こうしす!EE
エピソード
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モッタイナイ、直せばまだまだ使えます
ここは兵庫県姫路市に本社を構える、中堅私鉄『京姫鉄道株式会社』のシステム課。XPのサポート期限切れから1年以上経過してもまだOSのアップグレードが進まずにいた。 曰く「ウィルスソフトを使っておけば大丈夫だろ」と。しかし、魔の手は既に忍び寄っていた――。 原作公開年:2014
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無茶振りに、やむなく捨てたセキュリティ
XP事件以降、システム課の通常業務から外され、研修名目で現場を転々としていたアカネだったが、ついに子会社への出向を命じられてしまう。そこで待ち受けていたシステム開発案件とは―― なぜ脆弱な情報システムが生まれてしまうのか? システム開発現場の謎に迫る! 原作公開年:2016
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隠ぺいと、鉄道員と、精神論 Part1
京姫鉄道広報課に勤める英賀保 芽依(あがほ めい)は、コンピューターウィルスの被害に何度も遭ってきた『世界一デジタル器機に嫌われている』人物である。ある日、取締役の葛城(かつらぎ)から、コンピューターウィルスに感染させた従業員は懲戒処分に処す旨の通達を受ける。もう二度とコンピューターウィルスに感染しないと心の中で誓う芽依だったが――。 原作公開年:2017
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隠ぺいと、鉄道員と、精神論 Part2
京姫鉄道の社内システムエンジニア祝園アカネは、セキュリティトラブルが進行しているなどとは知るよしもなく、退勤時刻を心待ちにしていた。そのとき、社外からの一報により、システムトラブルが判明する。しかし、社内からは何の連絡もなく、現状把握が進まない。「ウィルスに感染したら懲戒処分」という方針によって情報共有が阻まれていたのである。一方、輸送指令所ではさらに深刻なトラブルが発生しようとしていた――。 原作公開年:2019