モンキーターンV
エピソード
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いつオレが、女子のおしりを…!
波多野憲二たち東京支部に後輩が入ってきた。沖田は今節がデビューだと言うのに、いきなり2連勝という驚異の新人ぶりだ。そんな中、沖田はペラ修正室で出会った波多野の態度が自分をライバルと認めたと勘違いしてしまう。そして、二人が出走する第6レース。スタートで沖田が先行するも、あっさりと憲二が1着をとり…。
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競艇なんか…
福岡競艇場での一般戦優勝戦の1周1マーク。福岡特有のうねりに遭い、落水して左手に大怪我を負ってしまった憲二。病院で淡々と話す医師に不安を覚えたが、手術は成功する。その夜から痛みと事故のショック、選手復帰への不安が憲二を襲う。そして憲二の頭の中には「競艇なんかやめてやる!」という言葉が響いていた…。
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レースをしてえっ!
競艇選手として復帰できるのか不安が広がっていたところに、82期の仲間が訪れ落ち着きを取り戻してきた憲二。その後も青島が病院にやってきてスポーツ新聞を差し入れしていた。その新聞には、自分も出られたはずのSG競艇王チャレンジカップの記事が載っていた。そこに洞口雄大が出場することを見つけた憲二は…。
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ボートってこんなに!?
左手のギプスがはずれた憲二。だが澄との約束とは違い、福岡の小泉先生のもとでリハビリを始めた。握力が20キロなければ選手に戻ることはできないのだが、年が明けた頃に10.5キロまで握力が回復し、東京へ戻った憲二。さらに3ヶ月ほどが過ぎた春先、練習でボートに乗れることになり、憲二は平和島にやってきて…。
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いよいよ復帰戦!
ホームプールの平和島。連合会からの連絡でボートに乗って練習ができることになった。二艇旋回練習で思うように左手が動いていないことを感じた憲二だったがそれもすぐに克服した。そしていよいよ復帰戦が決まる。それはあの事故を起こした福岡競艇場だ。周りからなぜ地元の平和島じゃないのか?と聞かれた憲二は…。
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うねりを越えろ!
精神的な壁を越えるために福岡競艇場を復帰レースに選んだ憲二。あの時と同じようにうねりの出ている1マークを憲二はマクっていく。うねりの1マークはレバーを落として廻るのが定石とアドバイスをする青島に、憲二はそれでも工夫すればできるはずと、聞かない。そして3日目、憲二と青島は同じレースを走ることに…。
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これでアイツと並んだ!
憲二の平和島での復帰戦。初日こそ5着だったが、その後は順調に入着して優出を決めた。平和島で復帰後の初優勝を、という期待もかかるが、同門の和久井も優勝戦に出てきていた。その中で憲二のツケマイが見事に決まり、復帰後初の優勝を決める憲二。一方、笹川賞に出場していたライバルの洞口もSG初優勝を勝ち取り…。
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本気(マジ)にさせてやる!
丸亀競艇一般戦3日目の第11レースで憲二は、蒲生と走ることになった。しかし、今節の憲二は転覆歴のあるモーターのために絶不調。それに対する蒲生は出だしこそゴンロクだったが、モーターに手を入れたとたんに1着をとっていた。そして憲二も整備士を説得し、味方につけてスリーブ交換にとりかかり…。
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ぜんぜん、うれしくないんや
蒲生と憲二のレース。3周2マーク、憲二のツケマイが決まったか!という次の瞬間、蒲生艇のバウが憲二艇に接触。プラグコードがはずれて憲二艇は失速、蒲生が1着となった。そして今節の優勝も蒲生のモノとなった。しかし憲二とのレースで不完全燃焼だった蒲生は勝ってもこれまでのように喜べないようになってしまい…。
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いよいよオーシャンカップだぜ
復帰後初のSGレース、オーシャンカップが迫ってきた憲二。絶好調の洞口に対抗すべく、新ペラを作って憲二に授けた和久井と古池は、オーシャンまでの一般戦3戦で3種類の大きさの違うペラを試し、そのそれぞれの最も良かったペラ3枚と今までのエースペラを合わせた4枚をオーシャンカップに持ち込もうと言って…。
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女子でこんなに強い人いたんだ!
SGレース、若松オーシャンカップがいよいよ始まった。女子レーサーで唯一の出場選手の櫛田千秋は地元と言うこともあり、気合の入ったレースをしていた。予選後半も粘りの走りで得点を稼ぎ、残りの1レース2着以上で準優進出が決まる。そして予選最終日12レース、櫛田は勝負駆けとなるが、そのレースに洞口もいた…。
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今からやる!
オーシャンカップの予選を通過し、準優勝戦に進んだ憲二。その頃、新ペラを憲二に渡した和久井は、ペラだけではもう勝てないと思いつめていた。そのペラを信じた憲二は、ペラの調整だけで準優に挑む。準優第12レース、2着争いを潮崎と演じ勝ち抜けた憲二。そのレースのスタートでドカ遅れの蒲生を見ていた榎木は…。
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おまえだけには勝たせねえ!
オーシャンカップ優勝戦。1周1マークを先に抜けたのは女子レーサー初のSG優出を果たした櫛田だ。直線で伸びる櫛田を逃がしては勝ち目が無いと2マークを憲二が先マイ、そこを差しにいった櫛田に向かって突っ込む洞口。その洞口艇が跳ね上がり、櫛田の頭部に激突してしまう。そんな中、洞口と憲二は冷静さを欠いて…。
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約束は守らないとな!
芦屋新鋭リーグ戦で、岸本と同じあっせんになった憲二。その岸本がダービー勝率の勝負駆けだと聞き、一緒にダービーに出場しようと励ます。だが、自分は普通の人間だからSGなんてまだ無理だよ、と弱気になる岸本。岸本を歯がゆく思った憲二は、「今のお前には負ける気がしねぇ、負けたら全裸水神祭だ!」と挑発して…。
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おまえがガンバるからだ。
芦屋での全裸水神祭のため、1ヶ月の謹慎となった憲二は碧南訓練所にきていた。そこに九州の選手たちもやってくる。その中には青島もいた。SGに出ると洞口に宣言した青島は、もっと上手くなりたいと訓練所にやってきた。そして憲二に自分のターンを見てほしいといい教えを請うのだった。そんな青島に対し、憲二は…。
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山は高いほど登りがいがあるぜ!
SGモーターボート記念の優勝戦。謹慎中の憲二はテレビ観戦していた。スタート展示では1号艇の洞口が2号艇の榎木を抑え1コースを奪取。これならイケると思った洞口だったが、本番では榎木の素早いピット離れに1コースを取られてしまう。更に榎木の早い艇の起こしに洞口は惑わされフライングを犯してしまい…。
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いっしょに優勝戦乗ろうぜ!
全日本選手権4日目、予選最終日。1着をとれば準優勝戦進出がほぼ確定的となる憲二。そのレースには同期の勝木も出走していた。今節ワーストモーターをひいてしまった勝木は予選突破はほぼ不可能な状態。だがこのレースは負けないからと憲二にひと言。3位だった勝木が、バックストレッチで伸びをみせトップを捉えて…。
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左手の傷が・・・!
全日本選手権5日目。今節イチの超抜モーターで準優勝戦に進出した三船。1号艇で1コースからのスタートを決めた三船だが、榎木にまったく歯が立たず結局優出はならなかった。一方、憲二も準優に進出していた。その第12レース、スタート起こしの瞬間憲二の左手に痛みが走り、スタートで遅れをとってしまい…。
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まだこれからさ
全日本選手権競走の最終日。左手の痛みの原因となっていた雨が上がった。そして優勝戦がスタート。快速ダッシュでトップスタートを切ったのは憲二。だが、インの榎木が伸び1周2マークは榎木と蒲生の先頭争いに。そこへ最内を差した憲二がトップ争いに急浮上する。蒲生と憲二が交互に榎木に挑む形で3周までもつれて…。
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100%じゃないけれど
全日本選手権を革命的なターン「Vモンキー」で制した憲二。そして次のSG、チャレンジカップを獲ればその先の賞金王出場も見えてくるとVモンキーの練習を繰り返す憲二だった。あのターンを再現しようとしても思うようににならず、憲二は一般戦の試運転でも転覆する始末。そして、迎えたチャレンジカップだが…。
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あなたに勝つ!!
賞金王決定戦への出場権をかけたチャレンジカップ。Vモンキーで連覇を狙う憲二に対し榎木や蒲生も弱点を探ってやってきた。その頃、三国競艇の一般戦で優出を決めた青島。洞口に対しSGにいつか出てみせると宣言していた青島。このレースに勝ちたい青島は古池に枠取りを主張。そしてトップでスタートを決めた…。
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燃えてきましたよ。
賞金王に向けた最後のSG、競艇王チャレンジカップの準優勝戦。憲二は犬飼軍志と走ることとなった。このレースを控え室で見ていた榎木が予想したとおり2周1マークでVモンキーをくり出した憲二が1着になり優勝戦へ進む。そして優勝戦を前に蒲生は榎木に、もし1対1になったら本当にVモンキーと勝負すると告げる…。
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今回はムリですか?
賞金王決定戦への出場が決まった波多野憲二。いよいよ真の日本一を決める賞金王決定戦の予選とも言うべきトライアルが始まった。組み合わせ抽選で1走目は1号艇を引き当てた憲二。このチャンスを逃すまいとコース取りで1コースにこだわったため、憲二は練習でもやったことのない深インの進入となってしまい…。
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これがプレッシャー?
賞金王決定戦競走、トライアル3日目。前日までの2走で5着続きの憲二には後がなくなってしまった。そんな一方、洞口は2着と2着で優勝戦進出は確実かと思われての3日目だった。エースモーターに1号艇と完全に運気の流れは自分に向かっていると思った洞口には、プレッシャーなどまるで感じられない様子だったが…。
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これが賞金王!
賞金王決定戦の優勝戦。インタビューで1着を獲ると答える洞口を見て気合いが入る憲二。本番待機室で陽気な蒲生に「いつもと変わりませんね」と憲二が感心すると「それも作戦の内かも知らんで…なーんてな」と蒲生は言う。そして大歓声の中、ピットに立った憲二は「これが賞金王!」と感激しながらも武者震いしていた…。
スタッフ
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アニメーション制作
東京財団 -
キャラクターデザイン
奥田淳 -
シリーズ構成
冨岡淳広
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原作
河合克敏 -
掲載誌
週刊少年サンデー(小学館) -
撮影監督
中島秀剛 -
監督
秋山勝仁 -
美術監督
高橋麻穂 -
製作
テレビ東京、OLM -
音響制作
HALF H・P STUDIO -
音響監督
渡辺淳
キャスト
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古池勘一
麦人 -
城ヶ崎ありさ
根谷美智子 -
波多野憲二
川島得愛
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洞口武雄
青野武 -
洞口雄大
間島淳司 -
生方澄
野田順子 -
青島優子
高野直子