エリア88
エピソード
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砂漠の翼
政府軍と反政府軍の内乱に揺れる中東の石油国家「アスラン王国」。アスラン王国政府軍下には“エリア88”と呼ばれる外国人傭兵戦闘機部隊が存在する。地の果ての秘密基地に日本人の戦場カメラマン新庄がやって来た。手にはシン(風間真)の写真を握りしめて。パイロット達の手荒い歓迎と共に新庄は基地に受け入れられる。
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夕陽の墓標
エリア88の対地攻撃の天才ボリス。彼はどんな激戦地からも必ず帰って来るが、帰還はいつも1機だけだという。それゆえ彼は“死に神”と恐れられるのであった。そんな中、敵の補給基地への攻撃にボリスと共に出撃することを決めたシン。前日、攻撃に向かった隊は謎の防衛システムによって3機同時に撃墜されていた。
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蒼空のファインダー
シンが反政府軍の輸送機を攻撃した翌日、グレッグの捜索をしていたパイロットが反政府軍地上部隊と遭遇した。無線を傍受すると「輸送機」「ゴールド」「わが軍の損失」という言葉が聞こえてきた。それを知ったパイロット達は先を争って飛び立って行く。そんな中、新庄はマッコイに頼んで長距離電話をかけていた。
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裏切りの空
反政府軍新型機との戦闘中、エンジン不調に陥り、シンが撃墜されてしまった。砂嵐が近付いているため空からの捜索ができない。ジープでシンを捜しに行こうとするグスタフ。それを見つけた新庄は助手席に乗せてもらう。一方、砂漠を彷徨うシンは「エリア88」に来る前のことを思い出していた。
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勝気なルージュ
キムが敵機に食いつかれてしまった。一緒に戦っていたミッキー達はミサイルも機関砲の弾丸も底をついた状態でキムを援護できない。そこへ新たに謎の飛行機が現れ、レーダーホーミングのミサイルを発射した!!
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孤独の交差点
シンは新しい機体・タイガーⅡの慣熱飛行に飛び立つ。同じ頃、ドゴール空港からは神崎がはじめてひとりでジャンボを離陸させていた。この飛行は神崎のパイロット昇格への推薦がかかっていた・・・
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スイートソルジャー
エリア88への輸送機が3回連続して落とされ、マッコイの店では燃料が倍額となっていた。パイプラインの復旧も1ヶ月先という状況の中、着陸に失敗した機体が武器格納庫に突っ込み大爆発をおこしてしまった。
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砂の銃弾
着陸する戦闘機の前輪を狙撃兵に打ち抜かれ滑走路中央で爆発炎上してしまった。そこに駆け付けた消防車、救護車輌も狙撃され爆発炎上してしまう。エリア88はたったひとりの狙撃兵のために機能停止に陥る。
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音速のタイトロープ
政府軍の燃料供給を担っていた大規模な製油所が爆破されてしまった。復旧には最低3ヶ月かかるという。そこへ総指令部から発令された任務は反政府軍最大の製油所を奪取せよ、というものだった。
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運命のコントレール
反政府軍に凄腕の戦闘機部隊が現れた。編隊を率いる機体にはトカゲのノーズアートが施され、機関砲を放つ際に連続したエルロンロールを披露するという。それを知ったミッキーは眉をしかめる・・・
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砂の真実
シンはエリア88から自由になれる金額=150万ドル達成間近まで迫っていた。一方、日本ではマックスウェル社と大和航空との業務提携の話が進んでいた。マックスウェル社が提示した条件は驚くべきものだった。
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風の翼
シンの150万ドル達成がまた遠くなってしまった。そんな中、エリア88では新庄が来た本当の理由が明らかにされていた。そして新庄がシンに伝えた言葉は信じがたいものだった。シンはある決意を固める。
スタッフ
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CGワークス
ヴューワークス グループ・タック デジタルルーム -
アニメーション製作
グループ・タック -
キャラクターデザイン
神志那弘志
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シリーズ構成
大野木寛 -
メカニックデザイン
佐藤道明 -
演出協力
高橋良輔 -
監督
今掛勇 -
総作画監督
倉田綾子 神志那弘志 -
美術監督
鈴木朗
キャスト
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キトリ・パルヴァーネフ
小林沙苗 -
キム・アバ
広橋涼 -
グスタフ・タンヘルム
宗矢樹頼
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グレッグ
高塚正也 -
サキ・ヴァシュタール
高橋広樹 -
マッコイじいさん
大塚周夫 -
ミッキー・サイモン
関智一 -
新庄真シンジョウ マコト
三木眞一郎 -
津雲涼子
雪野五月 -
神崎悟カンザキ
緑川光 -
風間真カザマ シン
子安武人