吟遊黙示録 マイネリーベ
エピソード
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誇り
世界が不穏な空気に包まれていた時代、ヨーロッパのクーヘン王国は、英知な王と5人の聡明な使長により各国の侵略を阻止し、一応の平和を維持していた。国の未来を担う使長を目指す5人の若者、オルフェ、エド、カミユ、ルーイ、ナオジは、その第一歩となるローゼンシュトルツ学園のシュトラールとなるために、日々学園で、勉学や武術に励んでいた。そんなある日、エドを中傷する噂が学園を流れ、親友であるオルフェは激怒する。
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醜聞
出生に秘密を持つエドヴァルド(エド)は幼い頃に生き別れになった妹がいた。ある日、エドはオルフェと出かけた街中で、暴漢にからまれていた少女を助ける。その少女に妹の面影を見たエドは、生活に困っているという彼女を何とか助けてあげたいと手を差し伸べるのであった。一方オルフェはそんなエドを複雑な面持ちで見つめていた。ある夜、彼女の呼び出しに応じて深夜に学園を抜け出したエドは窮地に立たされるが…。
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蕾み
人に聞こえない声を聞き、未来を見る不思議な能力を持つカミユ。その能力ゆえに家に閉じこもっていた彼に、外の世界のことを教えてくれたのは、親戚の少年ルーイだった。それから何年か経ちローゼンシュトルツ学園に入学したカミユの元に、学園の卒業生で事業で成功を収めている青年が訪れる。彼は、カミユに実は自分も同じ能力を持つことを告げ、カミユの力を生かすために迎えにやって来たと言うのだ。
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異国
遠い東の果ての地よりクーヘン王国へ、ナオジは父親から、「跡取りとしてふさわしい見識を広げるために」と留学に出された。だが、その実は、動乱の時代を迎えつつある日本から息子を逃すための父親のウソであった。その事実に気づいたナオジは、この地に残ってシュトラール候補生として成しとげたいことを成すべきか、祖国へ国に残した家族のために帰るべきか思い悩む。
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孤高
「幼い頃から、私にできないことは何1つなかった」と言う、名門貴族の跡継ぎであるルーイ。そんなルーイに政略結婚の話が持ち上がる。自身の野心のために女性を利用することが気に入らないと真っ向からルーイとぶつかるオルフェ。一方、有力な貴族同士が結びつくことを政治的に恐れ、不穏な動きを見せる者もいた。そして、婚約発表の会場で事件は起こる。
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任務
普段は街中で酒を飲んだり女の子を口説いたり、そしてオルフェたち5人が窮地に陥ると何かと現れる、自称「売れない作家」のアイザック。彼の正体は謎に包まれていて、オルフェたちにとって敵か味方かも分からない不思議な青年であった。その彼が取材と称してローゼンシュトルツ学園にやって来た。アイザックはシュトラール候補生の彼らの言動を厳しく見つめる…。
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笑顔
ローゼンシュトルツ学園の創立記念日。学園ではガーデンパーティが催されていた。この日だけは、誰でもが学園に出入りしパーティに参加できるので、町の人たちで大変なにぎわいとなっていた。そんな中で校長が突然言い出した催しは「学園内宝探し大会」。エドはカミユと、オルフェはナオジと組んで、校長曰く「これを見つけたものは、すばらしい名誉を得ることになる」という“小さな金色の鍵”を探すことになる。
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手段
他州の名門校「グライヒハイト学園」から、親睦のため2週間という期間で交換留学生を受け入れることとなる。やって来たのは、イシュタルという見かけは美貌の青年だが、その実は名門バーミリア家の息女(女性)であった。彼女はルーイに近づき、彼を味方にして学園内の紛争を企てる。オルフェは彼女の目的に気づき、追い詰めようとするのだが、そこには彼女の後見人という立場に立ったルーイがいた。
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鏡像
2年前に負った姉の死という心の傷みから、いまだ逃れられないオルフェ。エドはそんなオルフェを元気づけようと彼を連れて夜の街へ寮を抜け出す。 偶然入った店で、彼らは自堕落に酒をあおるダグラスに出会う。彼もまた、戦火によって愛する家族を亡くしていたのだ。悲しみから酒に逃れている彼の姿を見、オルフェは自分もまた姉の死の悲しみから逃れるために、理想を唱えているだけではないかと考える。
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濁乱
最近校内の風紀が乱れているという。湖畔の館に住む青年が、学園の生徒たちを屋敷に招いては夜な夜な宴を楽しんでいるらしい。オルフェたちは館の主の元へと忠告へ向かう。その館の主が、シュトラールクラスの卒業生であったことを知り驚く面々。かつては理想を胸に抱き未来に夢を託していた彼が、なぜ今のようになったのか、その理由をオルフェへ語っていく。オルフェに「現実を直視しろ」と言い放つ彼の取った道は…。
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現実
少しずつ明らかになっていくクーヘン王国を覆う陰謀。国王のローゼンシュトルツ学園視察が間近に迫ったある日、オルフェの元に姉のロベルティーネと婚約者だったアルバート公爵が尋ねて来た。アルバートからロベルティーネの死に隠された真実を聞かされたオルフェ。そんなアルバートとオルフェを何者が狙っていて…。
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廃墟
アルバートと共に出たきり戻らないオルフェを心配するエド、カミユ、ナオジ。一方ルードヴィッヒは父のリヒテンシュタイン公爵に呼ばれ屋敷へと戻っていた。、徐々に明らかになる陰謀。王弟殿下の国王への謀反。そして、アルバートの乗っていた車が大破した姿で見つかる。学園で戻らぬオルフェを心配するエドたちも、ある選択を迫られる。
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理念
国を混乱に陥れる陰謀に立ち向かうルードヴィッヒたち。一方、オルフェもアイザックに助けられて無事だった。それぞれが、それぞれのできることを成していく中で、国王がローゼンシュトルツ学園を視察する日がやってきた。この視察が絶好の機会だと、国王に暗殺の手が伸びる…!
スタッフ
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アニメーション制作
Bee Train -
キャラクターデザイン
芝美奈子 -
キャラクター原案
由貴香織里
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シリーズ構成
面出明美 -
監督
真下耕一 -
脚本
川崎ヒロユキ 面出明美 -
製作
マイネリーベ製作委員会
キャスト
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アイザックSir Isaac
子安武人 -
エドヴァルドEduard
関智一 -
オルフェレウスOrpherus
櫻井孝宏
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カミユCamus
保志総一朗 -
ナオジNaoji
石田彰 -
ルードヴィッヒLudwig
関俊彦