あひるの空
エピソード
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みにくいあひるの子
約149cmと小柄ながら、バスケットボールが大好きな少年・車谷 空。彼は入学したばかりの九頭龍高校 (クズ高) で、バスケ部に入部しようと張り切っていた。広い体育館で宝物のバッシュを履いて練習をしていると、そこに現れたのはいかにもガラの悪い生徒たち。その不良たちこそクズ高バスケ部の部員。男子バスケ部は荒れ果て、事実上機能停止状態となっていたのだった。主将の百春からバスケをしないよう脅され、部室に閉じ込めれられる空。同じバスケ部だという千秋の協力で何とか脱出し、体育館に向かうが、またも百春率いるバスケ部員が現れ…。
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才能のない少年達
バスケ部への入部をかけて、空は主将の花園百春たちと勝負することに。空のバスケスキルを見て、闘争心に火のついた百春は、彼に10本勝負を提案する。
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百春の翼
晴れてバスケ部に入部した空は、シュート練習をする百春の姿を見て、その跳躍力に驚く。そこへケンカの報復に現れたのは新丸子高校の不良たちだった。
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初めての飛翔
丸高バスケ部との練習試合が決まり、初めての試合に張り切る空。キャプテンの千葉やエース・常盤ら、実力者がそろう丸高に対して空が考えた秘策とは?
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折れた翼
試合開始早々秘策を繰り出した百春と空。その快進撃に対する策を考える千葉だったが、常盤は空のプレーを見て、本人さえも自覚していない空の弱点を発見する。徹底的に弱点をつく常盤を前に、空のシュートは全く入らなくなった。一気に雲行きが怪しくなり、完全に丸高のペースへ。さらに試合メンバー5人ギリギリの中、ヤスが5回目のファウルをしてしまい退場。メンバーは4人となり、空の疲労もピークに。険悪なムードの上もう後がないクズ高バスケ部だが…。
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今しかねえ
空が両手打ちシュートを決め、チームの空気を変えるものの、点差は圧倒的。それでも諦めようとしないクズ高の姿を見て、ある人物がコートに現れる。
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迷惑な一年坊
丸高との試合を終え、疲れて眠ってしまった空を自宅まで送り届ける円。翌日、さっそく練習を始めようとする空たちだが、そこに新たな問題が発覚する。
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アヒルとトビ
活動を許可された矢先、無理やりバスケの練習をしようとして、女生徒にケガを負わせてしまうトビ。彼が使っていたボールを見た空はあることに気づく。
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鳶とボールと仲間の痛み
トビが起こした暴力沙汰の詳しい状況を顧問の五月に話し、なんとか退学処分を撤回させようとする空。一方、トビは土手で偶然、千秋と百春に出会う。
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マネージャー
関東大会での丸高の試合を見て、さらにやる気に燃えるクズ高のメンバーだったが、練習中に空のバッシュが壊れてしまう。母からもらった大事なバッシュを修理してもらおうと駆け回って見つけたスポーツショップは、隣のクラスの七尾奈緒の家だった。そそっかしいところのある奈緒だが、空のプレーに合わせたシューズのアドバイスをしたり、修理の間にも練習できるよう、自分のバッシュを貸してくれるなど丁寧な応対。しかも空がバスケをする姿をかっこいいと…。初めての経験にドキドキする空が翌日体育館に行くと、そこにはマネージャーとして入部した奈緒の姿があった。
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男の意地と女のプライド
マネージャーとして入部した奈緒は、このチームで試合に勝てるとは思えないと断言。その検証のために、空たちは女子バスケ部と試合をすることになる。
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TEAM
男子バスケ部と女子バスケ部の試合は続いていた。千秋は奈緒の作戦に穴があることに気づいているようで、奈緒自身もそれを察知する。トビは試合の様子を見ながら、勝てる様子がないことに愚痴るが、そんなトビに奈緒はこのチームには勝つために足りないものがあるのだと話す。勝敗が決し、やる気をそがれてしまった様子の男子バスケ部を見て奈緒は落ち込んでしまうが……。
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温度の違い
インターハイ予選が迫り、学校で合宿をすることになった空たち。奈緒が作ったハードなトレーニングメニューに、部員たちは必死で食らいついていく。
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勝利に向かって
中学生との対決に負け、合宿から逃げ出してしまった鍋島と茶木。空の説得にも耳を貸そうとしない2人だが、それでもバスケのことが忘れられない様子。
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男の心意気
練習試合の相手は北住吉高校。たまたま試合を知って見学にやって来た丸高の常盤から、空はフォワードの蒲地太郎の実力について聞き、気を引き締める。
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最高の始まりと最悪の始まり
同点に追いつかれたばかりか蒲地にシュートを決められ、逆転を許してしまうクズ高。タイムアウトを取った奈緒は、空に蒲地を抑えるよう指示を飛ばす。
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バーサス
蒲地との一進一退の"走りっこ"が続く中、空は子供の頃に母と交わした会話を思い出す。意地をぶつけ合う2人だが、ついに空のヒザに限界が...。
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今・・・・。
空と交代でコートに入り、なんとか蒲地に食らいつこうとするチャッキー。だが第3クオーターも残り1分となったところで、ついに逆転を許してしまう。
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誰よりも高く
同点で迎えたラストピリオド。小西の言葉をきっかけに、自分がバスケをやめた日の出来事を思い出す百春。小西の思いを知った百春は、激しく動揺する。
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ラストプレイ
空がポイントガードに徹し、千秋が点を取りに行く作戦に出たクズ高。一方、外に呼び出された円は、車椅子に乗った空の母親・由夏と顔を会わせる。
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涙
3ポイントシュートがリングに跳ね返され、クズ高は惜しくも練習試合に敗北。最後のシュートに迷いがあったことを指摘され、空はショックを受ける。
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ラストピース
クズ高球技大会でバスケの試合に参加する空だが、3ポイントシュートを1度も打たないことを奈緒に指摘される。さらに千秋には北住との試合のトラウマで“打てなかった”ことを見抜かれ、「オマエにポイントガードは無理だった」と告げられるが、空はどちらもやってやると奮起する。そんな中、バスケの準決勝は、空のクラスとトビのクラスの直接対決。試合を観ていた奈緒は、バスケ部が強くなるにはもう一人メンバーがいればと考える。その時、別のバスケ準決勝に出場していた高身長の生徒・茂吉の姿が目に留まる。
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月とリング
球技大会でフックシュートを放った茂吉要が、朝練をのぞきにやって来た。さっそく練習に誘う空だが、医者から運動を止められていると断られてしまう。
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光
予選まで1週間。空たちの前に現れた茂吉は、バスケ部に入れてほしいと頭を下げる。空は茂吉の本気を信じられないと告げ、1on1での対戦を要求する。
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埋もれた才能
なんとか全員、中間試験をクリアし、初めてのインターハイ予選に臨むクズ高メンバー。新城東和学園を相手に、いよいよ初戦の火蓋が切られる。
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RUSH AND RUSH
惜しいところまで追い上げながらも、敗北を喫するクズ高の女子バスケ部。その頃、新城東和との試合に臨む空たちは、序盤を優位に進めていくが...。
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THE HARD PLAY
新城東和学園の果敢な試合運びに押され、焦りを募らせていく千秋。第2クォーターはクズ高リードの状態で始まるものの、すぐに逆転を許してしまう。
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誓い
千秋からのアドバイスを思い出し、全体の流れが見え始めた空。1ゴール差まで詰め寄り、チームの空気もよくなってきたところで前半が終わるが...。
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キズナ
汗だくになって自分を探しに来てくれた奈緒により闘志を取り戻した千秋。新城のプレーの起点が高橋と見た千秋は高橋と競り合う。パスは精度を取り戻し、形勢は逆転。クズ高の猛攻で一気に新城を突き放す。一方、新城ベンチでは靭帯損傷で試合に出られずにいた児島が、後輩にテーピングを指示。高橋と児島はバスケ部のなかった新城でイチからバスケ部を立ち上げ、インターハイ出場を目標としてきた。ついに今、インターハイの地区予選。窮地ともいえるこの場面に、児島はケガを押しても出場することを高橋に乞う。
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存在意義
ケガの痛みに耐えながら試合に臨む児島に鼓舞され、勢いづく新城東和の面々。果敢に食らいつくクズ高だが、試合が進むにつれて体力の差が表れ始める。
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守るべきもの
勢いづく新城を止めるべく、メンバーチェンジでトビが試合に戻ってきたが、新城の猛攻は勢いを増す。得点はリードしているものの体力が限界に近づき、ついに6点差まで迫られてしまう。新城の柏木によるシュートを必死に阻止しようとした空は、勢い余って倒れてしまい、起き上がることができない。そんな空の必死なプレーに応え、クズ高メンバーはこの点差を守るため、改めて闘志を燃やす。
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TIME LIMIT
最終クォーター、クズ高のリードは4点差まで詰められ、試合時間は残り1分を切った。新城のファウルで、クズ高にフリースローのチャンス。1本目を外し、緊張がピークになる百春に、千秋は「どーせ入らん」とストレートに告げる。緊張のほぐれた百春だったが、惜しくも2本目も外してしまう。こぼれたボールを奪った新城が児島の踏ん張りもあってゴールを決め、ついに1ゴール差に迫られた…!
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LIFE
クズ高と新城の試合が終わった。母・由夏の容態が悪いと知らされ病院へ向かった空。「大きく産んであげられなかった」と謝る由夏に、空はバスケを通じて出会った素晴らしいプレーヤーたちについて熱く語る。ここまで頑張れたのは自分の身長が小さかったからだ、と。空は由夏に感謝を伝えるのだった。
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光跡
バスケ部の部室が全燃。その原因として、百春たちが吸おうとしたたばこの火の不始末が疑われた。五月から問い詰められ、たばこを吸おうとしたという事実を伝えた百春に、五月や奈緒は厳しい言葉を口にした。空が居ない中、クズ高バスケ部はバラバラになってしまった。それでも五月は校長や教職員に対し、事実を伝えたうえで、彼らがこの1か月どれだけ頑張ってきたのかを訴え、なんとか彼らを守ろうとする。
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STAND
クズ高バスケ部の廃部が決まり、百春たちは無期停学となった。休みの日に体育館を訪れたトビは、そこで謎の男から声をかけられ1on1の申し出を受ける。男のプレーについて行けず驚愕するトビに、その男は、横浜大栄高校の不破豹だと名乗る。一方、由夏の葬儀で長野に帰っていた空が、ようやく神奈川に戻ってきた。
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KIDS ARE ALLRIGHT
百春たちが停学している中、奈緒や千秋ら残されたメンバーは「バスケ同好会」を作るべく奔走していた。しかし、同好会にも顧問がいなければ認められないと分かる。長野から戻ってきた空も事件のことを知るが、「一番辛いのは百春たち」と話す。一方、百春は五月の家を訪れていた。
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TENDER
百春たちの停学がとけた。空たちが目指すのは、今のメンバーでのインターハイ優勝。しかし同好会の顧問探しは難航。残すところ可能性があるのは、五月のみとなっていた。百春は五月を説得する役をケジメとして申し出る。そして、百春は空に改めて高校生活をバスケに賭けることを誓う。
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ピアス
バスケ部を復活させるために校長が空たちに与えた条件は、教師たちの前で練習試合を行うこと。その相手は、ナベが勝手に練習試合を受けてしまった横浜大栄高校。インターハイにも出場したことがある強豪校相手におののくクズ高メンバーだったが、奈緒はそれ以上にチームがどこかバラバラなことを気にしていた。そんな中、空と奈緒は神奈川県予選決勝ブロックの会場へと向かう。
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FIGHT FOR ROCK FOR LIFE
ナベが自分の役割について悩んでいる頃、決勝ブロックの横浜大栄対新丸子の試合も白熱していた。追いつ追われつが続く中、登場したのは横浜大栄の白石 静。奈緒は空に、千秋に見てほしかった選手だと告げた。千秋には白石と同じく、“ポイントフォワード”をやってもらおうと考えていたのだ。空たちとは別の場所で白石のプレーを見ていた千秋は、大栄との試合は自分が勝利のカギを握っていると考えていた。
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STOP & GO
クズ高は横浜大栄の試合の映像を見て、練習試合での策を練っていた。その圧倒的な実力に驚愕する面々。しかし奈緒は、ポジションを変えることで勝機を見出そうと告げる。そんな中空は、チームの力になるため、新たな技を習得するべく、太郎のいる北住吉高校を訪れる。
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挑戦者(チャレンジャー)
クズ高と横浜大栄との練習試合当日。横浜大栄は、1・2年生メインのチームを組んできた。「クズ高に勝つためにチーム編成をしてきた」と横浜大栄の監督・酒巻は言う。奈緒は、クズ高メンバーにアウェイのユニフォームを着用させ、メンバーにこの試合が何のためのものか、チャレンジャーとしての奮起を促す。しかし、試合開始直前になっても、トビが姿を現さなかった。
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宣戦布告
いよいよ横浜大栄との試合が始まった。開始早々にヤスが白石をかわしてゴールを決める…が、なんとオウンゴール。しかし、ヤスも含めクズ高メンバーは試合を続ける中で、自分たちがこれまでに努力してきた成果を感じていた。空も初めてスタートからのポイントガード。2本連続でスリーポイントシュートを決め、勢いづくクズ高だったが……。
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ベストメンバー
チャッキーと交代し、トビが出場。トビは奈緒の忠告を聞かず、いきなりチームを無視するかのような激しいプレー。しかし空は、百春に声をかけるトビの様子を見て、残りの2分はトビに任せてみようと判断。トビのプレーはこのチームに賭ける、という気持ちの表れだった。
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導火線
横浜大栄の猛攻に、だんだんとペースが乱れていくクズ高。得点を重ねられないだけでなく、空は鉄男とのマッチアップで、横浜大栄の選手層の厚さを肌で感じることになる。奈緒が戦況を変えようと策を練る一方、鉄男は茂吉のディフェンスの穴を狙って、クズ高のゾーンを崩すことを指示される。
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ブレイク
試合はハーフタイムに入った。空は、横浜大栄の1年生・上木鷹山との会話の中で、上木にバスケを教えたのが、自身の母・由夏だったことを知る。空は次のインターハイで鷹山に再会すること、そして、日本最高の最小プレーヤーになることを誓う。いよいよ後半戦が始まる。横浜大栄との得点差は30点。百春はオールマンツーマンのガチンコ勝負を挑むと宣言する。
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ある証明
横浜大栄に大差をつけられながらも食らいつこうとするクズ高。疲労がピークを越えているはずのトビが横浜大栄のゴール下を割ってシュートを決める。そのプレーに背中を押され、空も3ポイントシュートを決めるが、依然点差は30点。そこで奈緒が考えたのは「ゴール下を攻める」作戦。そのため、茂吉との交代を告げられかけたヤスは、あと1分でいいから出たいと懇願する。ヤスだけでなく部室の火事に責任を感じる当事者たちは、自分たちが“何もできていない”ことに複雑な思いを抱いていたのだ。
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家鴨の空
千秋がポイントフォワードとしての本領を発揮し、豹の反応も追いつかないパスをトビに通し、ボールはゴールへ。さらにトビのパスを受け、空が3ポイントシュートを重ねる。その姿を見ていた横浜大栄の上木鷹山は、監督の酒巻に出場を直談判する。かつて「自分で動き出さなきゃ、そこで朽ちてくだけだ」と言った酒巻の言葉に押された鷹山。酒巻は、鷹山の思いは受け止めつつも却下しようとしたところ、空は鷹山とマッチアップしたいと伝える。そして、ラストクォーターがはじまる。
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ストレイトストーリー
ラストクォーター。体格差があまりない鷹山のプレーに、自分の驕りを認識する空。しかし、クズ高メンバーは誰も勝利をあきらめてはいなかった。トビは極限を超えているにも関わらず、持ち前のセンスがさらに洗練されていく。茂吉は自分に闘志を燃やす横浜大栄の峯田との差がが、自分がバスケから離れていた間に生まれたものだと痛感する。残り時間はわずか。点差を覆すことは不可能と思われる中、クズ高は必死に食らいついていく。
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ラスト・ピリオド
母を亡くしたあの日、自分一人の力でコートに立つと誓った空。その誓いは、横浜大栄と30点差があっても攻めようとする姿勢に表れる。トビは豹を凌駕し、かつての雪辱を晴らす。酒巻は豹をコートから下げトビとの違いが何なのかを伝える。残り1分30秒を切って、千秋のマークについたのは白石。白石は「オマエラの現在地を教えてやろうか」と告げ、連続で12点ものゴールを決めていく。クズ高メンバーはそれぞれの想いを胸に、タイムアップのその瞬間まで戦い抜く……!
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ブリッジ
横浜大栄との練習試合は大敗に終わった。勝つことはできなかったものの、バスケに対する想いが伝わり、同好会の設立が許可された。結果を出せずに許可されたことを素直に喜べないクズ高メンバー。しかし空は「僕はやる」と決然という。その言葉に押されるように、メンバーは結果を受け止め、改めて同好会設立を宣言した。最底辺でスタート地点。それぞれが、それぞれの思いを胸に、ここからインターハイへの一歩を踏み出していく。
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ブリッジ
横浜大栄との練習試合は大敗に終わった。勝つことはできなかったものの、バスケに対する想いが伝わり、同好会の設立が許可された。結果を出せずに許可されたことを素直に喜べないクズ高メンバー。しかし空は「僕はやる」と決然という。その言葉に押されるように、メンバーは結果を受け止め、改めて同好会設立を宣言した。最底辺でスタート地点。それぞれが、それぞれの思いを胸に、ここからインターハイへの一歩を踏み出していく。
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アニメ「あひるの空」プレイバック2
『「あひるの空」前半戦プレイバック』に続き、キャスト出演による特別番組第2弾!『アニメ「あひるの空」プレイバック2』と題し、主人公・車谷 空役の梶 裕貴をはじめ、本作品に出演する豪華キャスト5名が、全話放送終了後の今だからこそ語れるトークやコーナーをお届け。
スタッフ
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アニメーション制作
ディオメディア -
キャラクターデザイン
本多美乃 -
シリーズ構成
雑破業
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プロップデザイン
福島秀機 -
原作
日向武史 -
掲載誌
週刊少年マガジン -
撮影監督
大竹洋子 -
監督
玉木慎吾 -
総監督
草川啓造 -
編集
小島俊彦 -
美術監督
高橋麻穂 -
色彩設計
砂子美幸 -
製作
テレビ東京 -
週刊少年マガジン
講談社 -
音楽
堤博明 -
音楽制作
キングレコード -
音響監督
明田川仁 -
週刊少年マガジン
講談社
キャスト
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七尾奈緒
谷口夢奈 -
上木鷹山
上村祐翔 -
不破豹
松岡禎丞
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児島幸成
吉野裕行 -
八熊重信
梅原裕一郎 -
千葉真一
中井和哉 -
夏目健二
谷山紀章 -
安原真一
八代拓 -
常盤時貴
斉藤壮馬 -
白石静
櫻井孝宏 -
花園千秋
小西克幸 -
花園百春
内田雄馬 -
茂吉要
宮野真守 -
茶木正広
KENN -
蒲地太郎
福山潤 -
薮内円
千本木彩花 -
車谷由夏
遠藤綾 -
車谷空
梶裕貴 -
鍋島竜平
堀井茶渡 -
香取真吾
古川慎 -
高橋克己
浪川大輔