麻雀飛翔伝 哭きの竜
作品情報
「別冊近代麻雀」にて連載された能條純一の人気麻雀コミックを原作にしたOVA。牌に命を刻み、哭く度に牌が閃光を放つと云われる無敗の雀士、人呼んで「哭きの竜」。その無敗を誇る“強運”を手に入れようとする暴力団の抗争が始まった…。
エピソード
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東日本最大の広域暴力団「桜道会」は、今や川地組組長川地幸一派と、甲斐組二代目組長石川喬の二派に分裂しつつあった。石川は竜を自分のものにしようと、竜を相手に全てを賭けての麻雀勝負を始めた。これは先代組長甲斐正三の意志であった。しかし、竜は冷たくつぶやく「あんた、背中が煤けてるぜ!」。そして…。
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翔竜編
桜道会二代目会長を夢みる甲斐組二代目組長石川は、日本の首領ともいえる巨魁海東武に会見を申し込んだ。しかし、石川の二代目会長就任阻止をはかる本宮春樹により、石川の子分達が次々と殺されていく。そんな中、本宮による内部分裂を画策している海東は、計画を成功させるために竜の強運をとりこもうと竜にせまり…。
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竜狼編
桜道会最高幹部石川喬が撃たれた…。桜道会二代目会長の座を狙う抗争は、遂に石川の命さえ奪おうとしている。そして、兄、春樹をただ一人の“侠”と習い、修羅の道を歩んできたという男、宮本秋生。兄の死を悔やみ、石川の子分を次々と殺していく秋生は、竜の前にもその姿を現した。