それでも世界は美しい
エピソード
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晴れの大国
「雨の公国」の第四公女ニケが、「太陽王リヴィウス一世」に嫁ぐことになった。長旅の末、王の住む「晴れの大国」を訪れたニケはその豊かさに驚く。そして、まずはこの国の様子を知ろうと見て回るのだが、そこへ2人組の男が現れて……。
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雨の公女
リヴィウス一世(リビ)と対面したニケ。リビは雨を呼ぶ力を持つニケに、自分のために雨を降らせるよう命じる。王のわがままに腹を立てるニケだが、リビが雨を見たい本当の理由は別にあった。そんな中、敵対勢力がリビの命を狙う事件が起きる。
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関白宣言
晴れの大国での生活を送り始めたニケ。初めて会った頃よりも、もっとリビの心に近づきたいと思うニケだが、いまだ何を考えているのか分からないまま。そんな中、太陽王リヴィウス一世の妻となるニケの披露パーティが行われることになる。
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Ring of tales①
「晴れの大国」では、王族が結婚する際、神官庁の承認を得なければならない。しかし神官庁はそれを拒否。ニケに命の危険が伴う儀式「闇返りの儀」を行うことを求める。ニケの身を案じるリビだが、ニケは承認を得るため、自分の意志で儀式に臨む。
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Ring of tales②
「闇返りの儀」に従い、地下神殿へと向かったニケ。何度も危険な目にあいながらやっとのことで神殿にたどり着いたニケの前に、黒装束の一団が現れる。襲いかかる一団から必死で逃げるニケだが、徐々に追い詰められてゆき……。
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Call my name
リビの所へ婚約者を名乗る「湖の王国」の王女ルナがやってきた。幼い頃からリビを慕ってきたルナはニケにライバル心むき出し。困り果てるニケだが、ルナのはっきりとした物言いと、王女としてそつなくこなす姿に不安を抱き始める。
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Wild waltz
あるとき突然、国を出たリビの叔父バルドウィン(バルド)が帰国した。 かつては宰相として自分を支えてくれた存在に敵意をあらわにするリビ。しかも執拗にニケに言い寄るバルドに翻弄されてばかり。果たして帰国したバルドの目的とは?
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雨やどり
一度は国を出たものの、リビのことが気がかりで帰国した元宰相のバルドだったが、再び国を出る決意をする。お互いのことを認め合い、その力を必要としているにもかかわらずすれ違ったままのリビとバルド。 歯がゆい思いを抱くニケは?
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雨の公国
太陽王の妻として忙しい日々を送るニケに、故郷、雨の公国から急ぎの便りが届いた。ニケの祖母トハラが床に伏し、孫娘に会いたがっているというのだ。祖母を心配するニケを見たリビは、彼女に付き添い、雨の公国へと旅立つ。
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正しい国
遠い所からやって来たリビら晴れの大国の人々を歓迎しようと、宴の準備で大忙しの雨の公国。一方、思いのほか元気なトハラの姿を目にしてホッとするニケとリビ。 だが、そんなふたりに不安な影が近づいていた――。
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通り過ぎる風
トハラの課した無理難題に命の危険もかえりみず挑むリビ。 幽閉先からリビのところへ向かうため、キズだらけになりながらも抜け出そうとするニケ。 お互いを想う強い気持ちに突き動かされるふたりの行く先に待つものは?
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帰還
何としてもニケを行かせたくなかったトハラ。しかし、ニケとリビの想いを知り、自らの意思で公国を発つ決意を示す孫娘を優しく送り出す。そして、お互いの気持ちを改めて確認したニケとリビは晴れの大国へと帰国。 ふたりの新たな日々が始まる――。
スタッフ
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アニメーション制作
studioぴえろ -
キャラクターデザイン・総作画監督
夘野一郎 -
シリーズ構成
藤田伸三
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プロップデザイン
早川加寿子 -
原作
椎名橙 -
掲載誌
花とゆめ(白泉社) -
撮影監督
松本敦穂 -
王室会報誌編集部
バップ ぴえろ 日本テレビ 白泉社 -
画面設計
田中比呂人 -
監督
亀垣一 -
編集
坂本雅紀 -
美術監督
清水友幸 -
色彩設計
北沢希実子 -
花とゆめ
白泉社 -
製作著作
王室会報誌編集部(日本テレビ、バップ、白泉社、ぴえろ) -
音楽
山下康介 -
音響監督
浦上靖之、浦上慶子 -
王室会報誌編集部
白泉社 -
花とゆめ
白泉社
キャスト
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ガラ
寺崎裕香 -
シーラ
潘恵子 -
トハラ/ナレーション
横山智佐
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ニール
杉田智和 -
ニア
茅野愛衣 -
ニケ・ルメルシエ
前田玲奈 -
バルドウィン・シシルイフリキア
櫻井孝宏 -
ミラ
伊瀬茉莉也 -
ラニ・アリステス
浪川大輔 -
リヴィウス一世リビ
島﨑信長 -
元老ヴォーダン
池田秀一 -
元老ケイツビー
二又一成 -
元老ラトクリフ
富田耕生 -
女官スーニャ
大塚みずえ -
女官ミキア
佐武宇綺 -
女官ランラ
青木瑠璃子 -
リヴィウス一世(リビ)
島﨑信長