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    3. ブラスレイター

    ブラスレイター

    ブラスレイター
    • 作品情報
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    作品情報
    近未来のドイツ市街。その街では突如、死体が蘇り「異形の姿」となって人を襲う、謎の事件が発生していた。人々は、蘇った死体の姿を見て「悪魔が到来した」と騒ぎ、畏れた…。そんなある時、死体ではなく生体が異形の姿へ自在に変身できる者たちが現れる。 彼らは悪魔と呼ばれ非難されながらも、それぞれの思いを秘めて、悪魔の力を行使する。ある者は自分が信じる正義の為に力を使い、ある者は力に魅了され暴走し、ある者は野望実現の切り札として扱い、ある者は、復讐の道具として力を利用する。しかし、そんな思いとは裏腹にやってくる彼らに課せられた、あらがうことが出来ない運命。それは悪魔となった者たち同士による、命を賭けたバトル・ロイヤルだった…。彼らは生き延びるため、そして己の目的の為に力を使い続ける。しかし、力を使い続けてしまうと徐々に人間としての心が蝕まれてゆき、やがて……………。孤独や苦悩を抱える少年や青年たちの過酷で凄惨な物語が幕を開ける。

    エピソード

    • 絶望の始まり

      絶望の始まり

      ゲルトはバイクレースの不敗のチャンピオンだったが、サーキットに現れた融合体(デモニアック)の襲撃で両足に怪我を負い、レーシングライダー生命と栄光の全てを失う。そんな彼の絶望につけこみ、謎の女ベアトリスが接近。元の体に戻れるという彼女の差し出した薬によって、ゲルト自身が融合体になってしまう。新たな融合体の誕生…、それを密かに融合体を狩り続けていたハンター、ジョセフは沈鬱に見つめていた。

    • 栄誉の対価

      栄誉の対価

      ゲルトを監視するためXATからヘルマンと同僚の女性隊員アマンダが派遣される。自分は人間であり、化け物の融合体とは違うというゲルトを信じようとするヘルマン。またマスコミを含め大衆も、人間のために戦うゲルトを英雄視していく。かつての栄光を取り戻したかのようなゲルトだったが、変身した日から悪夢にうなされ、幻覚に襲われるようになっていた。心の平安を求め、ゲルトは分かれた恋人ジルの元へと向かう。

    • 感染拡大

      感染拡大

      悪夢と幻覚に支配されてしまったゲルトは、バイクもろとも崖下に落下し爆発、その生死は不明となった。一転してゲルトもしょせん化け物だったと酷評が流される中、アマンダの弟マレクは、あこがれのゲルトを信じようと心を痛めていた。一方アマンダは、ゲルトの周囲で目撃されたジョセフと、ゲルトと戦ったブラスレイターの関係を疑い、独自に調査を開始する。その頃、新たな犠牲者の容態が急変、融合体へ変化の兆候が現れていた。

    • 包囲網

      包囲網

      ブラスレイター捜索のため帰宅できないアマンダは、弟マレクを心配しつつもその悩みに気づかない。異民で親のいないマレクは、学校でひどいいじめに合っていたのだ。街を封鎖され動きの取れないジョセフだが、新たな融合体2体が現れたことを知り、発見される危険も顧みず変身して現場に急行する。みごと融合体を倒したジョセフだったが、XAT隊員アルの狙撃を受けてしまう。重傷を負ったジョセフがたどり着いた先には…。

    • 疎まれし者

      疎まれし者

      悪夢にうなされたジョセフが目を覚ましたのは、マレクが隠れ家とする破棄倉庫だった。マレクの手当と世話でジョセフが回復しつつある中、ゲルトが生きていたというニュースが流される。ゲルトは復讐のため、悪い奴らを倒すため帰ってきたと言うマレク。その心には自分へのいじめに対する怨念が渦巻いていた。XATに保護されたジルだったが、彼女もまた融合体に変身。人としての尊厳を失い醜い姿となって暴れる彼女の前に、ゲルトが姿を現した。

    • 悪魔を憐れむ歌

      悪魔を憐れむ歌

      ヘルマンたちの前から走り去ったゲルトは、自分がもう怪物だという絶望と、悪夢にさいなまれていた。幻覚に惑い建設現場を破壊するゲルトの前に、回復したジョセフ(ブラスレイター)が現れる。戦おうとするゲルトに対して、心を保っていられるなら、消す必要はないと告げるジョセフ。一方ヘルマンは、ゲルトがマレクの書いたファンレターを目にして正気に戻ったことから、マレクならゲルトを止められると考え、マレクを連れ出す。

    • 憎悪の果てに

      憎悪の果てに

      あこがれていたゲルトの一件で落ち込むマレク。さらにいじめグループの中のヨハンが、実は彼もいじめられて嫌々いじめに加わっていたことが解ったが、それを知ったときには全てが手遅れだった。世の中への絶望感が決定的となっていくマレク。そんな少年を気遣いジョセフは街から離れずにいたが、街の監視カメラに変身を解く現場が写され、XATに素顔を知られてしまう。ジョセフへの追手が迫る中、またしてもベアトリスが暗躍していく。

    • 僕はもう弱者じゃない

      僕はもう弱者じゃない

      絶望と怒りからマレクはついに決断を下す。社会的地位によって何の咎めも受けなかった少年たちの前で変身するマレク。おびえて動けない少年たちに「ゲームをしよう」と提案する。ついに復讐が始まってしまった。さらに駆けつけたXATにも刃を向けるマレク。マレクを止めようとやってきたジョセフの説得にも耳を貸そうとしない。そんな中、XAT第2班も到着。動きが止まったターゲット(変身したマレク)に対しブラッドが狙撃を開始する…!

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      力の価値、力の意味

      アマンダには子供時代に孤児として養護施設で育った過去があり、そこを訪問した折に知り合ったマレクを義理の弟として引き取ったのだった。マレクを守ることが出来なかったと悔やむアマンダはマレクを救うため、ヘルマンと共にXATとは別に捜索を開始する。その頃、XATの追跡を逃れた重傷のジョセフとマレクは、廃墟の教会に隠れ潜んでいた。その二人の前に現れたのは、ジョセフが長い年月をかけて追い続けていたあの男だった。

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      陰謀の中で

      瀕死の重傷を負ったジョセフとマレクは、XATの研究室に収容された。自分の手でマレクを救いたいと願うアマンダは、二人を別機関へ移管するという命令に逆らい、ヘルマンと研究員の助けを借りてジョセフのデータ解析(ハッキング)に望みをつなぐ。そこで見つけたデータは「ブラスレイター」というコードネームの極秘レポートだった。一方その頃、XATに第3班のメンバーと新型の変形機動マシン「パラディン」が配備される。強力な武器を手にしたXATだが、危機は内部から少しずつ、そして確実に迫っていた。

    • 黙示録の序奏

      黙示録の序奏

      XAT部隊内では風邪に似た症状を訴える隊員が続出、これがXAT崩壊の予兆だった。市街地での融合体の大量出現に呼応して、XAT本部内の隊員たちが次々と融合体へ変身したのだ。命令違反で拘留されていたアマンダたちも襲撃を受けるが、ブラッドらに助けられ何とか脱出する。しかし、建物の中は融合体だらけで身動きが取れない。アマンダ達は生き残ったメンバーと合流し、武器庫にバリケードを張って籠城することになってしまう。この惨劇のさ中、ついにジョセフが意識を回復、再び立ち上がるのだった。

    • 審判の日

      審判の日

      生き残った隊員を探しつつ、地下通路を走りヘリポートへと急ぐアマンダたち。融合体となり破壊の限りを尽くす者、絶望し自ら命を絶つ者、XAT本部はまさに地獄の様相となっていた。そして融合体の兆候はアルとブラッドにも及んでいたが、アマンダとヘルマンはまだ無事だった。アルとブラッドはXATの誇りにかけて二人を守り抜き、XATから脱出させることを誓う。一方、ベアトリスとの死闘で倒れたジョセフの前に、再びあの男が姿を現した。

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      遠い記憶

      アマンダはジョセフと共に教会の廃墟へと辿り着く。そこでアマンダはジョセフの過去について知ることになる。幼少時のジョセフは、育て親代わりのミュラー神父から自分を守って死んでいった両親の話を聞く。「どれほど過酷な世界であっても、きっと生きる意味はある」というミュラー神父の教えを支えに、ジョセフは賢明に生きてゆく。しかし異民という厳しい現実が、幼いジョセフの心と体を容赦なく痛めつけるのだった。

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      聖者の選択

      15歳になったジョセフは、異民の支援活動を行っている青年と出会う。「市民も異民も神様が造られた同じ人間。なぜ苦しんでいる人間をほうっておけるんだ」と語る彼の言葉にジョセフは心動かされる。ジョセフは正義感あふれる青年と一緒になって支援活動を熱心に手伝うが、心ない市民の襲撃にあって青年は怪我を追ってしまう。ジョセフが青年の見舞いへ訪れた際、おなじく青年の見舞いにやってきたサーシャと名乗る女性と出会う。

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      神を讃える千年の騎士

      発見されたジョセフとアマンダは、謎の組織ツヴェルフの本部に招かれる。そこは、未知の科学技術にあふれた要塞と呼ぶにふさわしい巨城だった。アポカリプスナイツと呼ばれるメンバーにはアマンダが良く知る人物も含まれており、動揺を隠すことが出来ない。アポカリプスナイツは専用の超兵器を操り、かつてXATが苦戦した融合体の群衆をいとも簡単になぎ倒していく。その姿をみたアマンダは驚きよりも先に怒りがこみ上げるのだった。

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      全ての元凶でありながら、未だツヴェルフに協力するサーシャに疑問を投げかけるアマンダ。しかし、ジョセフとザーキンの苦しみを終わらせるためと語るサーシャは、ザーキンを自らの手で倒す覚悟を固めていた。一方、ツヴェルフ本部を目指す聖職者の格好をした男の姿があった。自分がなぜ今でも生きているのか、記憶が欠落しているせいで何も分からぬ彼は、心に秘めた思い果たす為、巨城に向かってひとり黙々と歩き続けるのだった。

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      ジョセフによるデモニアック殺戮が続く中、逃げだしたウォルフとそれを追撃するヘルマンを追ったアマンダは、その途上で一人の少女と出会う。少女の名はスノウ、誤ってジョセフの血によって融合体となってしまい、その後はジョセフと旅を共にしていた、数少ないジョセフの理解者の一人だった。スノウからヘルマンたちの行き先を聞いたアマンダは、暴走するジョセフをスノウに託しウォルフが逃げ込んだXAT本部へと向かう。

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      デモニアックたちの攻撃で大混乱するツヴェルフ。そんな中、サーシャは侵入したザーギンと対峙する。ザーギンを浄化するために、自分は生き返ったのだと告げるサーシャに対して、世界を終わらせることこそが浄化だと応えるザーギン。一方アマンダ達はマレクを見つけだそうと必死になっていた。そこである人物からのメッセージをアマンダ達は見つける。

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      届かぬ想い

      ツヴェルフを脱出し、叔母が運営する孤児院に保護されたアマンダの下へサーシャが訪れる。サーシャは、ザーギンに対抗する最後の切り札、「イシス」の設計データをアマンダに預かって欲しいと伝える。しかし「イシス」の存在を知ったベアトリスが孤児院へと迫っていた。アマンダたちを守るため、ベアトリスに挑むヘルマン。ゆずれない戦いの幕が切って落とされた。

    • 劫火の大地

      劫火の大地

      ツヴェルフの壊滅という状況に、全世界へのデモニアック事件の拡大を恐れた他国政府はドイツへの攻撃を決断、爆撃機からの攻撃を開始する。独自の警戒システムによってその事態を知ったメイフォンたちは、アポカリプスナイツの能力でミサイルの迎撃を試みる。その頃、「イシス」完成までの時間を稼ぐため、ザーギンの前に立ちはだかる一人の男がいた。

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    スタッフ

    • CGIディレクター

      阿尾直樹
    • アニメーション制作

      GONZO
    • キャラクターデザイン&総作画監督

      恩田尚之
    • キャラクター原案&メカニカルデザイン

      Niθ
    • シリーズ構成

      虚淵玄(ニトロプラス)
    • セットデザイン

      青木智由紀
    • チーフライター

      小林靖子
    • プロップ&テクスチャデザイン

      イトウケイイチロウ
    • メカニカルデザイン

      石渡マコト
    • 動画検査

      渡辺律子
    • 原作

      ニトロプラス
    • 撮影監督

      林コージロー
    • 監督

      板野一郎
    • 編集

      廣瀬清志
    • 美術監督

      佐野秀典
    • 色彩設計

      北沢希美子
    • 製作

      東映ビデオ
    • 設定考証協力

      丸山ちひろ
    • 音楽

      日比野則彦
    • 音響監督

      明田川仁
    • キャラクターデザイン&総作画監督

      恩田尚之
    • キャラクター原案&メカニカルデザイン

      Niθ
    • プロップ&テクスチャデザイン

      イトウケイイチロウ
    • 設定考証協力

      丸山ちひろ

    キャスト

    • アマンダ・ウェルナー

      伊藤静
    • アルビン・ルッツ

      檜山修之
    • ヴィクター・シュタッフス

      斧アツシ
    • ウォルフ・ゲイリング

      立木文彦
    • エレア

      花澤香菜
    • ゲルト・フレンツェン

      石塚運昇
    • ジョセフ・ジョブスン

      松風雅也
    • ブラッドリー・ギルフォード

      中村悠一
    • ベアトリス・グレーゼ

      大原さやか
    • ヘルマン・ザルツァ

      三宅健太
    • マドワルド・ザーギン

      諏訪部順一
    • マレク・ウェルナー

      皆川純子
    • メイフォン・リウ

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    KUBO/クボ 二本の弦の秘密

    KUBO/クボ 二本の弦の秘密

    三味線の音色で折り紙に命を与え、意のままに操るという、不思議な力を持つ少年・クボ。幼い頃、闇の魔力を持つ祖父にねらわれ、クボを助けようとした父親は命を落とした。その時片目を奪われたクボは、最果ての地まで逃れ母と暮らしていたが、更なる闇の刺客によって母さえも失くしてしまう。父母の仇を討つ旅に出たクボは、道中出会った面倒見の良いサルと、ノリは軽いが弓の名手のクワガタという仲間を得る。やがて、自身が執拗に狙われる理由が、最愛の母がかつて犯した悲しい罪にあることを知り──。かつて母と父に何があったのか?三味線に隠された秘密とは? 祖父である〈月の帝〉と相対したとき、全ては明らかとなる──。

    2017年

    ほしの島のにゃんこ

    ほしの島のにゃんこ

    仲良しの三匹のにゃんこ「ホピ、トト、マオ」は、新しい土地を開拓するため未知の大海原に旅立ちます。目指すは伝説の島「ほしの島」。激しい嵐を乗り越えて「ほしの島」に辿り着いたホピ達はさっそく島の開拓を始めます。しかしそこには様々な困難が待ち受けているのでした。はたしてホピ達は無事に「ほしの島」を開拓することができるのでしょうか。「ほしの島」に上陸すると、三匹のにゃんこ達は食料と水を探すために、島中を探検します。激流に流され、暴走トロッコでの冒険の末、ようやくソーセージの木やパンの実を発見し、食事にありつけます。ホピたちは、この島に作物を植えて畑作りを始めますが、この島の主であるモグラのグラドンと手下のモッピーたちが現れ、畑をめちゃくちゃに荒らしてしまいます。そんな邪魔にも負けないで、ホピたち3匹は歌い踊り楽しみながら島の開拓を進めて、青空の下で料理を作り、いつも美味しい食事を楽しみます。ホピたちは、島の開拓を始めるためには大勢の「お手伝いにゃんこ」が必要だと渡り鳥のリドリーに相談します。リドリーは商人にゃんこのコテツに応援を要請しに飛び立ち、やがて大空から落下傘のような風船に乗って無数のにゃんこ達を連れてきて「ほしの島」に降り立ちます。お手伝いにゃんこたちは、それぞれに得意な畑作業や料理をして見せるので、ホピたちは歓迎パーティを開いてもてなします。やがて、島にショップが出来てパンを販売すると、美味しいパンの噂を聞きつけ、大勢の「お買いものにゃんこ」がやってきます。大急ぎでパンを焼かなくては注文に間に合いません。ホピたちは、お手伝いにゃんこたちと力を合わせて、みんなで楽しみながら大量のパン作りを始めます。にゃんこ達の楽しそうな雰囲気が気に食わないモグラのグラドンは、子分のモッピーたちに命令して、作業の妨害やいたずらを仕掛けていきます。浜辺では、大蟹のビッグママが可愛いい子供のカーニーズを引き連れて散歩を楽しんでいます。そこにやって来たグラドンの入れ智慧で、一緒に、島外からやって来たよそ者のにゃんこ達を排除しようと企みます。「ほしの島」では、にゃんこ達とグラドン、ビッグママが繰り広げるコミカルなアクションとギャグ満載の攻防が始まります。

    2018年

    かなしきデブ猫ちゃん

    かなしきデブ猫ちゃん

    松山市のネコカフェに保護されていた1匹のチビネコ。その場所だけが自分の生きる世界だと信じていたある日、内気な少女アンナと出会い、その家族に引き取られる。「マル」という名前を与えられ、窓から大きな庭を見渡せる家での新しい生活が始まった。マルが驚いたのが食事のおいしさだった。魚の切り身の入った〝ご飯〟のすばらしさ。毎日食べて、ゴロゴロして。いつの間にか丸々と太ってしまった。幸せだったはずのマルの日常は、メスの子ネコ「スリジエ」が家族に仲間入りして一変する。家族の愛はスリジエに注がれ、そのスリジエからいたずらされてばかり。ある夜、我慢の限界に達し、スリジエを組み伏せようとしたマルの耳に響いたのは…。 「コラ!デブ猫!どうしてスリジエをいじめるの!」〝大親友〟だったアンナから放たれたひと言。何よりも悲しそうなアンナの表情がマルの心を締め付けた。独り窓辺でくるまっていたその夜、突然、窓の向こうにクロネコが現れ、マルにこう告げる。「気高き者よ。その目で広い世界を見るのです」言われるままに立ち上がったマル。体の奥底の震えを感じながら、満月に向かってほえ叫んでいた。「ニャーーーーーン!」 愛媛各地を東へ、西へ。愛と哀しみの大冒険がいよいよ始まる!

    2021年

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