甲鉄城のカバネリ
エピソード
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脅える屍
不死の怪物・カバネが顕金駅を襲った。顕金駅で暮らす蒸気鍛冶の少年・生駒は、逃げ惑う人々の波に逆らって走り出した。密かに開発した武器――ツラヌキ筒でカバネと戦うつもりだ。彼自身の過去と、誇りのために。
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明けぬ夜
なんとか助かった生駒は、顕金駅に唯一残された駿城――甲鉄城に向かう。一方、カバネの中に取り残された菖蒲たちの前に、幼い少女・無名が現れた。彼女はその超絶の戦闘力で、甲鉄城への脱出路を切り開いていく。
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捧げる祈り
顕金駅を脱出した甲鉄城は、幕府の要害――金剛郭を目指す。しかし、甲鉄城の人間たちは早くも内部対立し、生駒たちカバネリを追い出そうとする。急遽リーダーになった菖蒲にそれを治める力はなくて・・・・・・。
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流る血潮
生駒と無名は民衆によって最後尾車両に閉じ込められてしまう。それは甲鉄城の戦力の弱体化を意味していた。ちょうどそこにカバネが襲ってくる。しかも中には、戦いを重ねて強くなったカバネ――ワザトリがいて・・・・・・。
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逃げられぬ闇
カバネに滅ぼされた八代駅で、甲鉄城は生存者を拾った。生存者の中には無名の昔なじみ榎久がいた。彼は甲鉄城に馴染み始めた無名を弱くなったと指摘する。焦った無名は、自ら無謀な戦いを選択し、窮地に陥ってしまう。
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集う光
甲鉄城は巨大なカバネの塊――黒けぶりを前に立ち往生していた。一方、生駒と無名は廃駅の底に落ちていた。周囲はカバネ、無名はガレキの下敷き、援護は望めないという絶望的な状況で、それでもなお生駒は前を向いた。
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天に願う
顕金駅を出てから初めて、甲鉄城は人の暮らす駅――倭文駅に着いた。生駒たちは買い出しに出かけ、久しぶりの平安を味わう。一方、菖蒲は倭文駅に食料を分けてくれるよう交渉する。しかし、どの駅も食料は貴重で・・・・・・。
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黙す狩人(かりびと)
無名の慕う兄様は、カバネを狩る特殊部隊――狩方衆を率いる美馬だった。だが、人々から英雄と讃えられる美馬のことを、生駒は信じられない。彼こそが、無名をカバネリにした元凶だったからだ。
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滅びの牙
甲鉄城は金剛郭へ至る最後の砦−−磐戸駅に到着する。幕府は、民衆の声望を集める美馬を警戒し、金剛郭への道を閉ざそうとするが、美馬は磐戸駅の領主に会談を求め・・・・・・。ついに、美馬と狩方衆による倒幕が始まったのだ。
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攻め上ぐ弱者
克城に連結された甲鉄城では、逞生たちが狩方衆の厳しい管理下に置かれ、血を採取されていた。絶望する人々の中で、生駒は諦めず反攻作戦を企図する。自由と誇りと、無名を取り戻すために。
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燃える命
美馬は、父親である現将軍・興匡と10年ぶりの再会を果たす。その裏で無名のヌエを準備しつつ。一方、なんとか一命を取り留めた生駒だったが、自信と気力を失い、心が縮こまっていた。カバネを見ても怯えることしかできない生駒だが・・・・・・。
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甲鉄城
美馬の計略と、ヌエとなった無名、そして流入したカバネにより、金剛郭は崩壊しつつあった。そこに生駒が到着する。自らの体を再び改造した生駒は、無名を救うために、敵だらけの金剛郭に踏み込んでいく。
スタッフ
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CGディレクター
藪田修平 -
アクション作画監督
川野達朗 -
アニメーションキャラクターデザイン
江原康之
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アニメーション制作
WIT STUDIO -
キャラクター原案
美樹本晴彦 -
コンセプトアート&デザイン
森山洋 -
コンセプトボード
吉田史郎 -
シリーズ構成
大河内一楼 -
デザインワークス
形部一平 -
デザイン協力
玉川慎吾 -
ビジュアルエフェクトアニメーター
松本幸子 -
プロップデザイン
常木志伸 -
メインアニメーター
手塚響平 -
仮装世界調整
三輪清宗 -
助監督
田中洋之 -
撮影監督
山田和弘 -
監督
荒木哲郎 -
総作画監督
浅野恭司 -
編集
肥田文 -
美術デザイン
青木薫 -
美術監督
吉原俊一郎 -
脚本
瀬古浩司 -
色彩設計
橋本賢 -
設定統括
笠岡淳平 -
音楽
澤野弘之 -
音響制作
テクノサウンド -
音響効果
倉橋静男 -
音響監督
三間雅文 -
キャラクターデザイン
江原康之 -
コンセプトアート&デザイン
森山洋 -
ビジュアルエフェクトアニメーター
松本幸子 -
仮装世界調整
三輪清宗 -
設定統括
笠岡淳平
キャスト
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侑那
伊瀬茉莉也 -
吉備土
佐藤健輔 -
巣刈
逢坂良太
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来栖
増田俊樹 -
無名
千本木彩花 -
生駒
畠中祐 -
美馬
宮野真守 -
菖蒲
内田真礼 -
逞生
梶裕貴 -
鰍
沖佳苗