勇者ライディーン
エピソード
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大魔竜ガンテ
ここ臨海学園では、サッカー部キャプテン・ひびき洸による特訓が続いていた。突如起こる大地震。世界中で天変地異が始まった。古代からの脅威、妖魔帝国が甦ったのだ。洸の心に謎の声が響く『目覚めよ勇者、ライディーンが待つ。運命の時が来た』天空から走る雷光が洸を撃つ。導かれるまま海に出た洸は怪物ドローメ、大魔竜ガンテの攻撃にさらされる。彼の危機を救ったのは海中から出現した黄金の巨像『ライディーン』であった。
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化石巨獣バストドン
妖魔帝国は地の底より化石獣バストドンを呼んだ。「命授けよ!」神官ベロスタンの声に応じて獣化するバストドン。帝国の支配者・バラオの息子プリンス・シャーキンはバラオ像に悪魔の時代の完成を誓った。バストドンはライディーンを倒すため出撃する。洸は攻撃を再開した妖魔帝国と闘うためライディーンに再びフェードイン、必殺技ゴッドゴーガンでバストドンを退ける。洸は選ばれた勇者としてライディーンと共に戦う決意をするのだった。
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鋼鉄獣ガーダ
シャーキンはムートロンの謎を解明するため、石化して洞窟に捕えていた洸の父・一郎を満月の夜に訪ねる。月光が射すと一郎の首だけが石化から解ける。問いただすシャーキン。沈黙を守る一郎。一方、鋼鉄獣ガーダと戦闘中の洸は突然動かなくなったライディーンに四苦八苦していた。「洸、お前は悪魔と戦え」父の声にも反応が無い。その時、旧式の飛行機が助けに入った。ライディーンは怪鳥ゴッドバードに変形しガーダを粉砕する。飛行機の男は何も言わず立ち去った。
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大マドン東京全滅
未来工学研究所は電子工学の権威・猿丸を迎え、海上基地ムトロポリスを建設していた。一方、洸はゴッドバードに変形するための訓練を続けていたが成功しない。その頃、洸のガールフレンド・桜野マリは神面岩で見つかった不思議な石を調べるため東京へ向かう。それを偶然見かけた修道尼・明日香麗は叫ぶ。「行ってはだめです! あなたの持っているものは悪魔を呼びます」麗はテレパシーでライディーンを呼び、化石獣マドンのため悪魔にとりつかれた人々を救う。
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強襲!超音獣ビイラ
洸たちの前に、あの謎の飛行機の男・神宮寺が現れる。そして明日香麗と共にライディーンの支援メカ・ブルーガーに乗り込むのだった。超音獣ビイラは、強力な音波でライディーンを苦しめるが、ブルーガーの活躍で洸は難を逃れる。音には音を。猿丸の進言でムトロポリスを集音器にした音波攻撃と、ライディーンの念動光線ゴッドアルファでビイラを蹴散らすのだった。しかし、勝利は得たものの洸は精神力を消耗して倒れてしまう。
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奪回!巨大トータスの人質
化石獣トータスと戦うライディーン。トータスはすぐに姿を消したが、洸はまた力を使い果たす。その間に洸のバイク・スパーカーを持ち出した荒磯ダンは洸にケガを負わせてしまう。責任を感じたダンはレッド団の面々と自作のメカで出撃したが、アギャール将軍に捕まり人質となってしまう。アギャールの脅迫でフェードインできず、なすすべがなかった洸だが麗の言葉に促されフェードインを敢行。ブルーガーとの連携で人質を解放、トータスを倒す。
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分裂獣スカールを砕け!
サッカーの試合中に化石獣スカールが現れる。ブルーガーで出撃した麗はあっけなく砕け散った化石獣に疑問を抱く。案の定、無数のかけらとなったスカールはドリルで街を破壊し始める。壊しても壊しても合体してしまうスカールは、ライディーンを包み込みエネルギーを吸収する。洸はゴッドミサイルを反転させ自らを攻撃。分裂したスカールを漁船の網で集め、火山の火口へ放り込んだ。マグマに溶けていくスカール。かくて試合は無事再開されたのであった。
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逆襲!双頭魔獣シバ
ジャンボ機がドローメに乗っ取られた。機内にはムートロン研究で有名なスチーブ博士が乗っていた。アギャール将軍は博士の娘・ジャクリーヌを人質にとり、協力を迫る。洸のもとに漂着した博士に、麗は不審を感じた。博士は娘の命と交換条件にムトロポリスのコンピュータ破壊を命令されていたのだ。ジャクリーヌを人質にとった化石獣シバに手の出せないライディーンであったが、神宮寺がブルーガーで出撃して単身彼女を助け、ライディーンはシバを倒す。
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恐怖!マンモーの冷凍作戦
臨海学園に登校した洸とマリの前に、どこか怪しげな雰囲気をもつ転校生・砂場金吾が現れた。サッカー部の練習に現れた砂場は、洸を挑発しサッカーの勝負をする。次々とシュートを決める砂場。洸は目を傷めてしまう。砂場はシャーキンの仮の姿で洸の実力を試したのだ。化石獣マンモーの襲撃に洸は目がかすんで見えず氷漬けに。マンモーの攻撃でコッペがやられてしまう。コッペを救うにはライディーンが勝つしかない。洸は猛特訓の末、マンモーを退けた。
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対決!化石人ジャガーの恋
次々と化石獣を倒すライディーンにシャーキンは苛立っていた。事態の打開は人間同士を戦わせること。そう考えたシャーキンは化石人を造ろうとする。深夜のムトロポリス、麗の昔の暴走族仲間ジャガーが現れ、麗を連れ出す。気づいた洸は麗を族同士の乱闘から救う。嫉妬に燃えるジャガーをシャーキンが連れ去った。翌日、強力な化石獣が街を襲う。それはジャガーの変わり果てた姿であった。しかし、人の心を残した彼は最期は人として戦い、散っていった。
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殺し屋ギルディーンの陰謀
ダムへおびきだされたライディーン。必死にダムを守ろうとするが、ついに破壊されてしまう。さらに、ライディーンに瓜ふたつの化石獣ギルディーンが暴れ出し、街を破壊する。人々の怒りはライディーンに向けられた。ライディーンさえいなければ…。傷心の洸をシャーキンが嘲笑する。「ライディーンの敵は人間自身だ」しかし、目の手術を控えた少女・ミヨ子の応援に力づけられ、洸は敵を撃滅。無事に手術を終えたミヨ子の前にその姿を現すのだった。
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火球獣アルガンドスの痛撃
パトロール中のブルーガーにこっそりコッペが乗り込んでいた。普段は厳しい神宮寺も怒りはしない。「コッペが死んだ弟みたいな気がしてな」しかし、ブルーガーは「火球獣アルガンドスに襲われ火山島に不時着。コッペを気遣ったライディーンは探索に出る。噴火する火山のマグマの中から現れたアルガンドスにライディーンの武器は溶かされてしまう。だが、その弱点を水と悟って海中に誘い込み、ライディーンは見事、敵を倒すのだった。
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妖変美女シュラガの愛
洸はスパーカーで疾走中、妖魔軍団に襲われる女性・リディアを助ける。彼女は消息不明の洸の母の写真を持っていた。母の行方を知りたい洸。しかし化石獣シュラガが邪魔する。シュラガを撃退すると洸はリディアにペンダントを贈る。リディアの心は動くが、魔女となって洸に襲いかかる。倒そうとする神宮寺を止める洸、母の消息が知りたいのだ。だがシュラガに変わったリディアは倒す他ない。母の秘密はシュラガと共に消える。リディアの本心はどこにあったのか。
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暗闇魔獣ダアクルの洞窟
港を襲う怪光線。化石獣ダアクルの出現だ。出撃したライディーンの攻撃はことごとく光線に消され、ライディーンの腕も光線によって腐食してしまう。洸は富士山麓の大氷穴に隠れるのだった。洞窟に入るとムートロンの力でライディーンの腕は自然に治っていた。再びダアクルは洸たちを襲う。傷ついた洸はまたしてもムートロンの力で癒される。ついにダアクルを倒すライディーン。しかし洸とライディーンの復活と共にムートロンの存在は消えていた。謎が深まる。
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宝石魔獣ダイヤンの復讐
化石獣ダイヤンはことごとく攻撃をはね返されライディーンに敗れ去る。しかし、その頭部は妖魔帝国に帰りダイヤの牙を加えて復活、ダンたちのメカ作りにつきあっていた洸に襲いかかる。ダイヤンの持つ牙がライディーンのボディに食い込んだ。「肉を斬らせて骨を断つ!」次々と繰り出される攻撃に、ライディーンはボロボロになりながらも火山の火口に投げ込んだ。ダイヤの牙は炭素に変わっていく…。ダンたちレッド団のメカ作りはまたもや失敗。完成はいつのことか…。
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海竜ドローズデンの地獄攻め
豪華客船クイーンマリリン号に乗ろうとする洸たち。しかし、車椅子の少女・ユカに出会った洸は切符を譲る。ところが、船には悪魔が迫っていた。フェードインした洸は船へと急ぐ。客船を乗っ取ったアギャールは時限爆弾を仕掛け、船をコンビナートへ体当たりさせようとする。ライディーンは巨大な岩で船を止め時限爆弾を捜す。化石獣を倒し、船を持ち上げるライディーン。爆弾は神宮寺の手で止められた。そして、ユカは自力で歩けるようになったのだった。
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不死身ゴーレモンの悪魔裂き
斧を装備した化石獣ゴーレモンンには、アギャール将軍が直接乗り込んでいた。ライディーンは出撃するが、ゴッドゴーガンなどの武器も通じずゴッドバードにチェンジするが急所が見当たらない。突撃でバラバラにしたものの、とどめを刺せなかったためゴーレモンは復元する。しかもマリやレッド団が化石獣に取り込まれてしまった。苦戦のライディーン。ブルーガーの援護で人質の乗っている箇所を切り離し、ようやくゴーレモンを破壊した。くやしがるアギャール。
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壮烈アギャール必殺の電撃
アギャール将軍はこれまでライディーンを倒せなかった罪を問われ処刑されようとしていた。最後のチャンスを与えられたアギャールは一計を案ずる。臨海学園の校長室に入り込み、洸に助けを乞うたのだ。信じた洸はガンテのひそむ洞窟へ向かった。まんまと罠に掛かった洸だったがブルーガーとダンに助けられる。立ちはだかる化石獣タランチュ。ライディーンはついにアギャールを倒す。シャーキンは新たに登場したダルダン提督に日本攻略を任せるのだった。
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巨獣ゴンガー魔腕の唸り
史上最大のゴリラ・グレートゴングが逃走する。レッド団の計略でゴングは捕まったが、その身体は傷だらけであった。同情したマリは傷の手当てをする。しかしゴングは妖魔帝国にさらわれ巨獣ゴンガーとなって街を襲う。だがマリの優しさを思い出し洞窟へと隠れるゴンガー。やがて街へ出たゴンガーを倒すためやむなく洸は出撃。「戦うのはやめて!」マリの声もむなしくゴンガーは倒された。「人間に発見されなければ…」マリは悲しくつぶやいた。
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残忍!悪魔提督ダルタン
突如ドローメに襲われた洸はシャーキンからの手紙を発見する。それはアギャール将軍の葬儀の招待状であった。約束通り教会に行くとガンテが棺を運んできた。しかし中から現れたのはダルダン提督だった。「今度会う時はお前が死ぬ時だ」挑戦の言葉を吐くダルダン。ムトロポリスを襲った化石獣ドッグキャットを退けたライディーン。だがダルダンの真の目的はライディーンのパワーの秘密である、ムートロンを奪おうとするものであった。
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強撃!翼獣ムチールの罠
恐竜ティラノザウルスが翼を与えられ、ムチールとして甦った。対決するライディーンは光の輪に囲まれ、パワーが弱って海へ墜落する。意識を失った洸はガンテに捕われた。ダルダンはムートロンの引渡しを要求する。内部を調べ、ライディーンのボディを切り刻もうとするダルダン。ブルーガーの果敢な攻撃により九死に一生を得た洸は、念動光線ゴッドアルファで神面岩を壊そうとするムチールを倒す。強敵ダルダンに洸は手強さを感じるのだった。
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乱撃!魔鳥コンドルンの爪
深夜を走るトラック軍団。武器を操り、街を破壊しながら神面岩へと進んでいく。妖魔人たちの攻撃だ。神面岩に急ぐ洸。化石獣コンドルンの妨害にもめげず、フェードインする。しかし、ダルダンの操るゴーガーとコンドルンの挟み撃ちにあい倒せない。再び神面岩を襲うドローメ。ダンたちのメカ・ボインダーが戦ううちにライディーンはコンドルンを倒し、神面岩を攻めるゴーガーをも倒した。改めて、チームワークの大切さを知る洸であった。
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妖刀鎌ギラーと轟撃モグロン
ダルダンはライディーンの姿を盗み撮りしたフィルムを分析し、強力な化石獣・鎌ギラーを作り上げた。進撃する鎌ギラー。ライディーンに鎌が食い込む。一方ムトロポリスと神面岩がドローメに襲われていた。ダンたちはボインダーで妖魔軍団と戦う。ライディーンは鎌ギラーと新たに地中から現れた化石獣モグロンの挟み撃ちにあう。洸は傷ついたライディーンを修理不能になったように見せかけ、隙を衝いて一気にゴッドバードで2体を葬り去った。
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分身魔獣キバンゴの怪拳!
吹雪と共に街を襲う化石獣キバコンゴ。長い牙でライディーンを釘付けにする。ゴッドバードにチェンジして逃れる洸。その様子をダルダンが撮影していた。シャーキンは写真をもとにゴッドバードを捕えて砕く悪魔装置を作った。キバンゴはライディーンを誘い込み捕える。危機の迫ったライディーンのコックピットに謎の回路図が出現。レバーをひくと神面岩の眼が光り雷光がライディーンを復活させる。飛翔したライディーンは光線技ゴッドサンダーでキバンゴを倒すのだった。
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灼熱獣モドロスの炎
妖魔軍団が洸暗殺の命を受けて襲い掛かる。スパーカーで応戦する洸だが爆発のショックで目が見えなくなってしまう。街には灼熱獣モドロスが現れた。洸はマリに頼みスパーカーの操縦を任せフェードインする。カンだけを頼りに戦う洸。異常に気付いたダルダンはモドロスを背後に回させる。マリはスピリットファイターで化石獣の額に張り付き音楽を鳴らして洸に位置を知らせた。洸はマリの脱出を確かめ、スピリットファイターもろともモドロスを串刺しにした。
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妖獣ガメレーン地獄の大進撃
「ライディーンに倒された化石獣どもよ。今一度目覚め、ライディーンを打ち倒せ」ベロスタンの声に応えて、次々と現れる化石獣たち。再度の戦いだ。ダルダンに操られてしまったダンに騙され、洸たちは地底に生き埋めになってしまう。知らせを受けたブルーガーが突破口を開き、洸は化石獣たちに包囲されたムトロポリスを救いに出撃。地に隠れていた妖獣ガメレーンをエスパーレーザーで発見、撃破した。すると化石獣たちは次々に石と化して崩れていった。
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シャーキン悪魔の闘い
たび重なる失敗に、シャーキンはバラオの激しい怒りにさらされていた。「命をかけて、ひびき洸を倒す!」。決意も固いシャーキンは妖魔通信を洸のもとへ送る。そこには、火山島の十字架にはりつけにされた父・ひびき一郎の姿があった。洸は、これが最後の闘いになるかもしれないと思いつつ、父を助けに向かうのだった。だが、火山島にはダルダン提督が待ち受けていた。洸がドローメを気を取られている隙に、金の輪がライディーンを縛り上げた。身動きのとれないライディーンに、ダルダンは大型ガンテミサイルを発射した。だが、洸は、金の輪がライディーンを合わせて作ってあると気づき、ゴッドバードにチェンジ。輪を抜けて、ダルダンもろともガンテを倒すのだった。島へ降りたライディーンは、地底からの化石獣攻撃をかわし、巨大化したシャーキンとの一騎打ちになる。が、相討ちすれすれの所で、ライディーンはシャーキンを倒した。シャーキンは負けを認め、いさぎよく自害すのだった。洸はつぶやいた。「シャーキンよ。敵ながら立派なやつだったぜ」ブルーガーが、父を救出した。抱き合う父子。久しぶりの再会だった。だが、油断はできない。妖魔大帝バラオは像の中からおそろしい姿を現し、新たな作戦を練っていた。まったく新たな闘いが始まろうとしている。
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地獄の巨烈獣大あばれ!
シャーキンの代わりにバラオが呼んだのは、ヒマラヤに眠っていた豪雷巨烈、ゴビ砂漠で目覚めた激怒巨烈の兄弟だ。しかし、二人の仲は悪かった。功を焦る兄弟にバラオは言う。「それほど手柄を立てたいなら、双方の巨烈獣を闘わせ、勝ったものに与えるとしよう。ライディーン殺しの大任をな」そこで兄・豪雷はコーカツ、弟・激怒はグレート・ザ・フンヌを競技場で闘わせるが、ダムダム砲を持つ兄のコーカツが勝った。一方、洸は父から母が生きていると聞かされた。洸の母は、1万2千年前に滅びたムーの人間だった。それが現代に送り込まれ、父と結婚、洸が生まれた。洸もムーの血を引く者だったのだ。コーカツが襲って来た。消えては現れ、数々の武器を使いこなすコーカツ。しかし、洸のすばやい反撃に、それたコーカツのミサイルが神面岩の地底を直撃した。そこにはムーの遺跡が眠っていた。謎を秘めた遺跡の不思議さに人々は圧倒された。コーカツの再度の襲来にライディーンは串刺しにされ、ダムダム砲でボロボロになる。かろうじて倒したものの、ライディーンからの応答はなかった。その時、地底の遺跡からの不思議な光がライディーンを超空間へ運び、洸とライディーンの傷を治した。これこそ超エネルギー・ムートロンの力だ。バラオは巨烈兄弟に、ムートロンの入手を命じるのだった。
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七つ目獣レーザルを叩け
またしても巨烈兄弟は争い、今回は弟・激怒の巨烈獣、全身の七つの目から光線を発するレーザルが勝った。迎え討ったブルーガーの神宮寺は、怪光線を照射され、一時的に視力を失ってしまう。ムトロポリスを破壊しようとするレーザル。洸は敵のおそろしさに気づかず、神宮寺と同じ光線を浴びて、目をやられてしまった。ブルーガーの必死の活躍で、辛くも逃れたものの、ダメージは大きかった。再建中のムトロポリスを見て、洸はつぶやいた。「俺が、敵をあなどったばかりに・・・」だがその時、工事現場から洸はレーザル攻略のヒントを得た。同時に、敵の分析をしていた猿丸も気づく。「鏡だ!」激怒巨烈の指揮のもと、再び出撃したレーザルは、しつこくライディーンの顔に光線を浴びせてくる。目つぶしを食らわせてから倒そうというのだ。空へ逃げ、レーザルの武器で岩壁に釘付けにされるライディーン。だがそれも、洸たちの作戦だった。光線を浴びせようとしたレーザルの前にい、ブルーガーが飛来した。そこには強力な鏡がしかけられ、光線をはねかえした。反射した光に目をやられたレーザルは、ライディーンの敵ではなかった。
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怪力ガンマー脳天つぶし
孤独な洸に母のぬくもりを味わってもらおうと、レッド団はダンのおふくろを連れて来た。だが、ライディーンと洸は、彼らをかばって右肩に重傷を負ってしまった。敵ガンマーは、傷ついたライディーンの右腕を執拗に狙ってくる。だがその時、洸は、神面岩の岩穴から見つかったタブレットに母の手がかりが記されていると聞き、母のためにと全力でガンマーを倒した。神面岩に残されたひつぎには、母の顔が掘り込まれていた。人工冬眠によって、母は現代に甦ったのだ。ひびき博士、明日香麗たちは、今もどこかにいるはずの母を捜して旅立った。
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恐怖のテツダンさかさ落とし
麗が去ったコープランダー隊は、神宮寺1人がブルーガーで出撃した。だが、機内には、マリがこっそり乗り込んでいた。洸の役に立とうと思ったのだ。しかし、所詮足手まといにしかならず、かえってライディーンを危機に陥れてしまう。不時着したブルーガーを片腕で直そうとする神宮寺の姿にマリは戦いの厳しさを知った。襲い来る巨烈獣テツダンに絶対絶命のライディーン。必死にブルーガーで援護するマリは、ついに破壊寸前のところでミサイルを発射、なんとかライディーンを救った。こうして、新たなコープランダー隊員になったマリだが、操縦の腕前はまだまだのようだ。
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ドライガー心臓破り作戦
ムートロン受信装置を作る猿丸は、気もそぞろだった。故郷から両親が会いにくるというのだ。両親の乗った汽車が通る街を巨烈獣ドライガーが襲っていた。ライディーンとスピットファイターで両親は救出したものの、ドライガーのミサイルは、ライディーンの心臓部に食い込み、除去できない。責任を感じた猿丸は、未完成のムートロン受信装置を作動させ、ミサイルを溶かすことに成功した。こうなれば、巨烈獣も恐くはない。ライディーンは素早く敵を倒した。なんとか面目を保った猿丸に両親も大喜びするのだった。
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破壊魔獣11の秘密
怪力を持つ巨烈獣クラッシュ。ライディーンの力で一度は破壊したものの、その破片は消えていた。様子を見に行ったアッちゃんに迫る、謎の影…。その頃、洸たちはサッカーの試合に出ていたが、不気味な雰囲気の相手チームは、次々にメンバーを傷つけていった。猿丸は、うなされるアッちゃんの夢から、11人のロボットの姿を見つけ出した。サッカーのメンバーも11人。洸が危ない! 相手チームのメンバーは合体し、クラッシュに変化した。倒しても倒しても再生するクラッシュ。だが、ついに急所を発見した洸は、ようやく敵を粉砕するのだった。
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ガルジャー謎の秘密兵器
サッカー部の練習を応援に来たレッド団の母親たちに洸は、まだ見ぬ母への想いをかきたてられていた。そんな時、車にはねられた洸を通りすがりの女が助けてくれた。彼女との団欒のひと時に洸は安らぎを感じた。しかし、そこへ現れた巨烈獣ガルジャーの体内に女は取り込まれてしまう。洸には攻撃できない。すべては豪雷の作戦だった。どうにかガルジャーを倒し、女を助ける洸。だが女は瀕死の状態だった。彼女はムーの血を引いていたが、今は豪雷の手先となっていたのだ。命の燃え尽きた女を洸はムー遺跡のある沖合いに沈めてやるのだった。束の間の母のぬくもりと共に…。
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熱火竜サラマンダーの炎
激怒巨烈は、バラオの命令を無視して、サラマンダーで出撃した。炎熱とライディーンに食い込むウロコに苦戦する洸だが、なんとか一度は撃退する。猿丸は、サラマンダーにはどんなものでもエネルギーに変えてしまう装置がついているのだろうと言う。その言葉から敵の弱点に気づいた洸は、サラマンダーを氷山へ誘導し、熱力を奪った。サラマンダーは、おのれの光線で雪崩を起し、身動きがとれなくなってライディーンに倒される。代わりに出た豪雷のヒュードラは水に強く、サラマンダーの血を浴びて不死身となっていた。しかし、弱点を見破られ、ライディーンに打ち砕かれるのだった。
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地獄の射手マダンガー
記憶喪失の謎の転校生、岬百合香。気づかう洸に百合香も慕うようになっていった。そこへ巨烈獣マダンガーが襲う。いくら倒してもなぜか復活する巨烈獣。なんとその心臓は百合香の体内に埋め込まれていたのだ。百合香の秘密を知った洸は闘えない。とどめの一撃が迫ったその時、一体の巨烈獣がライディーンをかばった。それは百合香の変わり果てた姿だった。自分の心臓を打ちぬいたマダンガーはもろくも崩れる。だが百合香の命も失われた。やるせない悲しみだけが洸の胸に残る。
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ザイクロン激突カーレース
世界グランプリレースに出場することになった洸は、よきライバル・ウルフ西城との勝負を楽しみにしていた。しかしウルフは妹ミホを人質に捕らえられ妖魔軍団への強力を強要されていた。レース当日、ウルフが巨烈獣ザイクロンに乗り込み攻撃してきた。裏切りの秘密を知った洸は説得するが妹を見殺しに出来ないウルフは拒絶する。そんなとき偶然ミホをダンとレッド団が見つけ救出。洸はウルフを助け出し、ザイクロンを破壊する。「今度はレースで戦おう!」と誓い合う2人であった。
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再生魔獣ダングスを砕け!
いつも闘いの足をひっぱってばかりいるレッド団は東山所長に叱られ、ボインダーの出動を禁じられていた。そこへ現れた巨烈獣ダングスは、あたりの建物を体に取り込み、パワーの源にする恐ろしい相手だった。洸の苦戦についにレッド団は命令を破って出動。風船爆弾でライディーンを助ける。取り込むもののない海底での対決を挑むライディーンであったがダングスは残骸を見つけ、より強力な攻撃を仕掛けてきた。そこでもボインダーの活躍によりダングスを退ける。
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怪鳥獣ギガールの爪
臨海市でのロボット競争に参加したボインダーは巨烈獣ギガールに襲われアッちゃんが人質にとられてしまった。激怒はアッちゃんと引きかえに洸に素手での1対1の勝負を挑んできた。しかし、フェードアウトした隙にライディーンをさらう激怒。まんまと作戦にはまってしまう。激怒はムトロポリスに素体ロボをぶつけ壊そうとする。高空から落下する素体ロボに洸は空中からフェードインを試み見事成功。ギガールをミサイルとゴッドゴーガンの重ね射ちで倒した。
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黒い殺人鬼ジェットクロス
ムトロポリスも正月を迎え、久しぶりの休暇を楽しむ洸たちは、のすけの家で百人一首を見学していた。そこへ現れたジェットクロスは柔らかい装甲をライディーンの武器に巻き付け爆破する。百人一首に品とを得た洸は町に積まれた鋼板を飛ばしジェットクロスの装甲をはがしていった。それでも、上下から頭を出したジェットクロスは回転しながら襲ってくる。洸は回転の中心に弱点があると見抜き、一撃によってジェットクロスを倒すのだった。
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強力合体獣ガードンの罠
巨烈兄弟の巨烈獣の力が互角とみたバラオは2体を合体させ、合体獣ガードンとしてライディーンにぶつける作戦をとった。その巨大さにはライディーンも手が出せないほどだ。大原山の火口にライディーンはおとされ洸は気を失う。だが猿丸は大原山上空の雷雲を利用、洸を目覚めさせる。雷エネルギーを吸収したライディーンは新しい力を身につけ、ゴッドブレイカーから発射された光線でガードンを倒す。東山所長はこの力を生かすようライディーンのパワーアップを猿丸に命じた。
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サンドキラー恐怖の砂嵐
猿丸はライディーンに新たな武器を装着しようとしたが、ライディーンは受け付けなかった。そのため襲いかかる合体獣サンドキラーにも今までの武器で戦うしかなかった。その時コンピュータがライディーンに隠された兵器ゴッドボイスの存在を教える。だが現れた母の幻影がその使用を止めた。ゴッドボイスは敵を倒すと同時に洸のエネルギーも吸い取るというのだ。しかしサンドキラーに今までの武器は通じなかった。洸は覚悟を決め、ゴッドボイスを使う。
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殺し屋合体獣シャーゴン
新たな武器を拒否するライディーンに、猿丸は今までの武器を改良して4つのパワーアップを考えた。その時、合体獣シャーゴンが現れ、ブルーガーが飲み込まれてしまった。体内の溶解液によってブルーガーに危機が迫る。パワーアップされたライディーンはゴッドブロックスピンとゴーガンを剣に変えたゴーガンソードでブルーガーを救出することに成功した。ジェットブーメランなどの新兵器で攻撃を続けるライディーン。最後はゴッドボイスでシャーゴンを倒した。
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キバガーダ猛火攻め
激怒のキバマタと豪雷のビガーダがムトロポリスに迫る。だが、兄弟の仲間割れによってキバマタは引き上げた。追いかけるライディーンの視界を黒い雲が覆う。ビガーダの仕業だ。激怒がキバマタを修理する間にビガーダはライディーンを髪でからめとり凍らせた。しかしとどめを刺すはずのキバマタが氷を溶かしたため、ライディーンは攻撃から逃れる。兄弟の連携の悪さを利用しライディーンは2体を葬り去る。そして、母の消息の知らせがムトロポリスからよせられる。
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死神ギルモラー悪魔ばさみ
ひびき博士たちはチベットのとある町でムーの紋章が記された空を飛ぶ帆船を見つけた。タブレットには船は日本を目指すとある。ライディーンは出撃した。一方、同じく船の行方を知ったバラオはムートロンを求めて合体獣を出動させた。ムートロンエネルギーを解放するにはライディーン、ラムーの星、そして母レムリアの念動力が必要だ。合体獣を倒し洸は帆船に乗り込んだが、謎の言葉を繰り返す人形だけが残されていた。「神面岩の顔の…」母は何を告げようとしているのか。
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ガビローン魔の死刑台
謎の言葉から猿丸は神面岩の顔を調べる。祖父・久造はタブレットから知ったムーの歴史を洸に教える。1万2千年前、ムー帝国はムートロンを狙う妖魔の襲撃を受けた。王ラムーは再びバラオが甦る日のために、娘レムリアを人工冬眠させ、ライディーンをピラミッドにラムーの星を南海へ封じた。津波によってバラオは沈み、ムーもまた崩壊したのだ。合体獣の攻撃に、息子を助けに現れたレムリア。だがバラオの竜巻で母子はまた離ればなれになってしまう。
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激怒巨烈地獄の叫び
竜巻にさらわれた母を求めて洸は海中を進んでいた。時を同じくしてメカガンテと豪雷の巨烈獣スレイドがムトロポリスを襲った。だがパワーアップしたライディーンにはスレイドは敵ではなかった。その頃、バラオもラムーの星を探索し不思議な磁力を発見する。すると海中から現れた帆船の前で潮が退き、まぶしい光とともにムーの遺跡が浮上した。降り立ったレムリアは神面岩の地底のムートロンを解放するため、ラムーの星を目覚めさせた。豪雷の攻撃にも負けずバリアを張った船はラムーの星を積み込んだが、激怒のメカガンテに捕えられてしまう。ライディーンはゴーガンソードの一撃で激怒を倒し、メカガンテから母を救い出す。こうして激怒巨烈は倒れ、後には傷ついた洸をいたわる母・レムリアの姿があった。ついに母子はめぐり会ったのである。しかし、弟・激怒を倒された豪雷が怒りを胸にラムーの星とレムリアを狙っていた。
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豪雷巨烈軍団の挑戦
豪雷の指揮のもと、妖魔族は最後の総力戦を仕掛けてきた。バイデン、モンギー、スネーカーの3体の巨烈獣が町を破壊していく。迎え撃つ洸にはラムーの星があった。だが、それを使えばレムリアの身も危うくなる。3体の攻撃にはさすがのライディーンも苦戦する。同士討ちをおこさせゴッドボイスで破壊するが、洸もライディーンも傷つき動けない。ついに豪雷自ら巨大化し巨烈獣バンガーとなって襲ってきた。ムトロポリスに危機が迫る。動けないライディーンを救うためレムリアは古代船に立った。ラムーの星を使おうとしたその時、洸は母を守るため決死の覚悟で再び出撃する。苦しむ洸に母が助言する。ついに洸はゴッドバードでバンガーを打ち砕く。こうして豪雷・激怒の巨烈兄弟はライディーンの前に倒れた。残るは最後の敵、妖魔帝国の主、バラオだ・・・。
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バラオ最後の賭け
バラオは鋼より強い自分の爪と髪から、守り竜バラゴーンを生み出す。その脅威を察知したレムリアはムトロポリス付近の人々を避難させた。自ら撃って出ようとするレムリアを夫・ひびき一郎が止める。バラゴーンの攻撃に洸は手も足も出ない。傷つき気を失った洸を目覚めさせなければならない。レムリアは必死に洸へ呼びかけるのだが・・・。ついにムトロポリスがこじ開けられつぎつぎに人々が倒されていく。つけいる隙のない敵に神宮時は大型ミサイルをブルーガーに積み込み単身出撃、バラゴーンの体内に飛び込み自爆した。その壮烈な死を無駄にすまいと洸はようやく立ち上がり、ゴッドバードでバラゴーンを切り裂いた。ついにバラオの本体がやってくる。洸は神宮寺のため、そしてみんなのため戦い抜く決意をする。
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輝け!不死身のライディーン
ついにバラオは立った。町は炎と電光に包まれ、津波にムトロポリスは飲み込まれていった。母にラムーの星を使わせまいと、洸は命を懸けてライディーンに乗り込んでいく。しかしバラオの吐く炎にはいかなる武器も通じず、洸はなす術がなかった。ついにレムリアはラムーの星を呼ぶ。星が神面岩の額にはまった時、ムートロンの力が海を裂き、奇怪なバラオの姿を露にした。母はムートロンの力をライディーンに与え、力尽きる。その力によってライディーンは巨大化し、バラオとの一騎打ちに向かった。ライディーンはボディを剣に突き刺されながらも、最後はゴッドバードの一撃によって、ついにバラオをこの世から葬り去る。「ムートロンを平和のために使うのですよ」最後の言葉を残して母の命は尽きた。帆船がレムリアを守ってムーの国へ戻っていく。妖魔との闘いは終わった。しかし洸たちの真の仕事はこれからだ。ムートロンを人々に役立てることこそ彼らの新たな使命なのだ。洸たちが指名を果たすその日まで、勇者ライディーンは永遠に輝き続けるだろう。
スタッフ
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キャラクターデザイン
安彦良和 -
スタジオぬえ
クレジット表記無し -
チーフ・ディレクター
富野喜幸(#1~#26)
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プロデューサー
小澤英輔 -
メカニックデザイン
村上克司、スタジオぬえ(クレジット表記無し) -
企画
東北新社、旭通信社 -
原作
鈴木良武 -
宮崎慎一
NET -
富野喜幸
#1~#26 -
小澤英輔
NET -
総監督
長浜忠夫(#27~#50) -
製作
東北新社 -
長浜忠夫
#27~#50 -
音楽
小森昭宏 -
音響制作担当
沼田かずみ -
音響監督
斉藤敏夫 -
スタジオぬえ
クレジット表記無し -
宮崎慎一
NET -
富野喜幸
#1~#26 -
小澤英輔
NET -
長浜忠夫
#27~#50
キャスト
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アッちゃん
松金よね子 -
こっぺ
貴家堂子 -
ダルダン提督
仁内達之
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とび俊
丸山裕子 -
ナレーション
村越伊知郎 -
のすけしんのすけ
小宮和枝 -
バラオ
滝口順平 -
ひびき一郎
村越伊知郎 -
ひびき久造
宮内幸平 -
ひびき洸
神谷明 -
ひびき玲子レムリア
日比野美佐子 -
プリンス・シャーキン
市川治 -
ポン太
松金よね子 -
市川治
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明日香麗
江川菜子 -
村越伊知郎
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東山大三郎
木原正二郎 -
柴田清子
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桜野マリ
柴田清子 -
桜野マリ
高坂真琴 -
激怒巨烈
飯塚昭三 -
猿丸太郎声
西川幾雄 -
神宮寺力
市川治 -
祭官ベロスタン
肝付兼太 -
荒磯ダン
山下啓介 -
豪雷巨烈
加藤精三 -
高坂真琴
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ナレーション
仁内達之、村越伊知郎(#45~#50) -
のすけ(しんのすけ)
小宮和枝 -
ひびき玲子(レムリア)
日比野美佐子 -
市川治
#3 -
村越伊知郎
#45~#50 -
柴田清子
#31~#50 -
桜野マリ
高坂真琴(#1~#30)、柴田清子(#31~#50) -
神宮寺力
井上真樹夫、市川治(#3) -
高坂真琴
#1~#30