し変化が見られ…。
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きのこいぬよどこへいく
ある日、ほたるは締め切りに追われていた。短い仮眠から目覚めた彼の目に飛び込んできたのは、完成したばかりの原稿に何かを懸命に書くきのこいぬの姿。「きのこいぬ!」つい声を荒げてしまうが、無防備にしていた自分が悪いと言いながら、ほたるは慌てて一から描き直し始める。一方叱られたと思ったきのこいぬは一人、家を出ていってしまう。原稿が完成したところで、きのこいぬが居なくなった事に気づいたほたるは家を飛び出し、こまこと一緒に探し始めるが…。きのこいぬの行動にはある思いがあった―。
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きのこいぬぱーてぃする
スタッフ
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アニメーション制作
C-Station -
キャラクターデザイン
遠藤大輔 -
シリーズ構成
田中仁
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原作
蒼星きまま「きのこいぬ」(徳間書店 COMICリュウ) -
撮影監督
堀内美咲 -
監督
浅野景利 -
美術監督
海野よしみ -
色彩設計
水野多恵子 -
音楽
立山秋航 -
音響監督
吉田光平
キャスト
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きのこいぬ
小林大紀 -
プラム
久野美咲 -
上原あんず
日菜
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上原つばき
千本木彩花 -
夕闇ほたる
上村祐翔 -
天野こまこ
永瀬アンナ -
矢良いつき
寺島拓篤