銀河英雄伝説 Die Neue These (NHK Eテレ)
エピソード
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永遠の夜のなかで
宇宙暦796年、帝国暦487年初頭、ラインハルト上級大将率いる二万隻の銀河帝国軍艦隊は、イゼルローン回廊を抜けて自由惑星同盟方面へと進攻。迎え撃つ自由惑星同盟軍は帝国軍の二倍に及ぶ四万隻の艦隊を動員し、帝国軍艦隊を三方から包囲しようとしていた。メルカッツ大将らラインハルト麾下の5人の提督は、“撤退”を意見具申するが……。
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アスターテ会戦
自由惑星同盟軍は、銀河帝国軍の遠征艦隊をアスターテ星域において迎撃。第二、第四、第六の三個艦隊は帝国軍を包囲すべく分進合撃を続けていた。必勝の布陣に勝利を確信する同盟軍上層部。しかし、第二艦隊次席幕僚のヤン准将は、包囲網が完成する前に敵が各個撃破の策に出る可能性を予測していたそれに対応するための作戦案を第二艦隊司令官のパエッタ中将に提出していたが…。
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常勝の天才
銀河帝国皇帝の居城である「新無憂宮(ノイエ・サンスーシ)」で、ラインハルトへの帝国元帥杖の授与式が行われた。その翌日、ラインハルトは、皇帝の寵姫となっている姉アンネローゼが暮らす館を訪れる。同行するキルヒアイスは、自分の運命を大きく変えることになった姉弟との出会いやそれからの日々に思いを馳せるのだった。
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不敗の魔術師
ヤン・ウェンリーは16歳までの日々の大半を交易商人である父、タイロンとともに恒星間商船の中で過ごした。タイロンの事故死により、宇宙を旅する生活を終えた後は、自由惑星同盟国防軍士官学校の戦史研究科に入学。後に親友となるジャン、ジャンの幼なじみで音楽学校に通うジェシカと出会う。
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第十三艦隊誕生
アスターテ会戦に敗れた自由惑星同盟軍の艦隊が首都星ハイネセンに帰還。統合作戦本部では、150万人に及ぶ戦没者の慰霊祭が開催されることとなった。キャゼルヌ曰く、次期政権を狙うトリューニヒト国防委員長のための「政治ショー」である式典に、不承不承ながらも参加したヤン。その最中、思いがけない相手と再会することに。
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イゼルローン攻略 (前編)
アスターテ会戦で壊滅した第四、第六艦隊の生存者と新兵を中心に編制され、規模も通常の約2分の1しかない第一三艦隊の司令官となったヤン。最初の任務は、自由惑星同盟軍が過去6回、攻略に失敗している銀河帝国軍の重要拠点イゼルローン要塞の攻略であった。しかし、ヤンには成算があり、作戦のために必要な物資や人員の調達をキャゼルヌに頼んでいた。
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イゼルローン攻略 (後篇)
銀河帝国軍に偽装した同盟軍の大佐・シェーンコップたちは、イゼルローン要塞への入港に成功。機密情報を伝えたいと偽り、司令官との面会を要求する。
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カストロプ動乱
15年間にわたり帝国皇帝の財務尚書を勤め、公金の横領などで私腹を肥やしていたカストロプ公が事故死した。帝国の財務、司法省は、カストロプ公が不当に蓄えた財産を没収しようと調査官を派遣するが、息子のマクシミリアンは反発。「カストロプ動乱」が始まった。ラインハルトの推挙により勅命を受けたキルヒアイスは、動乱討伐へと向かう。
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それぞれの星
イゼルローン要塞占拠から約3か月後、自由惑星同盟最高評議会では、レベロ財政委員長が銀河帝国との講和による停戦を訴えていた。アスターテ会戦における戦死者の遺族年金や、イゼルローン要塞陥落時に捕らえた50万人の捕虜が国家財政をさらに圧迫していたのだ。その頃、ヤンは辞表を提出するため、シトレ統合作戦本部長を訪ねていた。
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幕間狂言
フェザーン自治領に駐在中の帝国高等弁務官レムシャイド伯は、自治領主ルビンスキーから、自由惑星同盟軍が帝国領内への大規模攻勢を企図しているとの情報を入手。帝都オーディンへと報告した。銀河帝国宰相代理のリヒテンラーデ侯は、軍功を重ね続けるラインハルトを警戒しながらも、その力を同盟軍迎撃に利用しようと目論む。
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死線 (前編)
自由惑星同盟軍は、八個艦隊、三千万人の将兵を動員し、銀河帝国領を「解放」すべく進攻作戦を開始した。イゼルローン回廊を抜け帝国領に突入した同盟軍艦隊だったが、なぜか帝国軍の艦隊は姿を見せず、周辺の星系は次々と同盟軍の支配下に置かれていく。だが、解放軍として星々に降下した彼らを迎えたのは、帝国軍に食糧を徴発され、飢えに苦しむ住民たちの姿だった。
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死線 (後編)
補給不足にあえぐ同盟軍遠征艦隊。この危機を救うはずだった輸送船団は、キルヒアイスの猛攻の前に壊滅した。頼みの綱の補給も届かず、意気消沈した同盟軍艦隊に、帝国軍の猛反攻が加えられる。ラインハルト麾下の精鋭たちが次々と同盟軍艦隊を撃破していくなか、ヤン率いる第十三艦隊もケンプ艦隊の攻撃にさらされていた。
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アムリッツァ
3000万人を動員し、帝国領への大規模進攻を実行した自由惑星同盟軍だったが、ラインハルト率いる銀河帝国軍の反転攻勢により三個宇宙艦隊が壊滅。ヤン率いる第十三艦隊は、九割の戦力を維持していたものの、各艦隊は深刻な損害を被っていた。しかし、総司令官ロボスは、残る戦力のすべてをアムリッツァ星系へ集結させての決戦を命じ、ラインハルトもアムリッツァ星系に全艦隊を集結。再び、両軍の戦いの火ぶたが切られようとしていた。
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皇帝崩御
銀河帝国皇帝フリードリヒ四世が後継者を指名しないまま、心臓発作で急死した。亡き皇太子の息子で、唯一の直系の嫡子であるエルウィン・ヨーゼフは、まだ5歳。皇帝の娘を娶ったブラウンシュヴァイク、リッテンハイム両家は、それぞれが自らの娘を女帝の地位に就かせようと画策。皇帝の三人の孫の後見人による帝位継承権争いが静かに始まった。どの派閥にも属していないラインハルトにも、その武力を求めて、ある勢力が近づいてくる。
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嵐の前
自由惑星同盟軍がイゼルローン要塞を攻略した際、捕虜にした銀河帝国軍兵。銀河帝国軍がアムリッツァ会戦で捕虜にした自由惑星同盟軍兵。双方200万人ずつの捕虜がイゼルローン要塞で交換されることとなった。同盟側の代表は、イゼルローン要塞司令官のヤン。帝国側の代表は、捕虜交換の提案者ラインハルトの名代であるキルヒアイス。戦場で知略を競ったこともある二人の用兵家は、捕虜交換の式典で初めて相見みえることとなった。
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発火点
幼帝エルウィンの後見人となったラインハルトとリヒテンラーデに対する、ブラウンシュヴァイク、リッテンハイムを中心とした門閥貴族たちの反感は、募るばかり。そんな中、マリーンドルフ伯爵の一人娘ヒルダは、オーディンの元帥府を訪ねて、ラインハルトとの面会を実現。突然の訪問の意図を訪ねられると、明日にも起きるであろう内戦に際して、マリーンドルフ家はラインハルトの味方になる、と告げるのだった。
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ヤン艦隊出動
自由惑星同盟領の4つの辺境惑星で次々と武力叛乱が発生。統合作戦本部長代行に就任したばかりのドーソン大将は、イゼルローン駐留艦隊を率いるヤンに、すべての叛乱の鎮定を命じた。しかし、ヤン艦隊が出撃するよりも早く、首都ハイネセンでクーデター勃発との報が届く。ヤンは、一連の事態はラインハルトの企てが招いたものだと見抜き、クーデターも予測していたが、その首謀者は思いもよらない人物だった。
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流血の宇宙
帝都オーディンを脱出したリップシュタット貴族連合は、ガイエスブルク要塞を拠点と定め、帝国軍最高司令官ラインハルトの艦隊も、対立する「賊軍」を討つべくオーディンを発った。貴族連合の艦隊総司令官メルカッツは要塞で迎え撃つべきと主張したが、先んじて武勲を立てたいシュターデンとヒルデスハイムの艦隊が出撃。ラインハルトもミッターマイヤーに出撃を命じ、後に「リップシュタット戦役」と称される内乱が幕を開ける。
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ドーリア星域の会戦
救国軍事会議に制圧されたハイネセンを解放するべくイゼルローン要塞を出発したヤン艦隊は、兵站の拠点確保のため、まずは武力叛乱の起きた辺境惑星シャンプールへ向かった。駐留艦隊を持たないシャンプール叛乱軍との戦いは、シェーンコップが率いる陸戦隊の独壇場となり、わずか3日で叛乱軍を鎮圧。市民からも熱烈な歓迎を受けた。そんな中、ハイネセンから脱出してきたという情報部のバグダッシュ中佐がヤンとの面会を求めてくる。
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惨劇
レンテンブルク要塞を陥落させたラインハルトは、リップシュタット貴族連合の拠点、ガイエスブルク要塞に向けて進軍。別働隊を率いるキルヒアイスには、貴族連合の副盟主リッテンハイムの討伐を命じた。リッテンハイムは、盟主ブラウンシュバイクとの立場を逆転するため、キルヒアイスを倒して武勲を立てようと考えたのだ。戦闘が始まると、猛攻を続けるリッテンハイム艦隊に対し、キルヒアイス艦隊は防御に徹していたが……。
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誰がための勝利
ルグランジュをドーリア星域で破ったヤン艦隊は救国軍事会議に支配された首都星ハイネセンへと迫る。救国軍事会議議長グリーンヒルは厳しい状況を理解しながらも、ヤン艦隊はハイネセンの重力圏内へ突入することはできないと考えていた。ハイネセン軌道上には12個の首都星防衛システム[アルテミスの首飾り]が存在するからだ。しかし、ヤンには、[アルテミスの首飾り]を無効化する作戦があった…。
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黄金樹は倒れた
辺境星域の平定を終えたキルヒアイスは、ラインハルトと久々に再会する。彼はラインハルトにヴェスターラントへの核攻撃の計画を事前に知りながら、住民を見殺しにしたという噂の真偽を問いただす。貴族連合との最終決戦を前に、二人の関係にこれまでにない変化が生じようとしていた。一方ガイエスブルク要塞に立て籠るリップシュタット貴族連合軍は、ラインハルト艦隊との最後の決戦に挑むべく全艦をあげて出撃するのであった。
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さらば、遠き日
リップシュタット貴族連合との戦いは決着をむかえ、ガイエスブルク要塞、盟主の間では戦勝式と捕虜の引見が行われていた。これまではラインハルトへの謁見にも銃の携帯を許可されていたキルヒアイスであったが、この日初めて衛兵にそれを止められる。引見を進めていくなか、ラインハルトの前にブラウンシュバイクの腹心アンスバッハが、主君の遺体を納めた棺とともに現れ…。
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わが友
【シーズン2 最終話】クーデターが終結し解放されたハイネセンで平和式典が開催。クーデター中、地球教の信者に匿われていたトリューニヒト最高評議会議長は、巧みな演説で会場に集まった民衆を熱狂させる。民衆の前で、トリューニヒトとの握手を強いられて不機嫌なヤンは、自らの脳裏に宿ったある考えに戦慄する。そんな中、銀河帝国軍の名将メルカッツがヤンを頼って亡命してきたという驚きの報告が届く。
スタッフ
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Sony Music Publishing
Japan -
3D
I.G3D -
3D監督
森本シグマ
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アニメーション制作
Production I.G -
オリジナルメカデザイン
加藤直之 -
キャラクターデザイン
菊地洋子 -
シリーズ構成
高木登 -
プロップデザイン
秋篠Denforword日和 -
プロップデザイン·紋章デザイン
秋篠 denforword 日和 -
メカデザイン
臼井伸二 -
企画協力
株式会社ROOFTOP -
制作
Production I.G -
制作協力
徳間書店 -
助監督
森山悠二郎 -
原作
田中芳樹 -
撮影監督
荒井栄児 -
橋本しん
Sin -
特技監督
竹内敦志 -
田中芳樹
東京創元社 -
監修
らいとすたっふ -
監督
多田俊介 -
紋章デザイン
秋篠Denforword日和 -
総作画監督
菊地洋子 -
編集
植松淳一 -
美術
Bamboo -
美術デザイン
渡部隆 -
美術監督
竹田悠介 -
美術設定
藤井一志 -
色彩設計
竹田由香 -
製作
松竹 -
製作協力
DMM pictures -
音楽
橋本しん -
音楽制作協力
Sony Music Publishing -
音響監督
三間雅文 -
オリジナルメカデザイン
加藤直之 -
プロップデザイン・紋章デザイン
秋篠Denforword日和 -
橋本しん
Sin -
田中芳樹
東京創元社
キャスト
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アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト
竹内良太 -
アレックス・キャゼルヌ
川島得愛 -
アンネローゼ·フォン·グリューネワルト
坂本真綾
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ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ
石塚運昇 -
ウォルフガング・ミッターマイヤー
小野大輔 -
エルラッハ
楠見尚己 -
オスカー・フォン・ロイエンタール
中村悠一 -
オリビエ·ポプラン
鈴木達央 -
ジークフリード・キルヒアイス
梅原裕一郎 -
ジャン・ロベール・ラップ
小野友樹 -
シュターデン
水内清光 -
ダスティ·アッテンボロー
石川界人 -
ナレーション
下山吉光 -
パウル・フォン・オーベルシュタイン
諏訪部順一 -
パエッタ
ふくまつ進紗 -
パストーレ
目黒光祐 -
フォーゲル
藤原貴弘 -
フレデリカ・グリーンヒル
遠藤綾 -
ムーア
櫻井トオル -
ヤン・ウェンリー
鈴村健一 -
ユリアン・ミンツ
梶裕貴 -
ラインハルト・フォン・ローエングラム
宮野真守 -
ラオ
畠中祐 -
ワルター・フォン・シェーンコップ
三木眞一郎