進撃の巨人
エピソード
-
二千年後の君へ ――シガンシナ陥落①――
四方を50mを超える壁に囲まれた街・シガンシナ地区。人々は壁の外の巨人から自分たちを守るため、この巨大な壁を作りあげたのだった。外の世界に憧れる少年・エレンと、彼のよき相談相手であるミカサは、壁の中で平和な時を過ごしていた。そんなある日、壁の外を探索に行った調査兵団が、この町に帰還するのを知る。調査兵団を“英雄”と呼ぶエレンが見たのは……。
-
その日 ――シガンシナ陥落②――
シガンシナ地区を襲った巨人は、そこで生活していた人々の日常を一変させた。悲鳴と怒号が飛び交うなか、我先にと逃げる人々をおもむろにつまみあげ、次々に口の中へと放り込んでいく巨人の姿は、人類はただのエサに過ぎないことを実感させるのに十分だった。目の前にいた母を救えず、己の無力さを痛感したエレンは、巨人への憎しみを募らせる。「あいつらを駆逐してやる……この世から……一匹、残らず!」
-
絶望の中で鈍く光る ――人類の再起①――
巨人殺しの最も有効な手段「立体機動術」を身に付けるため訓練兵団に入団したエレン、ミカサ、アルミン。キース教官の課す厳しい訓練の過程で、出身も考え方も異なる同期同士の連帯感が芽生える。立体機動術の前段階である姿勢制御訓練をミカサやアルミン、同期の仲間たちが難なくクリアしていくなか、エレンは無様に失敗してしまう。兵士としての適正がなければ開拓地へと送られ、人類の食糧を支える「生産者」になるほかないが……。
-
解散式の夜 ――人類の再起②――
訓練兵団に入団して3年。キース教官のもと厳しい訓練を経たエレン、ミカサ、アルミンたちに、いよいよ卒団の時期が迫っていた。そんななか、エレンは「立体機動術」などの巨人殺しの技術を磨くことが、同時に巨人からいち早く安全圏に逃れる技術に繋がっている矛盾に気づく。訓練兵団での成績上位者は内地にて王の元で民を統制し、秩序を守る憲兵団に入れるのだが……。
-
初陣 ――トロスト区攻防戦①――
シガンシナ区の惨劇から5年、エレンは「ウォール・マリア」破壊のきっかけとなった巨人と対峙していた。立体機動装置を作動させ、巨人の急所であるうなじを狙い攻撃を加えるエレン。しかし、突如発生した大量の蒸気に巨人を見失ってしまう。破壊された開閉扉、壁の修復にあたりながら、巨人の第二波進軍に備えるエレンたち。はたして、迫りくる巨人たちに一矢報いることはできるのか!?
-
少女が見た世界 ――トロスト区攻防戦②――
トーマス、ナック、ミリウス、ミーナ、エレン……巨人の前に次々に斃れていく34班の仲間たち。一人生き残ったアルミンは救助に訪れたコニーに声をかけられるが、あまりの出来事に現実を受け入れられないでいた。エレンとは別の部隊で巨人と戦っていたミカサは、エレンと出会ったときのことを回想する。
-
小さな刃 ――トロスト区攻防戦③――
一時撤退の鐘が鳴ったものの、立体機動装置用のガスが尽きかけているため、壁を登れないジャン、コニー、アルミンたち訓練兵。そこにミカサが追いつき、補給部隊が籠城した駐屯兵団本部に向かうことを提案する。しかしそこには多数の巨人たちが群がっていた。先陣を切って本部奪還に向かうミカサだが……。
-
心臓の鼓動が聞こえる ――トロスト区攻防戦④――
窮地に陥ったミカサを救った巨人を補給所まで誘導して、駐屯兵団本部に群がる巨人たちを倒せないか、と提案するアルミン。その提案を受け、コニーの援護のもとミカサは駐屯兵団本部を目指す。一方、ジャンたちは立ち塞がる巨人たちをすんでのところでかわしながら、ミカサたちよりひと足早く本部に辿りついていた。
-
左腕の行方 ――トロスト区攻防戦⑤――
トロスト区全域で繰り広げられた人類と巨人との死闘。アルミンの目の前で巨人の餌食となったエレンだったが、自ら巨人となりミカサたちの窮地を救った。しかしにわかには信じ難いキッツ率いる駐屯兵団はエレンたちに武器を向ける。キッツから「貴様の正体は何だ?人か巨人か?」と問われたエレンは……。
-
応える ――トロスト区攻防戦⑥――
巨人が人に化けている──恐怖が伝染した戦場では、エレンやアルミンがどんな申し開きをしようと、誰も聞く耳を持つ者はなかった。エレン達にむかって放たれる砲弾。その刹那、エレンは上半身を巨人化させ、ミカサとアルミンを守ることに成功した。蒸気とともに消えゆく巨人の骨格のなかで、エレンが選択するのは……!?
-
偶像 ――トロスト区攻防戦⑦――
南側領土を統括する最高責任者であるピクシス司令から駐屯兵団に知らされたトロスト区奪還作戦。それは、巨人化したエレンが大岩を運び、破壊された扉を塞ぐというものだった。巨人たちがトロスト区に入り続けているいま一刻の猶予もままならない。エレン自身、自らの力を信じているわけではなかったが「オレはならなきゃいけないんだ……みんなの希望に」と決意を固める。
-
傷 ――トロスト区攻防戦⑧――
ミカサに向けて振り下ろされた巨人化したエレンの拳。トロスト区奪還作戦は、いきなり暗礁に乗り上げていた。すんでのところでその拳をかわすミカサだったが、再度、エレンはミカサめがけて拳を振り上げる。ついに自らの拳を顔面に打ち込み、動けなくなってしまうエレン巨人。そこに3体の巨人が接近してきて……。作戦の現場指揮を任された精鋭班・班長イアンは判断に苦慮する。
-
原初的欲求 ――トロスト区攻防戦⑨――
エレンを覚醒させるべく語りかけたアルミンによって、巨人化したエレンは大岩を運び始めた。トロスト区内に侵入した巨人たちがエレンに群がるのを防ぐため、イアンをはじめ精鋭班の班員たちは決死の覚悟で巨人を自らに引き付ける作戦を展開する。数々の命が無残に蹂躙されていくなか、巨人化したエレンはついに壁の穴を大岩で塞ぐことに成功する。
-
まだ目を見れない ――反撃前夜①――
巨人となったエレンに対する民衆の反応は様々だった。壁のより内側に住む者ほど、破滅に導く悪魔と恐れ、より外側に住む者ほど希望へと導く救世主と呼んだ。中央政府はエレンを憲兵団と調査兵団、どちらに引き渡すかの審議にかける。それぞれの兵団の思惑が交錯するなか、エレンの審議が始まる。
-
特別作戦班 ――反撃前夜②――
審議の結果、調査兵団特別作戦班・通称「リヴァイ班」に所属することになったエレン。調査兵団のなかでも精鋭が集うリヴァイ班はひと癖もふた癖もある個性的な団員で構成されていた。30日後の大規模な壁外遠征を控え、エレンはトロスト区掃討戦の際に捕えた巨人の実験内容をハンジから聞くのだった。
-
今、何をすべきか ――反撃前夜③――
調査兵団が生け捕りにしていた2体の巨人が何者かによって殺されてしまう。第104期訓練兵にも疑いの目が向けられ、一人一人調査が行われた。結局、誰が殺したのかは分からなかったが、訓練兵たちにとっては重要なそれぞれの所属兵団を決める時期が迫っていた。彼らの前に立ったエルヴィンは本来であれば伏せておくべき情報まで明かすのだが……。
-
女型の巨人 ――第57回壁外調査①――
エレンと同期のミカサ、アルミン、ジャンたち第104期訓練兵を新たに加えた調査兵団はエルヴィンの指揮のもと第57回壁外調査に出た。長距離索敵陣形にて巨人との接触をできるかぎり避けながら目的地を目指す。しかし陣形内で索敵を担当するアルミンは“知性”を持つ女型の巨人に迫られ窮地に立たされる。
-
巨大樹の森 ――第57回壁外調査②――
女型の巨人によって、陣形の右翼側索敵に壊滅的な打撃を受けた調査兵団。撤退指令が出るものと思われたが、指令班が下したのは陣形の進路を変えつつ、作戦を続行することだった。その間にも女型の巨人は調査兵団の陣形を破壊しながら団員達を蹂躙していく。そして、ついにエレンが属するリヴァイ班からも目視できる距離まで迫られる。
-
噛みつく ――第57回壁外調査③――
“巨人殺し”のプロフェッショナルであるリヴァイ班の背後に迫る女型の巨人。しかし、リヴァイ班の面々は女型の巨人を足止めするべく、立ち向かう兵士にあえて増援することなく、ただひたすらに馬を走らせていた。エレンは問う「見殺しにする理由がわからない!それを説明しない理由もわからない!」と。その問いにリヴァイは、ある選択を投げかける。
-
エルヴィン・スミス ――第57回壁外調査④――
数多の犠牲を払いながら、ついに巨大樹の森で女型の巨人を拘束兵器で捕えることに成功した調査兵団。作戦の本来の目的を知らされていなかったほとんどの兵団員は、ようやくエルヴィン団長の真意を知ることとなる。身じろぎひとつできなくなった女型の巨人は、断末魔の悲鳴をあげるが……。
-
鉄槌 ――第57回壁外調査⑤――
自らの肉体を他の巨人に喰らわせ、蒸気とともに消えた女型の巨人。その中にいた人物は、調査兵団員と同じ制服で兵士の中に紛れ込み、エレンを追っていた。エレンを護衛しながら帰還するグンタを手にかけ、再び女型の巨人となってエレンの前に現れる。オルオ、エルド、ぺトラが連携しながら女型の巨人に立ち向かうが……。
-
敗者達 ――第57回壁外調査⑥――
女型の巨人に捕えられたエレンを奪還するべく、そのあとを追うミカサ。そこにリヴァイが追いつき、巨人を仕留めることをあきらめ、エレンを救い出すことに目的を絞る。リヴァイは人間とは思えない驚異的な動きで、ついに女型の巨人の動きを止めることに成功する。ミカサは、止めを刺そうと攻撃に入るが……。
-
微笑み ――ストヘス区急襲①――
第57回壁外調査は、人類のなかに潜む敵━━巨人化能力を持ち、壁の破壊を企む人間を捉える作戦でもあった。しかし、調査兵団はこの作戦に失敗してしまう。政治的判断からエルヴィンら責任者が王都に召集されるだけでなく、エレンの引き渡しも決まってしまう。そんなおり、ストヘス区憲兵団支部に所属するアニは、調査兵団がストヘス区を通過する間の警備を命じられる。
-
慈悲 ――ストヘス区急襲②――
アルミンの立案した作戦に沿って、アニを地下通路への入口まで誘い出すことに成功したエレン、ミカサ、アルミン。しかし、アルミンの真意に気づいたアニは巨人化し、エレンを死にもの狂いで捕えようとしていた。地下通路内に逃れたエレンたちを狙う女型の巨人・アニ。ミカサ、アルミンを守るためエレンも巨人化を試みるが……。
-
壁 ――ストヘス区急襲③――
逃げる女型の巨人(アニ)に、巨人となったエレンは追いつき、2体の巨人は激しい闘いを繰り広げていた。巨人同士の闘いに巻き込まれ、ストヘス区市街では想像を絶する被害が出ていた。その責任を憲兵団師団長ナイルに糾弾されるエルヴィン。エルヴィンは「人類の勝利のため」と答え、ナイルの構える銃の前に立つ。
-
壁の向こう側
グリシャが遺した手記から、世界の姿が明らかに。公表された事実に人々は動揺する。勲章の授与を待つ間、フロックたちは言い争いを始めるが...。
-
進撃の巨人
"進撃の巨人"を宿した男、エレン・クルーガーによって助け出されたグリシャ。クルーガーは彼に"始祖の巨人"を持ち主から奪うよう、任務を託す。
-
あの日
エレンの父・グリシャが残した本には、彼の記憶が綴られていた。まだ幼い少年であったグリシャは、ある日突然に、この世の真実と向かい合うことになる…。
-
地下室
シガンシナ区の壁の封鎖には成功したものの、団員の多くを失った調査兵団。エレンは仲間とともに、巨人の謎が隠されているという自身の生家に向かう。
-
白夜
黒焦げになりひん死状態のアルミンと、重傷を負ったエルヴィン団長。1本しかない巨人化の注射をどちらに打つべきか、リヴァイが下した判断は...。
-
勇者
決死の覚悟で、獣の巨人に突撃する新兵たち。戦局を打開したのはリヴァイだった。一方、超大型巨人の異変に気づいたアルミンはある作戦を思いつく。
-
完全試合 (パーフェクトゲーム)
超大型巨人が暴れ回り、炎に包まれるシガンシナ区。一方、壁の外にいるリヴァイたちは、獣の巨人が投げる石つぶての嵐に、後退を余儀なくされる。
-
光臨
呪われた歴史に終止符を打つべく、計画を実行に移すライナー。彼が巨人化した"鎧の巨人"は調査兵団の攻撃を受け、動きを止めたかに見えたが...。
-
雷槍
ウォール・マリアで巨人の大群に取り囲まれた調査兵団。エルヴィンの指揮のもと、一同は移動手段の馬を死守しながら、鎧の巨人の打倒に全力を傾ける。
-
はじまりの街
ウォール・マリア奪還を目指し、夜の森を進む調査兵団。恐怖で手が震えていたところ、アルミンに声をかけられたエレンは、これまでのことを思い出す。
-
奪還作戦の夜
調査兵団の悲願である、ウォール・マリア奪還作戦の決行が2日後に決まった。出陣を控えるよう進言するリヴァイに対し、エルヴィンは固い決意を示す。
-
傍観者
戴冠から2ヵ月、人々から親しみを込めて"牛飼いの女神様"と呼ばれるヒストリア。調査兵団は、エレンの硬質化能力をもとに対巨人兵器を開発する。
-
友人
ボロボロになりながらも、崩落現場を逃げのびたケニーの脳裏に浮かぶのは、壮絶なその生涯。再び意識を取り戻した彼の前に、リヴァイが姿を見せる。
-
壁の王
木々を焼き払いながら進む、巨人化したロッド。かつてない大きさの巨人を前にエルヴィンは、住民をおとりに使い、外壁で迎え撃つという計画を立てる。
-
オルブド区外壁
薬品を体内に取り込み、超大型巨人をも超える巨人と化すロッド。絶望的な状況の中でも希望を捨てない仲間の姿を目にして、エレンはある決断を下す。
-
願い
ロッドがヒストリアを巨人に変えようとしたその時、リヴァイら調査兵団が礼拝堂の地下を襲撃。すさまじい空中戦の中、ハンジが負傷し、倒れてしまう。
-
罪
礼拝堂の地下で目覚めたエレンの前に現れるヒストリアと彼女の父・ロッド。2人が背中に触れると、エレンの脳裏に5年前の悲劇の真相が浮かび上がる。
-
回答
ついに調査兵団の命運が尽きようとしていた。中央憲兵に追い詰められ、エルヴィンの処刑が執行されようとしていたのだ。王の間にて、最後の裁判を受けるエルヴィン。調査兵団を失うということは、人類の矛を失うことを意味する。――エルヴィンの主張に誰も耳を貸そうとせず、処刑台へと連行されそうになった矢先に、超大型巨人と鎧の巨人がウォール・ローゼを突破したとの情報が入る。はたして、人類の未来を託すべきは誰なのか!?
-
信頼
調査兵団が潜伏する森を探索中、逆に拘束されてしまった憲兵団のマルロとヒッチ。憲兵団のやり方に疑問を抱くマルロは、リヴァイらに協力を申し出る。
-
昔話
父を名乗るロッド・レイスから、自分が王家の血を引く存在だと聞かされるヒストリア。ハンジは憲兵から得た情報を手に、エルヴィンのもとへ向かう。
-
痛み
憲兵団の面々にさらわれたエレンとヒストリア。あとを追うリヴァイの前に立ちはだかったのは、彼と因縁浅からぬ仲である憲兵団の隊長・ケニーだった。
-
狼煙
リヴァイ班に編入されたエレンたち。ハンジは巨人化したエレンの体を、自在に硬質化する方法を探る。そこへ、ニック司祭が殺されたという知らせが。
-
叫び
【シーズン2 最終話】エルヴィンが引き連れてきた巨人の大群が、鎧の巨人に襲いかかる。まるで地獄のような光景が繰り広げられる中、調査兵団はエレンの奪還に何とか成功した。だが、退避する兵たちに向けて、鎧の巨人が他の巨人を投げつけてくる。その衝撃で落馬したエレンとミカサの前に出現したのは、5年前のあの日、エレンの母・カルラを食った巨人だった。憎き仇との因縁に自らの手で決着をつけるため、エレンは巨人となって戦おうとするが…。
-
突撃
森に突入しようとするエルヴィンの前に姿を現す鎧の巨人。そこには囚われの身となったエレンの姿もあった。果敢に攻撃を仕掛けるミカサだが...。
-
子供達
エレンの奪還を目指し、巨大樹の森にたどり着く調査兵団の精鋭たち。そんななか、クリスタの救出を焦るユミルは、貧民街で暮らしていた頃を思い出す。
-
開口
鎧の巨人との戦いに敗れたエレンは、巨大樹の森で目を覚ます。そこにはエレンと同様に巨人化の能力を有する者たちがいた。巨人の巣窟となった森では、たとえ巨人になったとしても生き抜くことは困難であり、そもそも戦い終えたばかりのエレンには巨人になれるだけの体力はない。即ち今のエレンに出来ることは、巨人が動かなくなる夜まで大人しく待つことだけ。そんなエレンに、ある人物が「俺達の故郷に来てもらう」と語りかける。
-
追う者
エレン巨人は鎧の巨人をあと一歩のところまで追いつめたが、超大型巨人の頭部が落下してきたことにより形勢は逆転し、エレンは鎧の巨人に連れ去られてしまう。さらに、超大型巨人の発生させた熱と風圧が、その場にいた兵士たちに甚大なダメージを与える。倒れたミカサが目を覚ましたときには、既にエレンの敗北から5時間が経過していた。エレンを想って、涙するミカサ。そんなミカサやアルミンを、ハンネスは勇気づけるのだった。
-
打・投・極
"鎧の巨人"に対し、自分も巨人化し対抗するエレン。一方の調査兵団は"超大型巨人"に襲いかかるものの、吹き出す蒸気に近づくことすらできない。
-
戦士
ウトガルド城を取り囲んだ巨人の群れはユミルの活躍と、駆けつけた調査兵団の主力部隊によって撃退された。重傷を負ったユミルは治療のためトロスト区に送られることとなり、残った調査兵団は壁の修復作戦を再開することに。ところが、穴の位置を知らせに来たはずのハンネスは「穴はどこにもない」と報告する。穴がないのだとしたら、巨人はどうやって壁の内側に現れたのか? 疑問を抱えたまま、エレンたちはトロスト区で待機する。
-
ヒストリア
エレンたちが訓練兵団だった頃、雪山での訓練後に遭難したクリスタとユミル。吹雪のなか、一同は体調を崩したダズを引きずり、山のふもとを目指すが?
-
兵士
古城跡で夜を明かす南班と西班。ライナーは、コニーの話に対するユミルの態度に疑問を持つが、その時すでに城は大勢の巨人に取り囲まれていて…。
-
南西へ
無人となった故郷でコニーが倒れた巨人を目にしていた頃、リコたちは東防衛線で巨人と交戦。胸騒ぎのなかで、それぞれに巨人出現から最初の夜を迎える。
-
ただいま
巨人発見より5時間後、北の森に向かったサシャは故郷の村まで到達する。サシャの胸中によみがえる、父親との苦い思い出…。3年ぶりの故郷は最早、人の住める土地ではなく、その先に見つけた新しい村でサシャは凄惨な光景を目の当たりにする。一方で、急ぎウォール・ローゼをめざすエレンたちだったが、同行者の中には何故かニックの姿があった。ウォール教が知る壁の秘密を開示するべきか、彼は自分の目で確かめるという。
-
獣の巨人
女型の巨人との戦闘後、壁の中から巨人が発見され、ハンジはニック司祭を問い詰める。その12時間前、巨人の群れがウォール・ローゼを突破していた。
スタッフ
-
「進撃の巨人」製作委員会
Production I.G ポニーキャニオン ポニーキャニオンエンタープライズ 講談社 電通 -
3D監督
藪田修平 -
アクション作画監督
江原康之、今井有文
-
アニメーション制作
WIT STUDIO -
キャラクターデザイン
浅野恭司 -
シリーズ構成
小林靖子 -
ビジュアルコンセプト
森山洋 -
プロップデザイン
肥塚正史 -
メインアニメーター
手塚響平、山田歩 -
別冊少年マガジン
講談社 -
制作協力
Production I.G -
助監督
肥塚正史 -
原作
諫山創 -
巨人設定
千葉崇明 -
掲載誌
別冊少年マガジン(講談社) -
撮影監督
山田和弘 -
監督
荒木哲郎 -
総作画監督
門脇聡 -
編集
肥田文 -
美術監督
吉原俊一郎 -
美術設定
谷内優穂 -
色彩設計
橋本賢 -
製作
「進撃の巨人」製作委員会(ポニーキャニオン、講談社、Production I.G、電通、ポニーキャニオンエンタープライズ) -
音楽
澤野弘之 -
音楽制作
ポニーキャニオン -
音響制作
テクノサウンド -
音響効果
倉橋静男 -
音響監督
三間雅文 -
「進撃の巨人」製作委員会
電通 -
別冊少年マガジン
講談社 -
巨人設定
千葉崇明
キャスト
-
アニ・レオンハート
嶋村侑 -
アニの父
石塚運昇 -
アルミン・アルレルト
井上麻里奈
-
ヴァルツ
浅利遼太 -
エルヴィン・スミス
小野大輔 -
エルド・ジン
千葉進歩 -
エレン・イェーガー
梶裕貴 -
オルオ・ボザド
川田紳司 -
クリスタ・レンズ
三上枝織 -
グンタ・シュルツ
三戸耕三 -
コニー・スプリンガー
下野紘 -
サシャ・ブラウス
小林ゆう -
ジャン・キルシュタイン
谷山紀章 -
ダリウス・ベーア=ヴァルブルン
高瀬右光 -
ダリス・ザックレー
手塚秀彰 -
ディータ・ネス
坂口候一 -
ディター
佐々木義人 -
デニス・アイブリンガー
荻野晴朗 -
ドット・ピクシス
田中正彦 -
ナイル・ドーク
勝杏里 -
ナナバ
下田麻美 -
ニック司祭
麻生智久 -
ハンジ・ゾエ
朴璐美 -
ハンネス
藤原啓治 -
ヒッチ
渡辺明乃 -
ベール
遠藤大智 -
ペトラ・ラル
相川奈都姫 -
ベルトルト・フーバー
橋詰知久 -
ボリス・フォイルナー
烏丸祐一 -
マルコ・ボット
逢坂良太 -
マルロ・フロイデンベルク
杉田智和 -
ミカサ・アッカーマン
石川由依 -
ミケ・ザカリアス
三宅健太 -
モブリット
西凜太朗 -
ユミル
藤田咲 -
ユルゲン
布施川一寛 -
ライナー・ブラウン
細谷佳正 -
リヴァイ
神谷浩史 -
リコ・プレツェンスカ
鷄冠井美智子 -
ルーク・シス
北田理道