• ログイン
    アニログ アニログ
    • トップ

    • 作品 一覧

    • カテゴリ

    • 記事リスト 一覧

    1. トップ
    2. 作品 一覧
    3. 彩雲国物語

    彩雲国物語

    彩雲国物語
    • 作品情報
    • エピソード
    • スタッフ
    • キャスト
    作品情報
    舞台は中国風の架空の国、彩雲国。名門だが貧しい紅家の娘秀麗は、幼いころの動乱の記憶から「人を助けることのできる」官吏になりたいと願っていますが、女性は登用試験を受けることすらできません。ある日、即位間もない新王の教育係を引き受けることになり、それをきっかけに、官吏登用試験への道が開かれて行きます。秀麗と新王、その兄との恋模様や、秀麗と共に官吏を目指す同期生との友情など、親しみやすいストーリーに、宮廷での権力闘争や豪族の暗躍がからみ、絢爛豪華な宮廷浪漫が繰り広げられます。第1シリーズは、主人公の少女秀麗が新王の教育係として後宮に入り、持ち前の明るさで若き王を立ち直らせ、さらに自分の夢をかなえ、史上初の女性官吏となって数々の苦難を乗り越える姿を描いています。第2シリーズでは、秀麗が中央から離れた茶州に赴任し、新米官吏として奮闘する物語を中心に、彩雲国に影を落とす異能の一族縹(ひょう)家の陰謀に巻き込まれ、挫折や別れを経験しつつも、国王を支えるまでに成長する姿を描いていきます。

    エピソード

    • うまい話には裏がある

      うまい話には裏がある

      紅秀麗は、彩雲国の王都・貴陽に暮らす、由緒正しい紅家のお嬢さま。だけど家計は火の車で、賃仕事に精を出す日々。ある日、朝廷のお偉方、霄太師が頼みがあるとやってきた。高額報酬に目がくらみ、二つ返事で引き受けた秀麗だったが、頼みというのは、ダメ王様と噂される彩雲国の新王、紫劉輝の妃になってくれ、というものだった・・・。

    • 井の中の蛙大海を知らず

      井の中の蛙大海を知らず

      新王・劉輝の教育係として、妃の身分で後宮に入った秀麗。劉輝と過ごす日々の中で、噂ほどのダメ王様ではない、むしろ、いい王様になるかもしれないと思い始める。秀麗は、劉輝が街へ出たことがないと知り、庶民の生活の現状を見せようと、おしのびで、劉輝を下街へと連れ出すが・・・。

    • 能ある鷹は爪を隠す

      能ある鷹は爪を隠す

      秀麗が後宮に上がって、ひと月。彩雲国の新王、劉輝は秀麗との約束を守り、次第に政事に関わるようになっていた。ある夜、バラの花を手にした劉輝が、突然、後宮の秀麗のもとを訪ねて来る。手を傷だらけにしてバラを摘んできた劉輝に、秀麗はバラ姫の話を聞かせる。そんな折、宮殿で彩雲国の高官が集まる酒宴で事件が起きる。

    • それは宝の持ち腐れ

      それは宝の持ち腐れ

      劉輝が秀麗の危機を救い、実は、劉輝はダメ王様のフリをしていただけだと知った秀麗は、怒りのあまり後宮を辞すと告げるが、霄太師らに丸め込まれる。憤る秀麗は、父邵可から、劉輝の不幸な幼年時代の話を聞く。宮中では武芸大会が催されることになり、劉輝をはじめ、楸瑛や静蘭が剣の腕を競う。

    • 努力に勝る天才なし

      努力に勝る天才なし

      秀麗の身の回りから次々と発見される毒に対処し、その出所に目星をつける劉輝ら。そんなことは全く知らない秀麗は、藍龍蓮と名乗る、奇妙な青年と出会う。その青年は、藍将軍の弟だった。自由気まま、傍若無人に振る舞う変わり者の龍蓮に、周囲は振り回されてしまう。

    • 画竜点睛を欠く

      画竜点睛を欠く

      日に日に王らしくなっていく劉輝に、満足げな霄太師ら。秀麗は、劉輝に王としての自覚を持たせるという、自分の役目が終わりに近いことを察し、寂しくなる。何だかんだ言っても、後宮で過ごす日々は楽しかったからだ。側付きの香鈴も、秀麗の寂しさを感じ、元気づけようとするが、その矢先、秀麗が何者かに拉致されてしまう。

    • よく泳ぐ者は溺れる

      よく泳ぐ者は溺れる

      楸瑛が黒幕の元にたどり着いた時、既にそこに黒幕の姿はなかった。秀麗は劉輝の活躍で、窮地を脱するが、体内に残っていた毒により、倒れてしまう。彩雲国一の名医でも解毒不可能な毒のため、秀麗の命が危ない。何とか秀麗を救いたいと必死の劉輝。そんな劉輝に、秀麗を助けられる解毒剤がある、と告げたのは意外な人物だった……。

    • 猫の手も借りたい

      猫の手も借りたい

      秀麗が後宮を辞してひと月、彩雲国は、記録的な猛暑に襲われていた。あまりの暑さに、体調を崩す官吏たちが続出し、朝廷は人手不足に陥っていた。そんな最中の朝議で、劉輝は、国試の女人受験を導入したい、と発言し、波紋を呼ぶ。一方、秀麗は、邸の門前に行き倒れていた、髭もじゃの男(浪 燕青)を拾っていた……。

    • 千里の道も一歩から

      千里の道も一歩から

      猛暑による人手不足の朝廷で、秀麗は、ひと月だけ、財政を預かる戸部の雑用係として働くことになった。女性は朝廷に入れないため、男の子の格好をして、懸命に働く秀麗。変人と呼ばれる仮面の男、戸部尚書の黄奇人も、そんな秀麗の働きに一目おいて……。

    • 待てば海路の日和あり

      待てば海路の日和あり

      劉輝が懸命に取り組んでいた、「国試女人受験制」の草案作りは、ようやく完成した。草案を仕上げるまではと、秀麗に会うのを我慢していた劉輝は、これで秀麗に会えると喜ぶ。世間知らずの劉輝は、わざわざ、「夜這い御免状」をしたためて、秀麗の父、邵可に送るが、そんな折も折、騒動が勃発する。

    • 恋の病に薬なし

      恋の病に薬なし

      国試受験のために課せられた適性試験が終わり、結果が発表される前のこと。秀麗は、いたずらをした寺子屋の生徒、柳晋を叱ろうと追いかけているうちに、冬の川に落ち、風邪をひいてしまう。秀麗が寝込んでいると知り、次々と訪れる見舞い客。楸瑛、絳攸はもちろん、秀麗がまだその存在を知らぬ、叔父の紅黎深、さらには、仮面の男・黄奇人まで……。そんな中、柳晋が行方不明になる。

    • 逃げるが勝ち

      逃げるが勝ち

      冬の彩雲国、近づく国試に、王都・貴陽はたくさんの人で賑わっていた。無事、適性試験に及第した秀麗は、国試に集中するため、賃仕事をくれた雇い主たちにいとまを告げに行く。花街一の妓楼、姮娥楼では、秀麗が姉のように慕う芸妓の胡蝶が、秀麗との別れを惜しむ。胡蝶は、そこで、珍客だと言って、どう見ても十二、三歳にしか見えない少年を秀麗に引き合わせる。貴陽に着いたばかりだというその少年は、杜影月と名乗った。

    • 瓢箪から駒

      瓢箪から駒

      訳もわからぬうちに、青巾党と名乗るごろつきに追われるはめになった秀麗、影月、静蘭は、姮娥楼に逃げ込む。そこには、なぜか、彩雲国の若き国王、劉輝の姿が……。そこへ秀麗の幼なじみ、三太が、青巾党が姮娥楼を根城にしようと襲撃してくる、との情報をもたらす。そんな中、秀麗は、意外な言動をとる胡蝶に、目を丸くして驚く。

    • 石の上にも三年

      石の上にも三年

      晴れて国試に合格し、彩雲国史上初の女性官吏となった秀麗だが、急によそよそしくなった街の人たちの態度に、秀麗は傷つく。最年少の十三歳で首席合格した影月と、女性でしかも三位で合格した秀麗を面白く思わない者が大勢いた。新人官吏の研修指導官である魯官吏も、秀麗と影月に目をつけているのか、二人に与えられた仕事は、思わず耳を疑いたくなるようなものだった。

    • 親の心子知らず

      親の心子知らず

      新人官吏の研修が続いている。秀麗の叔父で、後見人の紅黎深は、辛い目にあっている秀麗を見るのが辛い。そこで、彩雲国の王、劉輝に秀麗を守るようにと直訴し、にらみをきかせる。黎深の養子である李絳攸は、そんな秀麗への態度とは異なり、自分に厳しく接する黎深に、自分は黎深から愛されていないのではないかと深く悩む。

    • 渡る世間に鬼はない

      渡る世間に鬼はない

      秀麗と影月は、相変わらず、厠(かわや)掃除とくつ磨き、大量の書類整理と計算に追われ、さらには二人を面白く思わない古株の官吏たちから、様々な嫌がらせを受ける。しかし、ひどい仕打ちにもめげずに頑張る二人に、最初は冷たい目で見ていた同期の新人官吏たちも、少しずつ考えを改めるようになっていく。そんな折、秀麗の国試及第に不正があったらしいとの噂(うわさ)が流れる。

    • 藪をつついて蛇を出す

      藪をつついて蛇を出す

      休養日、胡蝶に招かれ、姮娥楼にやって来た秀麗と影月は、突然、ゴロツキたちに取り囲まれ、監禁されてしまう。胡蝶の裏切りにぼう然となる秀麗。その頃、秀麗の父、邵可の元には、紅本家から弟の玖琅が訪れていた。そこへ、秀麗の後見人である黎深が、秀麗の国試及第に関する不正行為のかどで拘束された、との報が入る。そして静蘭は秀麗を守るため、ある覚悟を決める。

    • 頭隠して尻隠さず

      頭隠して尻隠さず

      彩雲国初の女性官吏となった秀麗だが、彼女の国試及第に不正の疑いがあるとして、その真偽をはかるべく、査問会が開かれることとなった。王宮では、朝議が開かれ、誰が紅吏部尚書を捕縛したかの追及が始まっていた。そして、一人の男が黒幕として浮かび上がってくる。それは意外な人物だった……。

    • かわいい娘には旅をさせよ

      かわいい娘には旅をさせよ

      再び茶州からやって来た浪燕青は、茶州の現状を劉輝らに報告する。 秀麗、影月は、新人官吏の配属を決める任命式を、数日後に控えていた。劉輝は、秀麗の配属先について最後まで悩むが、ついに決断する。それが、彩雲国の王としての使命だからだ。任命式当日、秀麗と影月に、驚くべき配属先が告げられた。

    • 枯れ木に花咲く

      枯れ木に花咲く

      彩雲国史上初の女性官吏、紅秀麗と最年少官吏の杜影月は、二人組の州牧として茶州に赴任することになった。燕青は若き州牧たちの補佐として、静蘭は二人を守る武官として、共に茶州へ赴くことになっていた。出立前、秀麗の母の墓参りに出かけた静蘭は、心の奥底に封印してきた自身の過去を振り返る。十五年前、第二公子、紫清苑として王宮で過ごした日々、病弱だった母のこと、そして、異母兄弟の誰よりも抜きんでて優秀だったがために、その身に降りかかった悲劇のことを……。

    • 君子危うきに近寄らず

      君子危うきに近寄らず

      秀麗たちが紫州を離れる日がいよいよ二日後に迫っていた。そんな折、絳攸は秀麗に、一年前に起きた秀麗拉致事件の真相を明かす。後宮に劉輝の妃として入った秀麗を、誰が何のためにさらったのか、そして、その企てを手助けしようと、ひそかに毒を盛ったのは誰だったのか……。真実を知り衝撃を受ける秀麗だったが、そこへぷらりと、藍龍蓮がやって来て……。

    • 命あっての物種

      命あっての物種

      茶州へと出立する秀麗、影月。燕青は若い州牧たちの補佐として、静蘭は二人を守る武官として、そして秀麗に同道を許された香鈴も共に旅立った。州牧として赴任するためには、三ヶ月以内に茶州の州都・琥璉にたどり着かなければならない。それを過ぎても着任できない場合は、任務放棄と見なされ、自動的に州牧を解任されるのである。赴任先の茶州はひどく不穏な状態にあった。新州牧たちを狙い、茶家の手の者たちが暗躍する。

    • 旅は道連れ世は情け

      旅は道連れ世は情け

      いよいよ秀麗たちが茶州へと足を踏み入れようとしていた矢先、関所の官兵によって、静蘭、燕青、影月、香鈴が捕らえられ、茶州の入口にある町、崔里に連行されてしまう。燕青の機転により、一人難を逃れた秀麗は、再会を約束した地、商都・金華を目指すことにする。どうやったら無事に金華までたどり着けるか思案する秀麗の前に、あやしいほどに美しい一人の青年が現れる。

    • 寝耳に水

      寝耳に水

      静蘭、燕青、影月、そして秀麗の身代わりとなった香鈴を捕らえたのは、茶家当主の座を狙う茶仲障の孫、草洵だった。一方、琳千夜と名乗る商人の侍女として、金華に向かうことになった秀麗だったが、一向に崔里を出発する様子がない千夜にやきもきする。そんな中、地下牢より静蘭と燕青が脱走する。手助けしたのは、草洵の末の弟、克洵だった。

    • 他人のそら似

      他人のそら似

      秀麗が琳千夜に付いて崔里を出て20日あまり、影月、香鈴は克洵と、静蘭は燕青と、皆それぞれに金華を目指していた。途上、静蘭と燕青は、過去に因縁のあった殺刃賊の新頭領、瞑祥と対峙する。秀麗は、茶家次男の朔洵と、新州牧である自分の結婚話が進んでいると千夜に聞かされ驚く。様々な思惑が絡む中、秀麗はついに、金華にたどり着く。

    • 闇夜の烏(からす)

      闇夜の烏(からす)

      静蘭たちとの再会を約束した街、金華にたどり着いた秀麗は、驚くべき話を聞かされる。琳家の人間は、殺刃賊に全員殺されたというのだ。では、金華まで一緒に来た琳千夜と名乗る青年は一体誰なのか……。一方、草洵は、香鈴が秀麗の身代わりだったことを知り、激怒する。草洵たちに金華城へ連行された影月と香鈴は、大勢の殺刃賊に囲まれてしまう。

    • 花は折りたし梢は高し

      花は折りたし梢は高し

      金華で、静蘭、燕青、影月、香鈴と再会を果たした秀麗だが、琳千夜の真の姿を知った衝撃からは、立ち直れずにいた。しかし、秀麗には、茶家の横暴で荒廃した茶州の治安を建て直すという、新州牧としての務めが待っていた。秀麗は、全商連の金華特区長、柴彰に協力を要請する。

    • 案ずるより産むが易し

      案ずるより産むが易し

      金華にのさばっていた殺刃賊を一掃し、事件の事後処理に忙殺される秀麗たちの前に、州都・琥璉から来たという、由准と名乗る官吏が現れる。由准は燕青の知り合いらしく、秀麗たちを手伝い、テキパキと事案を片付けていく。そんな中、茶家の三男、克洵は、とある決意を胸に秘め、一人、琥璉へ向かった。

    • 一日千秋の思い

      一日千秋の思い

      茶州州都・琥璉が、茶家の手により全面封鎖された。知らせを受けた秀麗たちは、琥璉に乗り込むべく、金華を出立することになった。一方、秀麗たちの知らぬところで、金華を目指し、寝る間も惜しんで馬を走らせている一行がいた。何とそれは、彩雲国国王、紫劉輝、そして、かつて劉輝から「信頼の証」である「花」を贈られた楸瑛と絳攸だった。

    • 女は度胸

      女は度胸

      秀麗たちは、完全に封鎖された茶州州都・琥璉を目前に、足止めを食らっていた。秀麗と影月が茶州州牧として着任するためには、何としてでも期限までに琥璉に入らなくてはならない。意を決して関所を突破した秀麗一行は柴彰の姉、柴凛の邸に身を寄せる。邸には柴凛からの置き手紙と、もう一通、茶朔洵からの、茶家当主選定式への招待状が残されていた。

    • 掃きだめに鶴

      掃きだめに鶴

      茶家当主選定式の招待状を受け取った秀麗は、危険を承知で、茶朔洵の元へ飛び込んだ。劉輝から、茶州州牧任命の折、贈られた「つぼみ」のかんざしを取り返さなければならないからだ。一方、茶家三男、克洵は、祖父、仲障のたくらみを止めようとして、牢に放り込まれていた。その克洵を助けに、克洵を慕ういとこの春姫が琥璉へと向かっていた。

    • 女にも二言なし

      女にも二言なし

      朔洵から、茶家当主選定式の当日に「つぼみ」を返すと約束された秀麗は、茶本家の離れに留まり、行方がわからない克洵と春姫の祖母、英姫を捜していた。秀麗は、秘かに邸内を調べて回るが、広大で、迷路のように入り組んだ邸に、難儀していた。そんな中、秀麗は、茶仲障と対面する。

    • 覆水盆に返らず

      覆水盆に返らず

      茶家当主選定式当日がやってきた。秀麗が茶家の屋敷にいるのも、今日が最後である。別れを惜しむ朔洵は、秀麗に、最後に、甘露茶を淹れてくれないかと頼むが……。日が暮れ、刻一刻と迫る選定式。静蘭は春姫と、影月は燕青と行動をともにし、それぞれの目的を持って動き出す。

    • 毒をもって毒を制す

      毒をもって毒を制す

      新月の闇の夜、運命の、茶家当主選定式が開かれる。克洵を捜す秀麗と春姫は、庭の社に足を踏み入れ、そこに広がる光景に目を丸くする。一方、影月、燕青は、選定式が行われる大堂に案内されるが、そこには不穏な空気が漂っていた。そして、静蘭は、干將を手に、朔洵の元へと駆けていた。

    • 逢うは別れの始め

      逢うは別れの始め

      茶家の主立った者たちは捕縛された。茶家当主には、克洵が就任した。克洵は、当主として、茶家の罪を一身に背負い、一生かけて償っていくという苦難の道を選択した。そしてそのころ、離れでは、静蘭と朔洵の、お互いの大切なものを賭けた、命がけの勝負が始まろうとしていた……。

    • 世はすべてこともなし

      世はすべてこともなし

      茶家当主選定式は終わったが、秀麗には、茶州州牧としてやるべきことが残されていた。秀麗と影月は、茶家の手により琥城の牢獄塔に幽閉されている、鄭悠舜を救い出さなければならないのだ。琥城へと急ぐ二人の到着を前に、牢獄塔に火の手が上がった。一刻も早く悠舜を助けなくては、と焦る秀麗に、助けに行く必要はないと止めたのは、由官吏だった。

    • 雨は天から、涙は目から

      雨は天から、涙は目から

      無事、茶州州牧に着任した秀麗と影月。秀麗は、朔洵のことを忘れるかのように、仕事に没頭していた。若き二人の新州牧たちは、百年先の茶州を見据えて、施策を練る。そんな中、秀麗は、新年の朝賀に出席するために、静蘭とともに、彩雲国の王都、貴陽に戻ることになるが、劉輝に会うには、気持ちの整理をつけなければならなかった。

    • 今日の後に今日なし

      今日の後に今日なし

      茶州州牧として新年の朝賀に出席するため、琥璉を出発する秀麗。悠舜と静蘭、茶家新当主として出席する克洵、茶州全商連支部長の柴凛も同道した。貴陽では、茶州発展のための案件を通すという、大仕事が待ち構えていた。秀麗の到着を待ちわびていた父、邵可だが、秀麗の顔を見るなり、すぐさま仕事に送り出す。もう一人、朝賀を前に、緊張で押しつぶされそうになっていた克洵の前には、龍蓮が現れて……。

    • 縁は異なもの味なもの

      縁は異なもの味なもの

      秀麗たちが立案した、茶州発展のための計画は、受け入れられた。秀麗との再会を誰よりも切望していたはずの劉輝だったが、朝賀の後、劉輝は王としての職務に専念し、秀麗も計画遂行のための準備に追われていた。ようやく、秀麗が、得意の手料理を振る舞い、懐かしい人々との再会を喜び合った席にも、劉輝の姿はなかった……。

    スタッフ

    • アニメーションプロデューサー

      丸山正雄 吉本聡
    • アニメーション制作

      マッドハウス
    • キャラクターデザイン

      大島美和
    • キャラクター原案

      由羅カイリ
    • シリーズ構成・脚本

      吉田玲子
    • プロデューサー

      下河原郁子 柴田裕司
    • 共同制作

      総合ビジョン
    • 制作・著作

      NHK
    • 制作統括

      伊原英夫 柏木敦子
    • 原作

      雪乃紗衣
    • 撮影監督

      松井伸哉
    • 監督

      宍戸淳
    • 美術監督

      西倉力
    • 色彩設計

      田中千春
    • 雪乃紗衣

      角川ビーンズ文庫
    • 音楽

      梁邦彦
    • 音響監督

      藤山房伸

    キャスト

    • 李絳攸

      檜山修之
    • 杜影月

      浪川大輔
    • 浪燕青

      伊藤健太郎
    • 琳千夜

      子安武人
    • 紅秀麗

      桑島法子
    • 紅邵可

      池田秀一
    • 紅黎深

      真殿光昭
    • 紫劉輝

      関智一
    • 茈静蘭

      緑川光
    • 茶克洵

      鳥海浩輔
    • 茶春姫

      宍戸留美
    • 藍楸瑛

      森川智之
    • 藍龍蓮

      木内秀信
    • 霄太師

      石井康嗣
    • 香鈴

      仙台エリ
    • 黄奇人

      中多和宏

    あなたへのおすすめ

    すべて見る

    あなたにおすすめのアニメです

    orange

    orange

    高校2年生の春、菜穂に届いた「手紙」。その差出人は、10年後の自分だった。初めはイタズラかと思ったが、書かれていることが次々と現実に起こり、「手紙」がこれから起こることを綴っていると知る。転校生の翔を好きになること。そして、17歳の冬に翔が亡くなってしまうこと。翔を失った<26歳の菜穂>の後悔と願いを知った<16歳の菜穂>ができることとは?

    2016年

    くじびきアンバランス

    くじびきアンバランス

    全てを“くじびき”によって決める立橋院学園。そこは、卒業生は政界、財界の要人を占め、生徒会の権力たるやあらゆる国家権力をも凌ぐほどの学園である。この物語は、次期生徒会執行部に選ばれた榎本千尋たちが、現生徒会の厳しい教育に耐え、実務を引き継ぐまでの、愛と戦いの記録である。道を歩けば犬に追いかけられ、空から植木鉢が落ちてくるような不幸体質だったはずの榎本千尋が何の因果か、強運の持ち主ばかりが集まる立橋院学園に合格、さらに最初のくじびきで次期生徒会会長候補のくじまで引き当ててしまった!副会長候補には千尋の幼馴染で、生まれてこのかた幸運続きのラッキーガール秋山時乃。書記候補には天才サイエンティストの上石神井蓮子。彼らは、現生徒会からの過酷な指令をこなし、次期生徒会たる地位を確立せねばならない。立ちはだかる現生徒会は、会計に、超人的な演算処理能力を誇るアメリカ系関西人のリサ、副会長には、霊剣「残月」を佩き、圧倒的な戦闘能力を持つ退魔士の香澄。そして現生徒会長は、幼馴染でドイツへ転校してしまったはずの千尋の初恋の相手、律子・キューベル・ケッテンクラートだった…。千尋たちは無事生徒会になれるのか、律子、時乃、千尋の恋の行方は?「げんしけん」のメンバーも大注目のラブコメディが、いよいよ開幕!

    2004年

    マリア様がみてる

    マリア様がみてる

    私立リリアン女学園には清く正しい学園生活を受け継いでいくため、“姉妹(スール)”と呼ばれる姉妹制度が存在している。そんな学園での憧れの的は山百合会と呼ばれる生徒会を運営する薔薇さま達。ある日、主人公祐巳は山百合会のお姉さまと姉妹関係である“紅薔薇のつぼみ”こと祥子から突然の姉妹宣言をされ・・。

    2004年

    吸血姫美夕

    吸血姫美夕

    女性の生血が吸われる殺人事件が連続発生していた古都。この町を訪れた霊媒師の瀬一三子は、決して目を覚まさない「眠り姫」こと、寝沢藍子の治療を試みる。治療が失敗して寝沢家を出る一三子の前に、ナイフを手にした少年・都人が出現。彼は自分の恋人・梁子を襲った吸血鬼が寝沢家にいると考えていたのだ。梁子の殺害現場の神社へ赴く一三子だが、彼女を不気味な白い布を付けた吸血鬼が襲撃。そんな一三子の危機を不思議な光が救い、鳥居に座っていた少女=美夕とその従者ラヴァはこれ以上関わらないほうがいいと一三子に促し、闇の中へ消えていった……。

    1988年

    曇天に笑う<外伝> ~宿命、双頭の風魔~

    曇天に笑う&lt;外伝&gt; ~宿命、双頭の風魔~

    かつて天火に金城白子と名付けられた男。彼は大蛇復活を宿願とする風魔一族の頭領であり、双子の弟と二人で、十代目風魔小太郎として一族を束ねてきた。忌み子とされる双子として生まれ、本来は片方が殺される定めだった兄と弟。二人は互いを自分自身のように思いながらも、心の奥底では互いが持ち得ぬものを切望しあう。同胞の屍の山を築き、その頂きで長の座を得た二人が、本当に得たかったものとは――。宿願は果たせず、半身たる弟も失った白子の胸中に、風魔の里での日々が泡沫のように浮かび上がる。

    2018年

    Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!

    Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!

    「こういう時間がいつまでも続けばいいのに――」。8枚目のクラスカードに宿る英霊との激闘を終えたイリヤたち。残り少ない夏休みをめいっぱい楽しもうと再びバカンスモードに♪しかし、そんな日常は、あまりにもあっけなく打ち破られてしまう。異変の起こった円蔵山に駆けつけたイリヤたちの前に現われる現実離れした人影。突然の交戦の後、空間が揺らぐ。そして、動きの後、イリヤが目覚めたのは、真冬の冬木市――平行世界。そこは、美遊が生まれ、育った世界だった。大切なものはすべて守る――。魔法少女の普通にして壮大な願いを叶える戦いが始まる!

    2016年

    インセクトランド

    インセクトランド

    ここは地球のどこかにある、小さな昆虫たちの国「インセクトランド」。 ヒメボタル、ハナカマキリ、クワガタ、カブトムシ…たくさんの昆虫が暮らしています。大きさも、色も、形も、住んでいる場所もバラバラ! さらに、飛ぶ、泳ぐ、光る、力持ち…それぞれの昆虫が全く違う個性(生態)を持っています。そんなインセクトランドに巻き起こる事件やできごとを、 個性豊かな昆虫たちはどんな方法で解決していくのでしょうか。さあ、昆虫の世界に飛び込もう! 昆虫たちが、たくさんのことを教えてくれるよ!!

    2022年

    ReLIFE 完結編

    ReLIFE 完結編

    無職でニートの海崎新太(27歳)はリライフ研究所の社会復帰プログラム「リライフ」へ参加し、1年間限定で高校生として高校に通っていた。2学期に入り日代と一緒に青葉祭の実行委員を任 された海崎は日代にある気持ちを抱く。一方、日代も花火大会以降、海崎を意識するがその気持ちが何なのか整理がつかないでいた。そんな二人に「リライフ」が終了するタイムリミットの卒業式が迫っていた。

    2018年

    ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION

    ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION

    己の剣だけを信じてきた。友も家族も帰る故郷もない──孤独な剣士ガッツは、百年戦争に揺れる地を傭兵として渡り歩いていた。身の丈を超える長大な剣を自在に操り、強大な敵をいとも簡単に倒すガッツ。そんな彼に目をつけたのが、傭兵集団“鷹の団”を率いるグリフィス。美しい姿からは想像もつかない統率力を持ち、大いなる野望を秘めたグリフィスは、自らの夢を叶えるためにガッツを決闘で制し、鷹の団に引き入れる。数々の激戦を共にくぐり抜けるうちに、信頼で結ばれていく仲間たち。なかでもグリフィスとガッツの絆は、今や特別なものとなっていた。やがて鷹の団はミッドランド王国の正規軍にのし上がるが、それはグリフィスの目指す頂点へのはじめの一歩にすぎなかった。一方ガッツは、グリフィスの「夢」に取り込まれ剣を振り回すだけの人生に疑問を抱き始める。だが、ガッツはまだ知らない。果てなき夢が二人に与えた、恐るべき宿命を──

    2022年

    カワイスギクライシス

    カワイスギクライシス

    あまたの星々を支配下に置く宇宙帝国「アザトス」から 地球へと派遣されてきた調査員リザ・ルーナ。はじめは文明レベルの低い地球を、 さっさと滅ぼしてしまえばいいと考えていたが、 立ち寄ったカフェで「猫」と遭遇する。その異次元の「可愛さ」に衝撃を受けるリザ――。 果たして『カワイイ』は地球を救うのか!?

    2023年

    キャッ党忍伝てやんでえ

    キャッ党忍伝てやんでえ

    動物型アンドロイド“アニマロイド”が暮らす江戸時代風の街エドロポリスを舞台に、正義の猫忍者チームの活躍を描くSF時代劇コメディ。

    1990年

    パウ・パトロール

    パウ・パトロール

    主人公・ケントと、7匹の子犬たちからなるチーム「パウ・パトロール」が、彼らの住むアドベンチャー・ベイで起こったさまざまなトラブルに立ち向かう。ポリスカー(警察車両)を乗りこなすチェイス、ファイヤートラック(消防車)のマーシャル、パワーブルドーザーのラブルなど、それぞれが特技を活かし、力を合わせて大活躍!どんなトラブルも、「パウ・パトロール」ならパウフェクト!!

    2020年

    ブレイドアンドソウル

    ブレイドアンドソウル

    その復讐は終わるのか―圧倒的な打撃感とスピード感が生み出す「舞闘」。武術と魂が織り成す千年世界で紡がれる「物語」。「リネージュ」で知られる、エヌシージャパンが贈る超大型オンラインRPG「ブレイドアンドソウル」、日本サービス開始と同時期にアニメ化!

    2014年

    群青のマグメル

    群青のマグメル

    現実世界に突如出現した未知の新大陸で探険家達の救助を生業とする主人公のヨウと、その仲間たちの活躍を描く探検ファンタジー漫画。 舞台は地球。後に聖暦元年とされる年に太平洋上に突如として新大陸が出現。 マグメルと名付けられた大陸には未知の資源や刺激、そして未知の危険が待ち受けていた。 時に聖暦35年、マグメルで探険家たちの遭難が相次ぐ中、その救助を行う謎多き少年がいた。構造の能力という異能を操り、金褐色の瞳をした彼の名はインヨウ(因又)。 赤褐色の髪の少女であるゼロを助手とし、拾人館を営む凄腕の拾人者である。 ある日ヨウは極星社の社員エミリアから父親の救助を依頼される。 依頼は無事に成功したものの、大企業極星社の背後に潜み強大な権力を持つ神明阿一族の陰謀に巻き込まれていくことになる。

    2019年

    鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星

    鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星

    物語の幕開けは、アメストリスの首都・セントラルにある中央刑務所。刑期終了を間近に控えたひとりの囚人が、この刑務所から脱獄を果たした。その男――メルビン・ボイジャーが操る強力な錬金術に興味を惹かれたエドワードと弟のアルフォンスは、男の跡を追ってアメストリスの西、大国・クレタとの国境を目指すことになる。彼らがたどり着いた先は、巨大な崖に周りを囲まれた街・テーブルシティ。かつて「ミロス」と呼ばれていたこの地で、ふたりはジュリアという一人の少女に出会う。少女の言葉に導かれ、エドたちはこの地に隠された、血塗られた歴史を知ることになるのだった……。

    2011年

    大雪海のカイナ

    大雪海のカイナ

    拡がり続ける「雪海」により、大地が消えかけた異世界――。人々は巨木「軌道樹」の根元や頂から広がる「天膜」の上でかろうじて暮らしていた。天膜の少年カイナと、地上の少女リリハが出会うとき、滅びかけた世界を変える物語が、始まる――。

    2023年

    ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園-未来編

    ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園-未来編

    “超高校級の絶望”による『人類史上最大最悪の絶望的事件』によってかつて世界は崩壊までおいつめられた。そんな絶望に満ちた世界を救うべく、“未来機関”が結成される。江ノ島盾子を倒した苗木誠たち78期生は、未来機関に所属することになった。そこで世界の復興のため活動を続けるが、苗木は「絶望の残党」をかばったとして反逆の罪に問われてしまう。苗木の処分のため集まった未来機関一同だったが、モノクマによって監禁され、「最後のコロシアイ」を突きつけられる。腕には奇妙なバングルがつけられ、一定時間が来ると睡眠薬が投与される。さらに、この中には“裏切り者”が存在し、未来機関を殺しに来るというのだ。「生き延びるためには、裏切り者を見つけ出し、殺すしかない」“学級裁判”というルールが存在しないコロシアイ。殺すか殺されるか、極限状態のデスゲームに、苗木たちは追い詰められていく。希望が希望を殺す絶望の物語が始まる。

    2016年

    そらのおとしものFinal 永遠の私の鳥籠

    そらのおとしものFinal 永遠の私の鳥籠

    空から落ちてきた未確認生物《イカロス》は、空美町で「平和が一番」がモットーの少年、桜井智樹と共に暮らしていたが、いまだに智樹に笑顔を見せたことがなかった。イカロスと同じく空に浮かぶ『新大陸』からやってきた未確認生物である《ニンフ》《アストレア》が、《マスター》の支配から解放されて自由に笑って生きている姿を見た智樹は、どうにかイカロスにも『普通の女の子』として自由に笑ってほしいと思うようになる。戦略エンジェロイドとして作られ、感情をうまく表情に表せないイカロスが笑えないのは、主従の関係を結んでいることが原因であると考えた智樹だったが、突如あてがわれた自由に、イカロスは―――。原作累計400万部を突破した大ヒットアニメシリーズが遂に完結!!感動に包まれた原作最終話にリンクした、ヒロイン《イカロス》の真実の物語。これが本当のそらおとフィナーレ!!

    2014年

    オレん家のフロ事情

    オレん家のフロ事情

    若狭と龍己が入れ替わったお話から鷹巣の泥だんご合戦、サメの安賀里の虫歯事情まで、人魚の若狭とゆかいな仲間たちの楽しい日常コメディ

    2014年

    カードファイト!! ヴァンガード

    カードファイト!! ヴァンガード

    この物語の主人公「先導アイチ」はちょっと気弱でクラスでも目立たない中学三年生の男の子。常に後ろ向きで目立たないように毎日を送っていたアイチだったが、一つだけ心の支えがあった。それは子供の頃にもらったあるカードゲームのカード、「ブラスター・ブレード」。そのカードがきっかけでカードファイトを始めた彼の日常は大きく変わり始める。カードゲームの名前は「ヴァンガード」。「惑星クレイ」と呼ばれる異世界を舞台としたヴァンガードは、斬新なゲームシステムによって世界中で空前の大ブームを巻き起こしていた。ヴァンガードの面白さに魅せられたアイチは、ヴァンガードファイト(対戦)を通して「戸倉ミサキ」や「葛木カムイ」といった仲間たちや、沢山の好敵手(ライバル)たちと出会う。彼らと切磋琢磨する中で、アイチは充実した日々を過ごし、成長していく。そんなアイチには、心に決めた一つの目標がある。それは「櫂トシキ」というヴァンガードファイターと再び闘うこと。櫂トシキ…孤高で冷淡な性格の持ち主で、ヴァンガードにおいて圧倒的な強さを誇る高校生。アイチがヴァンガードと出会うきっかけを作った人物でもある。アイチにとって、櫂は自分を救ってくれ、ヴァンガードへと導いてくれた先導者(ヴァンガード)なのだ。アイチはヴァンガードの腕を磨くため、今日も全力で走り続ける。憧れの存在である櫂と闘い、認められるその時を夢見て―――!

    2011年

    anilog_logo

    © anilog.jp