家庭教師ヒットマンREBORN!
エピソード
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えぇ!俺がマフィアの10代目!?
勉強ダメ、運動ダメ、何をやらせても不器用な沢田綱吉、通称ツナは、負け犬根性が染み付いた性格で日々を適当に過ごしていた。そんな彼の元に、スーツ姿の赤ん坊という奇妙な家庭教師がやってくる。彼の名はリボーン。自分のことをヒットマンだと言うリボーンに突然額を撃たれたツナは、5分間だけ普段からは考えられない身体能力と行動力を発揮した。元に戻り驚くツナに、彼はツナをマフィアのボスに育て上げるためにイタリアから来たのだと告げる。それが、無茶苦茶危険で無茶苦茶にぎやかな日々の始まりだった。
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ジ・エンド・オブ学校!?
ボンゴレファミリーに伝わる特殊弾、死ぬ気弾のおかげで持田との勝負にも勝ち、憧れの京子とも話ができる間柄になれたツナ。そんなツナのクラスに時期外れの転校生、獄寺隼人がやってきた。彼は何故か最初からツナを目の敵にする。リボーンの策略で今度はバレーの試合に出ることとなったツナは、クラスのヒーロー山本や京子に期待され断り切れず、リボーンに死ぬ気弾使用を頼んだ。だが答えは……。
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電撃!愛と恐怖のクッキング!
「今度こそ逃がさないわ」空港に降り立った人物は、そう呟いてツナの家に向かって歩き出した。同時同刻、もう一人、同じようにツナの家を目指して日本にやって来た者がいた。彼らは接触することなく、それぞれ目的地へと向かう。一方、バレーの一件で山本と友達になったツナは、同時に、実はボンゴレファミリーの一員だった獄寺にも懐かれてしまった。リボーンの家庭教師ぶりも相変わらずで、更に騒々しい日々。そこに、リボーンの命を狙う者と、リボーンに家庭教師業をやめさせようという者が現れた。
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はひ!乙女心はデストロイ
リボーンに一目惚れしてからいつもこっそり見つめていた少女、三浦ハルが、ついに行動を起こした。突飛な行動でツナを呆れさせつつリボーンと会話を進めていたハルは、リボーンの言葉でツナがリボーンに悪影響を与えていると思い込む。ツナからリボーンを引き離すため、ツナたちが落第をかけた難問『問題7』を必死で解いている現場に乗り込み、獄寺・山本も巻き込んだ、リボーン争奪戦が始まった。進学校に通っているハルが、難なく解いてしまうかと思われたのだが……。
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風紀委員長の退屈しのぎ
ツナの通う並盛中では、風紀委員が絶大な権力を誇っていた。そのトップに立つ委員長の名は雲雀恭弥。弱いくせに群れると吠え出す者には誰であろうと容赦なく攻撃を仕掛ける、風紀委員長でありながら不良の頂点にも君臨する少年だった。彼の強さに目をつけたリボーンは、風紀委員会の割り当て教室が応接室であることを知り、それを使ってツナたちと彼を会わせようと一計を案じる。何も知らない獄寺と山本は、リボーンのせいで倒れたツナを、応接室に連れて行くのだった。
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ニーハオ・ギョーザ拳!
朝夕お構いなしに入り浸るビアンキたちのせいで、家でも安息できないツナ。この日も朝からご飯を食べ損ねてしまったのだが、運よく通学路途中で中華まんを手にすることができた。だがその中華まんのせいで犬ににじり寄られてしまう。そんなツナを助けてくれたのは、中華服を着た小さなこども・イーピンだった。まるで超能力としか思えない技を繰り出したイーピンと、並盛中で再会するツナ。誰かを捜していたらしいイーピンは、ツナを見るなり表情を一変させた。急にイーピンに呼び出され、首を傾げながらも屋上に向かったツナが見たものは……。
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極限!燃えるお兄ちゃん!
朝からリボーンに死ぬ気弾を撃たれ死ぬ気で登校したツナは、元に戻った際、誰かを引っ掛けて走っていたことに気づく。ツナに引きずられていた男子生徒は、ツナが口を開く前に自分の言い分を主張した。「ボクシング部に入れ、沢田!」座右の銘は『極限!』だという彼……笹川了平は、ボクシング部主将であると同時に、京子の兄でもあった。京子の兄の希望をそう無碍にはできず、了平の強引さと京子の無邪気な笑顔も相まってボクシング部入部を断り切れなかったツナは、了平に言われるまま、放課後ボクシング部の部室へと足を運んだのだが……。
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先輩ボスはファミリー思い
その日いつものように帰宅すると、家の前にずらりと並んだ黒塗り車と黒スーツの強面たちがツナの帰りを待ち構えていた。またリボーンの仕業か、と慌てて部屋のドアを開けたツナの目に映ったのは、豪華な椅子に悠然と座る一人の青年。キャバッローネファミリーの10代目ボスだというその青年・ディーノは、リボーンの元教え子……つまりツナの兄弟子にあたる存在だった。最初は彼の来訪を迷惑がっていたツナだったが、部下を守るため果敢な行動を見せたディーノを、かっこいい憧れの大人として認識する。だが、彼にはある秘密があった。
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命短し ドクロ病
眩暈でふらついたツナの手に、ドクロのマークが浮かび上がった。リボーンが言うには、それは、死に至るまで人に言えない秘密や恥をドクロが喋る『ドクロ病』という不治の病の特徴らしいのだ。慌てるツナにリボーンは不治の病に強い医者をイタリアから呼んでいる、と告げる。だがその医者、Dr.シャマルは男は診ない女好きのドクターだった。何とか頼み込むツナだったが、シャマルは全く聞き入れず気に入ったビアンキを追いかけていってしまう。ツナは必死でシャマルのあとを追うが、すれ違う知り合いに捕まってばかりで中々追いつけず……。
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ガハハ!爆発する弁当箱!
ツナが家に忘れた弁当を、何故かランボが届けることになった。同時刻、イーピンは師匠から頼まれたニトログリセリンを運んでいた。奇しくも、その包みは全く同じものだった。道端でランボとぶつかってしまったイーピンは、どちらがどちらの包みかわからなくなってしまう。結局それが元でツナたちを巻き込み学校で騒動が起きてしまい、普段からランボの行動によって恥をかかされて迷惑している!と強く訴えるツナにリボーンは、ランボの保育係を決めるため人を集めてやる、と珍しくツナのためになる行動を取ろうとした。だが実際は……。
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愛と死の餃子まん!?
リボーンの口車に乗せられ、京子に告白すると口走ってしまったツナ。だが実際は勇気が出ず声をかけることすら一苦労、お昼ご飯を誘うこともできない始末だ。山本や獄寺の励ましも嬉しいやら空しいやら、結局告白できず日曜日を迎えてしまう。街中でハルと遭遇したツナは、無理矢理買い物に付き合わされケーキ屋へ。だが偶然にも、そこには京子の姿があった。ハルとの仲を誤解されたくなくて慌てるツナの横で、ハルと京子はケーキの話題で意気投合しリボーンに誘われるまま二人してツナの家に遊びに来ることとなる。
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師の訓練!強化プログラム
「ツナのこと、よろしくね」奈々にツナの右腕として認めてもらえたと喜ぶ獄寺だったが、その直後、蜂に襲われていたツナを助けることができなかった。慢心していたと悔いる獄寺に、ボンゴレ式強化プログラムを提案するリボーン。そして獄寺同様、山本にもリボーンによる特訓が行われることに。 自分一人で十分だ、と山本に対して敵愾心をむき出しにする獄寺だったが、山本はさして気にもせず与えられた特訓をクリアしていく。山本が成果を上げる中、順番待ち状態に焦れる獄寺。漸く獄寺の番になり、意気揚々とトレーニングに挑戦し出したのだが……。
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新春!一億円の大勝負!
年が明けても、ツナの周りのドタバタは収まることなく続いていた。リボーンが勝手にいつものメンバーを集めてきたかと思えば、ボンゴレ恒例行事・ファミリー対抗正月合戦を行うと宣言する。しかも相手としてディーノ率いるキャバッローネファミリーまで登場!新年早々、豪華商品か罰金一億円、という常識外れなゲームに参加することに。正月お馴染みのおみくじや羽根突き等も一風変わったものになり、ツナたちボンゴレチームは大苦戦。ディーノの温情とリボーンの気まぐれにより勝敗は最終種目の結果に委ねられることになったのだが、同時に勝った方が好きな人材を引き抜ける、というルールを付け足されてしまう。
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初デート!?地獄の動物園
朝起きると、家の中がいつもより静かだった。「たまにはツナのために何かしてやろーと思ってな」いつもは騒ぎの元となる行動しか取らないリボーンが、何を思ったか京子とのデートをセッティングし、その上、他の面子を追い払ってくれたらしい。心躍らせるツナが盛大に感動したのも束の間、デートの行き先である動物園で次々と知り合いを見かけてしまう。折角のデートを邪魔されないよう京子の手を取り、顔見知りを悉く避けながら園内を駆け回るツナだったが、檻から逃げ出したライオンが目の前に出現。咄嗟に京子を庇い……。
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サバイバル雪合戦
並盛町に雪が降った。リボーンに連れられ、はしゃぐランボ・イーピンと渋々学校にやってきたツナは、そこに集合しているいつものメンバーに驚く。こどもたちの世話ばかりしているツナを自分たちも手伝おうという気遣いらしいのだが、みんな揃ってランボたちのことより雪合戦に乗り気状態。リボーンが指揮を取り、レオンボールを奪い合う雪合戦が始まった。2チームに分かれ最初は雪の投げ合いを始めたツナたちだったが、いろんな思惑が交じり合う中、更にビアンキまで乱入し、事態はいつの間にか生き残り方式の雪上合戦になってしまう。
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死の山を脱出せよ!
ディーノに連れられ秘境にやってきた獄寺と山本。ここでツナがリボーンからの特訓を受けているという話だったのだが、ディーノたちは適当な地図しか渡されず迷子になっていたツナを途中で発見する。明らかに仕掛けられているとしか思えない数々の障害を何とかクリアしながら道なき道を進む4人。「この程度でボロボロになってちゃ特訓にならねーぞ」漸く合流したリボーンは、文句を口にするツナに、ここが100人に1人しか生き残れないというボンゴレ秘密特訓場『デス・マウンテン』とそっくりに作られた場所なのだと言い放った。
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入院先では音を消せ
デス・マウンテンでの怪我のため、ツナは入院生活を余儀なくされた。しかし次々やってくる騒々しい友人たちに迷惑をかけられ、部屋を転々と移動する羽目になってしまう。だが見舞い客すらいなかったであろう昔の自分と比べると突拍子もない見舞いも少しだけ嬉しく感じられ、みんなに引き合わせてくれたリボーンに多少の感謝をするツナ。あらゆる部屋をたらいまわしにされた後、最後にツナが案内されたのは、一見普通の相部屋だった。恐る恐るドアを開けると、そこには風邪を拗らせ入院している雲雀の姿が……。
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愛のチョコには毒がある
バレンタインデー当日。ツナは京子のチョコの行方が気になって仕方がない。だが、他の誰かに渡しているところは見たくないし、かと言ってチョコの行方を直接聞く勇気もない、と帰路に着く京子を追いかけられずにいたツナ。「さっさと行け」とリボーンに死ぬ気弾を撃ち込まれ死ぬ気で京子の後を追ったのだが、辿り着いた場所は何故かツナの家だった。理由を聞くと、ハルと一緒にこれからチョコを作るためだと言う。京子の手作りチョコが食べられる!と喜ぶツナだったが、あのビアンキが2人にチョコ作りを教えるのだと知り……。
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百発百中?何でもランキング
ツナの前に現れた少年・フゥ太はマフィアに追われていた。彼はランキングフゥ太と呼ばれる情報屋で、彼の持つランキングブックを手に入れれば世界を取れるとも言われているらしい。的中率100%ランキングを作り出す彼に『頼まれたら断れないランキング』『野望のないボスランキング』で堂々1位だったツナは助けを求められる。フゥ太の小動物さながらの瞳に負け部屋に匿うことにしたツナだったが、そこにハルや獄寺・ビアンキが乱入、結果何故かツナが愛してる人ランキングを作ることになってしまった。
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突然の襲撃
突如、並盛中の風紀委員が連続して襲われるという事件が発生した。自分には関係ないことだ、と安心していたツナだったが、了平含む一般生徒も襲われ始め、犯人を潰しに行ったはずの雲雀までもが帰ってこない状況に。了平によると事件を引き起こしているのは黒曜中の生徒らしい。各現場に残されていた懐中時計から、フゥ太のランキングが使われていること、本当に狙われているのはボンゴレ10代目候補だということを導き出したリボーン。ツナは、リボーンに渡された『並盛中ケンカの強さランキング』によって、次に狙われる人物を知った。その人物とは……。
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傷つく友たち
ツナとは別行動で事件の情報をディーノから聞き出していたリボーンは、相手がただの中学生ではなくマフィアに関係する人物だと探り当てる。一方、自分を狙っていた柿本千種に一撃を浴びせ一旦は彼を倒した獄寺だったが、現場に現れたツナを庇って攻撃を受けてしまう。その場は助けに入った山本によって事なきを得たが、倒れた獄寺は重症。合流したリボーンから犯人についての情報と同時に9代目からの指令が書かれた手紙を渡されたツナは、自分の身と仲間を守るため、犯人のアジトに乗り込むことになってしまった。
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予期せぬ魔手
敵の一人・城島犬との戦いに辛くも勝利した山本。獄寺の時と同様に、自分が動けず足を引っ張ってしまったことをツナは悔やむが、戦いへの恐怖と緊張は消えない。間を置かず、休憩を取ろうと弁当を広げ出したツナたちに骸の刺客が攻撃を仕掛けてきた。M・Mと名乗るその少女の態度にビアンキが反発、二人のバトルが始まる。一見、不利に見えたビアンキだったが、隠し持っていた必殺技でM・Mを退ける。だが間髪入れずに次の刺客・バーズが現れた。彼は、京子とハルを人質に取り、ツナたちに無理難題を要求してきて……。
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最後の死ぬ気弾
逃げるように去っていったフゥ太を追いかけたツナは、一人の黒曜生と出会う。一方、ツナと引き離された獄寺たちの前に現れた人物は、写真に写っていたこの事件の主犯『六道骸』だった。トライデント・モスキートの副作用が出始め動けなくなった獄寺に代わり山本が応戦するが、相手の使用する鋼球によって攻撃を食らってしまう。ビアンキも立ち向かおうとするが相手の力の方が明らかに上回っており、絶体絶命のピンチに!そこに、ツナがちょうど戻ってくる。リボーンが最後の死ぬ気弾を撃ち、死ぬ気ツナと『骸』の戦いが始まった。
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それぞれの反撃
倒した『骸』はニセモノだった。影武者として利用したランチアを、不要になった途端口封じのために殺そうとする骸のやり方に、ツナは怒りを覚える。意識を失った山本を休ませ骸の居場所である建物に突入したツナたちの前に、再び千種が立ち塞がった。獄寺はツナたちを先に進ませ千種と戦うが、あと少しというところで薬の副作用からくる発作に襲われてしまう。更に乱入してきた犬に傷を負わされ地下に転げ落ちる獄寺。しかしそこには、雲雀が捕われている部屋があった!その頃、ツナたちは本物の骸と対峙していた。
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勝ちたい!目覚めの瞬間
雲雀が終止符を打ったかに見えた戦いは、骸が自らに銃を放ったことによって様相を変えた。倒れた骸と入れ替わるように意識を取り戻したビアンキに、何故か違和感を覚えるツナ。普段と変わらぬ様子だった彼女は、しかし突然、獄寺に剣で切りかかるという行動に出た。重なる雰囲気からツナは骸だと見抜き、リボーンは禁弾とされる特殊弾が使用されたことに気づく。自殺に見せかけ骸が自分に撃ったのは、他人にとりつき自在に操ることができる『憑依弾』だった。獄寺も憑依されてしまい、更に犬や千種までもが骸に操られた状態でツナに襲いかかる!
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終わりとそれから
「こいつにだけは勝ちたいんだ!」ツナの思いに応えレオンが生み出した新しいアイテム『小言弾』と『Xグローブ』。その効果でパワーアップしたツナの前に再び姿を現した骸は、今まで使用していなかった最後の能力を発動させた。第5の道『人間道』によってどす黒い闘気を纏い戦闘能力を格段に上げた骸と、ツナは最後の勝負に出る。激闘を制したのは闘気をも浄化する死ぬ気の炎だった。決着がつき、骸の根底に流れるマフィアへの恨みを感じていたツナとリボーンは、その原因となった彼ら3人の凄惨な過去を知ることとなる。
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進級祝いで寿司食って
季節は春。中学2年に進級したツナは、また京子と一緒のクラスになれるように、とクラス分けに胸を高鳴らせていた。だが、ツナはA組、京子はB組。更に獄寺・山本ともクラスが分かれてしまう。それを不服とする獄寺が暴れ出そうとしたとき、教育委員会の役員に変装したリボーンが自分を捕まえることができれば生徒自らでクラス分けを決定しても良い、という異例のゲームを申し出た。なぜか校長もその案に許可を出し、学校全体を使った追いかけっこが始まってしまう。結果は……。
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ウソ!俺が殺したの?
京子がツナの家に遊びに来ることとなった。ちょうどランボたち居候もみんな揃って外出予定だと知り、晴れやかな気分で部屋掃除に勤しむツナ。だが翌朝、目が覚めたら男の死体が部屋に転がっていた。リボーンが言うには、泥棒に入ったその男をツナが無意識の内に殴り殺してしまったというのだ。慌てふためくツナ。遊びにやってきたハル、獄寺、山本は、男が本当に死んでいるのかどうか確かめてみるが、どう考えても生きていないという結果に。雲雀の乱入もあり無為に時間だけが過ぎていく中、ついに玄関からは京子の声が!
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恋人はブロッコリー?
同級生の男子をおサル呼ばわりする黒川花が恋をした相手は何と、大人ランボだった。紹介を迫られ断りきれなかったツナは、渋々ながらも黒川を家に呼んだ。ツナの部屋で騒いでいたランボの鬱陶しさに、その10年後の姿こそ自分の好きになった相手なのだとは勿論気づかず、元々こども嫌いな黒川はランボに思い切りゲンコツを落とす。ランボは痛さに我を忘れて10年バズーカを使用。これで大人ランボ登場か、と一先ずは安心したツナだったが、煙が晴れた場所にはいつもと様子の違う大人ランボが出現し……。
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豪華客船でかくれんぼ
『豪華客船で南の楽園へ――』奈々が雑誌の懸賞に当たった。ランボたちの面倒は自分たちが見るから、とリボーンやビアンキに送り出され、喜ぶ奈々と旅行に出かけるツナ。ゆったり静かな時間を久しぶりに満喫しようとするが、結局リボーンたちもツナたちと同じ豪華客船に乗り込んでいた。しかも、何故か山本やハルまで一緒。更に、無理矢理乗り込んだリボーンたちは、当然船内でお尋ね者に。ガードマンを消す!と船内に散らばったヒットマンたちを止めるため、ツナ・山本・ハル・フゥ太は手分けして彼らを探し始めたのだが……。
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おいでませマフィア島(ランド)
上陸したマフィアランドは、遊園地や海水浴ができる浜辺などが存在するリゾートアイランドだった。マフィア絡みと知り最初は嫌がっていたツナだったが、島の様子とみんなの楽しそうな笑顔に警戒心を解く。だが、リボーンに入島手続きが必要だと言われ、代表者にされていたツナが渋々受付に向かうと、マフィア審査を受けさせられてしまう。審査内容は、何とワイロの渡し方!当然不合格だったツナは、裏マフィアランドに連れて行かれることに。そこには、リボーンと昔なじみの赤ん坊、コロネロがいた。
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市民プールに鮫が出た
プール開きが近づいていた。泳げないツナは、京子にかっこ悪いところを見られたくない、と内心焦る。練習に付き合ってくれる、という山本からのありがたい申し出もあり、市民プールで水泳特訓を始めたツナ。だが、頼りの山本の指導は抽象的すぎてツナには理解できず、リボーンに呼ばれて来たハル・獄寺の教えもあまりためにはならなかった。終いには、誰がツナを泳げるようにできるか、と本人そっちのけの競争が始まってしまうが、それでもツナの泳ぎは上達せずその場に諦めムードが漂い始める。その時、最後の指導者が姿を現した!
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借金まみれの夏休み?
ランボのせいで借金持ちになってしまったツナ。夏休みの間に返済しようと了平の紹介でバイトを始めることになったのだが、そのためやってきた海で柄の悪い高校生たちと遭遇してしまう。しかもその高校生たちは、バイトの先輩だった。仕事を放棄し京子たちに絡みだす高校生たちと、成り行き上、泳ぎで競うことになったツナたち。多少泳げるようになったとはいえ果たして海で泳げるかどうか不安がるツナだったが、京子を守るため何とか勇気を奮い立たせる。しかし、獄寺・山本が罠に嵌められ負けてしまうという事態に!
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ヴァリアー来る!
[vsヴァリアー編]父親が帰ってくるらしい。奈々にそう告げられ、蒸発したとばかり思っていたツナは心底驚く。2年間全く姿を現さなかった父に今更帰ってこられても、と複雑な心境のツナを励ますため、獄寺と山本は補習をさぼって遊びに出かけることを提案。他のメンバーも誘って街に繰り出すこととなった。京子も誘えてご機嫌のツナだったが、突然、傷だらけの少年が空から降ってくるという事態に遭遇する。しかも、少年の額には死ぬ気の炎が! 更に、少年を追ってきた男が周囲に目もくれず戦闘を開始、ツナも否応なしに巻き込まれてしまい…。
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ボンゴレリング7つ
[vsヴァリアー編]どうやらボンゴレと関係のあるらしい少年・バジルと謎の男・スクアーロの戦闘に巻き込まれたツナ。スクアーロの強さに獄寺・山本も歯が立たず、死ぬ気になったツナさえも苦戦を強いられてしまう。死ぬ気状態が解け、危機一髪の状態に陥ったツナの前に現れたのは、何とディーノだった! ディーノと顔見知りらしいスクアーロは、事態の変化を悟るや、少年がツナに託そうとした『ボンゴレリング』を奪い、姿を消す。突然の状況に混乱したツナが説明を求めると、リボーンとディーノが驚くべき事実を口にした。
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カテキョー、動く
[vsヴァリアー編]ツナや獄寺たちに届けられた指輪・ボンゴレリングは、中心ファミリー7人に代々受け継がれてきたという重要な代物だった。次期後継者の証である『大空のリング』を返そうとするツナだったが、獄寺と山本はスクアーロへのリベンジのため、それぞれのリングを持ったまま修行に行ってしまう。更には『晴のリング』を配られた了平と彼を鍛える役を請け負ったコロネロが相次いで姿を見せ、同盟の問題で共闘できないディーノも家庭教師として『雲のリング』保持者の元に向かった。ツナの意思とは裏腹に事態は進んでいき…。
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師弟コンビ、揃う
[vsヴァリアー編]独力で特訓を開始した獄寺。だが、無茶な遣り方を続け自らでピンチを招いてしまう。見かねたツナがやめさせようとするが、物陰で見守っていたシャマルがそれを制止した。「オレに見えてなかったのは…。自分の命だ…。」シャマルが家庭教師を拒んだ理由は、獄寺が自分の命を軽く扱っていたから。家光の助言により、獄寺はそのことに気づく。一部始終を見ていたシャマルは漸く獄寺を受け入れ、家庭教師を引き受けたのだった。一方その頃、山本は父・剛から『時雨蒼燕流』を継承し、了平はコロネロから技を伝授されていた。
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ワガママ子牛の失踪
[vsヴァリアー編]リボーンが急に特訓を一休みする、と言い出した。疑念を持ちつつ、久々の休息に喜ぶツナ。しかし、自由時間を満喫しようと外に出かけたツナは、行く先々でおかしな事態に遭遇する。実は、とある場面を目撃してからツナのことが信じられなくなってしまったハルが、リボーンの提案を受け入れツナを試すテストを行っていたのだ。リボーンによって休暇とは名ばかりの特訓が行われているとは知らず、奇妙な出来事に首を傾げていたツナは、夕方、やけに先を急ぐランボと出会った。だがその直後から、ランボの消息が途絶えてしまう。
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見えざる敵の目的は
[vsヴァリアー編]リボーンが武器チューナーのジャンニーニをイタリアから呼び寄せた。ヴァリアーとの戦いに備えてのことらしいのだが、部屋いっぱいに広げられた武器はツナにとって迷惑以外の何物でもなく、しかもジャンニーニが改造した武器は全て使い物にならなくなる始末。そのうえ、ダイナマイト改造のためやって来た獄寺が、改悪された10年バズーカによってこどもになってしまった! 小さくなった自覚がない獄寺に振り回されるツナ。更に、こども獄寺は突然、何もないはずの場所を指差し、不審な人物がいると言い出し…。
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リング争奪戦、開始!
[vsヴァリアー編]襲撃に備え特訓を続けるツナたち。だが、ヴァリアーのボス・XANXUSが、リボーンたちの予想より早く、スクアーロが持ち帰ったリングを偽物だと見破ってしまう。ついに日本に上陸したヴァリアー。その情報を入手した『親方様』こと家光は、ツナに雷の守護者を守るように言い渡す。突然のことに混乱するツナだったが、雷の守護者の正体を教えられ更に驚愕する。同じ頃、ヴァリアー側の雷の守護者であるレヴィ・ア・タン率いるレヴィ雷撃隊が、自分の所持する雷のリングの欠片を手に入れるため動いていた。
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晴の守護者の思い
[vsヴァリアー編]次期正統後継者の座を巡る、ボンゴレリング争奪戦の幕が切って落とされた! しかし、XANXUSの迫力に怯えを隠すことが出来ないツナ。逃げ出したい気持ちと手の震えを止めたのは、獄寺と山本の笑顔だった。更に、了平との会話で、彼の戦う決意と京子への思いを知る。結局投げ出すことはできず向かった戦いの舞台・並盛中で、初戦の対戦カードが発表された。ついに始まった第一戦は、晴の守護者…。了平とルッスーリアによる格闘技バトル! 戦いは、バトルフィールドの特殊性も加わり、ルッスーリアの優勢で進むが…。
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逆境をはね返す力
[vsヴァリアー編]左腕を痛め、更にライトの熱による脱水症状でピンチに陥った了平。圧倒的に不利な状況を覆すため残しておいた右拳で起死回生の技『極限太陽 (マキシマムキャノン)』を繰り出すが、それすらもルッスーリアの『メタル・ニー』に阻まれてしまう。右腕にまで酷い怪我を負い、倒れ伏す了平。彼を起き上がらせたのは、京子の涙と彼女と交わした幼い頃の約束だった。「俺は負けん!」妹を思う気持ちが『極限太陽 (マキシマムキャノン)』を完全なものにし、了平の右拳が光り輝く。その光は、ルッスーリアの絶対防御を打ち砕いた!
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20年後の雷撃
[vsヴァリアー編]雷雨の中、雷の守護者による第二戦は、呼び寄せた雷が地面を駆け巡る特殊フィールドで行われることとなった。ツナ側の守護者・ランボを案じるツナは何とか棄権させようと説得を試みるが、ランボは遊びと勘違いしたままフィールドに足を踏み入れる。果たしてツナが心配したとおり、レヴィとのバトルを開始した途端、雷が落ちランボは電流を浴びてしまった。即座に決着が着いたかに見えた戦いだったが、雷によるダメージをほとんど受けないランボの体質変異『電撃皮膚 (エレットゥリコ・クオイオ)』によって状況が一変する。
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奪われた大空のリング
[vsヴァリアー編]20年後の姿になったランボの勝利で終わるかと思われた雷の守護者戦だったが、もう少しのところで10年バズーカの効力が切れてしまい、元に戻ったランボはピンチに陥る。救出のため勝負に割り込んだツナの行為は妨害とみなされ失格、雷・大空ともにリングを没収される。だが、そのことを悔いるツナに、リボーンは仲間のために取った行動を肯定する言葉をかける。「オレ、もっと強くなりたい」仲間が傷つくのは嫌だ、そのために強くなる。自ら決意したツナに笑顔を向ける山本たちだったが、獄寺だけが浮かない顔をしていた。
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怒涛の嵐戦
[vsヴァリアー編]第三戦、獄寺とベルフェゴールによる嵐の守護者戦は、時間制限ありのデスマッチだった。場所は『ハリケーンタービン』によって突風が吹き荒れる校舎3階。両者とも飛び道具を武器にしているため風が最大の障害になると思われたが、ベルフェゴールはその風すらも利用し、獄寺に休むことない攻撃を浴びせる。『プリンス・ザ・リッパー』の異名どおりナイフを変幻自在に使いこなすベルフェゴールに対し、ダイナマイトでうまく攻撃できない獄寺。だが、見えないところから飛んでくるナイフの仕組みを解明。新技で反撃を開始する!
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戦う理由
新しく編み出した技『ロケットボム』でベルフェゴールにダメージを与えることができた獄寺だったが、自らの血を見たことによりベルフェゴールの異常性質が発露され彼の攻撃スイッチが入ってしまう。興奮状態になったベルフェゴールは本領を発揮、天才という名に相応しい体技と策により獄寺は段々と追い詰められていく。しかし、事前に彼の策を見抜き、対抗策で撃破! 倒れたベルフェゴールのリングを回収すれば獄寺の勝利は確定するのだが、執念と意地により無意識の行動を起こすベルフェゴールに梃子摺り……。
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最強無敵の流派
[vsヴァリアー編]次の対戦は、雨の守護者同士の勝負となった。山本にとっては、一度は敗れた相手スクアーロとの因縁の対決になる。修行に出ていた雲雀が壊れた校舎に怒り乱入するという場面もあったが、リボーンの思わせぶりな言葉により何とか事無きを得て場外乱闘による失格は免れる。雲雀と入れ替わりでやってきたディーノは、実はスクアーロがヴァリアーのボス候補だったこと、いくつもの流派を潰し吸収してきた剣豪だということを山本に教え、流派を超えなければ勝てないと忠告する。しかし父・剛は時雨蒼燕流こそが最強無敵だと告げ…。
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勝負の行方
父から渡された、時雨蒼燕流の型でしか使用できない刀『時雨金時』で戦うことを決めた山本。もう後がない第四戦、衆人環視の中、雨の守護者戦が始まる! バトルフィールドは、とめどなく流れ落ちる水によって次第に足場の確保が難しくなってくる『アクアリオン』。スクアーロの猛攻を時雨蒼燕流で凌ぐ山本に一安心するツナたちだったが、スクアーロの知己でもあるディーノは不安を抱いたままだった。ディーノの予感は当たり、攻めに出た山本の技はスクアーロに見切られ、更に守りの技も破られてしまう。
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鎮魂歌(レクイエム)の雨
[vsヴァリアー編]時雨蒼燕流は昔スクアーロが潰した流派だった!? 衝撃の言葉にツナたちは驚くが、山本は父の言葉を信じ、時雨蒼燕流で戦いを挑み続ける。しかしスクアーロの反撃は止まることを知らず、山本は右瞼を負傷、更に『鮫の牙 (ルビ:ザンナ・ディ・スクアーロ)』によって重傷を負い倒れてしまう。だが、スクアーロによる時雨蒼燕流八の型の説明が父から伝授された技と違ったことで、山本は時雨蒼燕流の真実と、父が言う『完全無欠最強無敵』の理由に気づき、スクアーロに再度剣を向けた!
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霧の守護者、来る!?
[vsヴァリアー編]未だ正体が明かされていない、ツナ側の霧の守護者。夜に迫った霧戦が気になって修行に身が入らないツナは、特訓場近くの駄菓子屋で意外な人物と再会する。一方、リボーンとコロネロが、アルコバレーノではないかと疑っているヴァリアー側の霧の守護者・マーモンも、何度術で探ろうとも阻まれてしまう対決相手の正体を訝しんでいた。ツナの霧の守護者は一体誰なのか? 正体不明のまま夜は更けていく…。その頃イタリアでは、家光が9代目との接触に成功していた。
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幻術vs幻術
[vsヴァリアー編]漸く姿を現したツナ側の霧の守護者は、見たこともない少女だった。出で立ちや手にしている武器、犬と千種がともにいることなどで、骸が少女に憑依しているのではないか、と獄寺は警戒する。しかしツナは、少女の中に彼女自身の意志を感じ取り、少女の希望するまま霧の守護者であることを認めた。クローム髑髏と名乗る少女は、骸が持っていた三又槍と六道の戦闘能力を使い、マーモンと互角の幻覚バトルを繰り広げる。だがマーモンは、更に奥の手を隠し持っていた…!
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霧の真実
[vsヴァリアー編]「舞い戻ってきましたよ…。輪廻の果てより」クロームの体を包んでいた霧の中から出てきたのは、あの六道骸だった! 本物の骸は復讐者 (ヴィンディチェ) の牢獄から脱走を試みて失敗した、という情報がマーモンの口から発せされたが、目の前の骸はどう見ても偽者には見えない。繰り出す技や能力も半端なく、アルコバレーノの力を解放したマーモン=バイパーと骸が織り成す壮絶な幻術に、見ていた周りの方が不調を訴え出す。その中でツナは、骸の記憶と同調、彼の現状と真実を知ったのだが…。
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一抹の不安
[vsヴァリアー編]最後の守護者戦、雲のバトルが行われる朝。悪夢を見たツナは、雲雀の様子が気になって仕方がなかった。雲雀の強さを信じつつもどうにも落ちつかず、彼の調子を聞くべくディーノの元へと向かう。雲雀のことを語った時のディーノの自信に満ちた笑顔と自分と同じような行動を取っていた獄寺たちの安らかな寝顔に一安心するツナだったが、何故かリボーンだけは厳しい顔で『もしも』の時について考えることを促す。一方イタリアでは、ゴーラ・モスカに類似したかつての軍兵器の研究室をオレガノたちが見つけていた。
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雲の守護者の暴走
[vsヴァリアー編]雲のリング戦の決着は一瞬でついた。呆気にとられる周囲を余所に、雲雀は、この戦いの原因でありこの場で最も強いXANXUSに戦いを挑む。しかし、雲雀の挑発に対し不可解な行動を起こしたXANXUSの顔には、争奪戦負け越しという結果にも関わらず何故か愉快そうな笑みが浮かんでいた。その頃、死ぬ気の零地点突破を習得するため特訓を続けていたツナは、ついに、技の完成まで漕ぎ着けていた。初代ボンゴレのみが成しえたといわれている技の意外さに驚くツナたちだったが、すぐに争奪戦の舞台、並盛中に急ぐ…!
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決意
暴走するゴーラ・モスカを一刀両断したツナ。一見、事態は収束に向かったかと思われた。だが、その瞬間に暴かれたXANXUSの企みに、ツナもリボーンも愕然とし言葉を失う。残酷な事実と張り巡らされていた罠。確かに存在していた温もりが消えそうになったとき、ツナは決意の瞳でXANXUSに告げた。「おまえに9代目の跡は継がせない!」 ツナの覚悟とXANXUSの怒り……衝突の場は、チェルベッロ機関による取り仕切りの元、ボンゴレリング争奪戦の最終戦・大空のリング戦と位置づけられることとなった。
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ごくでらのはなし
[vsヴァリアー編]雷のリング戦以来眠ったままだったランボが、一時的に意識を取り戻した。夕方、その祝いと見舞いのため病室を訪れた獄寺は、ちょうど目を覚ましたランボにこれまでの経過について語り出す。唐突な始まり…。そして、各々の短いながらも濃い、特訓と戦いの日々。ランボ本人の自覚はなくとも当事者として深く関わることとなったボンゴレリング争奪戦は、XANXUSとツナの戦い・大空戦で佳境を迎えることとなる…。
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大空戦、始まる!
[vsヴァリアー編]リング争奪戦、最後の戦い…。ツナとXANXUSの直接対決の日。決戦前、ランボの部屋に見舞いに行ったツナは、そこでリボーンからレオン特製並盛中制服型マフィアスーツを渡された。それを身につけ、大空戦が行われる並盛中に向かうツナ。そこには、続々と各守護者も集結していた。どうやら皆、チェルベッロ機関に強制招集をかけられたらしい。病院にいるはずのランボまで連れて来られ憤慨するツナだったが、大空戦はチェルベッロ機関の提示するルールの下、6つのリングと守護者の命がかけられた戦いとなった。
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憤怒の炎
[vsヴァリアー編]守護者全員に注入された毒・デスヒーター。配られたリストバンドに内蔵されていたその毒は、30分以内に解毒しないと死に至る代物だった。守護者の命を背負っての戦いとなった大空戦は序盤から激しい攻防が繰り広げられ、XANXUSから放たれる『憤怒の炎』に、ツナは炎のコントロール力で対抗。一度は突き破った憤怒の炎だったが、XANXUSはついに隠し持っていた二丁拳銃を手に取った! その頃イタリアでは、まだボンゴレ総本部を脱出出来ずにいた家光が、9代目とツナが初めて会った日のことを思い出していた…。
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援護する者たち
[vsヴァリアー編]憤怒の炎を上回る凄まじい銃の威力に、徐々に苦戦を強いられ始めるツナ。更に、ヴァリアー側の守護者がXANXUSの施しにより解毒されてしまう。だが、動き出したベルフェゴールの前に、自力で復活を果たした雲雀が現れた!「雲は嵐を巻き起こす」リボーンのその言葉どおり、雲雀の行動によって獄寺も毒から抜け出し、ランボ救出のためレヴィと対峙することとなる。それぞれが心強い援護となり、XANXUSとの対決に集中できるようになったツナだったが、XANXUSの繰り出す攻撃に追い詰められてしまう。
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死ぬ気の零地点突破
[vsヴァリアー編]XANXUSからの攻撃は止まることを知らず、窮地に立たされたツナは『零地点突破』を試みる。発動させるため集中したツナの炎がノッキングするように不規則に瞬き始めたのを見て、『零地点突破』を知らないはずのXANXUSが何故か顔色を変えた。躍起になって阻止しようとするXANXUSに集中を乱され、なかなか技の発動まで漕ぎ着けられないツナ。そこに、XANXUSの『怒りの暴発 (スコッピオ・ディーラ)』が直撃する! 一方、大空戦に姿を現さずにいたディーノは、ツナの助けとなるべく別行動を取っていた。
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零地点突破・改
[vsヴァリアー編]成功したかに見えた『死ぬ気の零地点突破』は、XANXUSに一蹴されてしまった。「零地点突破はそんな技ではない!」まるで見たことがあるかのように断言するXANXUSの言葉に衝撃を受ける一同。だが、リボーンは冷静に分析し『零地点突破』とは技ではなく1つの境地であることを導き出す。ツナは初代が編み出した技とは違う『ツナの技』を獲得したのだろう、と。相手の力を吸収する技だけではXANXUSに勝つのは難しいと判断したツナは、超直感によって見つけ出した『零地点突破・改』を実行しようとするが…。
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駆け引き
クロームを助けるため体育館に足を踏み入れた獄寺と山本だったが、彼女は既にベルフェゴールとマーモンに捕らわれていた。リングとクロームの交換を持ちかけられた獄寺は、その申し出を跳ね除けようとする。だが、山本はある計略を持ってマーモンたちの言い分を聞き入れた。山本の機転で形勢は一気に逆転したかに見えたが……。一方、怒りを増幅させたXANXUSが繰り出す炎の威力は計り知れず、ツナの技を持ってしても吸収しきれるものではなかった。銃を捨て真正面から向かってくるXANXUSに対し、ツナも真っ向勝負で炎を受けて立とうとするが……。
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凍りつく炎
[vsヴァリアー編]XANXUSの両手は、死ぬ気の炎を封じる技『零地点突破・初代エディション』によって氷づけにされた。初代ボンゴレが編み出したその技をツナが使用できたことに憤るXANXUSだったが、ツナは冷静に、XANXUSが昔、9代目から同じ技を受けていたはずだと指摘する。諦めず向かってくるXANXUSに彼の憤怒の理由を問いかけるツナ。だが、彼はその答えを口にしようとしない…。8年前の『揺りかご』で何があったのか、真実が明かされないまま戦いは決着へ向かう!
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怒りの真相
[vsヴァリアー編]ボンゴレリング自身にも、秘められた力がある―。マーモンのその言葉どおり、7つの完全なるリングが揃った時、死ぬ気の炎とは逆の力を持つ零地点突破の氷を溶かすことができる炎がリングから出現した。更に、継承されたリングは、大いなる力を正統後継者『ブラッド・オブ・ボンゴレ』に授けるのだと言う。炎によって溶かされたXANXUSにリングが渡るのを、戦いで気力を使い果たしたツナは止めることができない。駆けつけた獄寺たちも一歩間に合わず、XANXUSに装着された全てのリングから光と力が溢れ出した…!
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決着!
迫り来る桔梗に対し、基地ユニットを起動させ必死に逃走を図る入江とスパナ。山本が敵ターゲットのデイジーに接近している現状で重要なのは、山本がデイジーを倒すまでとにかく逃げ切ることだと判断したのだ。しかし、敵の基地ユニットは頑丈なバリアで守られていて、なかなか破れない。ツナもいまだトリカブトの幻覚空間から抜け出せないでいる。獄寺が駆け付け、必死に桔梗を食い止めようとするが、匣を封じられてしまった状態ではそれも叶わず、あえなく突破されてしまう…!
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ふるえてゴースト
[日常編]リング争奪戦も終わり平和を満喫しているツナに、リボーンは季節外れの肝試しを持ちかけてきた。最初は嫌がっていたツナだったが、京子も参加すると知り、一緒にペアを組めればと乗り気になる。だが実際墓場に着くと、ツナとランボ以外の参加者は脅かす側に回っていた。ツナは落胆するが、京子に臆病者と思われるのが嫌で、仕方なくランボと一緒に不気味な墓地内を進むことに。しかし途中ではぐれてしまい、次に再会したときランボは大人ランボに入れ替わっていた。何故か、いつもと少し様子が違うように見えた大人ランボだったが…。
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ボンゴレ式授業参観
[日常編]授業参観。勉強が苦手なツナにとって嫌な思い出しかない行事の日。願いも虚しく、わからない問題に当てられてしまったツナは、とにかく適当に答えようと口を開く。だが、そんなツナを家庭教師のリボーンが許すはずもなく、親に紛れて背後から、ツナが正解を導き出すよう目を光らせていた。しかしそこにランボたちが乱入してきて授業参観は滅茶苦茶に! 終いにはビアンキを見て倒れた獄寺を運ぶため、担任が中座してしまう。動揺が走る教室。その時、教壇にある男が立った!
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ハッピー?ウェディング
ある日、ツナに結婚式の招待状が届いた。そこに書かれていた新郎新婦の名は、リボーンとビアンキ! どうやら、奈々が先日、結婚式の写真を見つけたことが発端となり、ビアンキの結婚熱が上がってしまったらしい。リボーンが承諾するはずがないだろう、と最初は信じていなかったツナだが、教会でウェディングドレスに身を包んだビアンキを見て、挙式は本当のことなのだと気づく。だが、リボーンに祝いの言葉を伝えるため新郎控え室に足を踏み入れたツナは、そこでディーノから驚きの事実を聞いてしまう……!
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とんでも犯罪3兄弟
[日常編]奈々の財布が掏られた! 晩ご飯の恨みのため、リボーンと居候たちが犯人逮捕に立ち上がる。勿論ツナも駆り出され、奈々の護衛も兼ね揃って商店街を闊歩する沢田家一行。だが、いつしか護衛より、各々欲しいものを奈々に強請る方に意識がいってしまう。そんなツナたちに、ある兄弟が目をつけた。最近巷を騒がせている、犯罪3兄弟。その三男は、昨日奈々の財布を掏った張本人だった! また奈々をカモにしようと近づく三男だったが、彼を見たイーピンが突然、ある行動に出る。
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入江正一の災難
[日常編]いつもの様にリボーンに攻撃をあしらわれたランボが、吹っ飛ばされた勢いで近所の家に入り込んでしまった。その家の少年・入江正一は、ランボが所属するボヴィーノファミリーから届けられた謝礼の品が入った箱を返すため、沢田家を訪れる。だがそこでは、日常からかけ離れた出来事が次々と起こっていた! 民家の庭で季節外れの日光浴をする美女、流暢に喋る赤ん坊、爆発するこども、怪しげな黒塗り高級車…。おかしな連中によって引き起こされるおかしな事態に、入江正一は混乱状態に陥り箱を返すどころではなくなってしまう。
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気迫で勝負!絶対魔拳
[日常編]並盛町に道場破りが現れた。現場を目撃した京子とハルは、こどもにも容赦しない道場破りのやり方に怒りを覚える。だが咄嗟に何もできず悔しい思いをする二人。そんな彼女たちに、リボーンはツナがその道場破りをやっつけると宣言した。当然、嫌がるツナだったが、京子の悲しそうな表情を見て断ることができず、なし崩し的に修業を開始することとなる。リボーンがツナに授けようとしている技の名は『絶対魔拳』。だが、どんな拳法なのか尋ねても、何故かリボーンは口を開こうとはせず…。
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退学クライシス
[日常編]理科のテストの返却日、成績の悪い生徒を馬鹿にしている嫌味な教師・根津は、悪い点を取ったツナの答案用紙をクラスのみんなに見せびらかすという所業に出た。ツナを嘲った根津に腹を立てた獄寺は彼に詰め寄るが、ツナと山本に止められ直接危害を加えることはできなかった。だが、その拍子に自分で勝手に転倒した根津はツナたちのせいで怪我をしたと憤慨し、彼らを退学にすべきだと言い出す。京子の歎願のお陰で、元々の原因である理科の再テストを受け良い点を取れば許してもらえることになったのだが…。
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母さん感謝の日
【シーズン3 最終話】急に、皆に招待状が配られた。差出人はリボーン。『ボンゴレ式ママン感謝の日パーティご招待』リボーンが開いたこの催しは、いつも世話になっている奈々をもてなすためのものだった。だが、ボンゴレ式と名のつくものが普通であるわけもなく、今回のパーティも一般的なものとは一味違っていた。隠し芸を披露した人間に奈々が点数をつけていき、優勝者を決めるというのだ。しかも優勝者の願い事達成率は、何と100%! それぞれ自分の願いを叶えるため、沢田家の居間は欲望渦巻く真剣勝負の場となった!
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10年後の世界
[未来編] ひょんなことから、10年バズーカに当たってしまったリボーン。だが、何故か10年後の姿は現れず、そのまま行方不明になってしまう。獄寺たちにも協力してもらいリボーンを探すツナだったが、どこにも見当たらず…。原因である10年バズーカについて尋ねようにもランボでは心許無いと考えたツナは、大人ランボを召喚することを思いつく。早速、ランボに10年バズーカを出すよう頼みこむツナ。だが、ランボは渡すことを拒否、10年バズーカの取り合いになってしまう。そのまま二人で揉み合っていた、その時…!
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アジト
[未来チョイス編] ボンゴレアジトに10年後ディーノがやってきた。自分の匣兵器である天馬 (カヴァッロ・アラート) にまたがった雄姿は10年間の月日を感じさせる。リボーンが匣の修業を明日まで待てと言ったのは、ディーノの力を借りたかったからだそうだ。しかし、部下のロマーリオがそばにいないディーノは、10年前と変わらずドジばかり。ツナ達の修業のために特別な匣を持ってきたようだが、それが原因で、ボンゴレアジトはとんでもない大パニックに陥ってしまう…!
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守護者探し
[未来編] 未来の並盛に来てしまったツナと獄寺。そこでは、ボンゴレファミリーが壊滅状態に陥る事態となっていた。敵は白蘭をボスとするミルフィオーレファミリー。ボンゴレを殲滅しようと動いている彼らは、ファミリーの人間だけでなくその関係者にまで手を伸ばしているらしい。ボンゴレアジトで無事合流できたリボーンと10年後の山本から聞いたその悲惨な状況に、ツナの混乱は頂点に達する。奈々や京子を心配して取り乱すツナに、リボーンは守護者探しを提案。10年後山本とともに捜索に出たツナたちだったが…。
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覚悟の炎
[未来編] 漸く見つけた京子が、突如10年前の姿と入れ替わってしまった! 慌てるツナに、ミルフィオーレの刺客、太猿が襲いかかる。その頃、京子とほぼ同時に、山本・ハル・ランボ・イーピンも10年前の姿になっていた。頼みの山本が肝心なところでいなくなり、焦る獄寺。一先ず逃げようとするが、野猿が見逃すはずもなく攻撃を喰らってしまう。何とか直撃は避けたが、反撃をしようにも匣と死ぬ気の炎を使う未来の特殊な戦闘に、これまでの攻撃方法は通用しない。絶体絶命のピンチに陥った時、獄寺の脳裏に10年後山本の残した言葉が浮かび…
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過去への手がかり
[未来編] 太猿との戦闘によって負傷したツナ。更に、京子だけでなく山本やハルたちも10年前の姿と入れ替わってしまったことを知り、ツナの混乱はピークに達する。だが、10年後獄寺が所持していた手紙…。そこに書かれていた指示の本当の意味に気づいたことにより、八方塞がりだった状況は一歩前進する。獄寺や山本、京子たちの前向きな姿勢にも勇気づけられ、ツナは今自分ができるだけのことをしよう、と心に決めた。その頃、写真の男・入江正一はミルフィオーレ日本基地で、第3部隊隊長であるγとの邂逅を果たしていた。
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最初の試練
[未来編] ラル・ミルチによる特訓が始まった。この時代の戦い方を習得するために欠かせない、匣とリング、波動についての説明を受けるツナたち。その後、実践練習として、まずリングに炎を灯すことを義務づけられる。獄寺と山本はすぐに実行に移せたのだが、ツナだけが何度やってもうまくいかない。炎をリングに灯すために必要な覚悟が足りないのか、と悩むツナ。だが、リボーンの言葉によって引き出された彼の飾らない思いに、リングは応え…。一方、イタリアでは、白蘭が驚くべき言葉を呟いていた。
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不協和音
京子がアジトの外に出てしまった。どうやら了平の安否を気遣うあまり起こしてしまった行動のようなのだが、外にはミルフィオーレが大勢うろついているため、一刻も早く京子を探し出さなければいけない状況に陥ってしまう。京子の不安に気付けなかったことを悔やむツナ。同時に起こったヒバードからの救難信号の件と合わせ、2つの事件をどう対処するか決断を迫られたツナは、動ける人間……ツナ・獄寺・山本・ラルの4人を二つのチームに分け、同時解決を目指した。しかし……。
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コンビネーション
[未来編] 山本を撥ねつけ、一人でγと戦うことに拘った獄寺。その頑なな様子に、さすがの山本も腹を立て見物を決め込む。だが、γとの力の差は想像以上で、獄寺はすぐに追い詰められてしまった。最大の危機が迫った獄寺の前に、それまで一切身動きを取らなかった山本が現れ…。同刻、京子の探索のため街を駆け回っていたツナとラルは、意外な人物によって匿われていた京子を発見した。無事を確認しほっとするツナ。しかしラルは、途中で見かけたγの進行方向から、今、獄寺たちが危険な状態になっている、と推測。2人は直ちに神社へと急ぐが…。
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最強の守護者
[未来編] γの不意の攻撃に倒れる山本。特殊匣の力のお陰で獄寺と山本の攻撃を防いでいたγは、2人の会話に出てきた『ボンゴレ10代目』のことを聞き出すため、獄寺に迫る。しかし、痛めつけられても頑として口を割らない獄寺に見切りをつけ、γは山本諸共消し去ろうとするが…。「君はここで、咬み殺す」 獄寺と山本のピンチに現れたのは、10年後の雲雀だった! 並盛の風紀を乱す輩は許さない――。相変わらずな行動原理によって、雲雀はγに戦いを挑む。その頃、入江のところにボンゴレリングの反応に関する報告が入り…。
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もたらされた情報
[未来編] 漸く並盛神社に辿り着いたツナたちを出迎えたのは、10年後の雲雀だった。頼もしい人物との再会に笑顔になるツナだったが、獄寺と山本の怪我の状態に言葉を無くす。未来に飛ばされ動揺していたのは自分だけではなかったことに気付き、己の未熟さを痛感するツナ。だが、そんなツナにリボーンは、励ましともとれる言葉を投げかけた。一方、花に匿ってもらっていた京子は、迎えにきたラルとともにアジトに戻る。同じ頃、情報収集に出ていたビアンキとフゥ太が帰ってきたとの知らせが入り…。
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遠すぎる家路
[未来編] 京子も無事戻り、ビアンキとフゥ太が集めてきた情報をもとに、当面の目標に向かって特訓を開始するツナ。そんな最中、イーピンが熱を出して倒れてしまった。発見した京子とハルは、ジャンニーニに薬を出してもらい看病するが、なかなか熱は下がらない。医者に診せるべきだ、と主張するハルに外は危ないと反対する京子だったが、良くならないイーピンの様子とハルの言い分に負け、外に出る手伝いをしてしまう。事態にいち早く気づいたビアンキが、ハルとイーピンの後を追うが…。
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アジトはどこだ?
[未来編]ランボが、ペロペロキャンディーが食べたいと騒ぎ始めた。アジトにある蓄えの中には、当然だがそんなものはない。ペロペロキャンディーのために脱走しようとまでしたランボに、一先ずは飴を与えてその場は乗り切ったのだが…。同日、外の様子を窺うためのモニターの1つが、配線の破損により使用できなくなってしまった。修理するにはアジトの外に出なければいけない。その任を引き受けたフゥ太は、この10年後の世界の人間である上、情報集めのため外に出ていることも多いため、安心だと思われていた。だが…。
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最恐の家庭教師
[未来編] γ戦から約2週間後、ツナに新しい特訓が課せられることとなった。獄寺と山本も、漸く傷が癒えたため特訓に参加。それぞれに家庭教師がつくこことなる。山本にはリボーン、獄寺にはビアンキ…。意外すぎる組み合わせに驚く一同だったが、更に、今まで通りツナを指導すると思われたラルが、ツナの家庭教師を降りると言い始めた。もっと飛躍的な成長を促すため―その理由によって新しくツナにつくことになった家庭教師は、何と雲雀だった! 個別の修業が始まって早々、ツナは雲雀の匣技によって、密閉空間に閉じ込められてしまい…。
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継承
雲雀によって密閉空間に閉じ込められたツナ。脱出を試みるがうまくいかず、球体の中の空気が先になくなりかけてしまう。ハイパー状態も解け、万事休すとなったツナだったが、意識を失いそうになったその時、ボンゴレリングが急に光り出した。その光は、ツナにボンゴレがこれまで行ってきた非道ともいえる行いを見せ……。一方、球体の外では、やめさせるように訴えるラルに、リボーンと雲雀が『ボンゴレの試練』について説明をしていた。
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7³(トゥリニセッテ)
[未来編]『ボンゴレの試練』を乗り越え、Xグローブの新しい形態、Ver.V.Rを得たツナ。球針態を壊したツナに、雲雀が容赦なく襲いかかる。威力を増したXグローブで挑むツナだったが、その能力を中々使いこなすことができず、雲雀に良い様にあしらわれてしまう。ピンチになったツナは、最後の手段として意外な行動に出る…! その頃、イタリアのミルフィオーレ本部では、白蘭と主要メンバーである17部隊の隊長たちによる会議が開かれていた。
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悲しみのピアノ
[未来編] 匣の謎とそれに纏わる諸説についての説明がなされ、雲雀・ラルとツナ、リボーンと山本、ビアンキと獄寺、それぞれの修業が本格化し始めた! ハードな内容に毎日疲れ果てている三人だったが、その中、どうにもうまくいっていない獄寺は、日に日に一人で行動するようになってしまう。様子がおかしいことを心配するツナに、リボーンは獄寺の過去を語り始め…。同じ頃、ミルフィオーレのグロ・キシニアが日本に向かって旅立っていた。
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雨フクロウ(グーフォ・ディ・ピオッジャ)
[未来編] ツナたちと同じように10年後の世界に飛ばされていたクロームは、一人状況のわからぬまま黒曜ランドで日々を過ごしていた。そこに、グロ・キシニアが単独で乗り込んでくる。10年後のクロームと何やら因縁があるらしいグロは、クロームへの歪んだ執着を見せる。10年後の骸を倒した、と告げる彼に、クロームは立ち向かうが、幻覚が効かずピンチに陥る。だが、突然、懐かしい声が頭に響き…。
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信じるもの
グロの匣兵器である雨フクロウに憑依した骸の助言により、霧のボンゴレリングに炎を灯して戦うクローム。だが、パワーアップした幻術もグロには通用しなかった。打つ手なしかと思われたとき、骸がクロームに問いかける。「おまえの一番信じるものは何ですか?」 二人の力が合わさり、出現したのは……! その頃、ツナたちのアジトでは緊急暗号通信を知らせるサイレンが鳴り響いていた。コードは暗殺部隊のものだというのだが……。
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委ねられた選択
[未来編] ボンゴレのアジトが見つからず、焦る入江。そこに、グロが重傷を負ったという情報が入ってきた。タイミングよく繋がれた白蘭からの通信で、グロが倒された場所・黒曜ランドへ向かうよう指示したのが彼ではないことが判明する。待機しているはずのグロの行動を訝しんだ入江は、誰からの情報なのか、黒曜ランドで一体なにがあったのかを問い正すためグロの元へ向かったのだが…。同じ頃、ボンゴレのアジトに、あの男が足を踏み入れていた!
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緊急警戒レベルD
[未来編] 10年後の了平によってもたらされた大規模な作戦。それに参加するかどうかの決断を迫られたツナは、一日の猶予をもらう。思案しながら、一先ず修業に戻ろうとしたツナと獄寺たちだったが、廊下で出くわしたランボの手榴弾がひょんなことから爆発、アジト内に警報が鳴り響く。初めてのことに驚く一同だったが、ジャンニーニによるとアジト内のセキュリティは5段階に分けられているらしい。良い機会だからとツナたちが説明を受けていた矢先…。
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暴かれた正体
[未来編] ランボの起こした騒ぎも収まり、修業を再開したツナたち。だが途中、ツナはラルから急に他の面子の修業を見に行くよう指示される。首を傾げながらも、まずは山本のところに顔を出したツナ。調子はどうかと特訓場所である道場を覗くと、そこではリボーンと山本の激しい修業が行われていた。だが、成果はまだまだ出ておらず、山本はリボーンにあしらわれている状態。しかも、獄寺はどうかと彼の特訓場・ストームルームに足を運ぶと、そこにはビアンキしかおらず…。
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決断
クロームの容体が急変した。骸の幻覚によって補われていた内臓が壊れだしたのだ。骸に一体何があったのかも、どうすれば良くなるのかもわからず、苦しむクロームの前でただ焦ることしかできないツナ。そこに雲雀が現れ……。何とか持ち直したクロームだったが、彼女の病状悪化により5日後のミルフィオーレ日本基地への突入はより厳しい状態となった。更に、芳しくないラルの体調をリボーンが看破する。悪条件が重なる中、ツナが出した答えは……。
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X(イクス)バーナー
[未来編] 5日後の作戦決行のため、雲雀との特訓を続けるツナ。しかし雲雀は「いつまで草食動物の戦い方をするつもりだい?」と言い放ち、相手にしてられないとでも言うように自室に引き上げてしまう。取り残されたツナは思考を巡らすが、XグローブVer.V.R.を使いこなす方法が思いつかず行き詰ってしまう。そんな時、必殺技のアイディアを与えてくれたのは、いつもはウザイだけのランボと、ハルだった。支えがあるから力が出せる…。ツナはその思いを新しい技に託す。
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大追跡
[未来編] スィステーマCAIの完成は見えた、と豪語する獄寺。だが問題は突然現れた謎の仔猫だ。仔猫は全く懐かず、獄寺から逃げまわり、アジト内での追いかけっこが始まってしまう。必死で追いかける獄寺。脳裏には今までに起こった様々なことが浮かんでは消える…。だが、作戦決行を間近に控えた彼らに感傷に浸っている暇はない。「入江正一をぜってー倒す!」決意も新たに、獄寺はまた仔猫を追って走り出すのだった。
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宣言
回線が復活し、やっと連絡が繋がった白蘭。心配していた入江は、いつものように飄々としている彼に半ば呆れつつ状況を訊く。ニコニコとマシュマロを頬張る緊張感のない白蘭の態度とは裏腹に、状況はかなり切迫していた。ボンゴレにミルフィオーレ日本支部のアジトの情報が漏れたのだ。それを聞かされた入江はマーレリングを取り出し「僕が直接やりますよ」――今までの頼りない態度とは一変して冷徹な表情を見せた……。
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最終試練
[未来編] 山本の修業もやっと次の段階に入った。だがリボーンは、これ以上の高度な剣技は自分が教えるには限界があると、代わりにDVD-BOXを取り出す。再生してみると…。「う゛お゛ぉおい!」聞き覚えのある声が飛び出した。『剣帝への道』と題されたそれは、スクアーロが未来の山本に見せるために自分の100番勝負を記録したものだった。その姿に夢中になり、画面を食い入るように見つめる山本。映像を通して、スクアーロが山本に伝えたかったこととは…?
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突入前夜
[未来編] ミルフィオーレのアジト・メローネ基地への突入を明日に控えた夜。京子たちは明日の男子の大仕事に向けて、ご馳走をつくる準備をしていた。獄寺、山本も、それぞれの特訓の成果が出て、準備万端といったところだ。ところがツナは一人でアジト内を慌ただしく駆け回り、何かを探している。以前京子にもらったお守りを失くしてしまったのだ! 一方、10年後の了平たちは雲雀のアジトで決戦前の最後の会議を開いていた。草壁がハイパーコンピューターにより算出した明日の作戦の成功率は、想像を絶する数値だった…。
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夜襲
ついに入江がボンゴレアジトへの侵攻命令を下した! その頃ツナたちは、ご馳走の後片付けの手伝いをしていた。京子たちに促され先にベッドへ向かうツナ、獄寺、山本。明日への気合も充分に眠りにつく。しかしミルフィオーレ強襲部隊は闇の中で徐々にその数を増やしながら、ボンゴレアジトとの距離を縮めていた。やがて、アジト内に響き渡る奇妙な音で目を覚ましたツナたちだったが……!?
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作戦開始
[未来編] ミルフィオーレ強襲部隊のボンゴレアジト突入は成功したかのように見えた――が、彼らを持ち受けていたのは巨大なトラップと、死ぬ気の炎を纏ったトンファーを構えてたたずむ雲雀だった。大勢を相手に一人では無理だと、助けに向おうとするツナだったが「雲雀の行動に報いたければ、殴りこみを成功させろ」とリボーンに制止され、敵アジトへの道のりを急ぐ。雲雀の強さを信じて…。
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第一関門
[未来編] メローネ基地への侵入に成功したツナたち。無数に設置してあるセンサーを潜り抜け辿り着いた先で彼らが出くわしたのは、頭の悪そうな大男だった。男はツナたちを紛れ込んだ一般人だと思い込んだが、かまわず大砲のような武器を向けてきた! 難なく攻撃をかわされ腹を立てた男は、今度は匣から巨大な槍を出して襲いかかる。――男の正体は『アラッタッコ (一番槍)』の異名を持った、ミルフィオーレ随一の突破力を誇るデンドロ・キラムだった。
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因縁の魔導師(マジシャン)
[未来編] デンドロ・キラムとの一戦でケガをしたツナの傷口を、晴属性の死ぬ気の炎で焼き、治す了平。晴属性の特徴である『活性』で、自然治癒力を数百倍に呼び起こしたのだ。一方、前回の戦いで雲雀に敗れたγは、アジトの片隅で酒に溺れる日々を送っていた。そんな彼のもとを幻騎士が訪れた。強張る空気の中、二人の間で交わされる会話とは…。その頃入江へと近づくツナたちの前には、魔法使いのような格好をした少年が立ちはだかっていた。
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後悔
第8部隊副隊長・魔導師の人形(マジシャンズドール)ジンジャー・ブレッド。彼はどうやらアルコバレーノの謎について知っている様子だ。 匣兵器 『晴クモ(ラーニョ・チエル・セレーノ)』の攻撃を受け、弱っているラル・ミルチの姿を見て、彼は楽しそうにコロネロの思い出話を始めた。コロネロの、最期の話を……。それを聞かされ、ラル・ミルチの脳裏にある記憶が蘇る。それは、アルコバレーノが生まれた日――運命の日の記憶だった。
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教え子たちの成長
[未来編] 突然メローネ基地内に鳴り響く警報。ジンジャー・ブレッドの通報により、ツナたちが侵入していることが入江に知られてしまったのだ! 巨大なモニターに映し出されるツナの画像を見つめ、立ち尽くす入江。モニターに細工をされていたことや、格納庫でのデンドロ・キラムとの対戦など、今まで見過ごしていた全ての情報が入江のもとに舞い込んでくる。焦りを募らせる入江がツナたちのもとに向かわせた刺客は、ブラックスペルのスパナだった。細身の彼の後ろにたたずむ巨大な4体の影とは…?
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絶体絶命
用水路でスパナの操作するストゥラオ・モスカの攻撃を受けて、水に沈められてしまうツナ。水中で必死に戦うも、息が続かない。どうにか水から脱出し、死ぬ気の零地点突破・初代エディションを使ってストゥラオ・モスカを凍らせるが、その腹部から噴射される炎は氷を突き破ってツナに襲い掛かる! しかし、それを見たツナは小さく呟く 「こいつを待っていたぜ」――そして死ぬ気の零地点突破・改を繰り出した。一方スパナは戦いの勝敗よりも、ツナの繰り出す技に興味を持ち始め……。
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漢(おとこ)の匣(ボックス)兵器
[未来編] ボンゴレアジトとツナの通信が途絶えてしまった。ツナの安否を気遣うフゥ太たちだが、アジトからでは助ける手立てもない。一方、入江は侵入したツナたちの人数を正確に把握し、選出した隊員を然るべき施設に配置して着々と迎撃に備える。しかし、ホワイトスペルのバイシャナは、同じブロックに配置されたブラックスペルのニゲラに攻撃を仕掛け始めた! その場に飛び込んでしまった獄寺たちは、衝撃的なものを目の当たりにする…。
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囚われ
[未来編] ツナとの通信が途絶えたのは、通信機の故障ではなく位置が深すぎて電波が届かないためだと言うジャンニーニ。予定通りメローネ基地の深部まで侵入できたということだろうか、それとも何かアクシデントがあったのだろうか? アジトに残された者たちの心配は尽きない。一方その頃ツナは気を失い、平和な日々の夢を見ていた。お茶を淹れてくれる母親、笑顔の仲間たち…。辺りを包む芳しい日本茶の香りに目を覚ますと、そこには―。
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メローネ基地の秘密
[未来編] 不利に見えた戦いだったが、了平の晴の炎による攻撃が効果を現し始める! 追い詰められたバイシャナから緊急通信を受けた入江は、研究室の安全確保のため、ついに自らの匣兵器を使う決意をするのだった…。
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敵はタコヘッド
[未来編] 入江の所業により、山本、ラル・ミルチと分断されてしまった獄寺、了平。壁に遮断されていまい、山本たちの救出へ向かうこともできない。混乱し苛立つ獄寺だったが、ほどなくして後方のドアが自動的に開いた。顔を見合わせる獄寺と了平―「罠か?」匣兵器の瓜を偵察に向かわせようとするが、瓜は全く言うことを聞かない。しかたなく警戒しながら歩を進めていくと、通路の奥から不気味な笑い声が聞こえてきた。そこに待ち構えていたのは、ミルフィオーレの新たな刺客だった…!
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ブーメランの罠
[未来編] 獄寺、了平と分断されてしまった山本とラル・ミルチ。しかもラルはジンジャーとの戦いで気を失ったまま意識を取り戻す兆しが無い。ラルを背負い、基地内を彷徨う山本は、パイプの入り組んだ狭い空間に迷い込んでしまう。そこで突如として山本に襲いかかってきたのは死ぬ気の炎を纏ったブーメラン! 待ち構えていたのは、入江によって配置されていた新たな刺客だった。容赦なく四方八方から襲いかかるブーメラン。だが狭い空間では時雨金時が使えない。追いつめられた山本は、ある策をひらめいた―。
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電光、再来
[未来編] 入江により再びメローネのブロックが移動され、獄寺とγは、因縁の再会を果たした。獄寺の脳裏に、γに惨敗した記憶が蘇る。一方γは、メローネ基地のからくりに気づき、それを獄寺たちに語り始めた。余裕の表情のγだが、入江に対しての不信感がつのり、心中穏やかではない。だが「このバトルには感謝する」―そう呟き、彼は眼光を鋭くした。真っ先に飛び出した獄寺だったが、了平の晴の炎で強化された縄で制されてしまう。了平は、ここは大人の自分が戦うと獄寺に言い聞かせ、γの前に歩み出る…!
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嵐の守護者、立つ
[未来編] 圧倒的な強さを見せつけるγ。それでも了平は、高速自己治癒力でダメージを回復しながら戦いを続けていた。獄寺は、了平の晴の炎で強化された縄に自由を奪われつつもどうにか匣から瓜を出し、縄を噛み切るよう命令する。だが瓜は全く言うことを聞かず、γに向かって行ってしまった! それを止めて、瓜をγの攻撃から守る了平だが、直後にγの容赦ない攻撃を受け、倒れてしまう。γが了平にトドメの一撃を放ったその瞬間、獄寺がスィステーマC.A.I.を起動した!
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スィステーマCAI
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覚悟の差
[未来編] Xバーナー完成のため、スパナの協力を受けるかどうか悩むツナに、ジャンニーニは通信機から猛烈に反対をする。敵の技術者は信用できないというのだ。その頃、獄寺は5つの波動を使い分けた攻撃で、γを追い詰めていた。一時的に物陰に隠れたγは、懐から大切そうに、ある匣を取り出す。それは幻騎士が、ブラックスペルのボス・ユニに頼まれてγに渡したものだった。その直後、γを倒そうと追い立てる獄寺の頭上に現れたのは、ひときわ大きな雷の炎を纏った、黒い狐の匣兵器だった…!
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嵐の逆襲
[未来編] 漢我流の腹から飛び出した巨大なヒョウのような匣兵器―その正体は、晴の活性で成長した瓜だったのだ! γの匣兵器・黒狐 (ネレ・ヴォールピ) は、さらに雷の炎を大きくして獄寺たちを威嚇する。どうやらまだ膨大な力を温存しているようだ。成長した瓜は負傷した獄寺を覆うように立ち、黒狐に向かっていく。その姿を見て獄寺は、瓜もまたスィステーマC.A.I.の一部だと確信する。ボンゴレの覚悟を胸に、獄寺の怒涛の反撃が始まった―!
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姫の決意
獄寺の攻撃を受け、γは自らのボス、ユニと初めて会った日に思いを馳せる。それは、ブラックスペルの基盤となったジッリョネロ・ファミリーが、白蘭率いるジェッソ・ファミリーから攻撃を受けていたさなかのこと。敵から逃れジッリョネロの隠れ家にたどり着いたγは、先代ボスの訃報に接しショックに打ちのめされる。そんな彼の前に現れたのが、静かに微笑むユニだったのだ。そして、γの記憶はジッリョネロとジェッソの合併、ミルフィオーレ・ファミリーの忌まわしき結成の経緯に及ぶのだった……。
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戦いの狭間
[未来編] 山本は、意識を失っているラル・ミルチを背負ったまま、メローネ基地の中をさまよい続けていた。通路のドアやハッチが自動的に開閉して、彼らをどこかへ誘導しているようだ。その時、背中のラル・ミルチが小さく唸り声をあげ、意識を回復した。長く昏睡していたため、状況を理解できないラル・ミルチは、山本に質問をしながら、今までの戦いを脳内で整理し始める。そして、メローネ基地に突入してからまだ数時間しか経っていないことを、彼女は改めて実感するのだった…。
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仮想空間
[未来編] 未だツナの行方を掴めないことに焦燥し始める入江。その頃、ツナはコンタクトレンズに悪戦苦闘していた。なかなかコンタクトを着られないツナ。そのダメッぷりに呆れるリボーンだったが、スパナはコンタクトの素材を変えてみようと提言する。小一時間で済むらしいが、ただ待つのでは勿体ないというリボーン。スパナの提案で、キング・モスカの戦闘プログラムを作る際に使用したというシミュレーターでのツナの戦闘データの再収集が始まる。
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ふたつの戦い
[未来編] ツナの居場所を突き止めるため、入江は強引にメローネ基地のブロックを移動させた。その影響でスパナのコンピューターは故障してしまい、ツナは暴走したシミュレーターの仮想空間に閉じ込められてしまう。そんな彼の前に現れたのは、入江が高校生の頃に作ったという『究極のロボット』のプログラムだった。危機的状況の中、ツナは逃げずに攻めることを選択した! 一方、山本はブロックの組み替えに混乱している野猿と偶然にも遭遇する。10年後山本に負けたことを根に持っていた野猿は、問答無用で戦闘態勢に入る…!
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最強の剣士
[未来編] 誘導されるまま進んできた山本の前に現れたのは、γが最強の剣士と評する幻騎士だった。山本はスクアーロの戦いの記録のDVDの中で、この人物が100人目の敗北者だったことを覚えていた。しかし幻騎士の口から、自分はスクアーロにわざと負けて見せたと言う衝撃的な言葉が告げられる。耳を疑う山本だが…!? その頃入江に、ボンゴレアジトから帰還した偵察部隊による「ミルフィオーレ優勢」との報告が入る。さらにアイリスとジンジャーの報告で、スパナが自室に戻っていないことが明白になってしまう!
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剣帝の教え
[未来編] 山本の音声がツナの通信機とボンゴレ基地に届いた! 一瞬だったが戦闘中であることが伺える。不安に駆られるツナだが、それ以降音声をキャッチできなくなってしまう。一方、山本は幻騎士との戦闘に集中していた。次々と時雨蒼燕流の技を浴びせるが、幻騎士は眉ひとつ動かさずにそれらをかわしていく。幻覚に乗じて攻撃を繰り出す幻騎士! どうにか時雨金時で幻騎士の剣を防いだ山本だが、なんと時雨金時の刀身にヒビが入ってしまう! ショックをうける山本だが…!?
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立ちはだかる霧
[未来編] 時雨金時のヒビが、幻騎士の作った幻覚だと見破った山本は、スクアーロの技『鮫衝撃』(アタッコ・ディ・スクアーロ) に雨の鎮静の炎を足した強化版を幻騎士に打ちこんだ! ボンゴレアジトでの修業の日々の間、毎日幾度となく振っていた自分の刀―それにヒビが入り0.01グラムでも変化があれば感覚で分かる、と山本は静かに言ってみせる。体が痺れ、動けなくなる幻騎士。そんな幻騎士に山本はひとつ笑ってみせてから、表情を引き締め、切りかかった―!!
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さらなる侵入者
[未来編] 壮絶な炎と炎のぶつかり合いの後、入江のモニターからは消息が確認できなくなってしまったγと獄寺。衝撃が激しすぎて、二人の戦いの場であったトレーニングルームのカメラが機能しなくなってしまったのだ。二人は相撃ちになったのだろうか? そんな中、あくまで冷静にボンゴレリングとマーレリングを回収するよう指示する入江。彼のもとに、ある報告が舞い込む。偵察部隊になりすました敵に、見張りがやられたというのだ。攻撃は、霧の幻術によるものだということだが…?
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最強vs最強
[未来編] 匣兵器実験室の壁を破り、姿を現したのは雲雀だった! ついに最強の守護者と言われる男と、この時代最強と評される剣士が接触した。「白い装置はこの先かい?」問う雲雀を尻目に、おもむろに自らの匣を開匣する幻騎士。匣から流れ出たのは幻覚の樹海だった。幻覚は倒れたラル・ミルチや山本を覆って行く。相手が幻術を使うと知った雲雀は、ゆっくりとリングを付け替え、微笑みを湛えながら宣戦布告をする。「術士が嫌いでね…這いつくばらせたくなる」―最強VS最強のバトルが幕を開けたのだ…!
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妖かしの花
[未来編] ひとつの匣に、三つのリングの炎を注入する雲雀。圧倒的な炎の威力に耐えきれずひび割れ、崩れていく匣。中から現れたのは『裏・球針態』。それは闘う当人以外は全て排除される絶対遮断空間。「手っとり早く終わらせたくてね、スケジュールがつまってるんだ」雲雀の意味深な言葉の真意とは…? 一方、ツナはアイリス率いる死茎隊に四方を囲まれていた。アイリスの雲の炎による肉体増殖で襲いかかる死茎隊。スパナは、アイリスと死茎隊誕生の経緯について語り始めた…。
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風紀委員長、来る
[未来編] 崩壊する裏・球針態を見て勝利を確信する幻騎士。しかし粉塵の中から現れたのは10年前の雲雀だった! 突然のことに戸惑いを隠せない幻騎士。戦いの最中に10年後雲雀が言っていた「スケジュール」とはこのことなのだろうか? 10年前の雲雀は状況を分かっていないようだが、倒れている山本を発見し、その元凶が幻騎士であると知ると、おもむろにトンファーを構えた。「君の行為を並中への攻撃とみなし、僕が制裁を加えよう」この時代のことは全く理解していないまま、雲雀は幻騎士に戦いを挑む!
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オペレーションX(イクス)
[未来編] 激しい肉弾戦を繰り広げる雲雀だが、幻騎士の一撃で瓦礫の中に吹き飛ばされてしまう。10年前の雲雀では幻騎士に敵わないのだろうか…!? 一方ツナ達の前にはジンジャー・ブレッドが立ちはだかっていた。スパナを裏切り者と認めたジンジャーは、彼に容赦なく攻撃を仕掛け始める。しかしそれでも、スパナはプログラミングの手を止めない。淡々として見える彼だが、内には熱いメカニック魂が燃えているのだ。コンタクト完成―と思われた次の瞬間、ジンジャーの会心の一撃がスパナを襲う…!!
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覚悟とムカツキ
[未来編] 匣兵器実験場では雲雀と幻騎士の戦闘が続いている。優勢に見えた幻騎士だが、戦いの中で違和感を覚え始めていた。炎を練り込んだ攻撃が効かないのだ。10年前の世界から来たばかりの雲雀は、匣はおろか、リングの炎のことすら知らないはずのに…。幻騎士は自らの匣を開匣し、幻海牛 (スペットロ・ヌディブランキ) が紡ぎ出す幻覚で雲雀を取り囲む。10年後雲雀は経験で目に見えない幻海牛を防いでいたが、果たして10年前の雲雀にはそれができるのだろうか…?
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暴走
[vsヴァリアー編]雲のリング戦の決着は一瞬でついた。呆気にとられる周囲を余所に、雲雀は、この戦いの原因でありこの場で最も強いXANXUSに戦いを挑む。しかし、雲雀の挑発に対し不可解な行動を起こしたXANXUSの顔には、争奪戦負け越しという結果にも関わらず何故か愉快そうな笑みが浮かんでいた。その頃、死ぬ気の零地点突破を習得するため特訓を続けていたツナは、ついに、技の完成まで漕ぎ着けていた。初代ボンゴレのみが成しえたといわれている技の意外さに驚くツナたちだったが、すぐに争奪戦の舞台、並盛中に急ぐ…!
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最終防衛区画(ブロック)
[未来編] メローネ基地内を飛行するツナ。目的は入江正一と彼の実験室にあるという白くて丸い装置に絞られた! 入江はモニターでツナの動きを確認しながら、メローネのブロックを移動させ、遠隔から行く手を阻もうとする。スパナを背後に、追尾ミサイルに追い立てられ為す術のないツナだったが、スパナの改良したチャフと火炎弾でどうにか事なきを得た。その状況を見てもなお、入江は不敵な笑みを浮かべる―「沢田綱吉、お前達を待つのは最終にして最強の防衛区画」…。果たしてツナを待ち受けるものは!?
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逆転への一手
[未来編] ダメージにより身動きが取れないツナに、幻騎士は追い打ちで非常事態・特別強襲用の『大戦装備』(アルマメント・ダ・グエーラ) を行使する…! これが彼の白蘭に対する忠誠心と、与えられた任務を遂行しようとする執念なのだ。圧倒的な戦力の差を見せつけ、無駄な抵抗はやめろと言い放つ幻騎士。その言葉を受け、ツナは傷ついた体を必死に起こす。幻騎士の強さを理解した上で、それでも闘うと宣言するツナは、静かにオペレーションX (イクス) を発動させた…!
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地獄の騎士
[未来編] ツナの強き意志を宿した眼にユニの面影を重ね、動揺する幻騎士。彼の脳裏に、ある記憶が甦る。白蘭への忠誠の証として、ジッリョネロファミリーを全滅させる命を受けたものの、ユニの眼に気圧されて実行できなかったのだ。彼の中で神にも等しい存在の白蘭の命を果たせなかったことは、深い悔恨を残していた。その失態を拭うべく、幻騎士はリングの力により、更なるパワーアップを図る。ヘルリングに己の精神を食らわせ、おぞましい姿に変化した幻騎士の戦闘力とはいかなるものなのか…!?
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到達!!
ヘルリングの力により、さらに戦闘力を倍加させる幻騎士。霧の炎に包まれた後、現れたのは予想だにしない姿だった……。強大にして凶悪な力を発揮する幻騎士。しかしツナはその姿に怯むことなく、必殺技の狙いを定める。いまだかつてない炎圧の攻撃――X(イクス)バーナー超爆発(ハイパーイクスプロージョン)!! せめぎ合う炎と炎。果たして攻防に打ち勝つのは……!? そして壮絶な力と力のぶつかり合いによって大破された壁の向こうに見えたものは……。
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明かされる真実
ついに辿り着いた目的地――入江正一の研究室。白くて丸い装置を眼前に見据えるツナの前に現れたのは、なんと入江正一本人だった。彼はツナに、捕らえた守護者たちと回収したボンゴレリングを見せつけた。自分たちには構わず装置を破壊してくれ、と叫ぶ獄寺。しかし、入江は謎に包まれていた白くて丸い装置を開いてみせた。その中に隠されていた秘密に衝撃を受けるツナ達。そして、とうとう入江の口から真実が語られる時が来たのだった……。
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イタリア主力戦
[未来編] 全世界的に、ミルフィオーレに一斉攻撃をしかけたボンゴレファミリー。もちろんボンゴレ独立暗殺部隊・ヴァリアーも参戦していた。一瞬にしてミルフィオーレの拠点を占拠した10年後ヴァリアーだったが、周囲をミルフィオーレの軍勢に囲まれ、籠城戦を強いられてしまう。しかし大人しくディフェンスに甘んずる彼らではない。ルッスーリア、レヴィ、ベル、スクアーロ、そして一癖ありそうなニューフェイス、フラン。スクアーロ作戦隊長の指示のもと、10年後ヴァリアーは再び動き出す!
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双子の王子
[未来編] 6弔花最後の一人は、かつてベルが自分の手で葬ったはずの双子の兄、ジルだった。幻覚ではないかと疑うベルだったが、自分と左右対称にある腹のあざ、そして自分がつけた傷跡を見て、本物だと認めざるを得なくなる。二度と会うはずのなかった兄を前にして、ベルは幼いころ兄を手にかけた思い出を語り始めた。この世には存在しないハズの人物が何故生きているのか? メローネ基地の入江は、それは白蘭の能力に起因するという。しかし、その詳細に関しては重く口を閉ざしたままだった…。
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怒りの咆哮
[未来編] ヴァリアーが占拠した古城を破壊したジルと執事のオルゲルト。余裕でヴァリアーを一網打尽にしたと悦に入るジルだったが、大破された城の一室にいたのは、無傷で椅子に座した10年後のXANXUSだった。目の前に敵がいるにも関わらず、XANXUSはあくびをして余裕の挑発。巨雨ゾウ (エレファンテ・フォルテ・ピオッジャ) で攻撃する執事のオルゲルトだが、XANXUSの強烈な一撃で、ゾウは粉々に! 後ろで見え隠れする大きな動物のような影は、XANXUSの匣兵器なのか!?
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もう一つの大空
[未来編] XANXUSの匣兵器の正体―それは大空と嵐、2つの属性をもつ天空嵐ライガーだった。匣を閉じ、ジルに白蘭を呼べと命ずるXANXUS。交渉をしてもいいとほのめかすジルだが、それは匣兵器がない状態のXANXUSに攻撃をしかけるための時間稼ぎだった。ジルの匣兵器、嵐コウモリで周囲をかこみ、目に見えない特殊な嵐の炎での攻撃を謀る。だが次の瞬間、閃光が嵐コウモリを打ち砕いた! それはXANXUSの二丁拳銃から発射された憤怒の炎だった。匣兵器無くしてもXANXUSの戦闘力は計り知れない!
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再会
入江から、ボンゴレの匣を受け取るツナ。しかし入江の口から驚くべき言葉が発せられた。ボンゴレリングの真の力を引き出し、ボンゴレ匣を開匣するためには、アルコバレーノの7つの印が必要だという。それを手に入れるためには、アルコバレーノの試練に打ち克たなければならないというのだが、10年後の世界ではリボーン以外のアルコバレーノ達は死亡したと伝えられている。どうすればいいのか困惑するツナだが、入江は、印を得るためにツナ達を一旦過去に戻すと宣言した。
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最強の7人
[アルコバレーノ編] 10年前の世界では、アルコバレーノ達がツナに試練を与えるために並盛へ向かっていた。一方、10年後の世界のツナ達は、10年前に戻る前に改めて入江に説明を受けていた。アルコバレーノの試練は一週間、その期間内で7つ全ての印を手に入れなくては、白蘭に対抗する手立てが失われてしまう。新たな決意を胸に、ツナ達は入江の装置で、10年前の並盛に帰還する。久々の平和な並盛に感激するツナ達だったが、口を閉ざしていたリボーンが、ついにアルコバレーノの試練について語り始めた…。
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第一の試練
[アルコバレーノ編] 10年前に戻ってから、試練がないまま1日が過ぎてしまった。リボーンは、アルコバレーノがいつどの順番で現れるか分からないという。ひとまず学校に行き、通常通りに過ごしているよう言われるツナだったが、休み時間の屋上でいきなりの襲撃を受ける! 相手はゴーグルをした赤ん坊。その正体は―10年前のラル・ミルチだ。ラルはアルコバレーノの試練の立会人だという。最初の試練の相手は、青いおしゃぶりを持つコロネロだ。コロネロによる、ツナと獄寺の「戦闘力」の試練が開始される…!
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アルコバレーノの印
[アルコバレーノ編] 圧倒的な強さを見せつけるコロネロ。未来で修業をつみ、戦いを経験してパワーアップしたツナ達でさえ、苦戦を強いられる。次々と繰り出されるコロネロの強力なパンチ、キック、そして必殺技「マキシマム・バースト」! 息をつかせぬコロネロの攻撃で、ツナはXバーナーを撃てずにいた。しかし、獄寺の機転により、ようやく炎圧を調整する時間が与えられる。同時に放たれるツナのXバーナーとコロネロのマキシマム・バースト―果たして押し勝つのは…!?
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守護者対決!雲と霧
[アルコバレーノ編] クロームが気がかりで黒曜ランドにやってきたツナ。そこに突如として現れたのは、雲雀と骸だった。過去に因縁のある二人は、目が合うなり戦闘を開始してしまう! 困惑するツナだったが、この有り得ない状況は、紫のおしゃぶりを持つアルコバレーノ、スカルの企みによるものだと知る。このままでは雲雀と骸、どちらかが倒れるまでの戦いになってしまう。焦るツナに、ラルは試練の開始を言い渡した。かたやスカルとの試練、かたや雲雀と骸の激闘。さらに、騒ぎに気づいた犬や千種まで現れて場は大混乱!
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匣(ボックス)兵器プロトタイプ
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風をつかまえろ
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大空を継ぐ二人
[アルコバレーノ編] 残るアルコバレーノの試練は、3つ。中には大空のアルコバレーノも含まれている。自分と同じ属性のアルコバレーノに興味を持つツナだが、リボーンから大空のアルコバレーノはずいぶん前に欠番になったと聞かされる。では、大空のアルコバレーノの試練はどのように行われるのか? そんな時、ツナの家に訪ねてきた見知らぬ女性。なんと胸元にはオレンジのおしゃぶりがあった。この女性とアルコバレーノとの関係は? 謎が深まる中、その女性は並盛町を案内して欲しいとツナに頼む。果たして試練とは関係があるのだろうか…?
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リボーンの試練
[アルコバレーノ編] ついにリボーンの試練が巡ってきた。厳しい口調で、守護者全員を連れて並盛島に来いと言い残し、去っていくリボーン。いつもとは違う、突き放すような態度にツナは戸惑いを隠せずにいた。指定の場所へ到着したツナ達に対して、リボーンは全員参加のガチバトルを言い渡す。リボーンとは戦えないというツナに、リボーンは容赦なく蹴りを食らわせる。そして、気絶してしまったツナを気にもしていないかのように、他の守護者にかかってこいと言い放った。リボーンは本気でツナ達と戦おうとしているのだ…!
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閉ざされた道
リボーンの試練は不合格だと言われてしまったツナ達。アルコバレーノ全員の印がないと、ボンゴレ匣は開かない。ボンゴレ匣がなければ、白蘭に対抗する手段が失われてしまう。2度目のチャンスはないのか? 未来は閉ざされてしまったのだろうか……? 落ち込むツナ達だが、どうにか心を奮い立たせ、リボーンに再戦を申し込む。それを受け、無言で黙り込んでしまうリボーン。しかしその時、爆発とともに兵器が襲来する。最後のアルコバレーノ、ヴェルデが現れたのだ!
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虹のそろう時
[アルコバレーノ編] ヴェルデの発明したメカで攻撃されるツナ達。力を振り絞って応戦するが、リボーンの試練での傷が癒えておらず、本来の力が出せない。弱っているツナ達を襲い、ボンゴレリングを奪う事こそがヴェルデの目的だったのだ。それはもはや試練ではない。必死で戦うツナ達に、リボーンは自分達アルコバレーノも参戦することを告げる。さらに追い討ちをかけるように未完成の匣兵器を使って襲ってくるヴェルデ。並盛町に戻っていた雲雀やランボもターゲットにされてしまう。ツナ達を援護するため、アルコバレーノ達が動き出す…!
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ボスの覚悟
[アルコバレーノ編] リボーン達を人質に、ボンゴレリングを渡せと脅すヴェルデ。しかし、ボンゴレリングには未来がかかっている。ツナ達は抵抗し、リボーン達を救うため、未完成の匣兵器に向かっていく。その戦いを観察しながらヴェルデは、ボンゴレリングの発する死ぬ気の炎の威力によりいっそう魅せられていた。彼は新たな装置を登場させ、起動する。その瞬間、吸い寄せられるような力を感じるツナ、獄寺、山本、雲雀。一方、他の守護者達には変化がない。果たして、その装置の機能とは…?
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最後の印
【シーズン5 最終話】今まで姿を見せていたヴェルデは本人ではなくロボットだった。では本物のヴェルデはどこにいるのだろうか…? 本体を見つけないことには、印がもらえない。しかもさらに攻撃をけしかけてくる可能性もある。ヴェルデ本人は、並盛以外の場所に身を潜めているのかも知れない。不安に駆られる守護者達。だがその時、ツナの超直感が何かを感じ取った。未来に戻るまでに残された時間はあとわずか。ツナ達は期間内に印を全て揃えることができるのだろうか?
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次なる戦いへ
[未来チョイス編] 未来に飛ばされ、メローネ基地に突入してから数々の戦いがあった。最終的に、強敵である幻騎士を倒し、白くて丸い装置に辿り着いたツナ。そこで彼らを待ち受けていたのは、入江から告げられた驚愕の真実だった。メローネ基地での戦いは一段落し、ツナはさらなる試練を経て、ボンゴレ匣を開匣する力を手に入れた。しかし、匣を使いこなせるかどうかは今後の修業にかかっている。次なる目標は、打倒・白蘭…! 本当の平和を取り戻し、10年前の並盛に戻るため、彼らは次なる戦いに立ち向かって行く。
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真(リアル)6弔花
[未来チョイス編] イタリアの主力戦はヴァリアーが勝利し、後はボスの白蘭を叩くだけとなった。士気を高める一同だったが、そんなツナ達をあざ笑うかのように、白蘭がホログラムで通信をしてきた。白蘭は余裕の表情で、ボンゴレとミルフィオーレの正式な力比べを申し込んできた。しかしミルフィオーレの主戦力はメローネ基地ですでにツナ達に倒されている。白蘭の真意を計りかねる入江だったが、その時、入江のマーレリングが砕けてしまう! そして、ツナ達の前に映し出されたのは新たな敵の姿だった。
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心強い仲間
[未来チョイス編] 守護者にも、10年後のツナが用意したボンゴレ匣が託された。白蘭との戦いを控えたツナ達に、10年後のヴァリアーは通信で彼らなりの激励の言葉を送る。だがツナ達は連戦で気力と体力を使い果たし、微量の炎しか灯せなくなっていた。それを見たリボーンは、しばらく休養を取ることを命じる。入江の元から、一先ずボンゴレアジトに戻るツナ達。しかし一息ついたところで、突然レーダーが不審なリング反応をキャッチする! 表示された場所はツナの自宅だった。相手はミルフィオーレの手下なのだろうか?
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並盛の休日
[未来チョイス編] 京子達の希望で、10年後の並盛町へ出かけることになったツナ達。彼女たちは自分の家のことが気になっているようだ。「ここが10年後の世界であることを忘れるな」というリボーンの忠告を胸に、彼女達に付き添うツナ。しばらく町を回った後、了平と京子は自分たちの家へ、ツナとビアンキはハルに同行し彼女の家へ向かうことになった。しかし、ハルの家は雨戸が閉め切られ、人のいる気配がしない。ドアチャイムを鳴らしてみても返事がない。10年後の世界にあるのは、彼女達には酷な現実だけなのだろうか?
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あたたかい場所
[未来チョイス編] 食事もせず、なかなか部屋から出てこないクロームを気にかける京子とハル。クロームは京子達の優しさに戸惑っているだけだとビアンキはいうが、京子達の心配はつのる一方だ。リボーンや京子達に促されてツナがクロームの様子を見に行くことになった。ツナにはドアを開いてくれるクロームだが、獄寺達が通りかかると、とたんに部屋のドアを閉じてしまう。部屋の中で一人、布団にもぐったままのクローム。しかし、彼女の心の中では、確実に何かが変化し始めていた…。
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仲間のために
[未来チョイス編] 白蘭との戦いを控えているのに、相変わらず能天気ムードの山本。獄寺はそれをみて、苛立ちを隠せないでいる。しかし、山本には、彼なりの考えがあるようだ。そんな中、この時代の新聞紙で、並中野球部の地区大会予選があることを知る一同。草壁の話によると、この時代の並中野球部は荒れて、廃部寸前だという。それを聞き、表情を曇らせる山本。少しすると、アジトから山本の姿が消えてしまう。彼は野球部のことが気になり、並中に来ていたのだった。怒り心頭の獄寺だが、果たして山本の真意とは…?
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機動力を手に入れろ
[未来チョイス編] 入江から、ツナ達にチョイスの説明がされた。バトルフィールドや戦うメンバーを選択 (チョイス) していき、戦闘をするウォーゲーム。勝者は敗者も持ち物の中から一つだけ欲しいものをチョイスできる。元は入江と白蘭が学生時代に作ったボードゲームがコンピューターゲームに発展したものだという。しかし、コンピューターゲームを実際にどう行うというのか? 現段階で分かることは、広大なバトルフィールドを駆け回る機動力が必要だということ。リボーンの策により、ジャンニーニとスパナの発明勝負が始まる。
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エアーバイク
[未来チョイス編] ジャンニーニがツナ達に見せたものは、死ぬ気の炎で動くエアーバイクだった。ホバークラフトのような原理で疾走するこのバイクは、この時代のツナのコレクションの一つだという。リボーンにより、体力も気力も充分に回復したと判断されたツナ達は、まずこのエアーバイクを乗りこなす特訓から始めることになった。しかし、ツナは見たことのないメカに戸惑い、恐怖心をあらわにする。自分は小学5年生まで補助輪つきの自転車に乗っていたことを告白し、こんな乗り物に乗れるわけがないと弱音を吐くが…?
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大空のボンゴレ匣(ボックス)
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恐怖!アジト大騒動
[未来チョイス編] ボンゴレアジトに10年後ディーノがやってきた。自分の匣兵器である天馬 (カヴァッロ・アラート) にまたがった雄姿は10年間の月日を感じさせる。リボーンが匣の修業を明日まで待てと言ったのは、ディーノの力を借りたかったからだそうだ。しかし、部下のロマーリオがそばにいないディーノは、10年前と変わらずドジばかり。ツナ達の修業のために特別な匣を持ってきたようだが、それが原因で、ボンゴレアジトはとんでもない大パニックに陥ってしまう…!
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ボンゴレ匣(ボックス)、修業開始
[未来チョイス編] ディーノを家庭教師とした、ボンゴレ匣修行がついにスタートした。リボーンはディーノの上の役職である『家庭教師の精』として見守ってくれるそうだ。ところが、ツナは匣を正しく開匣できるまでは一人きりだと言われてしまう。戸惑いを隠せないツナだが、山本には至っては、待機しているよう指示されてしまう。ディーノの話では山本の才能の真の理解者が動き出しているようだが、その人物とは一体誰なのか? さらに、京子とハルも独自に行動を始めているようである。彼女達の目的とは?
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ボイコット宣言
[未来チョイス編] ボンゴレ匣の修業に行き詰るツナ達。ツナはいまだに匣を開匣できないし、獄寺達もランボの匣兵器の暴走によりボロボロだ。そんな中、なんと、京子とハルがツナ達が秘密にしている情報を教えてほしいと言い出したのだ。女子たちにはマフィアや白蘭のことを知らせるわけにはいかないとシラを切るツナだが、女子たちの意思は固く、ついには情報を開示するまで家事をボイコットすると宣言されてしまう! 修業だけでも一苦労なのに、ツナ達は自分たちだけで家事もこなすことになるのだが…?
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同じ心で
[未来チョイス編] ついに京子やハルに秘密を打ち明けるツナ。ボンゴレファミリーや、白蘭のこと、これから行われる戦いのこと。すべてを聞き終わったハルはツナの前では気丈に笑って見せる。だが彼らの抱えていたものの大きさを知り、一人になった後、自分の不甲斐無さに涙をこぼす。了平達に相談ぜずに秘密を打ち明けてしまったので、許してもらえるか心配するツナだが、そんな時、アジトの通信がジャックされてしまう。画面に映しだされたのは白蘭の姿だった!
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決戦の日
[未来チョイス編] ボンゴレ匣の修業も仕上がり、いよいよ白蘭の指定した場所へ向かうだけとなった。リボーンは戦いに赴くツナ達のために、レオンの紡ぎ出す耐炎性の糸を使ったスーツを作らせた。その黒いスーツはボンゴレの正装なのだ。入江は、この戦いには世界の命運が懸かっていることを、再度ツナ達に語って聞かせる。しかし、世界と言われても、ツナ達はいまいちピンと来ない。そんな彼らにリボーンは、世界なんてデカイことを考えずに平和な並盛に戻るために戦えと言う。ツナ達はその言葉を受けて改めて決意を固め、戦いに赴くのだった。
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チョイス開始
[未来チョイス編] ツナ達の炎圧は白蘭の予想を上回り、チョイスへの参加資格を認められた。空に浮かぶ巨大な白蘭の顔から、無数のカードが舞い落ちる。そのカードから、無作為に一枚選択し、戦うフィールドを決めるのだと、白蘭は説明する。チョイスとは、人の持つ運命によって、戦う条件を選択していくゲームなのだと言う。敵の用意したカードから選択することに不安を示すジャンニーニだが、入江は、白蘭はチョイスでは不正をしない男だと断言する。仲間に促され、ツナが選択したカードとは…?
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天空ライオンVer.V.「レオネ・ディ・チェーリバージョンボンゴレ」
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因縁の対決
[未来チョイス編] ツナはⅠ世のマント (マンテッロ・ディ・ボンゴレ・プリーモ) の防衛モードを展開し、トリカブトの攻撃を無効化させた。大空属性の特徴である『調和』で、トリカブトのウミヘビを周りのビルと調和させ、石化したのだ。その後、ツナの強烈なパンチでトリカブトは地面に打ちのめされた。まず一つ目の勝ち星に沸き立つボンゴレ観客席だが、敵を一人倒しても、ターゲットを倒さない限り戦いは終わらない。気持ちを引き締め、ターゲットに向けて移動する山本。その彼の前に現れたのは、因縁の相手だった―!
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リベンジ
山本の匣兵器を見た幻騎士は、ヘルリングに自分の精神を喰らわせて、戦力を倍増させた。骸骨のように変化した幻騎士の恐ろしい姿を見て、観覧席の京子やハル達は恐怖に震える。しかし、山本はその姿を目の前にしても余裕の表情を見せた。精神を喰われた幻騎士は理性を失い、凶暴化する。激しい剣撃と幻覚を、鎮静の雨の炎で次々とかわしていく山本! そして繰り出す『時雨蒼燕流総集奥義 時雨之化』。父親から受け継いだ時雨蒼燕流で、リベンジを決めることができるのか?
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桔梗強襲
[未来チョイス編] ツナがトリカブトを倒し、山本が幻騎士を倒し、ここからは一気に敵の標的 (ターゲット) に迫る作戦となった。近づいて来るツナと山本に怯えるデイジーに対して桔梗は、今までは白蘭を楽しませるためワザとピンチを演出していただけだと説明する。真6弔花は、まだ本気を出していなかったのだ。そんな中、ツナのコンタクトのナビゲーションシステムの調子がおかしくなってしまう。その隙に桔梗は急激なスピードで囮を破壊し、入江との距離を縮め始めた。真6弔花の怒涛の追い上げが始まってしまったのだ。
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チョイス決着!
[未来チョイス編] 迫り来る桔梗に対し、基地ユニットを起動させ必死に逃走を図る入江とスパナ。山本が敵ターゲットのデイジーに接近している現状で重要なのは、山本がデイジーを倒すまでとにかく逃げ切ることだと判断したのだ。しかし、敵の基地ユニットは頑丈なバリアで守られていて、なかなか破れない。ツナもいまだトリカブトの幻覚空間から抜け出せないでいる。獄寺が駆け付け、必死に桔梗を食い止めようとするが、匣を封じられてしまった状態ではそれも叶わず、あえなく突破されてしまう…!
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未来の真相
[未来チョイス編] 桔梗に攻撃され重傷を負った入江は、敗戦を告げられてもなお必死に戦おうとする。その鬼気迫る様子を見たツナは、何故そこまで白蘭を倒すことに執念を燃やすのかと疑問をぶつける。それを聞いた入江は白蘭との因縁を語り始めた。10年前、少年だった入江とランボが出会い、入江のもとに10年バズーカの弾が渡ったことが、すべての発端だった。10年バズーカの弾の効力でタイムトラベルをした少年入江は、10年後の世界で白蘭と対面した。そしてその後の入江の行動が白蘭に自分の能力を気付かせてしまうこととなったのだ。
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ユニ光臨
[未来チョイス編] 入江の話を聞くうちに、この戦いがどれほど重要なものだったのか、ツナは痛感する。白蘭に対抗する唯一の希望であった戦いで負けてしまった。絶望するツナに追い打ちをかけるように、白蘭がボンゴレリングを奪いに来る。このまま、73 (トゥリニセッテ) は白蘭の手の元に収まってしまうのか…!? 入江が過去の約束を持ち出し、白蘭にチョイスの再戦を申し立てる。そんな約束はなかったと言い張る白蘭だが、その時、彼らの前に姿を現したのは思いもよらぬ人物だった!
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脱出
ディーノに連れられ秘境にやってきた獄寺と山本。ここでツナがリボーンからの特訓を受けているという話だったのだが、ディーノたちは適当な地図しか渡されず迷子になっていたツナを途中で発見する。明らかに仕掛けられているとしか思えない数々の障害を何とかクリアしながら道なき道を進む4人。「この程度でボロボロになってちゃ特訓にならねーぞ」漸く合流したリボーンは、文句を口にするツナに、ここが100人に1人しか生き残れないというボンゴレ秘密特訓場『デス・マウンテン』とそっくりに作られた場所なのだと言い放った。
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戦いの後
【シーズン6 最終話】転送システムでどうにか並盛町に戻ってきたツナ達。転送システムにダメージを与え、白蘭と真6弔花を足止めしているとは言え、すぐに彼らは追ってくる。それまでに、ユニを守り、白蘭に打ち勝つ方法を考えなくてはならない。一先ず休憩をとり、気持ちを落ち着かせるツナ達。ボンゴレアジトに残されていたラルにこれまでの経緯を説明しながら、リボーンはパワーアップの秘策があることを匂わせる。どうやら、今回はリボーンだけの考えではないようだが…?
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I世(プリーモ)ファミリー来る!
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継承・開始
[I世ファミリー編] 初代ファミリーの認定試験がどんなものか分からないままだが、アルコバレーノ達は思い思いに家庭教師 (かてきょー) を始める。コロネロは山本を鍛える方針をとり、風 (フォン) はまず獄寺の性格を観察するという。スカルは空回りを続けているし、マーモンは未だに行動を起こしていないようだ。ヴェルデに至っては姿を現しもしない。果たしてこの調子で大丈夫なのだろうか? そんな中、いつ試験が始まるのかと焦れるツナ達の前に姿を現したのは、初代雨の守護者・朝利雨月だった!
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雨の守護者の使命
[I世ファミリー編] 山本は、初代雨の守護者・朝利雨月に勝利したものの、失格を言い渡されてしまった。ショックを受け、愕然とする山本。ツナ達も失格の原因が分からず混乱してしまう。しかし朝利雨月は、ツナならその答えが分かっているはずだと語った。その理由とは一体なんなのか? 一体何がいけなかたのか? 思い悩むツナ達だが、なかなか答えに到達することができない。山本は自分を責め、さらに落ち込んでしまう。コロネロは、この問題は山本自身が気がつかなくては意味がないのだと言うが――?
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激しき雷撃
[I世ファミリー編] 次の認定試験は、ランボの番だ。場所は遊園地。初代雷の守護者・ランポウはものぐさで、園内のスタンプラリーをクリアして、自分の元まで辿り着けたら継承を認めるという、超テキトーな課題を出した。簡単にクリア出来ると思ったツナ達だが、ランボはアトラクションに夢中で、認定試験のことなど頭にない。しかも、なんだか遊園地の様子がおかしい。リボーン達は、いまだに姿を現さないランボの家庭教師 (かてきょー)、ヴェルデが関係しているのかも知れないと考えるが…?
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静かなる嵐
[I世ファミリー編] 山本とランボの継承が終わり、自分の番はまだかと焦れる獄寺。風 (フォン) は、落ち着いて待つべきだというが、獄寺は聞く耳を持たない。認定試験に備えて修業をしようと匣を開匣した獄寺だが、瓜は相変わらず言う事を聞かずに逃げ出してしまう。獄寺が瓜を探し回っている隙に、風 (フォン) の元に現れたのは、なんと、もう一人の獄寺だった! その人物は獄寺になりすまし、ツナ達の前に姿を現す。違和感を覚えるツナだが、超直感を封じられてしまい…!?
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孤高の浮雲
[I世ファミリー編] 残るは継承は3つ。了平はやる気満々で張り切っているが、先に認定試験を言い渡されたのは雲雀だった。しかし、初代雲の守護者・アラウディに認定試験はバトルではないと言われて雲雀はすっかり興味を失ってしまう。ツナ達はどうにか雲雀にやる気を出してもらうよう説得するが、雲雀は完全につむじを曲げてしまっている。そんな中、了平がここは年長者のオレに任せとけ! と猛烈な勢いで雲雀の説得を始める。何度あしらわれても挫けない了平。苛立ちが頂点に達した雲雀は、ついにトンファーを取り出した…!
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晴のち雲
[I世ファミリー編] 雲雀を説得しようと、スカルは巨大な飛行戦艦に乗って現れた。説得に失敗し、躍起になってミサイルを乱射するスカル。しかし、雲雀が匣兵器の雲ハリネズミで反撃したため、スカルの船体に穴が開き、空気が漏れ始めてしまう。ゆっくりと下降する飛行戦艦――その先にあるのは並盛中だ! さすがの雲雀も、巨大飛行戦艦を前に動きが止まってしまうが…。その時、先に動いたのは、晴の炎をまとった、あの男だった! 雲雀の認定試験の行く末は一体どうなってしまうのだろうか?
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仕掛けられた罠
[I世ファミリー編] 残す認定試験は、クロームとツナだけとなった。しかし、ツナは京子達からクロームが行方知れずになっていると聞かされる。心配になったツナ達は、黒曜ランドに様子を見に行くことにした。途中で出会った犬と千種に、クロームが戻って来ていると聞かされるが、2人はクロームの様子がおかしいと訴える。急いで駆けつけた先にいたクロームは「もう戦いたくない」と泣き始めてしまった。今まで過酷な状況に巻き込んできたことを申し訳なく思いつつも、言いようのない違和感に戸惑うツナだが…?
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幻惑の霧
[I世ファミリー編] 初代霧の守護者D (デイモン)・スペードの策略によって、京子達を人質に取られてしまった! 彼は今までツナ達を観察していて、京子達に人質の価値があると見抜いていたのだ。そこまでして、彼がツナ達に要求することは一体何なのか…? 初代ファミリーの一員が、何故こんな酷いことをするのだろうか? 混乱するツナ達に、D・スペードは余裕の笑みで語り始めた。人質を解放する条件は、ツナ達が自分の理想通りのボンゴレ継承者になることだ、と。果たしてD・スペードの真意とは――?
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裏切りの記憶
幻覚空間に閉じ込められ、戦いを強いられるツナ達。対戦相手は、自分と同じ姿をした幻覚だ。その幻覚はD・スペードの声と意志を持ち、ツナ達を自分の理想通りに塗り替えるため、攻撃を仕掛けてくる。D・スペードが理想とする、ボンゴレとは――力による絶対なる支配、そして敵を吸収し際限なく成長を続ける最強のマフィア組織。ツナ達はD・スペードに打ち勝ち、自分たちの信念を貫き通すことができるのだろうか?……そして戦いのさなか語られる、D・スペードによる過去の裏切り行為とは……?
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I世(プリーモ)の意志
[I世ファミリー編] 追い詰められてもなお戦う姿勢を見せるD (デイモン)・スペード。彼はツナとの直接対決を強要した。戦いながらデイモンはボンゴレへの思いを口にする。ツナはその言葉に耳を傾け、防御はするものの反撃をしようとしない。耐えかねた獄寺は援護しようとするが、リボーンに止められてしまう。これはボスの戦いだから、黙って見ていろと言うのだ。固唾を飲んで見守る守護者達。そんな中、ツナはデイモンの攻撃を受け止めながら、変わることのない信念を語りだす…。
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ファミリーの覚悟
【シーズン7 最終話】無事に継承を終え、未来に戻ってきたツナ達。ユニとリボーンは、ラルに預けたおしゃぶりを引き取りに来ていた。そして、リボーンはツナ達の認定試験の詳細をラルに語って聞かせるのだった。初代ファミリーの認定試験が終了するまでに様々なことがあった。その中でツナや守護者達は、それぞれに自分らしさを発揮し、守護者の使命を体現してきた。その結果、初代ボンゴレファミリーに継承を認められただけでなく、ツナ達の中でも絆が深まり、これからの戦いに対する覚悟がさらに固まったのだ。
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真(リアル)6弔花襲来!
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修羅開匣
[未来決戦編] ツナ達が辿り着いた先にいた、川平のおじさん。それは、10年後のイーピンがバイトをしているラーメン屋のお得意様だった。ツナ達は10年バズーカで現れた10年後イーピンがいつもその名を口にしていたので聞き覚えがあったのだ。川平のおじさんは、何故か真6弔花のことを知っているようで、ツナ達をかくまってくれるという。怪しい所も多いが、ツナ達は一先ず好意を受けることにした。一方、並盛中ではデイジーとディーノ、雲雀の戦闘が開始されていた…!
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アラウディの手錠
[未来決戦編] 雲雀のボンゴレ匣兵器は手錠の形状をしていた。初めて見たボンゴレの匣兵器に驚くデイジー。真6弔花は白蘭にパラレルワールドの知識を与えてもらいツナ達の技を攻略しているが、ボンゴレ匣はこの世界にしか存在しないため、情報がないのだ。しかしデイジーはその武器は自分むきだと笑った。その真意とは一体何なのか…? 川平不動産に身を潜めているツナ達は、ディーノからの通信が途絶えたことにより、並中での戦いの状況が全く分からない状態に陥ってしまっていた。
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D(デイモン)・スペードの魔レンズ
[未来決戦編] トリカブトに囚われたユニを救ったのはγだった。かつてはミルフィオーレの隊長として獄寺達と対戦したγだが、今は自分のボスであるユニを守るために現れたのだ。野猿や太猿もブラックスペルとしてではなく、ユニの為に戦えることを心から喜んでいるようだ。しかしマーレリングを奪われたγは本来の力を発揮できない。それでもγは全身全霊の力を振り絞り、身を呈してでもユニを守ろうとする。γとユニに迫りゆくトリカブト―! と、その時彼らの前に現れたのは超 (ハイパー) 化したツナだった!
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決戦開始
[未来決戦編] 白蘭の命により、最後の真6弔花・GHOSTが復讐者 (ヴィンディチェ) の牢獄から釈放されることとなった。しかし、アイリスがGHOSTの引き渡しを要求すると、復讐者はすでに取引は終了したと告げ、釈放した別の男の画像を見せた。悪魔をも裁くと恐れられる復讐者を欺いた者とは一体誰なのか? そして、GHOSTの代わりに解放された人物とは…? 一方、ツナ達はユニの提案で森に身を潜めていた。獄寺達は相当ダメージを負ってしまったようだ。そんな中、ユニは夜明けと共に、最終決戦が始まることを予言した…。
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Gの弓矢(アーチェリー)
[未来決戦編] 3点からボンゴレを責める計画をしていた桔梗達は、森の一角からの爆発に気付き、移動を止めた。戦闘が開始されたと悟った桔梗は、それでも余裕の表情で一角を見つめる。ザクロが本気を出したのなら、ボンゴレに勝ち目はないという確信があるのだ。傷ついた体で、ギリギリの状態で戦っていた獄寺達は、修羅開匣したザクロを目の当たりにし、愕然とする。ザクロの能力は、想像を絶するものだった! これまでの戦いで新たな覚悟を築いた獄寺は、この戦いでそれを証明出来るのだろうか―!?
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ランポウの盾(シールド)
[未来決戦編] 瓜のサポートで、何とかザクロに一撃を食らわせることに成功した獄寺。しかし、そこにブルーベルが現れた! 力を使い果たした獄寺はもう動くことすらできない。このまま獄寺はトドメを刺されてしまうのか―? しかし、その時、獄寺を抱え上げる者があった。獄寺達の元に駆けつけてくれたのは、意外な援軍だった! 一方、沼地の付近に潜んでいた了平、バジル、ランボ、野猿、太猿の前に、桔梗が現れた。各地で戦いが勃発し、ミルフィオーレとボンゴレの総力戦が始まる―!
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ナックルの極限(マキシマム)ブレイク
[未来決戦編] ボンゴレ匣の威力を発揮したランボは、桔梗の匣兵器である雲 (ヌーヴォラ) ヴェロキラプトルを一掃する。しかしランボは力を出し切ると眠りに落ちてしまった。そこへ桔梗は追い打ちをかけるように修羅開匣する! 雲の炎の増殖により無数に現れるスピノサウルスの首。傷だらけの体で戦っているバジルや野猿・太猿では到底対処しきれない数だ。その時、了平が立ちあがり、ボクシングの1R (ラウンド) である3分で桔梗を倒すと宣言する。ついに了平がボンゴレ匣の力を発動する時が来た!
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最後の真(リアル)6弔花
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GHOST覚醒
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欲望に満ちた大空
[未来決戦編] ツナの零地点突破・改とGHOST (ゴースト) の吸収対決が決着した。しかし何かがおかしい。GHOSTから炎を吸収したはずなのに、ツナの炎の量に変化がないのだ。GHOSTが蓄えていたはずの大量の炎は一体どこへ行ってしまったのか? そこへ、満を持して白蘭が戦場に現れる! しかしGHOSTに炎を吸収されてしまった守護者達とヴァリアーは疲弊しきっている。そんな中、GHOSTの恐るべき真の能力が白蘭によって明かされる!
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全てが大事な時間
[未来決戦編] 白蘭の力でツナは捻り潰されそうになってしまう。力と力のせめぎ合いで、死ぬ気の炎を増幅させていく両者。炎の出力が臨界点に達したとき、突然2人のリングが共鳴し、大きな音を発し始めた。離れた所で身を潜めているユニのおしゃぶりも同じ音を発し、死ぬ気の炎を放ち始める。それを見たリボーンは、7³ (トゥリニセッテ) の大空同士が呼び合っているのではと推測する。ユニの体は宙に浮き、白蘭とツナがいる方向へ引き寄せられて行ってしまう。一体何が起こっているのか? このままではユニが危ない!
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「海」「貝」「虹」
突然現れたボンゴレI世の姿に驚く白蘭。このことは、パラレルワールドの知識を持っている白蘭にとっても予想外だったようだ。ユニは、白蘭に何故ボンゴレI世が出現できたのかを説明する。それには、73(トゥリニセッテ)のそれぞれの大空の在り方が関係していたのだ。そして、ボンゴレI世はツナ達の『枷(かせ)』をはずすために出現したのだと言う。その『枷』とはボンゴレリングの構造と関係があることのようだが、そのことによってツナ達はパワーアップできるのだろうか?
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新しい未来へ
未来の世界での長い戦いが決着した。しかし失ったものも多く、帰らぬ人達もいる。ツナは、これほど多くの被害を出してしまった戦いに、果たして意味があったのかと疑問を抱く。しかしその時、アルコバレーノがついに復活を遂げた! 彼らは、ユニの炎から情報を受け取り、ツナの苦悩を打ち消す答えを全て知っていた。白蘭の悪事は過去からも消え去り、帰らぬ人々も白蘭に命を奪われたという過去自体がなかったことになる、と。ここから新しい過去が生まれ、新しい未来へと繋がっていくのだ。
スタッフ
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アニメーション制作
アートランド -
キャラクターデザイン
田中将賀 -
シリーズ構成
岸間信明
-
原作
天野明 -
掲載誌
週刊少年ジャンプ -
撮影監督
濱雄紀 -
松宮正純
ロフト -
濱雄紀
旭プロダクション -
監修
石黒昇 -
監督
今泉賢一 -
編集
西山茂 -
美術監督
松宮正純 -
美術設定
谷内優保 -
色彩設計
山下圭子 -
谷内優保
KUSANAGI -
週刊少年ジャンプ
集英社 -
音楽
佐橋俊彦 -
音響監督
平光琢也
キャスト
-
S・スクアーロ
高橋広樹 -
XANXUS
池田政典 -
γ
井上和彦
-
イーピン
チャン・リーメイ -
クローム髑髏
明坂聡美 -
ディーノ
KENN -
バジル
寺崎裕香 -
ビアンキ
田中理恵 -
フゥ太
三瓶由布子 -
ベルフェゴール
藤原祐規 -
マーモン
宍戸留美 -
ラル・ミチル
鈴木真仁 -
ランボ子供
竹内順子 -
リボーン
ニーコ -
ルッスーリア
湯澤幸一郎 -
レヴィ
中野裕斗 -
三浦ハル
吉田仁美 -
入江正一
豊永利行 -
六道骸
飯田利信 -
大人ランボ
津田健次郎 -
山本武
井上優 -
沢田奈々
深見梨加 -
沢田綱吉
國分優香里 -
獄寺隼人
市瀬秀和 -
笹川了平
木内秀信 -
笹川京子
稲村優奈 -
雲雀恭弥
近藤隆