エスカクロン
作品情報
深い雪に被われた終末の世界、誰かがターミナルと呼んだその場所からやってきた不思議なふたりの少女たち。
ひとりはクロン、真夏に咲くひまわりのような明るい笑顔が特徴で、なんにでも興味津々。ひとりはエスカ、夜明けに残った月のような柔らかで、神秘的な目が印象的。異なる雰囲気だが、どこか似ているふたり。ふたりはこの現代世界のことをトランジットと呼んでいる。ふたりがトランジットで触れる音楽や景色、様々な人々との繋がりなにかの変化をもたらしていく……。
エピソード
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めざめた夏
「エスカクロン」は、「エスカ」「クロン」2人の少女の物語であり、音楽PVを5作、朗読劇を1公演(前後編2部作)ほか短編を数作、アニメを30分OVA×2話と、いくつかの媒体で制作・公開された。 2019年4月現在、作品群はパッケージ販売されていない。アニメ版は配信もなく、(公式が動画サイトに残した一部の動画を除き)作品を視聴する手段は存在しない。 各媒体を跨いで一貫した作品か、別物語であるかは明示されていないが、基本構造は一定している。現代日本を舞台とした各話完結の物語で、 『どこかからやってきた、静かで優しい少女エスカと好奇心旺盛な少女クロン。この2人が転々と旅をつづける中で、様々な人に出逢い、交流を深める。思春期前夜の子供たち、創作に悩むギタリスト、仕事に疲れた女性。小さな躓きを抱える人々は、エスカ・クロンと接する中で大切な想いを再確認し、それぞれの問題を解消していく。そうして世界を少し色づかせながら、エスカ・クロンは新たな場所へ旅だっていく…』 といった人情物、ロードムービー調の展開を基本線とする。
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雪とあしあと
窓の外は一面の雪。生まれ故郷を探して列車に乗ったエスカとクロン。だが、列車は大雪で止まってしまう。駅で立ち往生していたふたりに、偶然同じ車両に乗り合わせた女性が声を掛ける。実家が温泉旅館を営む栞は、もしよかったら、とふたりを誘う。
スタッフ
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アニメーション制作
Lerche -
キャラクターデザイン
渡部里美 -
キャラクター原案
水無月徹
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シリーズ構成・脚本
髙橋龍也 -
原作
Transit -
撮影監督
平川竜嗣 -
未知瑠
Hifumi Inc. -
監督
山口ひかる -
総監督
水島精二 -
編集
及川雪江 -
美術監督
山根左帆 -
美術設定
須江信人 -
脚本
髙橋龍也 -
色彩設計
南木由実 -
製作
エスカクロンproject -
音楽
未知瑠 -
音楽制作
DIVEⅡ entertainment -
音響監督
菊田浩巳
キャスト
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エスカ
安済知佳 -
クロン
安野希世乃 -
斉藤栞
佐藤利奈
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笠井隼太
羽多野渉