時空の隙
エピソード
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時空への入り口
銘山市の中学2年生の青年・林一帆の夢は、有名な漫画家、そして世界を救う偉大な英雄になること。その昔、魔物が世界を苦しめたとき、英雄が玄黄無極陣で魔物を封じ、二頭の神獣にそれを守護させていた…という伝説があった。林一帆はこの伝説をもとに漫画を制作していたが、ある日、手違いで時空の隙に入り込み、たまたま怪物を退治。その後、玄黄無極陣の守護獣・吉里吉里(ジリジリ)と出会うなど、昔は見えなかったものが見えるようになり、多くの災難に巻き込まれることになった。
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英雄の誕生
林一帆は勝手に時空に入ったことで、その秩序を守っている天枢公衙から注意を受けたが、その後、命玉のテストを受け、正式に人々の安全を守る戦士となった。初の任務として銘山大学の奇妙な出来事を調査することの命を受けた。調査を行う中で、林一帆に怪物が襲いかかったが、間一髪のところで仮面の戦士・骨精霊が彼を救った。林一帆は、これ以上怖い思いをしたくないと怯えていたが、吉里吉里が彼をなだめ、林一帆こそが選ばれし子、救いの英雄だと信じ込ませるのだった。
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強き仲間
銘山市にいる怪物はますます強くなったため、林一帆は仲間を探し始めた。同時に、陸氏財団の若き経営者・陸航に注目されるようになった。林一帆の性格を調べるため、陸航はわざわざ彼の家の隣に引っ越した。しかし、二人の性格、行動、習慣はあまりにも違い、出会って以降、衝突ばかり。陸航は林一帆の非常識的な行動や考え方に慣れなかったが、林一帆がいじめられっ子・虎頭怪のために戦うところを見て、彼が本当は前向きで正義感の強い青年であることを認める。そんな中、時空の隙に怪物が侵入してきて、林一帆と陸航は一緒に戦うこととなる。
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新たな出会い
戦いの中で林一帆が非凡な才能を発揮するのを見て、陸航はチーム結成の誘いをかけたが、能力が足りないと、林一帆に断られた。一方、日常生活では、林一帆が戦いの経験を作品で表現すると、思いがけない好評を得る。また、骨精霊を探し続けていた林一帆は、偶然、映画スター・秦黙と出会う。二人の交流は秦黙のファンである周浩東に誤解されたが、周浩東が秦黙に助け舟を出そうと近づいた時、時空の隙が現れた。
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