霊剣山 叡智への資格
エピソード
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帰郷
王陸が霊剣派の仙人を目指す修行を始めてから2年の月日が経った。新弟子たちに「下界に降りて俗世と触れるという試練を与えられ、王陸は自分の生まれ故郷に向かう。彼はたどり着いた故郷の村で、七星門の仙人が資質のないものでも仙人になれる「聖水」をお布施と引き換えに配っていることを知った。
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戦いの始まり
故郷の村でのさばる七星門の仙人たちに対抗するために、体術の師匠でもある玲の協力を仰ぐことにした王陸。下界での修行に踏み出せず玲の店の手伝いをしていた同門の聞宝と共に3人で村に戻り、七門派の正体を探るべく動き始める。そして、その仙師がいる場所を突き止めて開宝を送り込むが???。
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新教設立
女好きの仙師のもとに玲が潜り込んだものの、「貧乳」を理由に追い返されてしまった。そこで、王陸自らが女に化けて敵陣に乗り込むことに。あわや貞操の危機、というところで玲の助けで難を逃れた王陸は、仙師・何均から七門派のやり口を聞き出し、とんでもない計画を口にしたのだった。
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法壇
七星門の陰謀を村人の前で暴くだけでは、修行をしなくとも仙人になれるという安易な夢を見た者たちの目を覚ませることはできないと悟った王陸は、何均らを仲間に引き込み、新たな教派を名乗って村人たちの前で芝居を打った。そして王陸は、真に村人たちを救うための大仕事に取り掛かる。
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仙人への道
七星門の影響下にあった故郷の村を、自ら教団を興すことで奪還した王陸。その王陸側に寝返った何均の元に、七星門の同門弟子で旧知の仲である謝持が、その真意を確かめるためにやってくる。同じ頃、仙界の司法機関である塵緑堂が、七星門は邪教であるとの告発を受けて動いていた。
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乾元燃血功
王陸の教団・智教は勢力を拡大し、急速に発展を続けていた。旅の途中で智教を訪れる修士もあり、その中に思わぬ人物の姿もあった。一方、智教に謝持までもが引き込まれたと知った七星門の家元は、智教に武闘派の修士たちを送り込む準備を進める。智教と七星門の直接対決が迫っていた。
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決着
七星門と智教との戦いが始まった。教徒たちの激しい戦いが続く中、王陸もまた、七星門家元との死闘を繰り広げていた。旅の修士として智教に逗留していた海雲帆も、その戦いに加わる。まだ修行の身であり法力の劣る王陸が、七星門の家元を破るために考えた秘策とは……?
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血雲峡
王陸が七星門までをも支配下に入れ、智教の勢力をさらに拡大している同じ頃。霊剣派の同門弟子であり王陸をライバル視している朱秦と王忠は、朱秦の故郷である大明国にいた。大明国の皇太子である朱秦は、父である国王の命により邪教・血雲教を調べるために、辺境の町に向かうことになるが……。
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再会
血雲教に潜入し危機に陥ったものの、居合わせた瑠璃仙の活躍で無事帰還した朱秦。今度は、短期間で規模を拡大させたという新教派・智教の調査を依頼するため、大明国の修士関係の行政を司る光明府に向かった。そこで彼は、同期の外門弟子・岳謦瑶と、王陸と行動を共にしていたはずの聞宝と再開する。
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召喚
人手不足の光明府に智教が労働力を提供する代わりに、智教を公認してもらう交渉が開始された。岳謦瑶も味方につけた王陸を面白く思わない朱秦は、彼の所業を霊剣山の長老に報告。第二長老の劉顕らから出頭を命じられた王陸だったが、事情聴取の場で無謀な申し出をする。
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問心剣
自分の行いに不徳がないことを証明するために、戦いの中で心を問われる「問心剣を求めた王陸。まずは不意打ちで大技を披露し、下界に降りてからの試練の成果を見せつける。しかし元嬰長老である劉顕と王陸の力の差は計り知れない。そして王陸は悪夢の世界に堕とされ、過酷な試験が始まった。
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新たなる旅立ち
怪我を負ったものの、なんとか「問心剣の試験に合格することができた王陸。それでも霊剣派の長老たちは王陸に、智教を解散し罰を受けることを求めた。彼らに智教を認めさせるために、王陸が取った手段とは?そしてついに、王陸の試練の旅は終わりを迎える−−。
スタッフ
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「從前有座霊剣山」国王陛下
小説 -
アニメーションプロデューサー
松田桂一 -
アニメーション制作
スタジオディーン
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キャラクターデザイン
柳野龍男 -
サウンドミキサー
辻早紀 -
原作
猪画 -
撮影監督
青木孝司 -
猪画
漫画 -
監督・シリーズ構成
西澤晋 -
総作画監督
柳野龍男 -
編集
松原理恵 -
美術監督
柴田千佳子 -
色彩設計
西香代子 -
製作
霊剣山製作委員会 -
音楽
川﨑龍 -
音響監督
たなかかずや -
「從前有座霊剣山」国王陛下
小説 -
シリーズ構成
西澤晋 -
猪画
漫画 -
監督
西澤晋
キャスト
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王舞
山口由里子 -
王陸
代永翼 -
玲
中村繪里子
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聞宝
林大地