白雪姫の伝説
エピソード
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雪のような少女
白雪姫の誕生、生母の死、そして新しい母レディ・クリスタルの登場までを描く。亡き妻の遺言通り、後妻を迎えたコンラッド王は白雪姫12才の誕生日に突然出兵することになる。
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果てしなき野望
継母であるレディ・クリスタルは身勝手な女性で、王が出兵したのをいいことに、ことごとく白雪姫に辛く当たる。そんな白雪姫にとって唯一頼れる存在は乳母のモーリーだけだった。白雪姫を庇い女王に歯向かったモーリーは、とうとう女王に暇を言い渡される。
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陽だまりの出会い
モーリーと引き裂かれ独りぼっちになった白雪姫は、森の中でリチャード王子に出会う。優しいリチャード王子によって笑顔を取り戻す白雪姫。その頃女王は、魔法の鏡によって自分より白雪姫が美しいことを知り激怒するのだった。
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雪に誓った約束
白雪姫はリチャード王子のお城に招待され、貴族である彼の父親に会う。王女が外出を禁止したにも拘らず、リチャード王子に会った白雪姫はそこで、彼が騎士の修行に行くことを知らされる。悲しみを乗り越えて再会を約束する二人。ますます光り輝く白雪姫を見て、ついに女王はある決断をする。
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霧のむこうの明日へ
嫉妬に狂った女王は狩場の番人サムソンに白雪姫殺害を命令する。森に白雪姫を連れ出し他サムソンは姫の純真さに、今は亡き娘の姿を思い出す。決意した彼は、熊に襲われようとする白雪姫を助け森へと逃がすのだった。
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7人のドワーフ
彷徨い続ける白雪姫は、ピキという子リスに誘われて不思議の森に入る。そこで見つけた小さな家で、疲れ果てた白雪姫はつい眠ってしまう。帰ってきたこの家の住民の7人のドワーフはびっくりしながらも、訳がありそうな白雪姫をとにかく置くことにする。
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新しい家族
ドワーフの一人ジョリーは白雪姫を案内し、それぞれの仲間を紹介する。しかし仲間の中でウッディだけが白雪姫に打ち解けようとしない。そんなある日、ウッディが白雪姫のベッドを作り終えた。本当はウッディも白雪姫が好きだったのだ。
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ふしぎの花のささやき
ドワーフ達に何かお礼をしたい白雪姫はジョリーと共に、それを見ると元気がでるという不思議な花を探しに行く。花を探すうち崖から落ちそうになる白雪姫を、危機一髪のところで掛け付けたドワーフ達が救い出す。
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星降る森の再会
何者かが不思議の森に近づいてきた。ドワーフ達は女王の手の者と思い、追い出し作戦を展開する。しかしそれは狩場の番人サムソンで、白雪姫を探しに森を彷徨っていた白雪姫のペット達を連れてきてくらたのだ。
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リチャードの手紙を
サムソンから、お城にリチャードからの手紙が届いていることを知らされた白雪姫は、何とかして手紙を手に入れようと、森の小道を通るメッセンジャーを待ち伏せする。ドワーフ達も強力するが、取れたのは手紙に巻いてある若草色のリボンだけだった。
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お城の中を大冒険
勇敢で愛情深いドワーフ達は白雪姫の代わりにリチャードからの手紙を取り戻すため、お城に行く決心をする。選ばれたゴルディ、カモミール、ジョリーは様々な困難にあいながらも、ついに手紙のありかをつきとめる。
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友情がくれた笑顔
作戦を展開する3人は女王から手紙を手に入れることに成功する。一方、白雪姫はベットから、3人がお城に行ったことを聞きだし、彼らを追いかけようと森から出されてしまう。それに気づいた魔法の鏡が、とうとう白雪姫が生きていることを告げてしまう。
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若草色の悪魔
白雪姫が生きていることに激怒した王女は、秘密の研究室でヘビを使った魔法のリボンを作り上げ、コウモリを使って不思議の森まで運ばせた。そんなことを知らない白雪姫は罠にはまり、あえなく倒れるのだった。
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失われた白い花
地下室の「知恵の本」から白雪姫を助ける方法を得たボスは、ドワーフ達の生命の木がある所へ向かう。自らの生命の木を切れば白雪姫が助かるというのだ。追ってきた仲間の甲斐なく、白雪姫と共に静かに横たわるボス。その時、ボスの木で作った「知恵の本」の表紙からメッセージが届く。表紙として生まれ変わったボスの木は二人の生命を蘇らせたのだ。
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勇気の霧は虹の色
毒リボンの事件で白雪姫の危機を感じたボス達は姫を守るために策を巡らしていた。そんなある日、年に一度の森に感謝する日がやってくる。レースを行い、どのチームが一番に七色の森に七色のリボンを巻き終えるかというものだった。実はレースに見せ掛けて七色のリボンによって森の結界を強くするボスの名案だったのだ。
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蝶よ舞え青い空に
ある朝、目覚めたレディクリスタルは鏡に映った自分の顔を見てびっくり。なんと目尻にしわがあるのだ。慌てたクリスタルは美顔クリームを作るため蝶の鱗粉を兵士に取ってくるよう命令する。一方森では、急にいなくなった蝶を取り戻すため白雪姫が香料や蜂蜜を使った作戦を開始した。
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月の夜のおまじない
リチャードの元に手紙を届けたクックが帰ってきた。ミルクとポッケはクックと白雪姫が直接お話しができるようにまじないをかける。だがそのまじないがもとで白雪姫はうさぎに変身してしまう。ほんの束の間、ミルク達と楽しく遊んでいた白雪姫うさぎはふいに川に落ちてしまう。そして助けてくれたのがなんと、遠征中のリチャードだったのだ。
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迷い込んだ氷の国
白雪姫から自由に飛びたいという夢を聞き出したジョリーは、他のドワーフ達に働き掛け、夢を適えてあげるために百年に一度、種をつける巨大タンポポの所へ行ってみる。飛び去る種に乗り、空を飛ぶ白雪姫達。だが風は思わぬ方向へと皆を導いた。なんと着いたところは氷の女王が支配する氷の国だったのだ。
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借り暮らしの女の子
ドワーフの家の床下に借り暮らしの一家が住みついた。白雪姫は偶然、その娘キャシーに出会う。二人はジョリー達に内緒で交遊を深めるが、そのうちばれて大騒ぎになる。ドワーフ達の誤解を解き、打ち溶け合った双方だったが、やがてキャシー達は旅立って行く。
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やさしさの果てに
毎夜、悪夢にうなされるクリスタルは白雪姫の死に疑問を抱く。そこでコウモリに森へ行き、証拠を持って帰るよう命令する。不思議の森にまんまと入り込んだコウモリは、ドワーフ達の妨害の甲斐なく、白雪姫に遭遇する。一端コウモリはドワーフ達に捕えられるが、白雪姫の優しさを利用し、逃げ出すのだった。
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さよならジョリー
ドワーフ達はある程度の年齢になると、修行の旅にでなくてはならないという。ジョリーにもその日がやって来た。なんとしても行きたくないジョリーは、修行の掟を司るサファイヤ湖の王様の所へ行く。お城で昔のボスに出会ったジョリーは修行の大切さを知り、修行に行く決心をする。白雪姫もしばらく身を隠すため、ジョリーと一緒に旅に出ることになった。
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卵のパパになったら
修行とはペンダントに3つの幸せを詰めることであった。旅の途中エルフの卵を拾ったジョリー。しかたなくそのポンピという子供を育てることになる。やがて成長したポンピはジョリーの元を去る。寂しいジョリーにエルフ達は、「実はエルフは育ちにくい環境にあり、ドワーフ達の優しい手を借りて育つのだ」と言う。ジョリーのペンダントに一つめの幸せが入った。
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まぼろしの山へ走れ
コブリンの谷に入ってしまった白雪姫達は、コブリンの王子ゴビーに掴まってしまう。その上、白雪姫は王子に無理に結婚を迫られる。ジョリーはなんとかして白雪姫を助けようと王子と賭けをする。やがて、王子の待女メムルの強力もあって、ジョリーは無事帰って来る。寂しがりやの王子の心も癒え、ジョリー達は2つめの幸せをペンダントに詰めて元気良く旅立つのだった。
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あなたの妖精だから
3つめの幸せを探しながら、ジョリーは目的を探す妖精ミルフェと出会う。一度はジョリーの妖精になろうと努力するミルフェだったが、白雪姫はやがてミルフェに風を呼ぶ能力がある事を見いだす。とある村が何年も雲に覆われていると知り、白雪姫はミルフェに行くようにすすめる。ジョリーも密かにその事を知り無理に追い出す。村を助けたミルフェはそこでいきることになった。3つめの幸せを詰めたジョリーは白雪姫とともに家に帰って行く。
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時を越えた叫び
再びドワーフ達の元に戻ってきた白雪姫。そんな白雪姫にささやく声が聞こえてくる。導かれるまま森の外れに着いた白雪姫は、不思議な剣を発見する。その剣にはミレルカという少女が閉じ込められており、一瞬の内に白雪姫に乗り移ってしまう。そのまま、恋人である鏡の精スペックに会うため、お城に向かうミラルカ。いくらミラルカといえども、姿は白雪姫のままである。気づいたドワーフ達は必死に後を追った。
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いつか愛のために
ドワーフ達の追跡の甲斐なく、白雪姫は町の警備兵に保護されてしまう。なんとかすきを伺うドワーフ達に、狩り場の番人サムソンが手を貸す。まさに白雪姫がクリスタル王女の持つお城に入らんとした時、サムソンとドワーフ達が飛び出した。瞬時に白雪姫をさらったサムソン達は追っ手の追跡を振り払い闇の中に消えるのだった。
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思いがけない再会
追っ手を逃れ、とある村に着いた白雪姫達は、そこで懐かしいモーリーと再会する。モーリーはお城を出る時に視力を失っていた。しばらくこの村で過ごすことになった白雪姫達は、子供達のために雨の日も遊べる小屋を建てることにする。口やかましいバウワー夫人が、ついにお城の兵隊に告げ口したばっかりに、クリスタルに白雪姫の居場所を知られてしまう。
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天使のようなマリー
モーリーの住む村で子供達の世話をする白雪姫は、両親を亡くした女の子マリーと出会う。マリーは兄弟のない白雪姫にとって妹のような存在になり、次第に子供達とも打ち解けていった。ある日、白雪姫はリチャードがお城にやって来たことを知り、思い出の湖へと向かう。ところがその途中で一緒に来たマリーがケガを負い、ついに白雪姫はリチャードに会うことが出来なかった。
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森から来た少年
モーリーの大切なブローチが無くなった。ジョリーやウッディはワンパクなラルフという男の子の仕業だと言う。白雪姫はラルフの兄弟ぶんのジャックという男の子に掛け合うが相手にされない。それどころかジャックはラルフの無実を信じ、ブローチを見つけ出す。光るブローチに目を奪われたカラスの仕業だったのだ。白雪姫は謝ると同時に、意地っ張りだけど優しいジャックに興味を持つのだった。
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希望の花をめざして
モーリーの目を治そうと、ジョリーとウッディはカモミールを呼びに森へ帰った。そして白雪姫もマリーからモンテベルの山に希望がかなう実があることを聞き出掛ける。ジャックとマリーと共に、様々な危険に見舞われながらも(ある時はマリーのテによって)、ついに白雪姫はその実を手に入れることができた。
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マリーからの贈り物
村の子供達は笑顔を取り戻し、モーリーの目もカモミールの手当ての甲斐あって、もうすぐ見えるようになるという時だった。白雪姫をまんまと呼び出したマリーが美しい毒の櫛によって白雪姫の命を奪ったのだ。マリーの正体はあの恐ろしいレディ・クリスタルだった。目がみえるようになったモーリーが見たものは、青ざめて倒れている白雪姫の姿だったのだ。
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白鳥よふたたび
ドワーフ達は森に白雪姫を運んだ。ジャックは白雪姫を助けるため、希望の妖精の言うとおり森の泉に向かう。森の泉の中心に触れれば願いがかなうと言うのだ。しかしその泉にはグーフィという巨大魚がいてジャックの行方を寒ぐ。一方、白雪姫は雲の宮殿で、今は亡きローズバッドに会っていた。懐かしさに胸ふるえる白雪姫だったが、母の言葉で地上に帰る決心をする。危険をくぐり抜けたジャックが泉の中心に触れると同時に、白雪姫は目を覚ました。
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復活する悪魔の霧
再び死の淵から蘇った白雪姫だったが、その健康はまだ完全なものではなかった。日が落ちると共に深い眠りに着いてしまうのだ。噂を聞いたゴブリンの王子ゴビーとメルが見舞いにやってきた。白雪姫を助ける手掛かりを求め、日暮れ谷を訪れたメムル。しかしそこでメムルはおばのメムーラ達とともに、クリスタルが呼び覚ました魔神ロニに取り付かれてしまうのだった。
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奪われた妖精の心
赤いゴブリン達はドワーフ達に襲いかかった。信じられないゴビーに、愛するメムルまでもが襲いかかる。始めはゴビーの姿を見て誤解は解ける。鉱山の中を走る途中でゴビーの雷剣がなり始めた。導かれるままに入っていった洞窟で待っていたものは、以前白雪姫が出会った、剣に閉じ込められた光の精ミラルカだった。
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光れ愛のペンダント
ミラルカはドワーフ達が修行で得たペンダントが魔神を倒す鍵であるという。「ジョリーのペンダントがドワーフの家にある!」ゴビーとジョリーはお互い意地を張りながらも力を合わせてペンダントを手に入れようとする。操られたメムルが二人を阻止するため立ち寒がった。背後から現れた魔神ロニがゴビーを襲う。その時、ジョリーがゴビーに向かって投げたペンダンントが光った。ペンダントの光が、魔神ロニの影を切り裂いたのだ。
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奇跡を呼ぶ銀の力
元に戻ったメムルとともに道を急ぐジョリー達。ジョリーのペンダントとミラルカとゴビーの剣が丁度、正三角形の位置に来た時、魔神ロニは封じ込められ姿を消した。白雪姫とドワーフ、そしてゴブリンの心が一つになることで邪悪な力は見事に吹き払われた。ゴブリン族に伝わる炎の秘法によって、白雪姫の体も元に戻り、森に再びみんなの笑顔が戻った。
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新たなる旅立ち
これ以上、みんなを危険な目に合わせてはいけない・・・そう決意した白雪姫はそっとドワーフ達に別れを告げ、レディ・クリスタルの待つお城へ向かう。一方、お城を訪れたリチャードは偶然、鏡の精に出会いクリスタルの野望のすべてを教えられる。しかし間もなく気付かれたリチャードは、逃げ場を失いクリスタルと対峙するのだった。
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幸せは二人の手に
いったん城を逃げ出したリチャードは、森を出た白雪姫と思い出の湖で再会した。力を合わせればクリスタルの心も変る・・・。そう決意した二人は城へ再び向かう。しかし、一端は改心したかに見えたクリスタルも、もはや悪魔の心は消えず二人を地下牢に突き落とした。助に来たサムスン達の活躍でなんとか二人は森へと逃げるのだった。
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未来への別れ
クリスタルの魔の手は今後も必要に白雪姫を狙うだろう・・・。傷を負いながらも、白雪姫の元をそっと抜け出したリチャードはとにかく自分の城であるアルベルトビラ城に向かった。しかしすでに城はクリスタルの親衛隊に押さえられたあとだった。ジャックにピンチを助けられたリチャードは、援軍を求めて再びコンラッド王の元へ旅に出る決意をする。ジャックに後のことを頼んだリチャードは、未来のためだと白雪姫に一時の別れを告げるのだった。
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よみがえる闇の記憶
醜く年老いていく自分の姿を見てショックをうけたレディ・クリスタル。もはや人前にでられなくなったため、自分から手足になる精霊達を呼び出すことにする。その頃、ミラルカからクリスタルが自分の身体を狙っていると聞かされる。その二人の会話を聞いていたジャックは、単身グリーンバリ城へ乗り込む。ところがそこでジャックはクリスタルから意外な事実を知らされる。なんとジャックは悪魔の子だというのだ。
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悲しみにぬれた花
レディ・クリスタルによって衝撃の告白を受けたジャックは、クリスタルが与えた毒の花を持って白雪姫の命を狙った。ドワーフ達の活躍でそれは失敗に終ったものの、ジャックは森の結界を解いてしまった。しかしそれは同時に、お城にいる鏡の精のスペックとミラルカの交信を可能にしたのだ。
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悪魔が呼ぶ夢の国
コンラッド王の元へと急ぐリチャードにクリスタルの親衛隊が立ち寒がった。離れ小島に幽閉された彼は生死の堺を彷徨う。そんなことも知らない白雪姫は、結界の解けた森でクリスタルの罠にはまる。幻の城で懐かしいコンラッド王やモーリーに出会う白雪姫。喜びも束の間、魔界であることを見破った白雪姫は、今や地上にある自分の身体を見て、ただ叫ぶしかなかった。
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狙われた乙女の涙
魔界を彷徨ううちに、本物のリチャード(彼もまた生死の堺を彷徨っていた)と再会する白雪姫。しかしそこで美しい娘の涙が大好きな「涙食い」という妖精に狙われる。リチャードの助もあって無事、切り抜けた白雪姫は「涙食い」が教えてくれたとおり、出口を目指して歩き続ける。
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めぐり合い信じて
魔界の出口に一歩一歩近づくリチャードと白雪姫は、蜘蛛の妖精ラーダに出会う。ラーダは白雪姫からリチャードを奪い、木にしてしまう。しかし白雪姫のリチャードへの想いの強さにラーダは負け、リチャードを解放する。出口を前に、白雪姫とリチャードは堅く再会を誓い、それぞれの身体に戻った。
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つきの光に願いを
白雪姫とドワール達がレディ、クリスタルの親衛隊からかろうじて逃れている頃、リチャードは辺境のびら島で目を覚ましていた。レディ・クリスタルは白雪姫をおびき出すため、幽閉先からリチャードを連れ出そうとする。しかしリチャードは、花の妖精フローラに助けられ、ビラ島からの脱出に成功する。
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秘められた鏡の謎
白雪姫をなんとしても捕らえたいレディ・クリスタルはジャックに、白雪姫をおびき出し「とわずがたりの森」に連れて行くようにと言う。作戦通り、誘い込んだ森でジャックは、本当は森の精霊であることを知らされる。ジャックは白雪姫を助けると共に、不思議な手鏡を残す。そしてその手鏡から映しだされたものこそ重要なメッセージだったのだ。
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化石になった故郷
「風と土と水と火、4つの力を集めよ」手鏡のメッセージどおり、ドワーフ達は森の妖精の元へ走った。しかしそこへレディ・クリスタルが呼び起こした時の仙人ヨーナが現れ、白雪姫を捕らえるため森を石に変えてゆく。白雪姫の優しい心に触れたヨーナは改心するが森の石化を止めることはできなかった。
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大地の力をこの手に
森の妖精たちによって風と水と火の力はミラルカの剣に集めることができた。残る土の力を求めてドワーフ達はサンテビエの山に昇ることにする。その頃リチャードはコンラッドの元へ帰りつき、騎士の称号と父アルベルトビラより代々伝わる青きマントを手に森へ帰ろうとしていた。とうとう土の儀式が始まった。石化は白雪姫のすぐそこまで近寄って来ている。果たして間に合うのか。
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緑の森をかえして
聖なる祈りによって土の力が白雪姫のブローチに集められてゆく中、レディ・クリスタルが強化した魔法の力はドワーフ達を捕らえ、石に変えてしまった。しかし、白雪姫は土の力に守られて石になることを免れ、4つめの力をミラルカの剣に注ぐため滝に向かう。それを知ったレディ・クリスタルは自らの手で白雪姫を殺そうと最後の罠を目論む。もはやジャックやフローラでさえ阻止することは出来ないのか。
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運命の毒リンゴ
ドワーフ達が、優しい森の仲間が、そして緑でさえ石と化してしまった今、白雪姫は独りぼっちだった。もはやすべての鍵は伝説の英雄に託されたまま。白雪姫はミラルカの注意もよそにドワーフの家へと向かった。そこへやってきたのはリンゴ売りに変身した老婆のレディ・クリスタルだった。罠とは知りながら、皆を救うため白雪姫はとうとう毒リンゴを口にしてしまう。
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舞い降りた青い鷹
伝説の英雄となったリチャードは蘇ったドワーフ達とともに、さらわれた白雪姫がいる城へと向かう。魔法の鏡の前で悪魔と対峙した一同だったが、瞬間にして鏡の中に飛び込まれてしまう。白雪姫の魂を救うため、ミラルカの剣を手に鏡に入って行くリチャード。果たしてそこは・・。
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いつまでも笑顔で
鏡の中の『命の城』で白雪姫の身体に乗り移ろうとする悪魔。スペックやミラルカの声に助けられ4つの力を使ってイリチャードはとうとう悪魔を対峙する。しかし、悪魔の恐るべき力にリチャードは絶対絶命!そこへ白雪姫の魂の叫びが聞こえてくる。すべての思いを込めた叫びに、ついに命の城は崩壊し始め、悪魔は消え去った。無事、森へ帰ったリチャードはそっと白雪姫に口付けし、蘇らせた。喜ぶドワーフ達とともに森は永遠の幸福の日々を取り戻したのだ。