薬師寺涼子の怪奇事件簿
エピソード
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銀座クライムタワー(前編)
私、泉田準一郎は、勤務中にも関わらず買い物に行きたいという薬師寺警視に連れられて銀座に向かっていた。 そんな我々の目の前で、人間が瞬時にミイラ化するという怪奇事件が発生。 現場で不審な動きを見せた人影を追跡するも、銀座プライムタウン内で見失ってしまう。 元・厚生労働省のエリート官僚で、プライムタウンのオーナーである曽我篤彦が捜査に非協力的なためそれ以上の捜査はできなかったが、私は現場で満月を象った小さなバッジを拾った。 どうやらそれは“月読会”なるカルト集団のもののようだ。
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銀座クライムタワー(後編)
ミイラ化事件の原因は、毒物の混入された輸入食材によることがわかった。さらに曽我がその検疫を行なっていた「検研」の会長であること、そして曽我が月読会の幹部であることが判明。そんな矢先に、ミイラ化事件の司法解剖を担当した辰見先生の研究所が炎上。事態が切迫する中、涼子は検研への強制捜査を決意するが…。
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桜田門事変
記者会見が行なわれた警視庁では、JACESのヘリが現場で目撃されたことが質問されていた。それをきっかけに涼子の傍若無人振りを知った毎朝新聞の記者が、その存在を知らしめようと燃えていた。正規な方法では涼子の圧力で告発記事を握りつぶされてしまうため、彼は涼子のスキャンダルな瞬間を狙おうとするが…。
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武蔵野すみれいろどき
国会議員でありDK製薬会長でもある桂川平蔵にアポなしの面会を申し込んだ涼子。いったんは断られたものの、彼女が「54121」と呟くと面会を許可される。その数字とは、DK製薬が機密に進めてきた違法の細胞実験のプロジェクトナンバーであった。その頃、4人の人間が腹を裂かれて殺害される事件が起こっていた…。
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表参道を這う蟲
表参道のオープンカフェにて“偶然”居合わせた涼子と、泉田は小学六年生の従妹である真奈の相談に乗っていた。と、不意に涼子の耳がとらえた銃声。ただちに現場である青山ブロードウェイへと駆けつけた2人だが、そこにはすでに事切れた多数の遺体が転がっていた。その遺体はいずれも拳銃を所持し、武装をしていたが…。
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メイドin霞ヶ関
泉田は、涼子と共に成田空港に来ていた。それは、涼子のパリ別邸のメイドであるマリアンヌとリュシエンヌを迎えるためだった。2人を無事迎えて涼子の自宅へと戻るが、途中で彼女たちや泉田を乗せた地下鉄が突然急停止してしまう。その先頭車両に駆けつけた彼らは、土煙の中に巨大な生命体の影をとらえて…。
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沖縄、神の島
休暇中の涼子に同行して、沖縄県のZ島に上陸した泉田。涼子が向かったのは、この島にある日本施設警察(NPP)の会長である田戸村の別荘。彼女によると、マングローブ樹林に別荘を建てたことから、田戸村は自然活動家に抗議を受けているとのこと。しかも、別荘を訪れた活動家が何人も行方不明になっているらしく…。
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多摩川スーサイド
巷を騒がせている「自殺団地」に関するメールが、刑事部参事官付室に寄せられた。それは“音波虫”なるものが事件を引き起こしているというものだった。そして、自殺団地から飛び降りた被害者の緑川が勤めていた多摩音響研究所で事件の情報収集を行う中、2人は超音波を出す昆虫の研究をしている吾妻という講師と出会い…。
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芝の女王
涼子が海外へ向かったというニュースを聞いた泉田。同僚たちが鬼の居ぬ間に洗濯とばかりに喜んでいるが、泉田は単独で行動した涼子に微かな違和感を覚える。そんな中、室町由紀子から呼び出しがかかった泉田は、警視庁の中でも機密の多い「警視庁芝庁舎」を牛耳る“芝の女王”に関する捜査を進めていると彼女から聞き…。
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麻布の罠
帰国した涼子に有無を言わさず連れられた泉田は、DK製薬豊洲支部に突入した。一企業が敷くには異常に厳重な警備体制をくぐり抜けた涼子たちは、施設の中枢で涼子にそっくりな少女を発見した。それに驚く暇もなく涼子の指示により、その少女を施設から連れ去ると、彼女のマンションで少女を保護するが…。
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高輪のプリンセス
泉田の目の前で、NPPの工作員に連れ去られてしまったもなみ。だが、そんな彼女が何故か泉田の元に全身をずぶ濡れにして駆け込んできた。その上、もなみの身体は短期間のうちに明らかな成長を見せているようだった。ほどなくして涼子も加わり、改めて身の回りで起きている事件について洗いなおしていくことになるが…。
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東京デッド・オア・ラブ(前編)
もなみを追って廃工場へ足を踏み入れた涼子と泉田。そこで生亡者と名付けられた動く腐乱死体を目の当たりにし、それが石動瑠璃子の研究によって生み出された失敗作であることを知る涼子たち。そして唯一の成功例がもなみであることも…。その事実を石動瑠璃子から聞かされたもなみは取り乱し、闇雲に駆け出してしまい…。
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東京デッド・オア・ラブ(後編)
涼子と瑠璃子率いるNPPとの戦闘は激化の一途を辿っていた。頼もしいメイドたちも加わり、瑠璃子の拠点、芝庁舎を目指す泉田。瑠璃子によって仕掛けられた毒電波で操られた自衛隊に取り囲まれる涼子たち。絶体絶命かと思われる状況の中で、不敵に笑う「ドラよけお涼」。涼子が取った前代未聞、驚天動地の行動とは…。
スタッフ
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KATSU
angela -
アニメーション制作
動画工房 -
キャラクターデザイン・総作画監督
谷口淳一郎
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コスチュームデザイン・総作画監督
佐々木敦子 -
サウンドプロデューサー
KATSU (angela) -
シリーズ構成
川崎ヒロユキ -
プロップデザイン
真樹孝雄 -
作曲
倖山リオ -
原作
田中芳樹、垣野内成美 -
撮影監督
伊藤邦彦 -
監督
岩崎太郎 -
緒続学
KUSANAGI -
編曲
KATSU 倖山リオ -
美術監督
緒続学(KUSANAGI) -
美術設定
金平和茂(KUSANAGI) -
色彩設計
石黒けい -
製作
女王陛下執務室 -
金平和茂
KUSANAGI -
音響監督
若林和弘 -
KATSU
angela -
コスチュームデザイン·総作画監督
佐々木敦子 -
作曲
倖山リオ -
緒続学
KUSANAGI -
編曲
倖山リオ、KATSU -
金平和茂
KUSANAGI
キャスト
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マリアンヌ
佐藤聡美 -
リュシエンヌ
クリステル・チアリ -
丸岡警部
稲葉実
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室町由紀子
桑島法子 -
岸本明
野島健児 -
泉田準一郎
木内秀信 -
石動瑠璃子
島本須美 -
若林健太郎
大黒和弘 -
薬師寺涼子
生天目仁美 -
貝塚さとみ
福圓美里 -
野長瀬一馬
平川大輔 -
阿部真理夫
かわのをとや