百妖譜 第2期
エピソード
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応声(上)
道に迷った一行が腹を空かせて立ち尽くしていると、突然空から落ちてきた鳥が桃夭(とうよう)の頭を直撃する。近くで狩りをしていた賀山(が・さん)が慌ててやってきて、獲物をぶつけてしまったお詫びにと町で食事をご馳走してくれることに。町への道中、川で人が流されていると騒ぎが起こっていた。助けられた女は、かつて貧しい賀山に施しをしてくれた恩人だった。「私のような役立たずは死んだ方がいい」と嘆く彼女の腹の中から、何やら奇妙な声が聞こえてきて…。
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応声(下)
古井戸の近くで見つけた粥屋で、老婆が作る粥をほおばっていた磨牙(まが)と柳(りゅう)公子。その様子は段々とおかしくなっていき、桃夭にも粥を食べるよう要求し始める。桃夭は手相を見ると言って老婆を隣に座らせると、「あなたは死んでるはず」と言い放ち鈴を鳴らす。はじめは否定していた老婆は次第にもがき苦しみ、恐ろしい化物の姿へと変わっていく。そして桃夭がもう一度鈴を鳴らすと、化物の姿は朽ち果て、その亡骸から「応声(おうせい)」という虫が現れる。
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化蛇(上)
長い間続いている大雨や洪水の影響で、鹿門(ろくもん)寺は浸水の危機に見舞われていた。空明真人(くうめいしんじん)は水を操る妖怪が原因だとし、僧侶たちを連れて八角井戸へと向かう。井戸の中には、なんと人間よりもずっと巨大な白蛇が棲みついていた…。一方、桃夭たちは鹿門山へ向かう道中にいた。山で妖怪騒ぎがあったと聞いた桃夭は磨牙と柳公子を引き連れ、車いすの僧侶に会いに行く。僧侶は何やら意味深な様子で、あの妖怪を救ってほしいと頼むのであった…。
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スタッフ
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アニメーション制作
bilibili -
原作
裟椤双樹 -
日本語吹き替え版制作
フジテレビジョン
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日本語吹き替え版演出
安藤直子 -
監督
董易 -
総作画監督
クォン·ウンギョン -
総演出監督
ソ·ギョンロク -
美術監督
イ·ボンリョル -
翻訳
林真子 -
脚本
春日幽鈴 -
録音·調整
首藤智愉 -
音楽
薄彩生 -
音響制作
東北新社
キャスト
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柳公子
河西健吾 -
桃夭
東山奈央 -
磨牙(小坊主)
村瀬歩