ドテラマン
エピソード
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『お、おっとおまたせ!オニ退治』
八本木の街を見守る大仏像が、突然立ち上がり歩き出した! 鬼たちが暮らす《鬼次元》からやって来た、どんな物にも命を与える力を持つ鬼・トリツ鬼の仕業だ。そしてそれを影から操るのは、謎の覆面中年・インチ鬼大王。一方、小学生のハジメと幼馴染のマリコの元に、鬼次元の探偵ズカン・ソクネッツが訪ねてきた。
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『タネマッ鬼タネまきゃこまっタネ!』
インチ鬼大王の正体は、なんとハジメの家の隣に住むサエない町工場社長、鈴木繁であった。ある日、鬼次元への通路を開く装置を偶然造り出した彼は、次に鬼を操るコントロール装置を開発。元鬼、短鬼、陰鬼の鬼トリオを従え、鬼を使って有名になろうと企てたのだ。
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『わるガキ・ラクガ鬼大さわぎ!』
街に現れた見慣れない男の子が持っていたペンは、空中に描いた絵が本物のように動き出すという、不思議なペンだった。男の子は街中の人々にペンを配って回り、八本木の街はさまざまな動く落書きであふれ返ってしまう。
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『スカウト合戦!強いオニはどいつだ』
今夜はお隣どうしの佐藤家と中村家、そして鈴木家が集まってのハジメの誕生会。しかし、まなみは出席しているものの、繁だけは部下の元鬼たちと工場で残業中。ところが夜食のラーメンのチャーシューを陰鬼に食べられ、怒った繁は鬼次元から使える鬼をスカウトしてこいと命令。
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『こわいタメイ鬼!カエルにかえるぞ』
テレビで時代劇を観ていた繁は、有名になるためには人助けをして人の心を捉えるのが重要だと気づく。そこである計画のため、かつて鬼次元で悪さを働き、二千年の眠りに付いていたタメイ鬼を目覚めさせた。
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『世界にひろがるヒッツ鬼のわ・な!』
街中に溢れる、寄り添いあって愛を語り合うカップルに、まったくモテない我が身の暗い怒りを爆発させた繁。鬼次元から、他人同士の手を握らせて離れなくしてしまう力を持つヒッツ鬼を連れてきて、街中の人間の手を次々にくっつけてしまう。
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『かわいいアイドルにはツノがある!?』
鬼次元の超人気アイドル、サイコウユ鬼を誘拐したインチ鬼大王一味。彼女を人間界でもアイドルデビューさせると、人々の心を虜にするユ鬼の超能力《アイドル光線》によって次々にファンを獲得していく。
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『シゴけやシゴけ!特訓魔シゴ鬼』
ハジメとマリコの所属する少年野球チームに、ある日突然押しかけ監督が現れた。頼みもしないのにとんでもないスパルタ教育で、ビシビシと子供たちをシゴきまくる男。実はその正体は、インチ鬼大王に操られた鬼次元のバレーボールチームの熱血コーチ、シゴ鬼であった。
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『ブチュ!キスマークで正体をあばけ』
繁のちょっとした言動から、彼こそがインチ鬼大王ではないか? と疑いを持ったハジメたち。一方、繁もまた、ドテラマンの仲間であるオニゾウがハジメたちと仲がいいことから、その正体に疑いの目を向ける。
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『タイムトラブル!ご先祖は有名人!?』
鈴木家の屋根裏から家計図を見つけ、先祖に有名人がいれば自分も平凡な人生から抜け出せるはず! と考えた繁。タイムトラベル能力を持つ鬼、タイム旅行鬼を使い、平安時代で牛若丸に変わって、自分の先祖である鈴木繁左ヱ門に弁慶を退治させようと思いついた。
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『どつくなドツ鬼・芸術はバクハツだ!』
街中で人々が突然消えてしまうという神隠し事件が発生。それは相手の背中を押すと、本やポスターなど二次元の世界に飛ばしてしまうという力を持つ、ドツ鬼の仕業だった。インチ鬼大王は消えた人々を返して欲しければ美術館まで来いと、ドテラマンを誘き出す。
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『大ピンチ!大フロシ鬼の大挑戦』
政財界の大物となった幼馴染が、街に公会堂を寄付して注目を集めたことが面白くない繁。そこでどんな大きな物でも風呂敷に包んで運んでしまう鬼・フロシ鬼を使って、公会堂を丸ごと盗ませてしまった。
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『セ鬼のセキで町じゅうかぜひき!』
冬の寒空の中、ランニングに短パン姿でスケボーに乗り、街中を元気に駆け回る少年と仲良くなったハジメたち。しかし、別れ際に少年が咳をすると、なぜかその場にいた全員が一斉に風邪を引いてしまった!?
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『雪やコンコン!オオユ鬼フブ鬼!』
スキー場へとやって来たハジメとマリコ、そして鈴木親子の四人。しかし、今年は雪が降らずにロッジは閑古鳥。まなみにせがまれた繁は、鬼次元から雪を降らせる力を持つ夫婦の鬼、オオユ鬼とフブ鬼をこっそり連れて来る。その甲斐あって、スキー場には大雪が降るのだが、がんばりすぎたオオユ鬼フブ鬼によって、ついに猛吹雪となってしまった。
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『お、おっと出ました!ドテラ婆っちゃん』
佐藤家にハジメのお婆ちゃんがやってきた。厳格過ぎるお婆ちゃんは、真面目なハジメも少し苦手。そんなお婆ちゃんがマリコが落としたハイパードテラを拾い、なんとド着して「ドテラ婆っちゃん」に変身してしまった!
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『あんたはエライ!インセ鬼の招待状』
鬼次元の宇宙にある、良いことをした人物を表彰する組織『鬼次元表彰式宇宙本部』から、案内係のインセ鬼がやってきた。インチ鬼大王から鬼たちを救ってきたドテラマンとドテラピンクの活躍を評し、表彰式を開くのだという。早速、鬼次元の宇宙へ向かうドテラマンたちであったが、それを知った繁はもちろん面白くない。
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『インチ鬼小僧とドテラじいさん』
ギックリ腰で倒れた茂のために、まなみは人間の若さを吸い取りアメ玉に変える鬼、ソウジ鬼を鬼次元から呼び寄せる。しかし、そのアメ玉を舐めた繁は若返りすぎて、小さな子供に戻ってしまった。しかも、ソウジ鬼は事故によってヘソコンが壊れて暴走し、街中の人々の若さを手当たり次第に吸い取り始めた。
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『涙のとらばーゆ!クビになった鬼トリオ』
一向にドテラマンを倒せない元鬼たち鬼トリオに、ついにクビを言い渡したインチ鬼大王。早速、変わりに強鬼、陽鬼、根鬼という三鬼を連れてきて、新しい部下にしてしまった。
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『最大最強!天下ムテ鬼の決死圏』
今度こそドテラマン打倒を果たすため、鬼次元から最強の鬼、その名も天下ムテ鬼を連れてきたインチ鬼大王。その力は名前に違わず、どんな勝負をしてもドテラマンもドテラピンクも全く歯が立たない。
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『涙の再会!?インチ鬼大王と奥さん』
ウイスキーボンボンで酔っ払い、鬼次元の空にぶら下っていた電球のような物を盗んでしまった繁。翌朝、そんなことはすっかり忘れた彼は、鬼次元の新聞に実家に帰ったまま音信不通の妻が載っているのを見て、早速探しに向かう。ところが、実は昨夜繁が盗んだのは鬼次元の太陽であり、「鬼次元が闇に包まれた時に蘇る」と言われる伝説の怪獣・カセ鬼が復活してしまった!