半分の月がのぼる空
エピソード
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亜希子さんと少女と芥川龍之介
高校2年の冬、突然の肝炎で入院することになった裕一。病状は軽く、夜中に病院を抜け出しては看護師の亜希子に怒られていた。そんなある日、裕一は亜希子から、転院してきた女の子の話し相手になってくれと頼まれる。亜希子もその子の扱いには手を焼いているらしい。恐る恐る女の子のいる病室に入る裕一。そこには長い黒髪の美少女、里香がいた。
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多田コレクションの相続
砲台山で裕一が打ち明けた言葉に、手術を受ける覚悟を決めた里香。裕一はその言葉を覚えていないのだが、二人の距離は確実に近くなっていた。そんなおのろけ状態の裕一の病室に、クラスメイトの山西が訪れる。多田コレクションと呼ばれる膨大なエロ本を拝借するためだ。裕一のベッドの下で物色を始める山西。その時、里香が病室に入ってきた!
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戎崎コレクションの終焉~そして
夏目に対する嫉妬から、里香と屋上で口論になった裕一。その際、里香が裕一に投げつけた本がひさしの上に落ちてしまった。それは、里香が大切にしている父親の形見だった。里香と仲直りする機会を失い、裕一は仕方なく司の家で時間を潰していると雨が降り出してくる。里香の本を拾う為、病院へ駆け戻った裕一は屋上の柵を乗り越えるのだが!
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一日だけのスクールライフ
「写真を撮って」と言い出した里香のため、裕一は父親の形見のカメラを持ち出した。早速、屋上で撮影を始める裕一だったが、ふと寂し気な表情を浮かべる里香に気付く。学校に通った思い出が、里香にはほとんど無いというのだ。裕一は里香を連れて母校を案内することにしたのだが、そこには司、山西、みゆきが待ち受けていた。里香の学校見学の行方は?
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とめられた一分
突然の発作に倒れてしまった里香。容態は安定したが、これまでのように互いの病室を行き来することは許されなかった。隔離された二人の為に、亜希子は1分間だけ裕一が里香の病室に入ることを許可する。会いに来た裕一に取り繕った笑顔を見せる里香だが、衰弱の色は隠せなかった。ただうつろに街を歩き続ける裕一。そこに、裕一を呼び止める声が・・・。
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僕たちの両手は
「多分、お前にとっちゃ最悪の結末だ。」 里香の手術を終えた夏目が放った言葉。その意味に戸惑う裕一。更に、里香に会うことを禁じられ、裕一は途方にくれる。そんな夜、夏目は亜希子にある昔話を語り始める・・・。
スタッフ
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アニメーション制作
グループ・タック -
キャラクターデザイン・総作画監督
小原充 -
シリーズ構成・脚本
高山カツヒコ
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原作
橋本紡 -
小説イラスト
山本ケイジ -
撮影監督
佐藤陽一郎 -
橋本紡
メディアワークス 電撃文庫刊 -
監督
ユキヒロマツシタ -
編集
岡祐司 -
美術監督
中村隆 -
色彩設定
佐藤和子 -
製作
ポニーキャニオン -
音楽
光宗信吉 -
音響監督
榎本崇宏
キャスト
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世古口司
小伏伸之 -
夏目吾郎
平田広明 -
多田吉蔵
矢田耕司
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山西保
笹沼晃 -
戎崎裕一
鈴村健一 -
水谷みゆき
松岡由貴 -
秋庭里香
高橋美佳子 -
谷崎亜希子
小平有希