はじめの一歩 New Challenger
エピソード
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新たなる一歩
日本フェザー級のチャンピオンとして初防衛に成功した幕之内一歩。鴨川会長の元、厳しいトレーニングの日々を送る一歩だが、ある日ジムの先輩・木村が、東洋太平洋(OPBF)フェザー級タイトルマッチに挑戦する宮田のスパークリングパートナーを務めることになった。木村のパンチに3度もダウンを喫してしまう宮田。しかし宮田は陣営の不安をよそに・・・。
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Bloody cross-血の十字架-
ついに、宮田と東洋太平洋(OPBF)フェザー級王者アーニー・グレゴリー戦のゴングが鳴った。いきなり連打で宮田をロープ際に追い詰めるアーニーだが、宮田はスウェーでかわし反撃する。そしてアーニーの左にカウンターで反撃、強烈なクロスカウンターを合わせた宮田は、アーニーから早々とダウンを奪うが・・・。
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約束の場所へ
アーニーのBloody crossで決め手のカウンターを封じられ、第2ラウンドでは2度目のダウンを喫した宮田。第3ラウンドではアーニーのボディ攻撃に悶絶する。一歩との約束を果たすため必死に耐える宮田。そして、第4ラウンドのゴングが鳴る…。
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世界への胎動
宮田vsアーニーの東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ。第4ラウンド、宮田はついに渾身のクロスカウンターでダウンを奪う。最後の力で立ち上がりかけるアーニーだが、再び崩れ落ちる。その瞬間、新チャンピオンが誕生した。一方、唯一一歩を破った相手・伊達の世界挑戦が決定した。その対戦相手の戦績を見た一歩は…!?
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世界の力
伊達の対戦相手、リカルド・マルチネスのスパーリング・パートナーに指名された一歩。一発でもパンチを叩き込もうと、ヘッドギアもせずヤル気満々で臨む一歩に、王者も応える。全てのパンチを封じられてしまった一歩だが、ついに必殺のデンプシー・ロールを繰り出す…。
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追い続ける背中
鷹村にロードワークに誘われた一歩は、世界戦を直前に控えた伊達と出会う。鷹村が伊達の練習時間に合わせたのだ。一緒に走りながら素直に胸の内を語る伊達。そして最後に勝利を口にして走り去るのだった。そして迎えた世界戦当日、伊達の愛する家族の前で運命のゴングが鳴る。
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悪魔の降臨
伊達VSリカルドのWBA世界フェザー級タイトルマッチ第1ラウンド。全盛期を思わせるファイタースタイルで、リード気味に試合を進める伊達。そして第2ラウンド。7年前、メキシコでKOされた回だ。リカルドはいきなり右の大砲で伊達を威嚇し、たたみ掛ける。フィニッシュと思ったリカルドだが、伊達は…!?
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魂(いのち)の一撃
伊達の起死回生のハートブレイクショットは、リカルドの肘でブロックされてしまった。その衝撃で右拳を骨折してしまった伊達。あごが砕け、アバラも折られた伊達は、ゴングに救われコーナーへ戻る。誰もが試合を止めると思った中、続行を促したのは…!?
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受け継ぐ資格
伊達から日本の中軽量級の牽引役を託された一歩。防衛第2戦の相手は、フェザー級7位のハンマー・ナオという選手に決まる。実はハンマー・ナオは、一歩との対戦を熱望し、3階級も落とし挑戦してきたのだ。ハンマー・ナオとは一体?そして鴨川ジムには、インターハイ準優勝の期待の新人・板垣が入門して来る。
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噛ませ犬
若手のホープの噛ませ犬役を引き受けることで、ボロボロになりながら這い上がって来たハンマーナオ。だが、かつての後輩だと知った一歩は、なかなか意気が上がらない。しかし、計量で一歩と顔を合わせたナオは、差し出された握手を拒絶し、ベルト奪取を宣言する。ナオの本気を感じ取った一歩は、全力で戦うことを誓う。
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一歩VSハンマー・ナオ
第1ラウンド。一歩はゴングと同時にラッシュ。ロープ際に追い詰められたナオは、開始30秒にしてダウンしてしまう。カウント6で立ち上がったナオに対し、一歩は鬼気迫る表情で次々とパンチをくり出す。必死の形相で立ち上がるナオだが・・・。
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プロの条件
第2ラウンド。ナオの猛攻で防戦一方の一歩。ガード越しにナオを見る一歩は、その強さを認め、オープンガードでパンチを誘う。意を決して飛び込むナオに、渾身の右アッパーを放つ一歩。会場を凍らせたその一発にも怯えず、前に出るナオ。その時、ナオのボディーに一歩の強烈なリバーブローが突き刺さる。
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イッポ・オン・ザ・ビーチ2
鷹村に強引に海合宿に連れて行かれた木村、板垣、ワンポ。一方、試合直後の一歩は、青木、トミ子、久美に誘われ海へ出かけるが、7人と一匹は偶然同じ場所で出会ってしまう。しかも日帰りと思っていた一歩は、泊りと知り大慌て。久美と同じ部屋に泊ることになるが…!?
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二つのスパーリング
休養中の一歩にスパーリングの相手を頼む板垣。一歩の強烈なリバーブローでダウンを喫するも、板垣は大満足だった。ジムに戻って程なく、一歩は音羽ジムの若手・今井のスパーリングパートナーを務めることになるが、その今井は板垣の高校時代からのライバルで…!?
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板垣、デビュー戦!
鷹村の世界戦の日取りが決まった。一歩もセミファイナルで、3度目の日本タイトル防衛戦を行うことに。試合を2ヵ月後に控えたある日、鷹村の世界前哨戦と板垣、木村の試合が行われた。デビュー戦となる四回戦のリングに立った板垣の相手は、未だ勝利を挙げていない牧野。楽勝と思われた試合だったが…!?
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二羽の鷹
鷹村の世界前哨戦。対戦相手のモーリス・ウェストが仕上がり万全なのに対し、鷹村は最悪のコンディション。第1ラウンド、鷹村はいきなりラッシュを仕掛けるが、パンチが軽くダメージを与えることが出来ない。試合はウエストがフットワークでかわす中、第6ラウンドに入る。攻撃に転じたウエストにめった打ちにされる鷹村は、リングサイドにホークの姿を見付ける。
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野生児
モーリス戦後の控え室で、怒りのあまりチャンピオン・ホークに殴りかかろうとする鷹村。そんな鷹村を懸命に制した鴨川ジムの面々は、ホークのボクシングスタイルが、鷹村にそっくりだと気付く。鷹村の力になろうとアパートを訪れた一歩たちは、偶然鷹村の家族に出会い、生い立ちや境遇を知る…。
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極限の減量
鷹村の世界戦のセミファイナルで行われる一歩の防衛戦の相手は、ランキング5位の韓国人のイ・ヨンスに決定。リラックスムードの一歩に対し、地獄の減量中の鷹村はピリピリムード。精神が冴えすぎ、幻覚に襲われる鷹村。そんな中、チャンピオンのブライアン・ホークが余裕の表情で来日する。
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一触即発
公開スパーリングの日、手抜きを繰り返すホークに対し、鷹村は最悪のコンディション。スパー相手に連打を食らって倒れそうになる鷹村を見た記者たちは、鷹村の不利を予想する。その後の計量で、鷹村はリミットギリギリでパス。そして記者会見の席上、鷹村を挑発し続けるホークに、鴨川会長は思わず掴みかかるが…。
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世界J・ミドル級タイトルマッチ
セミファイナルでKO勝ちを果たした一歩は、さっそく鷹村へ報告に向かう。しかし控え室は、伊達を始め各階級の日本チャンピオンがそろって訪れていて大盛況。伊達に励まされた鷹村は、必勝を誓いリングへ向かう。異常なまでの盛り上がりの中、いよいよ試合開始のゴングが打ち鳴らされた。
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BATTLE OF HAWK!
第1ラウンド、ノーガードで挑発するホークを、ジャブでコーナーに追い詰める鷹村。 ところがホークは、ロープを掴みながらアッパーで反撃。基本を無視した変則ボクシングに戸惑う鷹村は、逆にコーナーに追い詰められてしまう。変則パンチを受け、ダウン寸前の鷹村は、ゴングに救われ肩で息をしながらコーナーに戻る。
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ケンカバトル
鷹村VSホークの第2ラウンド。ホークの一方的な攻撃に、ロープ際で捕まった鷹村は連打を浴びて2度目のダウンを喫する。カウント8で立ち上がったものの、KO負け寸前の状況。ところが、地道な練習で身につけた鷹村の左がホークに当たり、形勢が逆転する。
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支える手
第5ラウンド、鷹村は観客に向かいKO宣言。勝利を確信する観客を尻目に、あることに気付いたミゲルは、ホークにボディ狙いとガード固めを指示。結果、ホークは持ちこたえてしまう。コーナーに戻った鷹村の体の汗を拭いた鴨川は、鷹村のKO宣言の真意、スタミナ切れに気付く。
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王様
第7ラウンド、大観衆が鷹村の巻き返しを期待する中、ホークはフィニッシュを決めるべくパンチを繰り出す。ところが、意識もうろうの鷹村が突然猛反撃を開始。ホークのリバー、テンプル、アゴといった急所のみを鋭いパンチで打ち始める。たまらずマットに崩れ落ちたホークだが…。
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銅像をどうぞ
鷹村の世界タイトル奪取から1週間。鴨川ジムに等身大の鷹村の胸像が届けられる。誤ってこの胸像の腕を折ってしまった青木は、鷹村に命じられ300個のミニ鷹村像全てを売りさばくことに。そんな中、デビュー戦でKO負けした板垣の2戦目が行われ、あっさり1ラウンドでKO勝利を飾る。
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New Challenger
活気付く鴨川ジム。春先には、一歩の4度目のタイトル防衛戦、青木の日本タイトル挑戦、板垣の新人王戦などイベントが目白押しだ。ある日、練習帰りの一歩は、突然現れた宮田にいきなり胸倉をつかまれる。一歩との対戦を何度申し入れても、拒否されてしまうと言うが…。
スタッフ
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キャラクターデザイン
杉浦幸次 -
シリーズ構成
ふでやすかずゆき -
企画協力
週刊少年マガジン編集部(講談社)
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制作
マッドハウス -
原作
森川ジョージ -
森川ジョージ
週刊少年マガジン -
監督
宍戸淳 -
美術監督
金子英俊 -
製作
日本テレビ、D.N.ドリームパートナーズ、バップ、マッドハウス -
週刊少年マガジン編集部
講談社 -
音楽
平野義久 -
音響監督
中嶋聡彦 -
アニメーション制作
マッドハウス -
掲載誌
週刊少年マガジン -
森川ジョージ
週刊少年マガジン -
週刊少年マガジン編集部
講談社
キャスト
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アーニー・ グレゴリー
黒田崇矢 -
リカルド・マルチネス
菅原正志 -
伊達英二
相沢正輝
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宮田の父
石塚運昇 -
宮田一郎
関智一 -
幕之内一歩
喜安浩平 -
木村達也
藤原啓治 -
板垣学
浪川大輔 -
青木勝
高木渉 -
鴨川源二
内海賢二 -
鷹村守
小山力也