Blue Gender
エピソード
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ONEDAY
“現在の医療技術では、治療は不可能”とをいわれた祐司は、冷凍睡眠(スリーパー)となった。それから十数年、研究施設内に祐司の入ったカプセルを運ぶ数人の兵士の姿があった。そんな中で目覚めた祐司は、人を襲う異形の怪物を目撃する。恐怖にかられ、逃げまどう祐司。その時、巨大な人型ロボットが祐司を救い…。
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CRY
マリーンたちが一夜を過ごすために立ち寄った街で、祐司はなぜ自分は助け出されたのか、あの怪物、BLUEとは何なのかを聞かされた。衛星軌道上にある“セカンド・アース”へ帰るためにマリーンたちは海洋上のスペースポートへときていた。そこで自分以外に救出されたスリーパーたちを見た祐司は、駆け寄っていくが…。
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TRIAL
先の戦闘で部隊の半数を失い、日本における回収を断念するしかなくなったマリーンたちは、海を渡り、韓国の回収部隊と合流することに。そんな中、祐司は生きる術、戦う術を教えてくれという。現状の兵員では回収部隊と合流はおろか、生き残るのも難しい。そのため、マリーンもしぶしぶながらも、祐司に戦う術を教える。韓国へと渡る貨物船を見つけ、あとは乗り込むだけという瞬間、BLUEの襲撃が! 初めての出撃でいきり立つ祐司。それが裏目に出てしまう。生きたいという思いだけで何とか一撃を与えるものの、死に直面する祐司。その時、他のBLUEを倒したマリーンが駆けつけ、一命を取り留めるのだった。
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AGONY
韓国の回収部隊はBLUEによって壊滅させられていた。次の手を考えるにも、安全な場所を確保しなければならない。そのため、街を彷徨う途中、祐司はBLUEに襲われる少女を見つける。助けようという祐司を無視するマリーンたち。業を煮やした祐司は、少女を助けにいき、危険にさらされながらもBLUEを倒すが…。
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PRIORITY
衛星回線を使い、“セカンド・アース”と何とか連絡が取れたマリーン。連絡では、残存部隊がロシアのバイコヌール基地に集結しているとのこと。身の危険を感じて、その場を去ろうとするマリーンたちは、BLUEに見つかり戦闘を余儀なくされてしまう。辛くもBLUEを撃退したマリーンたちだが、その代償は高く…。
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RELATION
マリーンと祐司はBLUEの襲撃を避けるため、モスクワのバイコヌールへ向かう。生きるという意味を再度考えさせられた時、祐司の中で何かが変わった。祐司はいう「ここで生きるということがどういうことなのかはわからない。でも、俺は生きている。だから、自分の思ったままにやる」と。その言葉にマリーンは微笑み…。
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SYMPATH
砂漠で見つけたオアシス。つかの間の平穏だったが、そこはBLUEの住処だった。窮地に陥る祐司たち。それをダイスと名乗る男が救う。マリーンはダイスに移動手段、安全な航路を教えるように命令する。だが、ダイスは「まだ、やることがある」と無視する。夜が明け、目を覚ました祐司はマリーンがいないことに気づき…。
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OASIS
砂嵐の中を強行するマリーンたちは、祐司を見失ってしまった。口では“命令で祐司を”といってはいるものの、心では祐司のことを心配しているマリーン。その頃、祐司は遊牧民のエリナに助けられていた。マリーンとは違う女性、エリナに心惹かれていく祐司。そんな時、兵隊崩れの一団に遊牧民たちが襲われてしまうが…。
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CONFIRM
無事マリーンたちと再会した祐司。だが、祐司はバイコヌールにいかず、ここで生きるといい出す…。そして祐司と別れ、バイコヌールへ向かう準備をするマリーンたち。そこにBLUEが! その戦闘に祐司も気づく。揺れ動く祐司。エリナへの思いは偽りではない。だが、それ以上に祐司の心の中に大きく存在する女性が…。
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TACTICS
やっとの思いでやってきたバイコヌール。しかし、そこは何者も近づけぬ無人の要塞と化していた。全ては基地を守る“オート・マトン”のバグによって…。“セカンド・アース”へ帰還するにはここのシャトルを使う以外に道はない。そのため、マリーンたちは集結した残存部隊と共に作戦を展開。その作戦とは…。
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GO MAD
部隊の一人、ハンはスリーパーである女性を愛するあまり、独断でシャトルを発射させようとする。しかし、後一歩という所で電力供給不足のため、シャトルの発射が出来なくなってしまった。その原因を探るべく、地下へとおりていく祐司たち。そこで見た物は、電力を自らの生活エネルギーとしている新種のBLUEだった…。
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PROGRESS
“セカンド・アース”医療ステーション。マリーンを庇って負傷した祐司が、医務室へと運ばれた。最高議会の質疑を受けたマリーンは、“部隊任務不適合”の判決を下され、再度訓練を受けることとなる。訓練で負傷したマリーンは医療ステーションへ。そこでマリーンはどうしても祐司のことが気になり医務室へ向かうが…。
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HERESY
再訓練…それは、再教育であり、今のマリーンには耐え難きものであった。ただ祐司に会いたい。その思いがマリーンを突き動かす。行方のわからぬ祐司を探す手がかり…軍事ステーション、科学セクション指揮官、セノ・ミヤギ。ミヤギに会う以外に道のないマリーンは強行手段をとる。何とかミヤギに会い、そして、祐司の居所突き止めるマリーン。しかし、そこにいた祐司は…!?
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SET
やっとの思いで祐司と再会したマリーン。そんな二人を引き裂くかのように、最高委員会がマリーンを問いつめる。そして、マリーンと祐司は、なぜスリーパー回収が最重要事項になったのかを知る。そして祐司は自ら戦いへと身を投じることを承諾した。ただ一つ、マリーンをパートナーとすることを条件として…。
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CALM
アリシアに連れられ、薄暗い通路をいく祐司。「何処にいくのか?」と訊いても「良い所」としか、アリシアは応えない。その上、時間を気にして急ぐあまり、道に迷ってしまう。挙げ句には進入禁止区域に進入してしまい、はぐれてしまう。アリシアに連れられる祐司を見たマリーンは気になり、二人が入っていった通路に…。
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A SIGN
BLUE掃討作戦は、予想を上回るBLUEの数に苦戦を強いられた。その中、トニーは新型アーマー・シュライク、“ダブル・エッジ”の性能を引き出し、一人でBLUEの巣を破壊するのだった。そんなトニーに触発されたのか又は対抗意識からか、祐司は自分にも出来るということを証明するかのように無謀な戦闘に出て…。
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ECLOSION
“セカンド・アース”への帰路の途中にBLUEの巣が存在した。これを迂回していては予定時刻に間に合わない。そこで隊を二手に分け、一部隊が囮となりもう一部隊が巣を破壊するという陽動作戦を祐司が提案した。囮となり、陽動をかける祐司とマリーン。作戦終了後、マリーンは以前とは違う祐司に違和感を持ち…。
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CHAOS
BLUEとの戦闘において見せた祐司の異常性。本来の祐司からは考えられないそれが、マリーンを苦しませていた。そんな時、マリーンは自分が常に監視されていることに気づく。全ての謎を解くカギはセノが持っている。そうふんだマリーンはセノに接触を計り、セノからBLUEとB細胞との繋がりを聞かされて…。
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COLLAPSE
祐司たちは第二次降下作戦に参加していた。その頃、“セカンド・アース”で起こったクーデターは最高議会の身柄を確保することは出来なかったが、一応の成功を納めた。祐司のことが気がかりなマリーンは地球へと降下していく。そしてマリーンは、BLUE化が進んだ、異常なまでの凶悪さを漂わせる祐司と再会して…。
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VERSUS
B細胞活性化による祐司のBLUE化はマリーンの予想を超えてかなり進んでいた。何とか止めようとするマリーン。だが、B細胞の活性化で正常な判断が出来なくなっている祐司により、撃破されてしまう。作戦を逸脱して、一人でBLUE殲滅を進める祐司。その眼前に“ダブル・エッジ”と同型機に乗ったマリーンが…!
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JOKER
第二次降下作戦は完全なる敗北の作戦であった。その時、死んだと思われていたトニーから通信が! ビクター総帥は“セカンド・アース”の全権を取り戻すためにトニーを迎え入れる。だが、着艦したシャトルのコンテナから大量のBLUEが出現、医療ステーションは地獄へ変わっていった。そしてトニーは宣戦を布告して…。
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DOGMA
B細胞の暴走により狂気に走るトニー。それを止めるために祐司とマリーンは医療ステーションへと潜入した。トニーの居る中央コンピュータへは困難を極め、一時待避することに。その待避した場所で、行方のしれなかったアリシアに再会する。だが、再会したアリシアはB細胞の活性化により以前とは全く違う雰囲気で…。
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SOLISTE
祐司たちはジェネレーターを停止、少しでもトニーの妨害をしようとするが、効果はなく医療ステーションは軍事ステーションへと進行を開始した。そして祐司と対峙したトニーは語る、なぜBLUEが生まれたのか、なぜ自分たちにBLUEと同じB細胞があるのか、BLUEをB細胞を生んだ大いなる意志とは何なのかを…。
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COMPASS
トニーとアリシアを飲み込んで爆発した医療ステーション。それで全てが終わった。全権を握ったセノは今回の事件の真相を暴露する。そしてセノは地球を捨て、“セカンド・アース”に引きこもることを決める。だが、全ての真相を知るため、祐司は地球へいくことを決める。そんな祐司にマリーンはついていくといい…。
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ADAGIO
南アメリカに居るBLUEたちがある一点に集結していた。それは“ギアナ高地”。それを調査するために祐司は地球へと降下した。そんな中、村の住人からBLUEが大挙して通った道を教えられる。調査のため、その道をさかのぼる祐司たち。そして、祐司たちは終着点とおぼしき洞穴へと進入していく。そこで見た物は…?
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LET ME
新種のBLUE…それはコアの存在しないBLUEの最終形態でもあった。多くの仲間を失いながらも何とかそのBLUEを倒した祐司。しかし、まだ全てが終わったわけではない。地球は本当に人類を駆除しようとしているのか? それを確かめるために、祐司は光の中へと入っていく。地上の人々を…マリーンを…そして、生まれてくる子供たちのために…祐司の入った光…それは地球の意思であった。そこで、祐司は知る。B細胞が…BLUEがなぜ生まれたのか? 地球は何をしようとしているのか?その全てを知った祐司は、地上で待つマリーンの元に帰っていく。この地上で生きていくことを心に決めて…。
スタッフ
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アニメーション制作
AIC -
キャラクターデザイン
木崎文智 -
クリーチャーデザイン
マイケル原腸
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コンセプト・メカデザイン
福地仁 -
シリーズ構成
長谷川勝己 -
デザインワークス
橋本敬史 -
メカデザイン
渡辺浩二 -
撮影監督
豊永安義 -
監督
阿部雅司 -
美術監督
金子英俊 -
製作
東芝EMI、AIC -
音楽
蓜島邦明 -
音響監督
岩浪美和 -
コンセプト·メカデザイン
福地仁
キャスト
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エレナ
西村ちなみ -
キース・ビーン
松本大 -
ジョーイ・ヒールド
菅沼久義
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ダイス・クエイド
銀河万丈 -
マリーン・エンジェル
桑島法子 -
マルコム・リー
中田譲治 -
ミニー・ホワイト
武田佳子 -
ロバート・ブラッドレイ
堀之紀 -
海堂祐司
野島健児