四畳半神話大系
エピソード
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テニスサークル「キューピット」
大学三回生の「私」は、薔薇色のキャンパスライフを夢見ながらも無意義な2年間を過ごしてきた。入学した時に数あるサークルの中からテニスサークルを選ぶが、会話も出来ずに居場所を失くしていく。そこで同じ様な境遇の小津と出会い、サークル内外で人の恋路を邪魔をする「黒いキューピット」の悪名を轟かせることに。小津と出会わなければ黒髪の乙女と薔薇色の人生を送っていたに違いない! もしあの時違うサークルを選んでいたならば…。
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映画サークル「みそぎ」
入学した時に数あるサークルの中から映画サークルを選んだ「私」。そこは城ヶ崎先輩が支配する場所であり、彼のカリスマぶりを持ち上げるテコの支点として利用されていると知る。そこで同じ様な境遇の小津と出会い、城ヶ崎先輩の私生活を暴くという告発映画を作ることになるが、小津のためにあらぬ方へと…。小津と出会わなければ黒髪の乙女と薔薇色の人生を送っていたに違いない! もしあの時違うサークルを選んでいたならば…。
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サイクリング同好会「ソレイユ」
入学した時に数あるサークルの中からサイクリング同好会を選んだ「私」。ガチンコ体育会系サークルであるためにすぐについていけなくなる。そこで同じ様な境遇の小津と出会うが、今回は無視することに。高性能スペックを持つ自転車を購入し、レースに優勝すれば薔薇色のキャンパスライフが待っているはずであると信じバイトに励む。しかし、レース直前に宿敵・自転車整理軍に撤去されてしまう。そこには小津の影が…。
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弟子求ム
入学した時に数あるサークルがある中、いつの間にやら樋口師匠の弟子となっていた「私」。大学八回生であり、仙人の様な言動をする樋口師匠。そこで同じ弟子となっていた小津と出会い、師匠の宿敵である城ヶ崎先輩との代理戦争という名のいたずら合戦に明け暮れることになる。ある日、伝説の束子を探すように師匠に命じられ、妹弟子の明石さんと共に探すことになるが、それがもとでますます薔薇色のキャンパスライフが遠のいていくことに…。
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ソフトボールサークル「ほんわか」
入学した時に数あるサークルの中からソフトボールサークルを選んだ「私」。そこは女子率の高いサークルではあるが、ほんわかとし過ぎて馴染めない。何やら怪しい活動もしていたりして我慢の限界を感じたその時、目の前になんと黒髪の乙女が現れる! 黒髪の乙女に会うためにサークル内での地位を上げようと努力するが、会えないままに月日が経っていく。さらに、サークルで唯一親近感を持てた小津も、とんでもない事を考えていて…。
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英会話サークル「ジョイングリッシュ」
入学した時に数あるサークルの中から1つを選ぶリスクを回避し、3つのサークルを選んだ「私」。そのうちの1つ、インカレ英会話サークルでは会話についていけない日々を送っていた。そこで羽貫さんという女性と出会い、小津とも知り合いであるという彼女と次第に親しくなっていく。そんなある日、羽貫さんに初めて飲みの誘いを受ける。しかも、いつもと何か様子が違う感じだ。しかし、「私」には同時に違う女性たちとの約束が‥。どれか1つを選ばなくては!!
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サークル「ヒーローショー同好会」
入学した時に数あるサークルの中から1つを選ぶリスクを回避し、3つのサークルを選んだ「私」。そのうちの1つ、ヒーローショー同好会で活動中に、ある男からボディーガードの依頼をされることに。その男が連れてきたのは理想通りの黒髪の乙女・香織さんである!! が、彼女は人間ではなかった‥。そんな彼女との同棲生活を続ける「私」。そんなある日、依頼主の男が迎えに来るという。しかし、同時に違う女性たちとの約束が‥。どれか1つを選ばなくては!!
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読書サークル「SEA」
入学した時に数あるサークルの中から1つを選ぶリスクを回避し、3つのサークルを選んだ「私」。そのうちの1つ、読書サークルで不毛な日々を送っていた。そんな中、小津から借りた本に元の持ち主であろう名前を見つけ、その女性との文通をすることとなる。手紙の中の「私」はどんどん誇張され、実態がどこにあるのか分からなくなっていたある日、突然会いたいとの手紙がくる。しかし、同時に違う女性たちとの約束が‥。どれか1つを選ばなくては!!
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秘密機関「福猫飯店」
入学した時に数あるサークルの中から避け続けてきた秘密機関「福猫飯店」を選んだ「私」。そこは、様々な組織を配下に持ち、あらゆる情報を網羅する、文字通りの秘密機関であった。色々な組織へと配属されるが失敗ばかりを重ねる「私」。そんなダメぶりを買われ、支配人・相島の私的命令を受ける不毛な日々を送ることに。そこで出会った小津は暗躍を続け、ついにはクーデターを起こしてしまうが、それが目的ではなくさらなる企てを考えていた…。
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四畳半主義者
入学した時に数あるサークルから何も選ばなかった「私」。薔薇色のキャンパスライフは夢幻であり、四畳半の中に全てがあると信じていた。隅々にまで手が届き、己が支配出来る空間、それが四畳半。そうして、「四畳半主義者」として大学生活を過ごしていくことに。そんな暮らしを2年間続けてきたある日、部屋から出ようとドアを開けると、そこには同じ様な部屋が存在する。窓を開けても同じ部屋。気がつくと四畳半から出られなくなっていた。いったい何が…。
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四畳半紀の終わり
四畳半に囲まれた世界にいる「私」。タテにヨコに、または天井や床にと、延々と連なる部屋を突き進むがどこまで行っても四畳半のまま。それぞれの部屋では知らない人たちと自分が接している痕跡がある。この人たちはいったい誰なのか? 幾つもの部屋を進んだあげく、最初の部屋へと戻ってきてしまう。ここから出ることは出来ないのか? そんな時、部屋にいた一匹の蛾が、幾つもの部屋から集まり大群となって襲いかかってきた。その瞬間…。
スタッフ
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アニメーション制作
マッドハウス -
キャラクターデザイン・総作画監督
伊東伸高 -
キャラクター原案
中村佑介
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シリーズ構成・脚本
上田誠 -
制作
四畳半主義者の会 -
原作
森見登美彦 -
四畳半主義者の会
アスミック・エースエンタテインメント ソニー・ミュージックエンタテインメント フジテレビ 東宝 角川書店 電通 -
撮影監督
石塚恵子 -
監督
湯浅政明 -
編集
木村佳史子 -
美術監督
上原伸一 -
色彩設計
辻田邦夫 -
音楽
大島ミチル -
音響監督
木村絵理子 -
四畳半主義者の会
電通
キャスト
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「私」
浅沼晋太郎 -
ジョニー
檜山修之 -
城ヶ崎先輩
諏訪部順一
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小津
吉野裕行 -
明石さん
坂本真綾 -
景子さん
大原さやか -
樋口師匠
藤原啓治 -
羽貫さん
甲斐田裕子