ブブキ・ブランキ 星の巨人
エピソード
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黒い王舞
宝島の戦いから半月後…。活気あふれる台湾の街中を走るタクシーの車内に、黄金、木乃亜、静流、柊の姿があった。 しかし、東の姿はない。東は一人だけ出国手続きに手間取り、飛行機で台湾へと向かっている最中なのだ。 初めて訪れた台湾に浮かれる黄金たちに苛立つ柊が、「俺たちは、宝島が落ちた時に行方不明になった王舞の体を探すため台湾に来たのを忘れるな」と言いかけるや否や、台湾の空港の滑走路に首なしブランキが現れる。
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にせものの心臓
薫子、エピゾ、マクシム、劉、レティシアたち5人の心臓資格者を前に、欧州に潜む首なしブランキの大半を殲滅したレティシアの戦果を称えるギー。 ギーにナンバーワンの心臓使いとして認められたい薫子は、心中穏やかではない。 さらにマクシムに特別任務が与えられたと知り憤る薫子に、心臓使いとしての才能を示す事が先決だと微笑むギー。そんな薫子をあざ笑う劉。 しかし、薫子は自分が王舞で世界を守るのだと不敵に笑うのだった。
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右手の傷
にらみ合う東と薫子の周囲で繰り広げられる、手足のブブキ使い同士の戦い。 木乃亜の猛攻に身を守るしかない温。静流に圧倒される白。 趙も黄金に一切の攻撃を封じられていた。 そしてラクシミもまた、柊とイワトオシの主従を超えた連携に苦戦を強いられていた。 リーダーである劉に一方的に支配されるがままだったアジアチームの面々は、リーダーの東に縛られることなく奔放に戦う柊たちとの戦いを通し、ある変化の兆しを見せ始める。
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狩人の銃弾
雲海の上を自由自在に飛行するブランキ“炎帝”。 それを操っているのは礼央子ではなく、薫子だった。 ギーの率いるデモクラティアは、炎帝に薫子を疑似的に礼央子だと認識させることを技術的に可能にしていた。 炎帝の圧倒的な性能に酔いしれる薫子に、デモクラティアの内部に裏切り者がいると告げるギー。しかもその裏切り者が自分と同じブブキ使いだと知らされ、さらにその抹殺を命じられた薫子は当惑を隠せずにいるのだった。
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要塞島
雲海の上を自由自在に飛行するブランキ“炎帝”。 それを操っているのは礼央子ではなく、薫子だった。 ギーの率いるデモクラティアは、炎帝に薫子を疑似的に礼央子だと認識させることを技術的に可能にしていた。 炎帝の圧倒的な性能に酔いしれる薫子に、デモクラティアの内部に裏切り者がいると告げるギー。しかもその裏切り者が自分と同じブブキ使いだと知らされ、さらにその抹殺を命じられた薫子は当惑を隠せずにいるのだった。
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蝶と死刑台
台湾の寄宿学校に一人預けられていた薫子は、父・明と会う方法をずっと探していた。 ある日、ギーに呼び出された薫子は、明が母・汀と再会したと伝えられる。 汀に会うため、脳の朽ち果てていない個体、つまり人間と契約していないブランキの力を借りてまで宝島に上がった明。 それを知り、どこかさみし気な様子を見せる薫子の、強がりながらも心の底では両親に会いたがっている気持ちを利用しようと、ギーはある提案を持ちかける。
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兄と妹
車窓を流れるのどかな風景。東は、自分を車に乗せてくれた上に、協力を申し出てくれた親切な人物がギーと知らないまま、目的地である要塞島へと向かっていた。 その頃、黄金たちが残る隠れ家は敵襲を受けていた。窮地のなか東の姿がないことに気づく的場井と石蕗。東はここにはいない。 薫子を助けて戻ってくるまでは自分たちで戦う。柊や木乃亜はそう言うが、的場井が渋い顔して見上げる先には、ブランキ“バトロフ”の姿があった。
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反逆する手足
草原を越え丘を越え、風よりもはやく軽やかに、見守る人の視界から一瞬で消え去り上昇を続けるブランキ“エピメウ”。コクピットのレティシアたちは、オオハクチョウの群れに歓声をあげる。車イスで過ごすしかないレティシアにとっては、鳥たちの見ているこの広い世界が素晴らしく見えるのだった。 鳥を追いこし、雲よりも高く上昇を続けるエピメウ。 もっともっと高く。その先に広がる宇宙を見つめるレティシアは一体何を思うのか。
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白鳥の歌
ギーの要塞島から礼央子を救い出した東たちは、アルゴー・ガウラで日本を目指す。 しかし、日本の領海にさしかかろうというころ、高速で接近する飛翔物体が現れ、焦る的場井。心臓のブブキの持つ固有波形から、相手はブランキ“メガララ”と判明する。 心臓を手に取り飛び出す東は、アルゴー・ガウラの船体上でメガララと対峙する。 ブブキ使いでなければ、ブランキさえ関係なければ最高の友人になれたはずの二人の戦いがいま始まる。
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目覚める彗星
『受け継ぐ』この言葉を一言で言いかえるとするなら『呪い』である。 一族に伝わる心臓のブブキを受け継ぐギーは、呪いを解こうと唯一の方法を取り解放されるが、皮肉なことに『呪い』は突然、ギーの元に戻ってくる。 悲嘆にくれたギーは決意する。人間の血をけがし、この忌まわしい『呪い』をかけたブランキ達を消し去り、この世界を純粋な人間の手に取り戻すと。 それから16年後。人々が見上げる先の空に、巨大な彗星の姿があった。
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星の巨人
嵐の吹き荒れるなか天を貫くほどの巨体を現すデウス・マグナ。 その脳内には倒すべき敵・ギーがいる。ブランキ“バトロフ”“メガララ”、そして薫子の乗る “ザンパザ”は、それぞれの想いを胸に、そしてレティシアの遺した武器を手に、全員の心を一つにしてデウス・マグナへの決死の攻撃を試みるが歯が立たない。 その頃、デウス・マグナの体内に入った東たちもまた、ギーを倒し、礼央子を助けようと、“王舞”とともに戦っていた。
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冒険者たち
あれから一年。日常は穏やかさを取り戻し、人々はいつもの生活に戻っていた。 東は新たに一人暮らしを始め、黄金の通う高校に転校することを決めた。 ギーの率いていたデモクラティアが占有する全てのブランキが国営公社に移管される。そんなニュースを聞きながら朝ご飯を食べるこの生活は、父・明に連れられ宝島から逃げだし、ギーを倒すまでの日々と比べて嘘みたいに静かだと感じながら、 東はエピゾから届いた手紙を開く。
スタッフ
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BBKBRNK Partners
AT-X KADOKAWA ウルトラスーパーピクチャーズ サミー ソニー・ミュージックコミュニケーションズ トーセ ブシロード 台湾角川 電通 -
CGスーパーバイザー
鈴木大介 -
アニメーションディレクター
石川真平
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アニメーション制作
サンジゲン -
キャラクターデザイン
コザキユースケ -
サブキャラクターデザイン
尾崎智美 -
シリーズ構成・脚本
小松田大全 -
テクニカルディレクター
金田剛久 -
ビジュアルデザイン
瀬島卓也 -
ブブキデザイン
あさぎり -
ブランキデザイン
吉川達哉 -
プロップデザイン
岩永悦宜 -
メカニックデザイン
高倉武史 -
モデリングディレクター
足立博志 -
原作
Quadrangle -
撮影監督
池田新助 -
監督
小松田大全 -
編集
廣瀬清志 -
美術監督・美術設定
金子雄司 -
色彩設計
垣田由紀子 -
製作
BBKBRNK Partners -
音楽
横山克 -
音楽制作
KADOKAWA -
音響監督
明田川仁 -
BBKBRNK Partners
電通 -
シリーズ構成
小松田大全 -
ブブキデザイン
あさぎり -
ブランキデザイン
吉川達哉 -
美術監督
金子雄司 -
美術設定
金子雄司 -
脚本
北島行徳
キャスト
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イグナート・ボスボロス
古川慎 -
エピゾ・エヴァンス
細谷佳正 -
ギー・バルヴィル・アベイユ
山路和弘
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ジアーナ・アルセーニエヴナ・バラキレヴァ
小林ゆう -
デルス・ニジニ
山下誠一郎 -
ドミナ・ドーシ
和氣あず未 -
ファラー・ウムラウフ
葉山いくみ -
マクシム・アルセーニエヴィチ・バラキレフ
河西健吾 -
モーゼス
三宅健太 -
リュイス・ガルシア
木島隆一 -
リュドミラ・アルセーニエヴナ・バラキレヴァ
浅倉杏美 -
レティシア・ニルギリ・スワンソン
本渡楓 -
ワグルラ・ハラ
山下大輝 -
一希明
小山力也 -
一希東
小林裕介 -
一希汀
柚木涼香 -
一希薫子
金元寿子 -
万流礼央子
潘めぐみ -
劉毅
浅沼晋太郎 -
扇木乃亜
石上静香 -
新走宗也
木村昴 -
朝吹黄金
小澤亜李 -
的場井周作
津田健次郎 -
石蕗秋人
興津和幸 -
種臣静流
小松未可子 -
野々柊
斉藤壮馬 -
間絶美
日笠陽子