RErideD -刻越えのデリダ-

RErideD -刻越えのデリダ-
あらすじ
2050年。父の興したメーカー・リビルド社で、 「自律機械DZ(ディジィ)」への開発貢献により、 若くして名声を得た技術開発者デリダ・イヴェン(主人公)。 デリダは、あるとき同僚のネイサンと共に「DZ」の重大な欠陥に気付くが、 忠告に耳を傾けない上司に腹を立て、危険と知りながら対策を先延ばしにし、 ネイサンの愛娘・マージュの誕生日を祝うパーティへとむかう。 しかし、穏やかなひとときを過ごしたその翌日、デリダとネイサンは謎の部隊に襲われる。 逃避行の末、冷凍睡眠装置に落ちたデリダが再び目を開けると、 10年の時間が過ぎ、見渡す世界は荒廃し戦争状態になっていた! 制御を失った「DZ」の群れに襲われ、何もかも諦めそうになったそのとき、 デリダはネイサンの最期の言葉を思い出す。 「マージュを頼む」 己に降りかかった運命に戸惑いながらも、 マージュを探すため、デリダは歩き出す。 再会は、”刻”を越えて――― これは、想いが旅する物語。
エピソード
  • 目覚めた場所
    第1話 目覚めた場所
    2050年。技術者デリダ・イヴェンは、リビルド社で自身が開発に携わった自律機械DZにバグがあることに気付く。同僚のネイサンと共に、上司のアンドレイにDZの出荷を止めるよう上申するが、断られてしまう。嫌気がさしたデリダは、上層部の説得を諦め、ネイサンの娘・マージュの誕生日を祝うパーティへと出かける。ネイサン、マージュ、その友人のユーリィと共に楽しい時間を過ごすデリダ。だが翌日、何者かによる襲撃を受けて……。
  • 世界に残されたものは
    第2話 世界に残されたものは
    デリダが冷却睡眠装置から目覚めたとき、10年の時が経過していた。荒廃し、暴走したDZの群れがひしめく2060年の世界で、DZに襲われていたデリダを救ったのは、デストラクトのヴィドーという男だった。ヴィドーは、人工知能ナビを搭載した車・グラハムと、娘のマユカと共に請負仕事をしているという。混乱しながらもネイサンの最期の言葉を思い出したデリダは、マージュ探しへの同行をヴィドーに依頼するが……。
  • 集まった者たち
    第3話 集まった者たち
    マージュを探すために訪れたネイサンの家で、デリダは成長したユーリィと再会する。しかし、ユーリィは、目の前の人物がデリダだと信じず銃を向け、「マージュは死んだ」と言う。父と親友を失い、さらに親友に託された少女まで失ってしまったと、悲嘆にくれるデリダ。そのとき、近づいてきた黒衣の女が、急にデリダに襲い掛かる。割って入ったヴィドーは、女が悪名高い殺し屋のドナであることを告げ、防戦するが……。
  • 時間跳躍者
    第4話 時間跳躍者
    10年前にデリダが手渡したアクセスキーが原因で、マージュは誰かに追われている。姿を消したのはそのせいかもしれない。そして、追っているのは、陰謀を隠蔽したいリビルド社なのではないか。マージュ探しに同行すると言い出したユーリィの提案により、デリダたちはマージュへの手がかりを得るため、リビルド社へ潜入することに。しかし、リビルド社のある街の中心地に入るためには、ある地下道を突破しなければならず……。
  • 棄てきれぬもの
    第5話 棄てきれぬもの
    デリダたちは、マージュが立ち寄ったという博物館の街・ヴァンフォートを訪れる。戦争の災禍が及び人の住まなくなった街は静まりかえっていたが、まだいくつかのインフラはかろうじて生き残っていた。博物館へと足を踏み入れたデリダは、既視感を覚える。父ジャキスと共に博物館を訪れた、幼い頃の記憶。と同時に、またもや不思議な感覚に包まれたデリダは、10年前のあのときに自分がいることに気がついて……。
  • 探る者、隠す者
    第6話 探る者、隠す者
    ヴァンフォート博物館でのドナの襲撃を逃れ、マージュの痕跡を追ってガーボンドという街へ向かうデリダたち。しかし、度重なる戦闘負荷によりグラハムが故障し、途中の街道で立ち往生してしまう。ヴィドーとマユカが助けを呼びに行く間、デリダとユーリィは廃屋で待つことに。そこでデリダは、ユーリィと会話するうちに、自分が体験してきた不思議な現象が、「タイムライド」という過去に遡る現象であることを確信して……。
  • それぞれの、愛
    第6話 それぞれの、愛
    ユーリィが姿を消した。大切にしていたカメラが路地裏に落ちているのを見つけたデリダは、ユーリィが追手に攫われたのではないかと動揺するが、グラハムの故障が直らなければ追跡することもできない。ヴィドーは、慌てるデリダを諌め、馴染みのメカニックに修理を依頼するため、湖島の街・ブリュッケを訪れる。一方その頃、ユーリィは、シュミットと名乗る男と対峙していた。男は、デリダの動向を執拗に尋ねてきて……。
  • 時のさだめ
    第8話 時のさだめ
    グラハムに搭載された新機能のおかげでシュミットの追撃を逃れたデリダたちは、マージュがヴァンフォート博物館で会っていた人物・カシエルに接触するため、ガーボンドの街へと向かう。その街にカシエルが潜伏しているらしい。ところが、ハイウェイを走るグラハムが、不意に崖崩れに見舞われる。またもや襲撃かとデリダたちが身を固くしていると、無線通信が入り、「ハイウェイを外れろ」という機械音声が響いて……。
  • 強い絆
    第9話 強い絆
    タイムライドの影響により世界が変化していく。戦争は激化し、デリダたちは犯罪者として追われる身となっていた。カシエルのおかげで少しの時間は稼げたものの、度重なる戦闘負荷でヴィドーの怪我が悪化してしまう。そこで、ヴィドーを休ませるため、デリダたちは、グラハムで深い森の中へと逃げ込む。休息の間、いつもは明るく振る舞うマユカが、珍しく落ち込んだ顔をしている。気になったユーリィが、マユカに声を掛けると……。
  • 手放したもの
    第10話 手放したもの
    「マージュは『静かな場所』に向かった」というカシエルの情報をたよりに、学術都市イェーツにたどりついたデリダたち。そこで母校のイェーツ工科大学を訪れたデリダは、かつての恩師・マレーネと再会する。DZもタイムライドも、自分が関わった研究は犠牲しか生まない、夢を追うべきではなかったのだ。そう嘆くデリダに、マレーネは、自らが放棄した研究の悲劇について語り出す。それは、DZにまつわる一つの実験の記録……。
  • 静かな場所
    第11話 静かな場所
    マージュが向かった『静かな場所』、エッフェルズバーグ電波望遠鏡。研究施設で装置を完成させたマージュは、自分でタイムライドをしようとしているに違いない。だが、タイムライドには大きな代償が伴う。しかも、DZ掃討のため、電波望遠鏡がある場所はもうすぐ大規模空爆が行われるという。危機にさらされたマージュを救うため、デリダたちは、カシエルから譲り受けたDZジャマ-を携え、荒野を埋め尽くすDZの群れを突破する。
  • 総ては在るべき場所へ
    第12話 総ては在るべき場所へ
    グラハムの力を借りて荒野を突破し、デリダたちは電波望遠鏡にたどり着く。シュミットやドナの襲撃を潜り抜けたデリダとユーリィが施設地下へと向かうなか、マユカは、DZたちを食い止めているヴィドーの元へと駆け戻っていく。デリダとユーリィが施設の扉を開くと、目の前には懐かしい「あの時」の光景が広がっていた。そして、そこに横たわるマージュを見つけるが……!?再会は“刻”を越えて―――これは、想いが旅する物語。
スタッフ
3Dディレクター: 濱村敏郎
アニメーション制作: GEEKTOYS
アニメキャラクターデザイン: 渡辺浩二
キャラクター原案: 安倍吉俊
コレサワシゲユキ: デジタルノイズ
シリーズ構成: 古怒田健志
デザインワークス・世界観設定: コレサワシゲユキ
副監督: 祝浩司
原作: anticlockwise
後藤正浩: REAL-T
撮影監督: 松井伸哉
春日美波: 草薙
濱村敏郎: ワイヤード
編集: 後藤正浩
美術監督: 春日美波
色彩設計: 佐藤直子
製作: RErideD partners
音楽: 井内舞子
音楽制作: KADOKAWA
音響制作: HALF H・P STUDIO
音響効果: 小山恭正
音響監督: 長崎行男
キャスト
ヴィドー・フェルカー: 佐々木啓夫
グラハム: 山本和臣
ジャキス・イヴェン: 松田健一郎
デリダ・イヴェン: 小野賢章
ドナ: 小林ゆう
ネイサン・ビルシュタイン: 櫻井孝宏
ハンス・アンドレイ: 稲葉実
マージュ・ビルシュタイン: M・A・O
マユカ: 本渡楓
ユーリィ・ディートリヒ: 茜屋日海夏