タクティカルロア
エピソード
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アイ、ショーティ!
海上テロから船舶を護る“haru-nico”警備保障の護衛艦、パスカルメイジ。その艦内システムアップデートのため海上都市に降り立った凪宮漂介は、ある騒ぎに巻き込まれ、パスカルメイジクルーの女性たちに取り囲まれてしまう。さらに、親の離婚で離ればなれになった姉・七波がパスカルメイジの艦長と知って……。
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彼女の理由
撃沈された僚艦“おりびえ”の調査に向かった“パスカルメイジ”は、高度なステルス性を有する不明艦から攻撃を受ける。不明艦の目的は“パスカルメイジ”の撃沈。彼らこそ“護衛艦狩り”と呼ばれる正体不明の海賊であった。分析の結果、不明艦の正体が洋衛軍の実験艦と判ると、レマラ保険担当官は話し合いによる政治的解決を七波に命じる。しかし艦とクルーの安全を最優先する七波は、戦闘は回避できないと判断。その命令を拒否し、不明艦に対し戦火を開いた。再会した姉が見せる険しい表情に、漂介は目を見張る。彼が知る七波は、優しく泣き虫な“七姉”であったはず……。はたして、漂介と別れていた5年の間、七波に何があったのだろうか。
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微笑と素顔
パスカルメイジを襲った不明艦の正体は、海賊に奪われた洋衛軍の新鋭艦であった。しかし調査委員会に召還された七波を待っていたのは、先の戦闘をあくまで「事故」として隠蔽する報告だった。同じ頃、パスカルメイジクルーはビーチで羽を伸ばしていた。はしゃぐクルーをよそに、七波の事が心配で気もそぞろな漂介は……。
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Kのある風景
2年に1度行われる、環太平洋連合主催の大規模観艦式で、パスカルメイジは要人警護の任務を受ける。艦上には製品モニタリングの為に舞い戻った漂介の姿もあった。一方、海上都市を脱出したテロリスト姉妹フルードとフロートは、組織のバックアップを受けて戦闘装備を整えた。姉妹は“護衛艦”を狙い、活動を再開する。
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ストライクバック
“カラムアレイ”――悪名高い渋滞海域。東ルースの副大統領エーラを観艦式会場に送り届ける任務を受けたパスカルメイジは、進路をカラムアレイ海峡に向ける。その夜、“相似形の悪夢”と恐れられるフルードとフロートの作戦が始まる。艦船が密集する海域での突如のミサイル攻撃で、僚艦コールマンは炎に包まれて……。
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相似形の悪夢
グランドロアで破壊された海上プラント跡へと逃げ込んだパスカルメイジは、哨戒機カモメを先行させて警戒にあたる。パイロットは飛行科の翼たち。しかし暗礁域と化した海域で、レーダーに映らぬ敵を見つける事は至難の業であった。地道に哨戒活動を行うカモメをあざ笑うかの様に、フルード姉妹による次なる攻撃が始まる。
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エニアック・マニアック
南波島への帰途に就いたパスカルメイジ。と、その時艦内の全システムに異常が発生した。それは外部からのネットワークテロだった。美晴は、ただちにネットワークからCICを独立させる必要があると判断する。しかし、外部からの強制リンクを切断するのが先と考えた真夏・真秋の2人と意見が対立してしまう。
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落日(テラ)の祭り
南国・タアロア島で休暇を過ごす“パスカルメイジ”クルー。最近、漂介と急接近中の翼は、彼を散歩へと誘い出す。見晴らしのいいオープンカフェで、ぎこちなくデートする2人。こっそり様子をのぞき見て大はしゃぎな真夏たちをよそに、七波の態度は素っ気ない。七波にとって漂介は、あくまで「弟」のはずなのだが……。3日後には、テラの祭りが行われる。赤い夕陽にかかる紫色の光の輪を、好きな相手と見ると永遠に結ばれるという言い伝え。淡い想いを次第に確信へと変えた翼は、祭りに漂介を誘う。彼らの様子に、七波の心は……。その頃、同じ島の一画では、タアロア島政府高官と企業体“リディル”による会合が、大詰めを迎えていた。
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バタフライ・ラッシュ
東アジアの制海権を巡り、洋衛軍と民間警備会社の合同による治安出動が行われる。ランスイール諸島における海賊退治。環太平洋連合による、絶対的な権力の確立を目的とする大規模作戦であった。パスカルメイジも後方支援艦隊に参加することになるが、その作戦海域には恐るべき罠が待ち構えていた――。
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ボトムライン
海賊ギルドと怪潜水艦“メトセラ”による奇襲を受けた洋衛軍は、先行する艦隊と旗艦を失って撤退を余儀なくされた。艦隊機能が失われてゆくなかで、“パスカルメイジ”は単艦で対潜哨戒活動を命じられる。不慣れな対潜水艦戦闘に備えて、あわただしくなる艦内。漂介も医療斑へと組み込まれた。水面下の敵を前に、高まる緊張。だが漂介との事が頭から離れず、七波は必要以上に苛立ってしまう。らしくない彼女を落ちつかせてくれたのは、副官であり親友でもあるターニャだった。そして離艦した“カモメ”のブイが、潜水艦が残した磁気異常を捉える。対する海中の“メトセラ”内発令所では、獲物を前に笑みを浮かべるラッシュの姿があった。
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花
洋衛軍の威信を懸けた作戦は、失敗に終わった。潜水艦メトセラを駆るラッシュの前に、パスカルメイジは敗れたのだ。艦は全壊。死傷者17名、そのうち死者は5名…。七波は務めて冷静を装うが、心中は穏やかではいられない。ミスはなかった。しかし、失った命は還らないのだ……。陸待やターニャと別れた七波は、亡くなったクルーの遺族を訪ね歩く。それは艦長として、果たさなければならない辛い責務だった。一方埠頭では生き残ったクルーが、仲間の鎮魂を籠めて海原へと花を捧げる。ときに人を殺め、ときに人が死んでしまう護衛艦。波間に揺れる花を呆然と見つめながら、さんごは護衛艦に乗る事の意味を、初めて実感する…。
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九番目の命題(ノイントテーゼ)
東ルースの隣国ナクロマ共和国にて軍事クーデターが発生。国内の東ルース大使館を占拠し、環太平洋連合に与する周辺諸国に対して敵対する声明を発表した。haru-niko警備保障は艦隊派遣を決定するが、七波の心は迷いを振り切れないでいた。悩んだ末に、七波は艦内放送で全クルーに問いかける。
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アウトワード・バウンド
グランドロアIIの発生を阻止するため、パスカルメイジはコールマンIIとともにナクロマへ出港する。ナクロマ海軍の激しい攻撃をかいくぐり、グランドロア発生装置を目前にした時、ラッシュ・ビヨンドが操る潜水艦メトセラが立ちふさがる。はたしてパスカルメイジはメトセラを破り、グランドロア発生装置を破壊することが出来るのか?
スタッフ
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3Dヴィジュアル·ディレクター
武田隆史 -
3Dディレクター
岩井淳 -
アニメーション制作
アクタス
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キャラクターデザイン・総作画監督
伊藤岳史 -
コンセプト·スーパーバイザー
小倉信也 -
シリーズ構成・脚本
兵頭一歩 -
メカ·ビジュアルディレクター
伊藤浩二 -
メカデザイン
高倉武史 -
撮影監督
杉浦充 -
監督
ふじもとよしたか -
編集
田熊純 -
美術監督
篠田邦宏 -
美術設定
比留間崇 -
色彩設計
伊藤ゆかり -
製作
バンダイビジュアル、アクタス -
設定考証
白土晴一 -
音楽
七瀬光 -
音楽ディレクター
井上俊次 -
音響効果
中野勝博 -
音響監督
明田川仁
キャスト
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エージェント(#4)、オーナー(#8)
近藤孝行 -
エージェント#4、オーナー#8
近藤孝行 -
エステレーラ·ジャルディンマール
門脇舞
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クミコ·J·カーソン
鈴木菜穂子 -
クレイオ·アクアノート
夏樹リオ -
シイナ·ラケルス
小林希唯 -
ターニャ·L·コジマ
三宅華也 -
トウテツ
大橋佳野人 -
フルード
佐藤利奈 -
フロード
渡辺明乃 -
ラッシュ·ビヨンド
藤田圭宣 -
ランブル·フィッシュ
園部啓一 -
リディル総代表
中村秀利 -
凪宮漂介
菅沼久義 -
島原看取
皆川純子 -
海里美晴
小林由美子 -
深水さんご
植田佳奈 -
濱口レマラ
中村大樹 -
笠悟さより、天田ころん
中尾衣里 -
笹原櫻
日笠山亜美 -
綿摘 翼
高橋美佳子 -
美咲七波
中原麻衣 -
虹浦鈴音、アナウンス(#1)
樋口あかり -
虹浦鈴音、アナウンス#1
樋口あかり -
阿古屋暦
能登麻美子 -
阿古屋真夏
比嘉久美子 -
阿古屋真秋
新井里美 -
陸待クニオ
乃村健次 -
館山帆能美、浅利木結
小野涼子 -
鮎原水萌、磯村早瀬
大浦冬華 -
鯨伏慶五郎
辻親八