乃木坂春香の秘密
エピソード
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もう、ダメです…
裕人はアキバ系の親友・信長から、学園の図書館にアニメ誌「イノセント・スマイル」が納入されたと聞く。アニメなどへの興味はない裕人だが、信長との腐れ縁もあり一応の理解はある方だ。その信長に頼まれて、裕人は「イノセント・スマイル」6号の返却手続きに図書館へやってきた。そこで『白銀の星屑(ニュイ・エトワーレ)』と呼ばれている学園一のパーフェクトお嬢様にして裕人のクラスメイト、乃木坂春香の姿を見かけた。普段とは別人のように人目を気にする挙動不審ぶりで、彼女が貸し出し手続きをしていた本は、あの「イノセント・スマイル」だった!?
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初めてなんです…
春香が実はアキバ系でおドジな少女だと知った裕人だが、素の春香の方に親近感を覚えていた。アキバ系好きという“秘密”を知られることを恐れている春香にとって、裕人は初めての理解者となり、二人は親しくなった。だがお陰で裕人は学園中からやっかみの視線を受けるハメに。そんなある日、裕人は春香からショッピングの誘いを受けた。ある意味デートに他ならず、喜んで申し出を受ける裕人。春香が裕人と向かったのは、オタクの聖地・秋葉原!初めて来た秋葉原に嬉々とする春香は、聖地満喫のための綿密なプランまで練り上げていた。
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おしまいです…
裕人は春香の家で期末試験の勉強をすることになった。辿り着いた乃木坂家は広大な豪邸で裕人はビックリ。メイド長の葉月に案内された春香の部屋もゴージャスそのものだ。二人が勉強を始めてしばらくすると、春香の妹・美夏と彼女付きのメイド、那波が現われた。二人とも裕人と春香の関係に興味津々。美夏はこっそり、春香のことを頼むと裕人に告げる。それからしばらくして、裕人は学校で、春香から夏休みに夏コミへ行こうと誘われる。しかしその時、春香は転んでしまい、カバンの中にあったコミケのカタログを衆目に曝してしまった!
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変じゃないでしょうか…?
このところ、葉月の様子がどこかおかしいと心配する春香。裕人は気のせいなのではと答えるが、春香のみならず美夏や那波も葉月の様子がヘンだと言う。ちょうど葉月が私用で出かけた直後だったので、美夏の提案でみんなで葉月を尾行することに。街中を行く葉月が、普段の無表情さからは想像も付かないラブリーなぬいぐるみショップやランジェリーショップを巡るのを見て、そのギャップに唖然とする裕人。そうこうするうちに葉月は、ブライダルショップのあるビルから現われたイケメン男性と親しげに話しながら、その店の中へと──!?
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そんなに見られますと…
夏休み直前に、裕人のクラスに天宮椎菜という美少女が転入してきた。裕人と椎菜は、以前に何度か偶然出くわしていた。あまりの奇遇続きに驚く二人。さらにクラスに春香がいると知って二度ビックリする椎菜。椎菜もピアノを習っており、天才的ピアニストの春香は憧れの存在だったのだ。快活で文武両道の椎菜は、あっという間にクラスに溶け込んでしまった。だが水泳大会があると聞き彼女は尻込み。水泳だけは苦手と知って裕人や春香は、椎菜に泳ぎを教えることにした。果たして椎菜は泳ぎをマスターして水泳大会に無事に出られるのか?
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なつこみ…です
夏休みに入り、いよいよ春香が楽しみにしていた夏のコミケがやってきた。もちろん信長も準備万端で、彼は始発で会場へ向かうと言う。午前9時集合の裕人と春香の計画とはえらい違いだ。当日、会場へ到着した裕人は、帰省ラッシュをも上回る混雑ぶりと、地の果てまで続くかのような長蛇の列に呆然。春香もコミケ初体験で混雑ぶりに仰天するが、しかし興味をそそる同人誌がそこここにあり目を輝かせる。二人は、春香のお目当ての超有名サークルへ真っ先に向かったのだが、サークルの前にはまたも長蛇の列。春香は欲しい本をゲット出来るのか?
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…大好きなんです!
春香が泣きながら裕人の家へ現われた。聞けば、父親の玄冬が帰ってきて、大切にしていたマンガやアニメのグッズ類を全て処分してしまったという。玄冬は、マンガやアニメを低俗なものと決めつけており、そのため春香はアキバ系の趣味を知られないようにしてきたのだが、玄冬のあまりに酷い振る舞いに耐えかね、家出をしてきたのであった。さらに春香のお伴として葉月も綾瀬家にやってきた。だが玄冬直属の特殊部隊「ヘルハウンド」に発見されるのは時間の問題だ。裕人は美夏から、23時間だけ持ちこたえて欲しいと連絡を受ける。
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…おに~さん☆
春香の家出事件も解決して、今では春香と裕人の仲は、乃木坂家両親公認となっていた。だからといって、二人の仲がグッと進展したわけはなく、相変わらず一緒に部屋でお茶をしたり雑談したりという具合だ。そんな状況を見た美夏は、裕人のリードが足りないと断定。超絶奥手な姉のために、裕人に女の子との付き合い方を自ら手ほどきすることにした。その方法とは、裕人と疑似デートをするというもの。そうとは知らず、待ち合わせ場所で美夏からいきなり「デート」と言われた裕人はビックリ。そんな彼を連れ回す美夏だったが──。
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嬉しかったんです…
二学期が始まり、学園祭「白鳳祭」が近づいた。裕人のクラスの実行委員は、椎菜と彼が担当することとなり、クラスの出し物はコスプレ喫茶に決定した。委員の仕事柄、椎菜とよく一緒にいる裕人を見て、春香はちょっと羨ましく思う。そんな時、コスプレ衣装制作の参考のため、知恵を貸して欲しいと裕人から頼まれる春香。アキバにあるコスプレ衣装専門店のことを春香から聞いた裕人は、次の日曜日に行ってみようと言う。裕人から誘いを受けて嬉しい春香は、断るわけもなかったが、しかしその日は、別の約束があって──。
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一緒に、いたいです…
学園祭前日。準備に追われる裕人と椎菜は、思わぬアクシデントに遭い傍目には裕人が椎菜を押し倒したような格好になってしまった。その現場を、偶然春香が目撃してしまう。赤面して逃げ出した春香の後を追った裕人は、これは単なる事故でやましいことはないと説明したものの、春香は「分かってます」とだけ答えると、その場から再び逃げ出してしまった。気まずい思いのまま、学園祭当日を迎えた裕人。だが意外にも春香は、いつもと変らぬ笑顔で登校していた。キュートなコスプレ衣装を身に纏い、明るく喫茶店をもり立てる春香であったが……。
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…お待たせしました♪
春香の誕生パーティへの招待を受けた裕人は、春香が大好きなアニメのヒロインのフィギュアをプレゼントしようと、単身秋葉原へ。そこで偶然出会った信長のアドバイスも受けて、無事にフィギュアを購入した裕人。そして超音速ジェットで連れてこられたパーティ会場は、赤道直下にある乃木坂家私有のリゾートアイランドで、招待客も各界の著名人だらけで……。驚く裕人だがパーティが始まるまで、水着姿の春香や夏美たちとバカンスを楽しむことに。しかし招待客の一人、シュート・サザーランドは、そんな裕人を腹立たしく思う。
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秘密です!
春香の誕生パーティが盛大に幕を開け、美しいドレスを纏った春香が現れた。だが裕人の気持ちは沈んでいた。それというのも昼間シュートから、さんざん嫌味を言われた上、用意したプレゼントの自慢をされたためだった。春香に気があるシュートのプレゼントは、裕人からしたら天文学的金額のティアラで、他の招待客も同じように高額を極めたプレゼントばかり。それを目の当たりにした裕人は、場違いさを感じて萎縮していたのだ。そして裕人がプレゼントを渡す順番がやってきたのだが、彼はいたたまれず、会場から出て行こうとする……。
スタッフ
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『乃木坂春香の秘密』製作委員会
STUDIO MAUSU アスキー・メディアワークス クロックワークス ジェネオンエンタテインメント 角川モバイル 読売テレビ 読売広告社 -
アニメーション制作
ディオメディア -
カラーコーディネイト
海鋒重信
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キャラクターデザイン
石野聡 -
キャラクター原案
しゃあ -
シリーズ構成・脚本
玉井☆豪 -
五十嵐雄策
電撃文庫 -
原作
五十嵐雄策(電撃文庫) -
撮影監督
中西康祐 -
監督
名和宗則 -
総作画監督
石野聡、浜津武広、石川雅一 -
編集
小島俊彦 -
美術監督
春日礼児 -
製作
『乃木坂春香の秘密』製作委員会(ジェネオンエンタテインメント、読売テレビ、アスキー·メディアワークス、読売広告社、クロックワークス、角川モバイル、STUDIO MAUSU) -
音楽
渡辺剛 -
音響監督
岩浪美和 -
『乃木坂春香の秘密』製作委員会
読売広告社 -
五十嵐雄策
電撃文庫
キャスト
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七城那波
植田佳奈 -
上代由香里
松来未祐 -
乃木坂春香
能登麻美子
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乃木坂玄冬
立木文彦 -
乃木坂秋穂
久川綾 -
乃木坂美夏
後藤麻衣 -
天宮椎菜
佐藤利奈 -
小川
大須賀純 -
朝倉信長
高木礼子 -
朝比奈麻衣
豊崎愛生 -
桜坂葉月
清水香里 -
永井
宮下栄治 -
澤村良子
喜多村英梨 -
竹浪
安元洋貴 -
綾瀬ルコ
生天目仁美 -
綾瀬裕人
羽多野渉