新破裏拳ポリマー
作品情報
人工島都市TOKIO PLUS。そのはずれに建つオンボロ探偵事務所の助手、鬼河原武のもとに、事件に巻き込まれ死亡した旧友から一つの赤いヘルメットが届く。それは人体を強化し、超人「ポリマー」へと変える「ポリメット」であった。都市に暗躍する犯罪組織・冥王党の野望を挫くため、武はポリマーに変身して悪を討つ。
エピソード
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人口島都市“TOKIO PLUS”にある軍需産業PW社の研究所に、武装強盗団“猫鮫団”が押し入った。襲撃者たちは、使用者の身体能力を強化し超人“ポリマー”へと変身するための“ポリメット”と、その開発者オレガー博士の命を狙う。博士の助手・西田涼子はポリマーとなって闘うが力及ばず、試作ポリメットとは奪われ、研究所は爆破されてしまった。翌日、三流探偵・車錠の助手である青年、鬼河原武のもとに、かつて同級生であった涼子からの小包が届く。箱の中に入っていたものこそ、完成品のポリメット。襲撃事件と彼女の死を知った武は、事件の全貌を解明しようとする。
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“TOKIO PLUS”に巣食う悪人たちを統括する犯罪組織“冥王党”。その配下である“鬼オコゼ団”が、ジオフロント計画を進める研究者たちを次々に殺害していく。次の犯行を事前に察知した車探偵長と武は研究者達を逃がすことに成功するが、武の闘う姿を見た鬼オコゼ団の団長ニーナは、武こそがポリマーの正体であることに気付いてしまう。数日後、車探偵事務所に一人の女性が訪れる。彼女はジオフロント計画の第一人者ニールセン女史で、冥王党からの身柄の保護を依頼してきた。久々の仕事に張り切る車探偵長であったが、その夜、事務所が鬼オコゼ団に襲撃される。