メジャーセカンド
 
    エピソード
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          大吾の夢茂野大吾は、いまも現役のプロ野球選手を父にもつ小学生。かつてメジャーリーグでも活躍した父親・吾郎に憧れて、少年野球チーム「三船ドルフィンズ」で野球を始める。しかし、二世ならではのプレッシャーのなか思うように上達できず、大吾は1年足らずで野球をやめ、無気力な生活を送っていた。迎えた小学6年生の春、大吾の目の前にアメリカから帰国したという転校生が現れる…。注目の新作野球アニメ、ついにプレーボール!! 
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          二世でなければアメリカからやってきた転校生・佐藤光の父親は、大吾の父・吾郎の盟友にして、大リーグでも活躍した名捕手の佐藤寿也だった! さっそく光は「近所の野球チームに入りたい」と大吾にたずねるが、すっかり野球に嫌気がさした大吾は、光に対してつれない態度をとる…。その晩、大吾の母・薫のもとにドルフィンズ監督の田代から「週末の練習試合に人数が足りなくなり、大吾を貸してくれないか」という依頼が舞い込む。 
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          ふたりのジュニア強肩強打の元メジャーリーガー佐藤寿也の息子であり、野球の本場・アメリカから帰国したばかりの光が、さっそく練習試合で外野手として起用された! 大吾やベンチの藤井や田代も、光のファーストプレーを息をのんで見守るが、なんと平凡な外野フライを後逸&大暴投…。実は、光はまったくの野球初心者だったのだ…。悪びれずに初めての野球の実戦をエンジョイする光。一方、大吾は光の身体能力や運動センスに驚かされていた。 
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          野球を好きな才能練習試合で光のずば抜けた野球センスを目の当たりにした大吾は、自らの野球の才能と引き比べ、ひとり意気消沈していた。そうして周りの目ばかり気にする大吾に対し、光は「君は野球が好きなんだよ」と励まし、ドルフィンズの練習に誘う。迎えた週末、早朝の河川敷には光と大吾の姿があった。おもむろにキャッチボールをはじめる二人。そんな二人の姿をドルフィンズのエース・卜部と正捕手のアンディが土手から眺めていて…!? 
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          特訓開始!「楽しそうだからピッチャーがやりたい」と言い出した光は、ボールの握り方もフォームもめちゃめちゃだったが、目を見張る剛球の持ち主だった…!そんな光の練習相手にかりだされた大吾に対し、光は無邪気にふたりでバッテリーを組もうと提案する。肩の弱い自分がキャッチャーに向いているとは到底思えず、大吾は光のアイディアを拒否するが、姉のいずみは、大吾の性格や野球の知識はキャッチャー向きだと指摘するのだった。 
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          キャッチボール速球を捕る練習を始めた大吾の前に、光の父・佐藤寿也が姿を見せた。驚く大吾に対し、コーチを買って出る寿也。それは父・吾郎の計らいでもあった。 
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          いつか必ず光とひさしぶりにキャッチボールをし、あらためてバッテリーとしての手ごたえを感じた大吾。しかし、迎えた週末の練習で、急きょ光が母方の実家の群馬に引っ越したことがわかり、ショックを受ける。ひとことも告げることなく、ドルフィンズを去り転校していった光に失望する大吾は、気にかける睦子にもいらだちをぶつけてしまう。寿也のキャッチャー特訓も断り、部屋に引きこもる大吾。その大吾の部屋にやってきたのは…。 
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          寿也の個人レッスンわたしは佐倉睦子。三船小学校6年2組、茂野大吾くんのクラスメートです。お兄ちゃんが地元のドルフィンズにいたこともあって、小さいころから野球が大好きです! 茂野くんや光くんが練習する姿を見ていて、野球をやりたい気持ちが押さえられなくなりました。中学受験もあって、お父さんはシブっていましたが、なんとか認めてもらって、無事ドルフィンズの一員になりました! さて、きちんと誰かに野球を教えてもらわないとな…。 
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          光の思い夏の大会を直前に控えた練習試合でチームワークを深め、大吾たち三船ドルフィンズのメンバーは少しだけ自信と手ごたえをつかむ。その一方で、あわただしく母の実家がある群馬に転校していった光は、ドルフィンズの仲間とも離れ、心の晴れない日々を送っていた。祖父や母の前では、けなげに明るくふるまう光だったが、転校した新しい小学校で野球チームに誘われても「いまはそんな気分になれない」と断ってしまう。 
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          夏の大会スタート!いよいよ夏の大会の初戦がやってきた! 大吾たち6年生にとっては、三船ドルフィンズでむかえる最後の大会だ。ここ数年、1回戦での敗退を繰り返してきたドルフィンズの相手は谷川イーグルス。監督の田代は、少しづつ上達してきた大吾を2番ライトで起用する。ところが、「親の七光り」を目の敵にするエース・卜部や、大吾のかわりに8番バッターに降格した永井は、大吾のスタメン起用が気に食わず、厳しい目を向けるのだった。 
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          やっちまった!谷川イーグルスとの夏の大会初戦、三船ドルフィンズは4点をリードし、試合は終盤に突入していた。ドルフィンズを引っ張るエースの卜部と4番でキャッチャーのアンディは、大会を勝ち進み、かつて自分たちが所属していた強豪・東斗ボーイズにリベンジを果たしたいと奮闘する。大吾たち野手陣も泥臭いプレーでなんとかリードを守り続け、むかえた最終回、ここまで力投を続けていた卜部は、もはや体力を使い果たしていた…。 
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          バッテリーデビュー!夏の大会初戦、4点リードして最終回をむかえながら、大吾のタイムリーエラーで同点に追いつかれてしまった三船ドルフィンズ。エラーの責任を背負い込んですっかり意気消沈する大吾だったが、バックネット裏から思わぬ声をかけられ、目を見張る。なんとそこには、群馬から光が駆けつけていた! チームを去ってしまった気恥ずかしさもあり、ユニフォームではなく、私服で応援にあらわれた光。だが、光のバッグの中には…!? 
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          睦子の憂うつ光と大吾の新バッテリーの活躍もあり、三船ドルフィンズは夏の大会の1回戦を突破する。悲願の勝利に監督の田代は号泣して喜ぶが、試合中に負傷したアンディは全治10日と診断され、翌週の2回戦に向けてチームは不安材料を抱えることになった。そんななか、チームの初戦突破をただベンチから見守るしかなかった睦子は、グラウンドで躍動した大吾や光の姿を思い浮かべ、モヤモヤした気持ちを捨てきれずにいた。 
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          キャッチャーの経験値夏の大会の2回戦、大吾たちドルフィンズの相手は虹ヶ丘ビートルズに決まった。ビートルズのエース玉城(たまき)は、小学生離れした長身ながら山なりの超スローボールが武器。偵察した卜部は、玉城の謎めいた投球スタイルを警戒する。そして、ビートルズ監督の小森は、かつて大吾の父・吾郎とバッテリーを組んだ堅実な捕手でもあり、しかもドルフィンズの前監督でもあった…。くせ者ぞろいのチームが大吾にゆさぶりをかける! 
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          攻略の手がかりバントや盗塁など、小技をからめた虹ヶ丘ビートルズの「スモールベースボール」。初めて先発バッテリーを組んだ卜部と大吾のスキを突かれ、ドルフィンズはいきなり初回に2点を失ってしまう。さらに、ビートルズのエース玉城が投じる超スローボールとヒット性の当たりをなんなく処理していく相手守備の前に、打線も封じられてしまう。なんとかして相手のクセを見抜くべく、攻守に頭脳をフル回転させる大吾だったが…。 
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          全力勝負スローボールだけで緩急の差をつけ、タイミングを狂わせるビートルズ・玉城の前に凡打を重ねるドルフィンズ。キャッチャーを大吾からアンディに交代させ、なんとか守備のリズムを取り戻しながらも、試合は終盤にさしかかる。ところが、これ以上の失点は許されない6回表、ライトの睦子が相手の策略にハマり、さらに追加点を与えてしまう! 3点差を追いつかねばならないドルフィンズ、6回裏の攻撃は9番の睦子から始まる…。 
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          負けたくない3回戦の相手は強力打線を擁する本郷シャークス。光と大吾のバッテリーが先発を務めることになり、睦子に代わって永井が再びスタメンに起用される。 
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          眉村姉弟光の完封勝利で準々決勝に進出したドルフィンズ。次の相手は、卜部やアンディも所属していた名門・東斗ボーイズに決まった。この強豪チームの中心選手が、左腕エースの眉村道塁(みちる)と4番でキャッチャーの渉(わたる)の双子の姉弟だ。眉村姉弟の父・眉村健は、かつて大吾の父・吾郎とワールドシリーズで投げ合った元メジャーリーガーの名投手。道塁と渉の圧倒的な存在感に、ドルフィンズメンバーは衝撃を受ける。 
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          決戦を前にドルフィンズのエース・卜部には、野球好きの父親に鍛えられ、意気揚々と名門東斗ボーイズに入団した過去がある。当初、ピッチャーとして活躍を夢見ていた卜部だったが、小学4年生のころ、途中から入団したメジャーリーガーの2世である眉村渉の台頭に押し出され、幼なじみのアンディとともに東斗ボーイズをやめてしまう。ついにかなった因縁の東斗ボーイズとの対決に闘志を燃やす卜部に、監督の田代から一本の電話が入り…。 
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          東斗戦プレーボール!夏の大会準々決勝、三船ドルフィンズは、光と大吾の先発バッテリーで強豪・東斗ボーイズに挑む。一方の東斗ボーイズは、準決勝を見越してエース左腕の眉村道塁を温存、控え投手の小松を先発マウンドに送る。道塁が先発してこないことに、卜部は「なめられた!?」と怒りと落胆を隠せない。ところが、控えとはいえ、小松も球威抜群のストレートを繰り出し、名門東斗の底力と選手層の厚さに大吾や田代は圧倒されるのだった。 
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          大吾と光ドルフィンズ先発の光は、1点こそ失ったものの、メガネが壊れるという思わぬアクシデントを乗り越え、立ち直りを見せる。3回表には、大吾の捨て身のスクイズで1点をもぎとり、全国レベルの強豪・東斗ボーイズに食い下がる。ところが、同点に追いついたばかりの3回裏、光の速球を眉村道塁が打ち返し、さっそく出塁。なんとかコントロールを工夫しようとする光だったが、小手先の対策が通用する東斗打線ではなく…。 
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          エース登板強力な東斗打線につかまり、先発の光が途中降板し、急きょ卜部がリリーフに立ったドルフィンズ。卜部の丁寧なピッチングと、気を取り直した光の豪快なホームランで追い上げ、ふたたび試合の流れを取り戻そうと奮闘する。そして、中盤の5回表、ドルフィンズ打線は、ついに疲れの見えた東斗先発の小松をとらえて試合は振り出しに! 思いもよらぬドルフィンズの反撃に、ついに相手エース・眉村道塁がマウンドへと向かう。 
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          運命の一打格下と見ていたドルフィンズに同点に追いつかれ、今まで静観をきめこんでいた東斗ボーイズの監督・乾が動き出した。4番眉村渉にはつなぎのバッティングを命じ、スクイズも加え、あっという間に2点を追加、ドルフィンズを突き放しにかかる。さらに、緊急登板した東斗のエース眉村道塁は連続三振の快投を演じ、試合は最終回へ。ドルフィンズも大吾や卜部が粘りの出塁を果たし、ワンアウト満塁で4番光の打席を迎えるのだった…。 
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          うそだ…!東斗ボーイズとの試合でサヨナラ負けを喫したドルフィンズ。自分の判断を悔やむ大吾は、怪我をした光の身を案じて、群馬まで会いに出かけるが...。 
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          約束父・吾郎が久々の帰国。だが光の一件以来、野球と距離を置こうとする大吾に困惑させられる。そんな中、2人はバッティングセンターを訪れるが...。 
スタッフ
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        アニメーション制作オー・エル・エム
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        キャラクターデザイン大貫健一
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        制作NHKエンタープライズ
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        制作・著作小学館集英社プロダクション
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        原作満田拓也
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        掲載誌週刊少年サンデー
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        監督渡辺歩
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        脚本末永光代
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        週刊少年サンデー小学館
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        音楽中川幸太郎
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        音響監督亀山俊樹
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        週刊少年サンデー小学館
キャスト
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        佐倉睦子花澤香菜
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        佐藤光西山宏太朗
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        佐藤寿也森田成一
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        卜部隼人市川太一
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        田代森訓久
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        眉村渉福島潤
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        眉村道塁堀江由衣
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        茂野いずみ高森奈津美
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        茂野吾郎森久保祥太郎
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        茂野大吾藤原夏海
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        茂野 桃子野田順子
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        茂野 英毅咲野俊介
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        茂野薫笹本優子
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        藤井草尾毅
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        鈴木アンディ大畑伸太郎
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        清水 薫笹本優子
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