月とライカと吸血姫
エピソード
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ノスフェラトゥ計画
宇宙飛行士を目指す青年レフは、ある日、有人飛行実験を吸血鬼で行う計画のため、イリナという少女の飛行士訓練を行う極秘任務を命じられる。 人々に恐れられる吸血鬼。不安を抱きつつ、レフは彼女のいる監房に向かう――
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宇宙飛行士への道
訓練が開始した。イリナは持ち前の優秀な身体能力と負けん気で、厳しい訓練もこなしてゆくが、周囲の風当たりは強く、イリナもレフに心を開かない。順調に進んでいくと思われた訓練だったが、彼女に致命的な弱点が発覚し――
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夜間飛行
訓練を始めて10日。全てにおいて優秀な成績のイリナだが、高所恐怖症のため、宇宙飛行士に必須なパラシュート降下だけうまくいかない。空の良さを知れば、恐怖を克服できるのではないか。イリナのため、レフは一計を案じる。
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湖の誓い
打ち上げ日が12月12日と決定した。訓練も残り3週間。期日が迫るなか、イリナとレフは息抜きに街へ出かける。 イリナにとって夜の街は目新しいものばかり。ジャズバーで茱萸の浸酒を味見したイリナは酔っぱらってしまい――
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離ればなれの訓練
打ち上げまであと14日。イリナが無響低圧室での孤独訓練に入っている間、レフは候補生たちと訓練を共にする。 そんな折、政府の高官リュドミラが訓練の視察に。さらに彼女はイリナの訓練を見たいと、レフに話を持ちかけ――
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吸血姫
訓練中『パールスヌイ6号』の事故現場を見てしまったイリナは、そのショックから悪夢を見るようになる。食事もとれず、ついには訓練中に倒れてしまうイリナ。吸血鬼の彼女を回復させるため、レフはある手段を取る。
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リコリスの料理ショー
レフがいない中、ロケットの打ち上げ準備が進む。航行中は機密保持のため、イリナは『リコリス』と呼ばれ、通信音声は暗号の料理のレシピのみだと命じられる。限られた人々だけが見守るなか、極秘の打ち上げへ。
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乙女の祈り
イリナは生還したが、その偉業が公にされることはない。むしろ秘密を知りすぎた者として、処遇が検討されてしまう。 一方、レフは彼女の監視役から宇宙飛行士候補生に昇格。共に宇宙を目指した二人の道は分かれ始める――
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サングラードの白薔薇
レフは最終候補の6人に選抜され、ミハイル、ローザと共に宇宙飛行士第1号を争うことに。男女関係なく連日続く厳しい訓練。パラシュート降下訓練中、失神するローザを見たレフは危険を冒して彼女の救助に向かうが――
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冷たい春
たった1日だけ休暇が取れたレフはイリナと夜の街に出る。映画を見たり、湖畔で手作り料理を食べたり、つかの間の逢瀬は急速に二人の距離を近づける。しかしイリナは、心ひそかにレフとの哀しい別れを予感していた……。
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嘘と真実
1961年4月12日、ついに出発の時。様々な人々の想いを背に、レフは人類初の飛行士として宇宙へ旅立つ。イリナが切り開いた宇宙への道。大気圏を抜け、レフが目にしたのは、かつて彼女がレフに伝えた光景そのままで――
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新世界へ
人類初の偉業を成し遂げ、レフは国民から盛大な歓迎を受けるが、そこにイリナの姿はない。首都で行われる記念式典と検閲済みのスピーチ。本当にこれがレフの望んでいた結果なのか。レフとイリナ、二人が描く未来とは。
スタッフ
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アニメーション制作
ARVO ANIMATION -
キャラクターデザイン
加藤裕美 -
キャラクター原案
かれい
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シリーズ構成
牧野圭祐 -
プロップデザイン
鈴木典孝 -
助監督
川口太詩 -
原作
牧野圭祐 -
撮影監督
今泉秀樹 -
監督
横山彰利 -
編集
廣瀬清志 -
美術デザイン
平澤晃弘 -
美術監督
金子雄司 -
色彩設計
松山愛子 -
音楽
光田康典 -
音響監督
濱野高年
キャスト
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アーニャ·シモニャン
木野日菜 -
イリナ·ルミネスク
林原めぐみ -
ヴィクトール中将
てらそままさき
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スラヴァ·コローヴィン
土師孝也 -
ナタリア
井上喜久子 -
ナレーション
東地宏樹 -
フョードル·ゲルギエフ
緒方賢一 -
ミハイル·ヤシン
日野聡 -
リュドミラ·ハルロヴァ
M・A・O -
レフ·レプス
内山昂輝 -
ローザ·プレヴィツカヤ
小松未可子