円盤皇女ワるきゅーレ 星霊節の花嫁
エピソード
-
乙女と眼鏡の関係について
謎の円盤が急速落下し、和人たちが通う羽衣高校の時計台に突き立った。翌朝、騒然とする生徒達の前に現れたのは、ヴァルハラ八大皇女の一人であるファムだった。しかも和人たちの担任教師となって。生徒たちと急速に仲良くなっていくファム。特に女子の間では、『乙女と眼鏡の会』というファムのファンクラブまでできてしまう。会員のしるしはファムとおそろいの眼鏡。女子たちは次々に眼鏡をかけ、ついには秋菜を除く女子生徒全員が眼鏡をかけてしまうほどに。時乃湯では、侍女部隊も眼鏡をかけ、真田さんに同じ眼鏡をかけるように迫る。ファムの行動に戸惑う時乃湯の面々。一方、時計塔から女生徒たちを見下ろし満足げに微笑むファム。はたしてその真意とは…
-
裁きの女神 イナルバ
ヴァルハラ皇女の長であるメームは時乃湯の居間で真田さんとTVゲームに熱中していた。そこへ訪ねてきたのは、同じくヴァルハラ八皇女の一人であるイナルバであった。一向に進展しないワるきゅーレと和人に業を煮やしてやって来たのだ。イナルバの来訪に、さりげなく退散していくメーム。『裁きの女神の右手が閃く時、罪人はそこに地獄を見るであろう』という言い伝えに震え上がる真田さん。夜逃げしようとするハイドラ。その前に立ちはだかったイナルバは『二人の婚礼前に関係者各位にヴァルハラ皇室典範を徹底させる』と言って、言葉遣いの悪いハイドラをお仕置時空へと飛ばしてしまう。すぐに戻っては来たものの、ただ泣きじゃくるハイドラの姿に戦慄する時乃湯の面々。続いて真田さん、ファム、ライネ、コーラス…を次々にイナルバの"死のツッコミ"が襲う!彼女たちが見た地獄とは?
-
猫耳頭巾参上
ヴァルハラ皇家に伝わる、恋人達に末永い幸福をもたらすとされている宝物・星霊石を探ワるきゅーレと和人に強要しようとするイナルバ。儀式で恋人たちを妨害する鬼の役に、秋菜に無理やり立候補させられるハイドラと、さりげなく立候補する秋菜。そして、ワるきゅーレのことが心配な真田さん。やむなく和人はワるきゅーレとともに12個の星霊石集めに出発する。星霊石の一つを見つけた2人の前に、白・丸・妙が立ち塞がる。白たちの妨害に戸惑うワるきゅーレ。白たちは秋菜の護符に操られていたのだった。その時、どこからともなく聞こえてくる三味線の音。颯爽と現れ、白たちを倒したのは｢快傑猫耳頭巾｣!カッコいいと喜ぶワるきゅーレ、唖然とする秋菜、ハイドラ、そして和人。猫耳頭巾の活躍(?)で次々に星霊石を手に入れていく和人とワるきゅーレ。そして、最後の星霊石を見つけたその場所は…。
-
ライネ・ライネ・ライネ
ライネは怪しげな美容師が営む｢宇宙科学美容院｣で怪しげな超次元マッサージ機を試そうとする。その瞬間、落雷が落ち美容院は閃光に包まれる。気が付くと、ライネは何故かヴァルハラ王宮の浴場に浸かっていた。そこへ現れる若いメームと幼いコーラス。ライネはタイムスリップしていたのだった。侍女に変身して警備隊の目から逃れたライネは幼い頃の自分と対面する。そこへ警備の侍女に見つかってしまい逃げるライネ。そして何故か一緒に逃げる幼ライネ。再び浴場に逃げ込み風呂に飛び込む2人。次の瞬間、学園惑星の大浴場に現れ、中等部時代の自分とコーラスに出会ってしまう。お風呂からお風呂への時空間移動ができるようになってしまった3人のライネの珍道中が始まった!
-
家出皇女 ワルキューレ
リカが用意したお昼のおやつの蒸かし芋に｢ケーキがいい!｣とすねた挙句、家出してしまうワるきゅーレ。秋菜とハイドラの七弧神社、コーラスのアパート、ファムのUFOを転々とするワるきゅーレ。心配で仕方がない真田さんは、猫耳頭巾となってワるきゅーレを見守るが近所の住民から不審者と通報されてしまい…。一方、学校の廊下で和人に出会ったワるきゅーレは何事もなかったように時乃湯に帰る。その夜、月の光の下で見つめ合う和人と変身したワルキューレ。突然顔を曇らせて飛び去ってしまったワルキューレは、またも七弧神社、アパート、UFOを泊まり歩く。ファムは家出の理由をワルキューレに告げる。はっとするワルキューレ。そして、時乃湯の和人の前に現れたワルキューレは…。
-
天空閣結婚式城の攻防
家出の一件以来、大きいままのワルキューレがこれまでと変わらぬ日常を過ごしている一方、宇宙では、ヴァルハラ皇女ネスティーが先ヴァルハラ文明の遺産を盗掘した盗賊アルセイラと対峙していた。アルセイラは取り逃がしたものの盗掘団を壊滅させるネスティー。奪還された遺産は、伝説の皇女の壁画といわれるものであることが判明。驚愕するメームとイナルバは、ネスティーに地球での合流を指示する。いよいよ星霊節を迎え、地球に集結するヴァルハラ皇女たち。そして時乃湯上空に現れた科学要塞結婚式城[天空閣]。挙式の準備が和やかに進む中、一人憂鬱そうに溜息をつく秋菜。その時、アルセイラが遺産を奪取するために急襲!直ちに応戦を指示するメーム。戦艦で迎え撃つネスティー。遅刻してきたライネ艦に飛び乗る白・丸・妙。変身するファム。そしてアキドラも参戦する。 戦闘の中、被弾した天空閣から皇女の壁画が落下し時乃湯に 迫る。必死に追いかけるワルキューレ。そして…。
スタッフ
-
UFOデザイン
村田護郎 -
アニメーションディレクター
柳沢テツヤ -
アニメーション制作
TNK
-
キャラクターデザイン
藤井まき -
シリーズ構成
月村了衛 -
メカニックデザイン
宮豊 -
原作
介錯 -
掲載誌
月刊少年ガンガン -
撮影監督
天花寺伸宏 -
月刊少年ガンガン
スクウェア・エニックス -
監督
高本宣弘 -
編集
櫻井崇 -
美術監督
鈴木恵美 -
色彩設計
植木義則 -
製作
葵プロモーション -
音楽
川井憲次 -
音楽プロデューサー
植村俊一 -
音響制作
オムニバスプロモーション -
音響監督
亀山俊樹
キャスト
-
イナルバ
井上喜久子 -
コーラス
桑島法子 -
シロ
西前忠久
-
ネスティー
浅川悠 -
ハイトラ
西村ちなみ -
ファム
門脇舞 -
メーム
篠原恵美 -
ライネ
飯塚雅弓 -
ワるきゅーレ
望月久代 -
ワるきゅーレ
緒方恵美 -
七村秋菜
千葉紗子 -
丸
桃井はるこ -
時野リカ
南央美 -
時野和人
鈴村健一 -
真田さん
田中理恵 -
脇谷愛子
中原麻衣
あなたへのおすすめ
あなたにおすすめのアニメです
天才王子の赤字国家再生術
覇権国家の脅威に晒される弱小国家・ナトラ王国。 若くして国を背負うことになった王子・ウェインは、 補佐官のニニムに支えられながら、才能を活かした見事な手腕を発揮し始める。でも、この国……めちゃくちゃ詰んでる！内政に手を入れようにも金がない。 よそから奪おうにも軍事力がない。 まともで優秀な人材は他国に流出してしまう。「早く国売ってトンズラしてえ」ウェインの願いは、とっとと隠居して悠々自適の生活を送ること。 大国に媚びを売り、国を売れば夢が叶うはず。 しかし、外交も軍事も予想外の方向へ転がってしまい……!?知恵と機転で世界を揺るがす 天才王子の弱小国家マネジメント、ここに開幕！
K RETURN OF KINGS
現実とは微妙に異なった歴史を歩んだ現代日本。そこには巨大な異能の力を持つ7人の《王》が存在していた。彼らは自らの力を分け与えたクランズマンたちと共にクランを形成する。青く結晶する秩序、荒ぶる赤き炎、白銀に輝く不変、そして、緑に枝分かれする変革。それぞれの属性を持つ《王》たちは今――青のクラン《セプター4》を率いる《青の王》宗像礼司は多くの重責を担っていた。《黄金の王》國常路大覚の管理下にあった御柱タワーおよび、《王》を生む謎の聖遺物であるドレスデン石盤も、今では宗像礼司の下にある。そして先代《赤の王》周防尊を殺めたことにより生じた《王》殺しの負荷。一方、赤のクラン《吠舞羅》のクランズマンであった櫛名アンナは、緑のクラン《jungle》による御柱タワー襲撃を経て、新たな《赤の王》として覚醒し、《吠舞羅》の仲間たちと再び強固な絆を結んでいた。そして白銀のクランズマン、ネコと夜刀神狗朗は、《白銀の王》伊佐那社の生存を信じ、彼の行方を探している。しかし《白銀の王》を探しているのは彼らだけではなかった。《緑の王》比水流もまた――活性化する《jungle》の動きをきっかけに、再び《王》たちの運命がより合わさる。
トロピカル～ジュ！プリキュア
わたし、《夏海まなつ》！ 春から都会の中学校に通う 中学1年生！ 故郷の島から引っ越してきた日、海でヒミツの出会いをしたんだ。 その子の名前は《ローラ》って言って、実は…“人魚”なの！ 海の中にある《人魚の国・グランオーシャン》は、 暗い海の底に住む《あとまわしの魔女》に《やる気パワー》を奪われて、 みんなやる気がなくなっちゃったの。 人間のやる気パワーまで奪われたら、世界は大変なことに…！ だから、ローラは《伝説の戦士・プリキュア》を探しに、 1人で地上へやってきたんだって。 そんな中、地上に現れたあとまわしの魔女の召使いに ローラが捕まって大ピンチ！ 「わたしの《今、一番 大事なこと》！それは…！」 メイクでトロピカルチェンジして、やる気全開！ 伝説の戦士・プリキュア《キュアサマー》 に変身！ プリキュアに、学校に、部活に！ みんなでトロピカっちゃおー！
君の膵臓をたべたい
彼女は言った。「君の膵臓をたべたい」 春。まだ遅咲きの桜が咲いている、4月のこと。他人に興味をもたず、いつもひとりで本を読んでいる高校生の「僕」は、病院の待合室で、一冊の文庫本を拾う。手書きの文字で『共病文庫』と題されたその本は、天真爛漫なクラスの人気者・山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。日記の中身を目にした「僕」に、桜良は自分が膵臓の病気で余命いくばくもないことを告げる。それは、家族と医師以外には病気を隠している彼女にとってただひとり、秘密を共有する相手ができた瞬間だった。最期の日が訪れるまで、なるべくこれまでどおりの日常生活を送りながら、やりたいことをやり、精一杯人生を楽しもうとする桜良。そんな彼女の奔放な行動に振り回され、「僕」の心は少しずつ変化していく。――それは、「僕」の春の思い出。彼女の一生の思い出。
