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School Days
伊藤 誠(いとう まこと)が“桂 言葉(かつら ことのは)”と出合ったのは榊野学園の入学式のとき。言葉は誠の隣のクラスで、同じ沿線から通っていて、毎日同じ時刻の電車に乗り本を読んでいる。気にはなるけど、遠くから眺めているだけ…。ただ、それだけの存在だった。携帯電話のおまじない…「好きな人の写真を待ち受けにして3週間、誰にもバレなかったら恋が成就する」誠はばかばかしいと思いながらも、電車で出会う言葉の姿を携帯電話の待ち受けにする。だが、そんな誠の待ち受け画面に映った言葉の写真を同じクラスで隣の席の“西園寺世界(さいおんじ せかい)”に見られてしまう。おまじないを始めて1日目ではかなく散ってしまった淡い期待だったが、世界が勝手に誠の待ち受けを見てしまったお詫びにと、誠と言葉の仲を応援したいと二人の間を取り持つ事に…。その日から誠の退屈だった日常が大きく動き始める。
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ビックリマン 無縁ゾーンの秘宝
無縁ゾーンを旅しているヘッドロココとヤマト神帝たちの一行は、お守りの助士すいさいを救うため、空魔と戦うが、不覚にも反撃を喰らい、巨大嵐の渦に呑み込まれてしまい遭難してしまう。意識を取り戻したヤマト神帝は、心配そうに見守る助士すいさんがいた。彼女が一行を助けたのだ。だが、彼女はひどく怯えており、一歩も動かないようにと約束させられ、立ち去るのであった。しかし、ヤマト神帝と牛若神帝は、コッソリと様子を探りに飛び立ってしまう。なんと、そこは天地球という美しい緑と海の楽園だった。お守り族が秘かに住む里だった。しかしながら、その日は、天地球開闢以来の大騒動に包まれていた。それは各地にコソ泥が出没し、怪鳥が空を飛んでいたからだ。何者かが忍び込んだに違いないと、無縁ゾーンから帰ったばかりの助士すいさんに嫌疑が掛かる。それを知った神帝たちは、何とかすいさんの役に立ちたちと思い悩む。一方、お守りたちは、この不吉な前兆を払いよけるために、シンボル的存在である愛然かぐや様の前で天地祭を行うことにする。そして、その祭礼用の木を伐るお守りたちを手伝う神帝たち。その凄まじいパワーに驚くお守りたちは、神帝たちを恐れ、天地水を飲ませて酔わせる。その隙に一行を無縁ゾーンに送り戻そうとする。その宴席に、突如予鬼が現れ、秘宝を渡せとお守りたちを脅迫するが、だが逆に神帝たちに捕らえられてしまい、一連のコソ泥の事件のことを白状する。予鬼は反省すると見せかけ、一旦は退くが、今度は仲間を連れての反撃を企む。それを知ったスーパーデビルとサンタマリアは天地球の秘宝を狙い大軍団を送り込む。果たして、神帝たちはどう戦うのか?また、天地球の秘宝とは何なのか?そして、天地球の幻の首領である愛然かぐやとは一体何者なのか?
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フリージング ヴァイブレーション
人類を襲う謎の敵《異次元体ノヴァ》との戦いで最愛の姉を失った少年・アオイ=カズヤは、ノヴァに対抗できる力を持った戦士《パンドラ》とそのパートナー《リミッター》の育成機関の一つ《ウェストゼネティックス》へ編入する。そこでカズヤは《接触禁止の女王》として恐れられる少女・サテライザー=エル=ブリジットと出会う。亡き姉の面影を残したサテライザーに惹かれるカズヤは、始めは拒絶されながらも彼女と共に戦いへと身を投じ、徐々にその距離を縮めていく。そんな中、《ゼネティックス》の上位機関である《シュバリエ》の命令によって、カズヤたちはアラスカにある基地へと派遣される。そこでは新たなノヴァへの対抗策として、人工的にパンドラを生み出す《Eパンドラ計画》が進められていた。各国のゼネティックスから招集された最強との呼び声高いパンドラたち。そして数々の問題を抱えながらも強行されるEパンドラ計画。物語は思わぬ方向へと動き始めていく……。
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犬猫アワー 47都道府犬R&にゃ~めん
【47都道府犬R】ご当地犬達のゆるゆるショートコメディ!登場するのはご当地の名物をかたどった犬達。自分の個性(都道府県の特徴)を最大限にアピールしつつ、他犬とともに風変わりな毎日を過ごします。 【にゃ~めん】猫型天使たちが、がんば・・・・らない自由気ままな日々。天界にあるという女子高校、天界第一女子高校(略して天一)の第104期生8人は、神の手よるものか事故なのか、とつぜん地上へ遣わされることとなった!そして、彼女たちの身体を襲う異変。神は彼女たちに何をさせようというのか?彼女たちの学校の単位はどうなるのか?天界へ帰る方法や地上に遣わされた目的をもとめて、彼女たちのユルい自分探しの旅がはじまった。
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パンプキン・シザーズ
戦争があった―。敵対するフロスト共和国との永きに渡る戦乱……。停戦が結ばれて三年の月日が流れたにもかかわらず、国民の困窮はいっこうに解消されてはいなかった。事態を憂慮した軍上層部は、飢餓、疫病、野盗化兵といった“戦災”からの復興を任務とする部隊 ― 陸軍情報部第3課を設立する。帝国の不穏な状況、貧者の反発にも屈せず、貴族の誇りにかけて復興を成し遂げようと日々奮闘するアリス少尉。そして、謎の極秘部隊への所属歴を持つ、驚異的な戦闘能力を有するオーランド伍長。心に深い傷を負う彼は、新たな環境下、仲間たちとの交流を通じて“戦災”と対峙し、自らの進むべき道を模索していく・・・。社会を覆う欺瞞と腐敗の分厚い皮を、切り裂き、中身を暴き出す―。ゆえに彼らは自らをこう名乗る。「パンプキン・シザーズ」と!
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D.C.~ダ・カーポ~
1年中“枯れない桜”が咲き誇る初音島。そんな不思議な桜を研究する人間がいるかたわら、一般の方々はいたって平凡な生活を送っていた。桜が枯れないのが珍しくたって、生活は変わらないのだ。 そんな平凡な世界の中心に位置する風見学園に、なにもないところから和菓子を生み出す力と、他人の夢を見せられる力……平凡とは程遠く、非凡にも程遠い、2つのメルヘンな力を使う少年がいた。和菓子をこよなく愛する学園のアイドル、口うるさいくせに甘えん坊の妹、ぼけぼけ天然色の先輩に、夢の中に姿をあらわす騒々しい幼馴染、天然元気で“わんこ”と呼ばれる後輩。 彼と彼女らが、卒業間近の“学園”で出会うとき、ちょっとこそばゆいくらいが丁度よい、恋物語のはじまりはじまり。
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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません
目覚めると、そこは本のない異世界だった――活字中毒で本を偏愛する大学生・本須麗乃は、不慮の事故で命を落とす。それは、念願である図書館への就職が決まって すぐのことだった。気が付くと麗乃は、貧しい兵士の娘・マインとして転生していた。そこは、魔法を持つ貴族が支配し、厳しい身分制度が存在する異世界の街・エーレンフェスト。 マインは、本があれば生きていけると自分を鼓舞する。ところが、識字率が低く印刷技術もないこの世界では、貴重で高価な本はお貴族さまのもの。 兵士の娘では、とても手が届かない。どうしても本が読みたいマインは決意する。「本がなければ作ればいい」体力もない。お金もない。あるのは麗乃時代に読み漁った読書による膨大な知識だけ。 果たして、マインは本を作ることができるのか!?マインの本を作る冒険が、いま始まる。
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有頂天家族2
京都・下鴨神社、糺ノ森に暮らす下鴨家。狸界の頭領であった今は亡き父・総一郎の血を継ぐ四兄弟たちは、タカラヅカ命の母を囲んでそれなりに楽しく暮らしていた。総一郎の「阿呆の血」を色濃く継いだ三男・矢三郎を中心に起こった狂乱の一夜。次期「偽右衛門」選出も、叔父・夷川早雲の策略も、そして「金曜倶楽部」との一幕も、すべてが一陣の風と共に京の夜空に飛び去ったあの日から季節は流れ、洛中に心地よい香が溢れる若葉の候。毛玉たちは尻の冷えを気にもせず、うごうごと動き出す。天狗に拐かされ神通力を得た人間の美女・弁天は京を離れ、愛弟子である弁天に恋焦がれる隠居中の大天狗・赤玉先生こと如意ヶ嶽薬師坊は、寂しさと不機嫌を撒き散らしながら相変わらずボロアパートの万年床で、赤玉ポートワインを啜る日々を送っていた。そんな折、赤玉先生の息子であり、壮絶なる親子喧嘩の末、敗北し姿を消した“二代目”が英国紳士となって百年ぶりに帰朝を果たす。大驚失色。驚天動地。吃驚仰天。天狗界、そして狸界を揺るがす大ニュースは瞬く間に洛中洛外へと広がった。京の町を舞台に、人と狸と天狗の思惑が渦巻く毛玉絵巻第二集、ついに開幕!「面白きことは良きことなり」