• ログイン
    アニログ アニログ
    • トップ

    • 作品 一覧

    • カテゴリ

    • 記事リスト 一覧

    1. トップ
    2. 作品 一覧
    3. 彩雲国物語

    彩雲国物語

    彩雲国物語
    • 作品情報
    • エピソード
    • スタッフ
    • キャスト
    作品情報
    舞台は中国風の架空の国、彩雲国。名門だが貧しい紅家の娘秀麗は、幼いころの動乱の記憶から「人を助けることのできる」官吏になりたいと願っていますが、女性は登用試験を受けることすらできません。ある日、即位間もない新王の教育係を引き受けることになり、それをきっかけに、官吏登用試験への道が開かれて行きます。秀麗と新王、その兄との恋模様や、秀麗と共に官吏を目指す同期生との友情など、親しみやすいストーリーに、宮廷での権力闘争や豪族の暗躍がからみ、絢爛豪華な宮廷浪漫が繰り広げられます。第1シリーズは、主人公の少女秀麗が新王の教育係として後宮に入り、持ち前の明るさで若き王を立ち直らせ、さらに自分の夢をかなえ、史上初の女性官吏となって数々の苦難を乗り越える姿を描いています。第2シリーズでは、秀麗が中央から離れた茶州に赴任し、新米官吏として奮闘する物語を中心に、彩雲国に影を落とす異能の一族縹(ひょう)家の陰謀に巻き込まれ、挫折や別れを経験しつつも、国王を支えるまでに成長する姿を描いていきます。

    エピソード

    • うまい話には裏がある

      うまい話には裏がある

      紅秀麗は、彩雲国の王都・貴陽に暮らす、由緒正しい紅家のお嬢さま。だけど家計は火の車で、賃仕事に精を出す日々。ある日、朝廷のお偉方、霄太師が頼みがあるとやってきた。高額報酬に目がくらみ、二つ返事で引き受けた秀麗だったが、頼みというのは、ダメ王様と噂される彩雲国の新王、紫劉輝の妃になってくれ、というものだった・・・。

    • 井の中の蛙大海を知らず

      井の中の蛙大海を知らず

      新王・劉輝の教育係として、妃の身分で後宮に入った秀麗。劉輝と過ごす日々の中で、噂ほどのダメ王様ではない、むしろ、いい王様になるかもしれないと思い始める。秀麗は、劉輝が街へ出たことがないと知り、庶民の生活の現状を見せようと、おしのびで、劉輝を下街へと連れ出すが・・・。

    • 能ある鷹は爪を隠す

      能ある鷹は爪を隠す

      秀麗が後宮に上がって、ひと月。彩雲国の新王、劉輝は秀麗との約束を守り、次第に政事に関わるようになっていた。ある夜、バラの花を手にした劉輝が、突然、後宮の秀麗のもとを訪ねて来る。手を傷だらけにしてバラを摘んできた劉輝に、秀麗はバラ姫の話を聞かせる。そんな折、宮殿で彩雲国の高官が集まる酒宴で事件が起きる。

    • それは宝の持ち腐れ

      それは宝の持ち腐れ

      劉輝が秀麗の危機を救い、実は、劉輝はダメ王様のフリをしていただけだと知った秀麗は、怒りのあまり後宮を辞すと告げるが、霄太師らに丸め込まれる。憤る秀麗は、父邵可から、劉輝の不幸な幼年時代の話を聞く。宮中では武芸大会が催されることになり、劉輝をはじめ、楸瑛や静蘭が剣の腕を競う。

    • 努力に勝る天才なし

      努力に勝る天才なし

      秀麗の身の回りから次々と発見される毒に対処し、その出所に目星をつける劉輝ら。そんなことは全く知らない秀麗は、藍龍蓮と名乗る、奇妙な青年と出会う。その青年は、藍将軍の弟だった。自由気まま、傍若無人に振る舞う変わり者の龍蓮に、周囲は振り回されてしまう。

    • 画竜点睛を欠く

      画竜点睛を欠く

      日に日に王らしくなっていく劉輝に、満足げな霄太師ら。秀麗は、劉輝に王としての自覚を持たせるという、自分の役目が終わりに近いことを察し、寂しくなる。何だかんだ言っても、後宮で過ごす日々は楽しかったからだ。側付きの香鈴も、秀麗の寂しさを感じ、元気づけようとするが、その矢先、秀麗が何者かに拉致されてしまう。

    • よく泳ぐ者は溺れる

      よく泳ぐ者は溺れる

      楸瑛が黒幕の元にたどり着いた時、既にそこに黒幕の姿はなかった。秀麗は劉輝の活躍で、窮地を脱するが、体内に残っていた毒により、倒れてしまう。彩雲国一の名医でも解毒不可能な毒のため、秀麗の命が危ない。何とか秀麗を救いたいと必死の劉輝。そんな劉輝に、秀麗を助けられる解毒剤がある、と告げたのは意外な人物だった……。

    • 猫の手も借りたい

      猫の手も借りたい

      秀麗が後宮を辞してひと月、彩雲国は、記録的な猛暑に襲われていた。あまりの暑さに、体調を崩す官吏たちが続出し、朝廷は人手不足に陥っていた。そんな最中の朝議で、劉輝は、国試の女人受験を導入したい、と発言し、波紋を呼ぶ。一方、秀麗は、邸の門前に行き倒れていた、髭もじゃの男(浪 燕青)を拾っていた……。

    • 千里の道も一歩から

      千里の道も一歩から

      猛暑による人手不足の朝廷で、秀麗は、ひと月だけ、財政を預かる戸部の雑用係として働くことになった。女性は朝廷に入れないため、男の子の格好をして、懸命に働く秀麗。変人と呼ばれる仮面の男、戸部尚書の黄奇人も、そんな秀麗の働きに一目おいて……。

    • 待てば海路の日和あり

      待てば海路の日和あり

      劉輝が懸命に取り組んでいた、「国試女人受験制」の草案作りは、ようやく完成した。草案を仕上げるまではと、秀麗に会うのを我慢していた劉輝は、これで秀麗に会えると喜ぶ。世間知らずの劉輝は、わざわざ、「夜這い御免状」をしたためて、秀麗の父、邵可に送るが、そんな折も折、騒動が勃発する。

    • 恋の病に薬なし

      恋の病に薬なし

      国試受験のために課せられた適性試験が終わり、結果が発表される前のこと。秀麗は、いたずらをした寺子屋の生徒、柳晋を叱ろうと追いかけているうちに、冬の川に落ち、風邪をひいてしまう。秀麗が寝込んでいると知り、次々と訪れる見舞い客。楸瑛、絳攸はもちろん、秀麗がまだその存在を知らぬ、叔父の紅黎深、さらには、仮面の男・黄奇人まで……。そんな中、柳晋が行方不明になる。

    • 逃げるが勝ち

      逃げるが勝ち

      冬の彩雲国、近づく国試に、王都・貴陽はたくさんの人で賑わっていた。無事、適性試験に及第した秀麗は、国試に集中するため、賃仕事をくれた雇い主たちにいとまを告げに行く。花街一の妓楼、姮娥楼では、秀麗が姉のように慕う芸妓の胡蝶が、秀麗との別れを惜しむ。胡蝶は、そこで、珍客だと言って、どう見ても十二、三歳にしか見えない少年を秀麗に引き合わせる。貴陽に着いたばかりだというその少年は、杜影月と名乗った。

    • 瓢箪から駒

      瓢箪から駒

      訳もわからぬうちに、青巾党と名乗るごろつきに追われるはめになった秀麗、影月、静蘭は、姮娥楼に逃げ込む。そこには、なぜか、彩雲国の若き国王、劉輝の姿が……。そこへ秀麗の幼なじみ、三太が、青巾党が姮娥楼を根城にしようと襲撃してくる、との情報をもたらす。そんな中、秀麗は、意外な言動をとる胡蝶に、目を丸くして驚く。

    • 石の上にも三年

      石の上にも三年

      晴れて国試に合格し、彩雲国史上初の女性官吏となった秀麗だが、急によそよそしくなった街の人たちの態度に、秀麗は傷つく。最年少の十三歳で首席合格した影月と、女性でしかも三位で合格した秀麗を面白く思わない者が大勢いた。新人官吏の研修指導官である魯官吏も、秀麗と影月に目をつけているのか、二人に与えられた仕事は、思わず耳を疑いたくなるようなものだった。

    • 親の心子知らず

      親の心子知らず

      新人官吏の研修が続いている。秀麗の叔父で、後見人の紅黎深は、辛い目にあっている秀麗を見るのが辛い。そこで、彩雲国の王、劉輝に秀麗を守るようにと直訴し、にらみをきかせる。黎深の養子である李絳攸は、そんな秀麗への態度とは異なり、自分に厳しく接する黎深に、自分は黎深から愛されていないのではないかと深く悩む。

    • 渡る世間に鬼はない

      渡る世間に鬼はない

      秀麗と影月は、相変わらず、厠(かわや)掃除とくつ磨き、大量の書類整理と計算に追われ、さらには二人を面白く思わない古株の官吏たちから、様々な嫌がらせを受ける。しかし、ひどい仕打ちにもめげずに頑張る二人に、最初は冷たい目で見ていた同期の新人官吏たちも、少しずつ考えを改めるようになっていく。そんな折、秀麗の国試及第に不正があったらしいとの噂(うわさ)が流れる。

    • 藪をつついて蛇を出す

      藪をつついて蛇を出す

      休養日、胡蝶に招かれ、姮娥楼にやって来た秀麗と影月は、突然、ゴロツキたちに取り囲まれ、監禁されてしまう。胡蝶の裏切りにぼう然となる秀麗。その頃、秀麗の父、邵可の元には、紅本家から弟の玖琅が訪れていた。そこへ、秀麗の後見人である黎深が、秀麗の国試及第に関する不正行為のかどで拘束された、との報が入る。そして静蘭は秀麗を守るため、ある覚悟を決める。

    • 頭隠して尻隠さず

      頭隠して尻隠さず

      彩雲国初の女性官吏となった秀麗だが、彼女の国試及第に不正の疑いがあるとして、その真偽をはかるべく、査問会が開かれることとなった。王宮では、朝議が開かれ、誰が紅吏部尚書を捕縛したかの追及が始まっていた。そして、一人の男が黒幕として浮かび上がってくる。それは意外な人物だった……。

    • かわいい娘には旅をさせよ

      かわいい娘には旅をさせよ

      再び茶州からやって来た浪燕青は、茶州の現状を劉輝らに報告する。 秀麗、影月は、新人官吏の配属を決める任命式を、数日後に控えていた。劉輝は、秀麗の配属先について最後まで悩むが、ついに決断する。それが、彩雲国の王としての使命だからだ。任命式当日、秀麗と影月に、驚くべき配属先が告げられた。

    • 枯れ木に花咲く

      枯れ木に花咲く

      彩雲国史上初の女性官吏、紅秀麗と最年少官吏の杜影月は、二人組の州牧として茶州に赴任することになった。燕青は若き州牧たちの補佐として、静蘭は二人を守る武官として、共に茶州へ赴くことになっていた。出立前、秀麗の母の墓参りに出かけた静蘭は、心の奥底に封印してきた自身の過去を振り返る。十五年前、第二公子、紫清苑として王宮で過ごした日々、病弱だった母のこと、そして、異母兄弟の誰よりも抜きんでて優秀だったがために、その身に降りかかった悲劇のことを……。

    • 君子危うきに近寄らず

      君子危うきに近寄らず

      秀麗たちが紫州を離れる日がいよいよ二日後に迫っていた。そんな折、絳攸は秀麗に、一年前に起きた秀麗拉致事件の真相を明かす。後宮に劉輝の妃として入った秀麗を、誰が何のためにさらったのか、そして、その企てを手助けしようと、ひそかに毒を盛ったのは誰だったのか……。真実を知り衝撃を受ける秀麗だったが、そこへぷらりと、藍龍蓮がやって来て……。

    • 命あっての物種

      命あっての物種

      茶州へと出立する秀麗、影月。燕青は若い州牧たちの補佐として、静蘭は二人を守る武官として、そして秀麗に同道を許された香鈴も共に旅立った。州牧として赴任するためには、三ヶ月以内に茶州の州都・琥璉にたどり着かなければならない。それを過ぎても着任できない場合は、任務放棄と見なされ、自動的に州牧を解任されるのである。赴任先の茶州はひどく不穏な状態にあった。新州牧たちを狙い、茶家の手の者たちが暗躍する。

    • 旅は道連れ世は情け

      旅は道連れ世は情け

      いよいよ秀麗たちが茶州へと足を踏み入れようとしていた矢先、関所の官兵によって、静蘭、燕青、影月、香鈴が捕らえられ、茶州の入口にある町、崔里に連行されてしまう。燕青の機転により、一人難を逃れた秀麗は、再会を約束した地、商都・金華を目指すことにする。どうやったら無事に金華までたどり着けるか思案する秀麗の前に、あやしいほどに美しい一人の青年が現れる。

    • 寝耳に水

      寝耳に水

      静蘭、燕青、影月、そして秀麗の身代わりとなった香鈴を捕らえたのは、茶家当主の座を狙う茶仲障の孫、草洵だった。一方、琳千夜と名乗る商人の侍女として、金華に向かうことになった秀麗だったが、一向に崔里を出発する様子がない千夜にやきもきする。そんな中、地下牢より静蘭と燕青が脱走する。手助けしたのは、草洵の末の弟、克洵だった。

    • 他人のそら似

      他人のそら似

      秀麗が琳千夜に付いて崔里を出て20日あまり、影月、香鈴は克洵と、静蘭は燕青と、皆それぞれに金華を目指していた。途上、静蘭と燕青は、過去に因縁のあった殺刃賊の新頭領、瞑祥と対峙する。秀麗は、茶家次男の朔洵と、新州牧である自分の結婚話が進んでいると千夜に聞かされ驚く。様々な思惑が絡む中、秀麗はついに、金華にたどり着く。

    • 闇夜の烏(からす)

      闇夜の烏(からす)

      静蘭たちとの再会を約束した街、金華にたどり着いた秀麗は、驚くべき話を聞かされる。琳家の人間は、殺刃賊に全員殺されたというのだ。では、金華まで一緒に来た琳千夜と名乗る青年は一体誰なのか……。一方、草洵は、香鈴が秀麗の身代わりだったことを知り、激怒する。草洵たちに金華城へ連行された影月と香鈴は、大勢の殺刃賊に囲まれてしまう。

    • 花は折りたし梢は高し

      花は折りたし梢は高し

      金華で、静蘭、燕青、影月、香鈴と再会を果たした秀麗だが、琳千夜の真の姿を知った衝撃からは、立ち直れずにいた。しかし、秀麗には、茶家の横暴で荒廃した茶州の治安を建て直すという、新州牧としての務めが待っていた。秀麗は、全商連の金華特区長、柴彰に協力を要請する。

    • 案ずるより産むが易し

      案ずるより産むが易し

      金華にのさばっていた殺刃賊を一掃し、事件の事後処理に忙殺される秀麗たちの前に、州都・琥璉から来たという、由准と名乗る官吏が現れる。由准は燕青の知り合いらしく、秀麗たちを手伝い、テキパキと事案を片付けていく。そんな中、茶家の三男、克洵は、とある決意を胸に秘め、一人、琥璉へ向かった。

    • 一日千秋の思い

      一日千秋の思い

      茶州州都・琥璉が、茶家の手により全面封鎖された。知らせを受けた秀麗たちは、琥璉に乗り込むべく、金華を出立することになった。一方、秀麗たちの知らぬところで、金華を目指し、寝る間も惜しんで馬を走らせている一行がいた。何とそれは、彩雲国国王、紫劉輝、そして、かつて劉輝から「信頼の証」である「花」を贈られた楸瑛と絳攸だった。

    • 女は度胸

      女は度胸

      秀麗たちは、完全に封鎖された茶州州都・琥璉を目前に、足止めを食らっていた。秀麗と影月が茶州州牧として着任するためには、何としてでも期限までに琥璉に入らなくてはならない。意を決して関所を突破した秀麗一行は柴彰の姉、柴凛の邸に身を寄せる。邸には柴凛からの置き手紙と、もう一通、茶朔洵からの、茶家当主選定式への招待状が残されていた。

    • 掃きだめに鶴

      掃きだめに鶴

      茶家当主選定式の招待状を受け取った秀麗は、危険を承知で、茶朔洵の元へ飛び込んだ。劉輝から、茶州州牧任命の折、贈られた「つぼみ」のかんざしを取り返さなければならないからだ。一方、茶家三男、克洵は、祖父、仲障のたくらみを止めようとして、牢に放り込まれていた。その克洵を助けに、克洵を慕ういとこの春姫が琥璉へと向かっていた。

    • 女にも二言なし

      女にも二言なし

      朔洵から、茶家当主選定式の当日に「つぼみ」を返すと約束された秀麗は、茶本家の離れに留まり、行方がわからない克洵と春姫の祖母、英姫を捜していた。秀麗は、秘かに邸内を調べて回るが、広大で、迷路のように入り組んだ邸に、難儀していた。そんな中、秀麗は、茶仲障と対面する。

    • 覆水盆に返らず

      覆水盆に返らず

      茶家当主選定式当日がやってきた。秀麗が茶家の屋敷にいるのも、今日が最後である。別れを惜しむ朔洵は、秀麗に、最後に、甘露茶を淹れてくれないかと頼むが……。日が暮れ、刻一刻と迫る選定式。静蘭は春姫と、影月は燕青と行動をともにし、それぞれの目的を持って動き出す。

    • 毒をもって毒を制す

      毒をもって毒を制す

      新月の闇の夜、運命の、茶家当主選定式が開かれる。克洵を捜す秀麗と春姫は、庭の社に足を踏み入れ、そこに広がる光景に目を丸くする。一方、影月、燕青は、選定式が行われる大堂に案内されるが、そこには不穏な空気が漂っていた。そして、静蘭は、干將を手に、朔洵の元へと駆けていた。

    • 逢うは別れの始め

      逢うは別れの始め

      茶家の主立った者たちは捕縛された。茶家当主には、克洵が就任した。克洵は、当主として、茶家の罪を一身に背負い、一生かけて償っていくという苦難の道を選択した。そしてそのころ、離れでは、静蘭と朔洵の、お互いの大切なものを賭けた、命がけの勝負が始まろうとしていた……。

    • 世はすべてこともなし

      世はすべてこともなし

      茶家当主選定式は終わったが、秀麗には、茶州州牧としてやるべきことが残されていた。秀麗と影月は、茶家の手により琥城の牢獄塔に幽閉されている、鄭悠舜を救い出さなければならないのだ。琥城へと急ぐ二人の到着を前に、牢獄塔に火の手が上がった。一刻も早く悠舜を助けなくては、と焦る秀麗に、助けに行く必要はないと止めたのは、由官吏だった。

    • 雨は天から、涙は目から

      雨は天から、涙は目から

      無事、茶州州牧に着任した秀麗と影月。秀麗は、朔洵のことを忘れるかのように、仕事に没頭していた。若き二人の新州牧たちは、百年先の茶州を見据えて、施策を練る。そんな中、秀麗は、新年の朝賀に出席するために、静蘭とともに、彩雲国の王都、貴陽に戻ることになるが、劉輝に会うには、気持ちの整理をつけなければならなかった。

    • 今日の後に今日なし

      今日の後に今日なし

      茶州州牧として新年の朝賀に出席するため、琥璉を出発する秀麗。悠舜と静蘭、茶家新当主として出席する克洵、茶州全商連支部長の柴凛も同道した。貴陽では、茶州発展のための案件を通すという、大仕事が待ち構えていた。秀麗の到着を待ちわびていた父、邵可だが、秀麗の顔を見るなり、すぐさま仕事に送り出す。もう一人、朝賀を前に、緊張で押しつぶされそうになっていた克洵の前には、龍蓮が現れて……。

    • 縁は異なもの味なもの

      縁は異なもの味なもの

      秀麗たちが立案した、茶州発展のための計画は、受け入れられた。秀麗との再会を誰よりも切望していたはずの劉輝だったが、朝賀の後、劉輝は王としての職務に専念し、秀麗も計画遂行のための準備に追われていた。ようやく、秀麗が、得意の手料理を振る舞い、懐かしい人々との再会を喜び合った席にも、劉輝の姿はなかった……。

    スタッフ

    • アニメーションプロデューサー

      丸山正雄 吉本聡
    • アニメーション制作

      マッドハウス
    • キャラクターデザイン

      大島美和
    • キャラクター原案

      由羅カイリ
    • シリーズ構成・脚本

      吉田玲子
    • プロデューサー

      下河原郁子 柴田裕司
    • 共同制作

      総合ビジョン
    • 制作・著作

      NHK
    • 制作統括

      伊原英夫 柏木敦子
    • 原作

      雪乃紗衣
    • 撮影監督

      松井伸哉
    • 監督

      宍戸淳
    • 美術監督

      西倉力
    • 色彩設計

      田中千春
    • 雪乃紗衣

      角川ビーンズ文庫
    • 音楽

      梁邦彦
    • 音響監督

      藤山房伸

    キャスト

    • 李絳攸

      檜山修之
    • 杜影月

      浪川大輔
    • 浪燕青

      伊藤健太郎
    • 琳千夜

      子安武人
    • 紅秀麗

      桑島法子
    • 紅邵可

      池田秀一
    • 紅黎深

      真殿光昭
    • 紫劉輝

      関智一
    • 茈静蘭

      緑川光
    • 茶克洵

      鳥海浩輔
    • 茶春姫

      宍戸留美
    • 藍楸瑛

      森川智之
    • 藍龍蓮

      木内秀信
    • 霄太師

      石井康嗣
    • 香鈴

      仙台エリ
    • 黄奇人

      中多和宏

    あなたへのおすすめ

    すべて見る

    あなたにおすすめのアニメです

    GOD EATER

    GOD EATER

    2050年代初頭、突如出現した未知の生命体「オラクル細胞」は、 地球上のあらゆる対象を「捕喰」し始めた。 全てを喰らい、凶暴な生命体として多様に分化を遂げるその存在を、 いつしか人は、畏怖を持って「アラガミ」と呼んだ。 既存の兵器はアラガミの前に一切効果が無く、 都市文明は崩壊し、人類は徐々に生息圏を奪われていった。 そんな人類に一筋の光明がさす。 オラクル細胞を埋め込んだ生体兵器「神機」が開発され、 それを操る特殊部隊、通称「ゴッドイーター」が編成された。 荒ぶる神々に虐げられた世界で、「神を喰らうモノ」の明日なき戦いの幕があがる―。

    2015年

    革命機ヴァルヴレイヴ

    革命機ヴァルヴレイヴ

    真暦71年。宇宙都市“ダイソンスフィア”の開発によって、総人口の7割が宇宙で暮らす時代。世界は二つの勢力に分かれていた。軍事同盟から発展したドルシア軍事盟約連邦と、貿易協定を拡大させた環大西洋合衆国、通称“ARUS(アルス)”。中立を謳う小国ジオールは、経済的繁栄を手に入れ、平和を保っていた。そのジオールのスフィア内、モジュール77と呼ばれる区画に暮らす高校生、時縞ハルトの平穏な日常は、突然のドルシア軍の侵攻により一変した!ハルトと謎の人型兵器ヴァルヴレイヴとの出会いが、世界を揺るがす。

    2013年

    小市民シリーズ

    小市民シリーズ

    たがいに助け合い、完全な小市民を目指そう。 かつて“知恵働き”と称する推理活動により苦い経験をした小鳩くんは、清く慎ましい小市民を目指そうと決意していた。 同じ志を立てた同級生の小佐内さんとたがいに助け合う“互恵(ごけい)関係”を密かに結び、小市民としての高校デビューを飾り平穏な日々を送るつもりでいたのだ。 ところがふたりの学園生活に、なぜか不可解な事件や災難が次々と舞い込んでくる。 はたして小鳩くんと小佐内さんは、小市民としての穏やかな日々を手に入れることができるのだろうか。

    2024年

    平穏世代の韋駄天達

    平穏世代の韋駄天達

    “韋駄天” × “魔族” × “人類”、 何が起こるか誰にもわからない 禁断のバトルロワイアルがいま始まる―!!

    2021年

    ZETMAN

    ZETMAN

    人類の存亡を託された「ZET」 究極の正義の意味を求める「ALPHAS」 2つの意思がこの世界を変えてゆく。 その街の橋の下に、人助けをして日銭を稼ぎ、老人と暮らす少年がいた。その少年は、人類存亡の鍵を握る「ZET」の宿命を背負っていた…。 その街の丘の上に、最大の富と権力を、すでに一族から約束されている少年がいた。その少年は、「ヒーロー」に憧れ、正義の意味を求め続けた…。 全く境遇の異なる二人が出会ったのは、必然といっていいか。彼らは、そう遠くない未来、過酷すぎる運命を知るだろう。 そして彼らは、それゆえに共闘することになるだろう。そして彼らは、いつの日か…… 「正義とは」「強さとは」「人間とは」「希望とは」神崎人(カンザキジン)、天城高雅(アマギコウガ)二人の英雄が、残酷な運命と世界を駆け抜け、その戦いの果てに見るものとは…

    2012年

    名探偵コナン 絶海の探偵

    名探偵コナン 絶海の探偵

    朝焼けの海に浮かぶ、爆弾を積んだ謎の不審船。その船がすべての始まりだった―。京都舞鶴港沖。海上自衛隊によって、貴重なイージス艦の体験航海が開催されていた。電子武装されたハイテク艦で繰り広げられる大迫力のクルーズを楽しむコナンや蘭、小五郎、そして少年探偵団たち。しかし突如、轟音が響き、艦内に不穏な空気が流れる。 やがて間もなく、左腕のない遺体が発見される!しかも、なんと自衛隊員の遺体だというのだ!そこには、いくつかの不審な点が残されていた・・・。 捜査に乗り出したコナンは、艦内に某国のスパイ“X”が乗り込んでいることを知る。果たして、スパイ“X”とは何者なのか?不審船との関係は? やがてコナンたちにも忍びよるスパイの影・・・。この航海には想像をはるかに超えた、日本全土を揺るがす巨大な陰謀が隠されていた!

    2013年

    宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟

    宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟

    時に西暦2199年。苦難の航海を経て、目的地イスカンダルで〈コスモリバースシステム〉を受領したヤマトは、いままさに大マゼラン銀河を後にしようとしていた。 だが突如、大マゼラン外縁部で謎の機動部隊と遭遇する。 彼らこそは蛮勇で宇宙にその名を轟かす戦闘民族〈ガトランティス」。指揮官はグタバ遠征軍大都督「雷鳴のゴラン・ダガーム」を名乗り、艦の引き渡しを要求してきた。 戦闘を避け地球へ急ぎたいヤマトに、突如空間を跳躍し紅蓮の炎が襲い来る。それはダガームが放ったガトランティスの誇る最新兵器〈火焔直撃砲〉の光芒だった。 間一髪、ワープでダガームの追撃を振り切ったものの、薄鈍色(うすにびいろ)の異空間へと迷い込んでしまうヤマト。ヤマトはまるで意志を持ったように舵を切ると、謎の惑星へと誘われていく。事態打開のため、古代、桐生、沢村、新見、相原の5人は惑星へと情報収集に降下する。 地表に降り立った彼らが見たものは、そこにあるはずのない[艦(ふね)]。だがその艦内には先客がいた。それは七色星団の戦いを生き残りヤマトへの復讐を誓う、ガミラスのフォムト・バーガー少佐の姿だった。彼らもまたここに迷い込み、脱出できないでいたのだ。 ヤマトの空間航跡を追ってワープしたダガームもまた、薄鈍色の宇宙へとたどり着く。ヤマトが誘われた眼前に輝く惑星こそ、彼らが探し求めていた宝の星であったのだ。邪魔なヤマトをあぶりだすべく火焔直撃砲の砲門を惑星へと向けるダガーム。果たして古代たちは閉じられた空間を脱出し、ガトランティスの包囲網を突破できるのか。 一刻も早く地球へ戻りたいヤマト、力で宝の星を求めるガトランティス、ヤマトを討たんとするガミラス―――それぞれの譲れぬ想いが交錯する

    2014年

    鬼滅の刃 中高一貫!! キメツ学園物語 バレンタイン編

    鬼滅の刃 中高一貫!! キメツ学園物語 バレンタイン編

    アニメ「鬼滅の刃」公式スピンオフ登場!!中高一貫校「キメツ学園」を舞台に、「鬼滅の刃」のキャラクターたちが繰り広げる学園コメディー!! ※キメツ学園物語 バレンタイン編は2021年2月14日に行われた『鬼滅祭オンライン』に合わせて公開された映像となります。

    2021年

    探検ドリランド-1000年の真宝-

    探検ドリランド-1000年の真宝-

    ミコト姫の冒険からおよそ1000年後。ドリランドからハンターが姿を消し、タブー視される様になった今の時代、ハンターに憧れる少年ハガン。家に代々伝わるドリルソードを発見したハガンは、次元の扉「真宝門(まほうもん)」を開けてしまい、ドリランドの別のワールドへと訪れてしまう。モンスターがはびこる月天使クララの神殿で、ハガンは現代のハンターと名乗る少女ハルカと運命の出会いを遂げた!

    2013年

    赤髪の白雪姫

    赤髪の白雪姫

    林檎のような赤髪の娘、白雪。その珍しさを気に入ったラジ王子の愛妾にされかかり、生まれ育った国を出ることに。隣国の森に辿り着き、そこで出会い、力を貸してくれたのはクラリネス王国の第二王子・ゼン。これは出会った二人が互いの手をとり、様々な人との出会いの中で足音を重ね、道を行く物語――。

    2016年

    最終兵器彼女

    最終兵器彼女

    北海道のとある街で、高校生活を送るちせとシュウジは付き合い始めたばかり。そんなある日札幌が空襲を受け、仲間が犠牲になり、暗く不安な空気が漂う中、シュウジは羽と武器を纏い、自衛隊の最終兵器となって戦うちせの姿を見かける。普通の女子高生でいたいが、コントロール不能な防衛本能がちせを戦闘に向かわせる…。

    2002年

    食戟のソーマ 豪ノ皿

    食戟のソーマ 豪ノ皿

    下町の定食屋の息子・幸平創真は、家業を手伝いながら、父・幸平城一郎を越えるべく料理修業に励む日々を過ごしていた。ところが、中学校卒業後は家業を継ごうと考えていた創真をよそに、城一郎は店を数年閉めると宣言して海外に渡る。城一郎の命により、超名門料理学校「遠月茶寮料理學園」の高等部に入学した創真は、持ち前の料理のノウハウを駆使して料理人として成長していく。

    2020年

    ゆるゆり♪♪

    ゆるゆり♪♪

    笑われればいいと思うよ 旧・茶道部の部室を不法占拠して勝手に「ごらく部」の活動(といっても特に明確な活動内容はなし)を続ける4人組。それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。愛が溢れまくりで明日から元気に生きていること請け合いのまったりストーリー。

    2012年

    秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE4 〜カスペルスキーを持つ男〜

    秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE4 〜カスペルスキーを持つ男〜

    黒光産業に雇われたDXファイターは、再開発予定地から住民たちを立ち退かせるためDXボンバーを駆使して住民たちを次々と立ち退かせていた。お金のためと割り切り、全く罪悪感を感じていないDXファイター。しかし、そんなDXファイターが、どうしても立ち退きをさせられない1軒の小料理屋があった…。

    2010年

    3月のライオン【2期】

    3月のライオン【2期】

    主人公・桐山零は、幼い頃に事故で家族を失い、心に深い孤独を負う18歳のプロの将棋棋士。東京の下町に一人で暮らす零は、あかり・ひなた・モモという3姉妹と出会い、少しずつ変わり始めていく――。これは、様々な人間が何かを取り戻していく、優しい物語。そして、戦いの物語。

    2017年

    BEATLESS

    BEATLESS

    それは、人間と人智を越えた存在との決別と共存の物語社会のほとんどをhIEと呼ばれる人型ロボットに任せた世界。 17歳の少年・遠藤アラトはある日一体のアンドロイド・レイシアに出会い、オーナー契約を交わす。一見人間とそっくりなそれは、世界を驚かすほどの性能を備えた超高性能AIが生み出した、人智を越えるアンドロイド<人類未到産物>5体のひとつだった――。 5つの機体はそれぞれ意味を持ち、互いの性能を求め戦いはじめる。 その戦いを傍観することしかできない大人たちと、その存在に近づき新しい関係を試みる少年たち。 未来への選択と、人間とモノとの関係の答えを求められる――。 進化しすぎた機械と、人間世界を繋ぐのは何か? 便利になりすぎた時代で何が大事で何が必要なのか、アラトは人間よりはるかに優れたアンドロイド・レイシアと出会ったことで未来への選択と、人間とモノとの関係の答えを求められる――。

    2018年

    陸上防衛隊まおちゃん

    陸上防衛隊まおちゃん

    宇宙から来襲して来る「かわいいエイリアン」たち。おじいちゃんが陸の防衛隊幕僚長である小学二年生のまおちゃんは、かわいいエイリアンから日本を防衛する陸の防衛隊の小学生隊員となった。今日も空の防衛隊のみそらちゃんや海の防衛隊のシルビーちゃんと一緒に、まおちゃんたちは日本を防衛するために出動する……!

    2002年

    LEMON ANGEL PROJECT

    LEMON ANGEL PROJECT

    かつて憧れていた先輩・鴻野唯がLemon Angelの生みの親であると知った皆口智は、第二期Lemon Angelオーディションを受けることを決意する。嫉妬や嫌がらせが渦巻く第二期Lemon Angelオーディション。そんな中からライバルであり、友情で結ばれた仲間たちが智の周りに集まり出す。

    2006年

    海辺のエトランゼ

    海辺のエトランゼ

    『海辺のベンチで ひとり佇む少年。 そんな彼が無性に気になった』

    2020年

    エガオノダイカ

    エガオノダイカ

    地球より遥かかなたの星にある、笑顔に溢れた王国。王女のユウキは十二歳、そろそろ多感なお年頃。毎日泣き、笑い、時にはときめいたり…?しながら、王宮で楽しく暮らしている。日々を彩るのは、忠実な家臣たち。教育役のレイラ、政治を補佐するイザナ、騎士団総長ハロルド、そして……幼馴染の側近、ヨシュア。「ユウキ!気合と根性さえあれば、何だってできる!」「……もうっ。またそれ~!?ヨシュア、もっと貴族らしくしてっ!」ステラは十七歳、有能かつクールな軍人。けれど微笑みはいつも絶やさない……笑顔は生きるためには、欠かせないから。これは、遠い星に生まれた、二人の少女の物語。

    2019年

    anilog_logo

    © anilog.jp