鉄のラインバレル
エピソード
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クロガネと少年
早瀬浩一は、どこにでもいる、ごく普通の中学三年生。何も出来ず、正義に憧れているだけだった彼は、ある日“事故”により、巨大人型メカ「ラインバレル」のファクター(搭乗者)となる。圧倒的な力を得た浩一は、謎の美少女・城崎絵美との出会いをきっかけに、襲いくる敵に戦いを挑んでゆくが……!?
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疾走する正義
ラインバレルを狙う秘密結社・加藤機関の沢渡と激闘を繰り広げた浩一。せっかく街を救ったはずなのに、ニュースではラインバレルの活躍について一切報道されていないのが気にくわない。浩一は、ファクターとなったことで手に入れた人並み外れた身体能力で、いつも自分をイジめていた不良グループをシメ返す。幼なじみの理沙子と矢島は、その変わりように不安を覚えるのだった。
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蒼の戦慄
ラインバレルを巡る、秘密結社・加藤機関とJUDAとの戦いで、街に大きな被害を出した浩一。周囲の人々を巻き込んでしまったことに、城崎は自責の念にかられるが、浩一本人はその自覚がなく、自分が正義の味方であることを信じて疑わない。そんな浩一の前に、JUDAのエースパイロット森次玲二の操るヴァーダントが現れた……!
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正義の代償
ラインバレルを失った浩一は、自暴自棄に陥り、一般人を相手に暴力を振るう。ファクターである浩一に、生身で勝てる者はもういない。矢島は、浩一を心配する理沙子のために、浩一に向き合うことを決意する。降りしきる雨の中、矢島と拳を交える浩一。そこへ、加藤機関のハグレマキナが現れる!
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明日への道標
ラインバレルの暴走で気を失い、JUDAに保護された浩一。石神社長は、マキナのことや、敵である加藤機関の知識を浩一に与える。浩一は石神から、正義の味方として共に戦おうと誘われるが、決心がつかない。その頃、JUDA特務室メンバーである双子の遠藤シズナ・イズナは、加藤機関のアルマ部隊の攻撃を受け、危機に陥っていた……!
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明るい夜
JUDAの一員となった浩一は、学校とJUDAとを行き来する生活をスタートさせる。社員寮やショッピングモールが完備されたJUDAは、浩一にとって驚きの連続だ。そんな中、特務室では、浩一たちの歓迎会が催されることになった。彼らに課せられた、ある使命とは……!?
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サイアクな放課後
クラスメイトの道明寺誠が、なれなれしい態度で城崎に接触してきた。迷惑する城崎をかばい、道明寺に闘いを挑む浩一だったが、浩一の拳は彼にかすりもしない。道明寺とは、いったい何者なのだろうか……?そして、JUDAに浩一を訪ねて来た、ある人物とは……!?
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戯れの鬼たち
合衆国の米軍基地に、森次、美海、浩一が駆けつける。目的は、撤退する米軍輸送機の支援と、敵の掃討。浩一にとっては、今回が初めての正式任務だ。森次&浩一組に立ちはだかるのは、多数のアルマ部隊を従えた、加藤機関のマサキとユリアンヌ。一方、ペインキラーで一般兵士の避難を援護していた美海は、新たな敵のマキナに攻撃を受けて……!?
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ブラック・チェンバー
加藤機関が世界中に設置している、スフィアという謎の球体。その目的を探るため、浩一たちJUDA特務室メンバーは、南米にある加藤機関のアルマ生産基地へ向かう。「森次さんの身体の異常に気づけなかった――」自責の念にかられている山下は、自分のミスで森次が窮地に立たされたことで我を失ってしまい……!?
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OVER DRIVE
クリスマス一色の街。浩一は、理沙子主催のクリスマスパーティに呼ばれる。同じくJUDA特務室でも、クリスマスパーティの準備がされていた。職場でパーティなんて…とぼやく浩一だが、家族のいない大半の特務室メンバーにとっては、ここが自分たちの家も同然だ。そこへ、米軍の衛星兵器が加藤機関に乗っ取られたという情報が入る。このままでは、世界各地が爆撃されてしまう。衛星兵器の狙撃任務を託された浩一は、山下と共に宇宙へと向かった!
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SUPER NOVA
浩一と山下を宇宙で出迎えたのは、加藤機関の王政陸。彼は、アルマ・ヤオヨロズで衛星兵器を制御し、世界各地に同時攻撃を仕掛けていた。浩一はヤオヨロズの撃破を狙うが、予想のつかない相手の動きと速さに苦戦を強いられる。地上からの衛星兵器破壊作戦も失敗し、成す術のないまま、ついにラインバレルも攻撃可能エリアから外れてしまった……!
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南海より愛をこめて
慰安旅行で、南の島へとやってきた浩一たちJUDA特務室メンバー。石神社長のお茶目な計らいで、なぜか理沙子と道明寺までいる。理沙子と城崎のどちらが本命なのかと道明寺に問われ、浩一はしどろもどろ。そんな中、城崎や山下、美海、シズナ、緒川らが次々に姿を消していき……!?
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黒の執行者
南の島での浩一と理沙子の一件で、道明寺らクラスメイトと特務室メンバーは大盛り上がり。だが一人、城崎の表情は固い。浩一は城崎と気まずい雰囲気になり、複雑な心持ちだ。ミーティングに呼ばれ、社長室へ向かう浩一と山下。その時、社長室から銃声が響いた。
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流れる血、失うは涙
次々と起きる予想外の事件。明らかになったラインバレルの秘密。浩一はショックを受け、緒川たちは悲しみに暮れる。一方、加藤機関と繋がっていた桐山は日本掌握を着々と進め、実質、日本は桐山と加藤機関に支配されてしまった。JUDAは反国家的武装集団と認定され、特殊自衛隊の迅雷チームがJUDAを襲撃する。浩一は、唯一動くことの出来るラインバレルで突破口を開こうとするが……!?
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ベクトル
浩一と城崎は、横須賀の米軍基地に保護された。衛星兵器の破壊作戦で協力した、ジュディ・ブラウンの力添えだ。少しずつ記憶を取り戻しつつある城崎は、それを思い出すのが怖いと浩一に吐露する。不安で押しつぶされそうな城崎を見て、浩一はゆっくりと決意する。そこへ、ラインバレルを狙い、沢渡のイダテンとデミトリーのカグツチが襲撃してきた!
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黄昏の断罪
ばらばらだった特務室メンバーが一堂に会する。目指すは、桐山政権に乗っ取られたJUDAの奪還だ。浩一がラインバレルで桐山を引きつけている間に、非常用ルートから侵入する城崎や山下たち。だが彼らを待っていたのは、JUDA最強のセキュリティシステムだった……!
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機械じかけの呪い
予想外の出来事に、戸惑うばかりの理沙子と浩一。一方、JUDAはマスコミから暴徒扱いを受け、孤立無援状態に陥っていた。その状況を打破しようと、シズナが提案したある作戦とは?「超究極戦隊軍団スーパー機械ロボ☆キバイダー」の唄が御崎町に響き渡る!
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メメント・モリ
城崎が連れ去られた。今すぐにでも助けに行きたい浩一だが、状況を考えると安易に飛び出すわけにもいかない。浩一は逡巡するが、仲間たちに促され、指定された場所へと急行する。そこで待っていた意外な人物とは……!?
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届く陽(ヒカリ)、暴かれる陰(カゲ)
マサキのグラン・ネイドルが御崎町に現れ、最後のスフィア設置を始めた。美海、山下、そして道明寺の迅雷部隊が応戦するが、力の差は圧倒的だ。一方、城崎を救出し、JUDAへ戻ろうとする浩一を矢島が足止めする。戦いをやめて理沙子のもとへ戻れと主張する矢島。相容れない二人。夜の浜辺に、降りしきる雨。アパレシオンとラインバレル、矢島と浩一が拳を交える!
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運命の男(ひと)
先の戦闘以来、美海の不調が続く。ペインキラーの自己修復も進まず、このままでは足手まといなだけだ。美海は、がむしゃらにトレーニングに打ちこみ、身も心もぼろぼろになっていく。そんな彼女に明るく笑いかけ、励ます浩一。瞳を潤ませ、美海は、ついに……。一方、世界各地に設置されたスフィアは、衛星軌道上に大規模な空間の歪みを作り、多次元からの侵略者を迎え入れるためのシステムだった。シズナ・イズナは国連に乗り込み、世界の危機を訴えるが……?
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狂気の翼
スフィアの起動を食い止めに向かう浩一たち。一方、別行動を取る山下は、手紙で指定された富士山麓・青木ヶ原樹海で、かつて特務室室長であった森次と再会する。「森次さんを終わらせる――」 そう言い残し、JUDAとの通信を切る山下。浩一はラインバレルで現場へ急行するが、その時、無数の迅雷部隊が襲撃してきた!
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鬼を喰らうモノ
立ちはだかる最強の敵――森次玲二。彼は浩一たちに、いかに未熟で力のない存在かという現実を厳しく突きつける。浩一は一歩も引かず、森次に立ち向かう。ヴァーダントと激しい戦闘を繰り広げる中、ラインバレルが見せたものとは……!?
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死に方が決める生き方
次元を超え、敵の侵攻が始まった。浩一たちは地球防衛のために動き出す。ラインバレルの使命は、次元の歪みをエグゼキューターで断ち切り、全ての敵を時空の狭間に叩き込むこと。浩一はラインバレルで宇宙へと飛び出すが、その時、城崎たちが敵の奇襲を受け……!?
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鋼鉄の華
早瀬浩一は、どこにでもいる、ごく普通の中学生だった。彼はラインバレルのファクターとなったことで、仲間と出会い、友を失い、守りたいものに気づいた。そして――慟哭する浩一。ラインバレルがついに、本当の姿を見せる!
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天才美少女科学者レイチェルちゃん
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鉄の影
スタッフ
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3Dディレクター
白井宏旨 -
アニメーション制作
GONZO -
キャラクターデザイン・総作画監督
平井久司
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クリエイティブプロデューサー
谷口悟朗 -
シリーズ構成・脚本
吉村清子 -
メカデザイン
鈴木勤 -
ラインバレルパートナーズ
GDH JVCエンタテインメント 中部日本放送 秋田書店 -
原作
清水栄一、下口智裕 -
掲載誌
月刊チャンピオンRED(秋田書店) -
撮影監督
荻原猛夫 -
月刊チャンピオンRED
秋田書店 -
森田繁
スタジオぬえ -
池田繁美
アトリエ・ムサ -
特技監督
板野一郎 -
特殊設定・脚本
森田繁 -
監督
日高政光 -
編集
三嶋章紀 -
美術監督
池田繁美(アトリエ·ムサ) -
色彩設計
鈴木依里 -
製作
ラインバレルパートナーズ(JVCエンタテインメント、GDH、秋田書店、中部日本放送) -
音楽
コーニッシュ -
音楽制作
JVCエンタテインメント -
音響監督
三間雅文 -
ラインバレルパートナーズ
秋田書店 -
月刊チャンピオンRED
秋田書店 -
森田繁
スタジオぬえ -
池田繁美
アトリエ・ムサ -
特殊設定·脚本
森田繁(スタジオぬえ)
キャスト
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ジャック・スミス
佐藤美一 -
ジュディ・ブラウン
勝生真沙子 -
デミトリー・マガロフ
志村知幸
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ユリアンヌ・フェイスフル
篠原恵美 -
レイチェル
斎藤千和 -
中島宗美
野島裕史 -
九条美海
平野綾 -
五十嵐忍
飯塚昭三 -
加藤久嵩
福山潤 -
城崎天児
田中正彦 -
城崎絵美
能登麻美子 -
山下サトル
沢城みゆき -
新山理沙子
下屋則子 -
早瀬千里
城雅子 -
早瀬浩一
柿原徹也 -
早瀬美菜
岡田優香 -
桐山英治
速水奨 -
森次玲二
中村悠一 -
沢渡拓郎
稲田徹 -
牧吾郎
小谷津央典 -
王政陸
阪口大助 -
矢島紗季
佐々木日菜子 -
矢島英明
四宮豪 -
石神邦生
中田譲治 -
緒川結衣
大原さやか -
菅原マサキ
千葉進歩 -
道明寺誠
金野潤 -
遠藤イズナ
釘宮理恵 -
遠藤シズナ
植田佳奈 -
長谷川愛華
ゆかな -
青沼次郎
風間勇刀