オーイ! とんぼ 第2期
エピソード
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この島が好き ゴルフも大好き!
火之島を離れる決心をしたとんぼは、五十嵐と共にフェリーに乗って鹿児島へ向かう。その船上で、二人は出会ってからの島での生活を振り返る。 五十嵐とのゴルフを通じて広がるとんぼの世界。未来に目を向け始めたとんぼのそばには、とんぼを温かく見守る島の住民たちの姿があった。
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とんぼ、コースデビュー!
高校生になるとんぼを、五十嵐はジュニア育成に力を注ぐ知人が経営する熊本のゴルフ練習場に下宿させることにした。ドライバーショットが初めてという彼女のスイングを見た同世代の練習生たちは、その実力に怪訝な表情を浮かべた。そんな中、近くのゴルフ場で練習する機会を得たとんぼは、同じ練習場に通い、九州ジュニア優勝の実力を誇る音羽ひのきと出会う――。
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イガイガからの餞別
3鉄1本しか使わない独特なプレースタイルで、ゴルフ経験豊富な五十嵐も驚くほどの才能を持つとんぼ。五十嵐は自身のウェッジのグリップを3鉄に付け替え、とんぼにウェッジを使うことを試させる。ウェッジでの正しいボールの打ち方を教えようとする五十嵐は、かつて、自分の息子"凜太郎"にゴルフを教えたことを思い出す。凜太郎から「ゴルフをやる喜び」を奪ってしまったという後悔と向き合うことに―。
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開幕!九州女子選手権
徐々に島の生活に慣れてきた五十嵐。島の施設職員のブンペイと看護師の洋子の人間関係も垣間見える。とんぼと日々コースを回る五十嵐は、そのスーパーショットの多くが、島での生活から身に付いたセンスと気づく。とんぼの自由なゴルフを目の当たりにした五十嵐は、次第にとんぼにゴルフの試合を経験させたいと願うようになる。しかし一方で、とんぼのプレースタイルに異なる違和感を覚えてもいた。そんな折、コースを回る二人に突然のスコールが襲う。
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お前のはゴルフじゃない
とんぼのゴルフに対する違和感の正体。それはゴルフに対して「競技のプレッシャー」を感じていない事だった。島のコースの崖上にて、とんぼにプレッシャーについて教えようとする五十嵐は、かつて息子"凜太郎"に向き合えていなかった事をとんぼの姿に重ねる。しかし、想定以上のとんぼの行動は、五十嵐の後悔をも吹き飛ばし、「このままでいいのかもな…」と、今のとんぼを肯定する思いへと変わる。診療所で洋子より、島を出ることをとんぼが嫌がっていることを改めて知る五十嵐は、とんぼを島から出すのではなく、発想の転換が必要と行動を起こす。
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沖縄からのライバル!?
島を出ることを頑なに拒否するとんぼに刺激を与えるため、五十嵐は彼女に匹敵する実力を持つ同世代のゴルファーを探しに鹿児島に向かう。しかし、市内の複数のゴルフ練習場を訪れるも、とんぼの才能に肩を並べる選手は見つからない。失意の中、帰路のフェリーで同伴した洋子から、姪っ子がアマチュア大会で優勝経験があると聞き、興奮する五十嵐。姪っ子を火之島に招待するよう約束を取り付ける。数日後、約束の日にフェリーから降りてきた軽トラックの荷台には、一人の少女が眠っていた。
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グレートワンパターン
初めて会ったにもかかわらず意気投合したとんぼとつぶらは、島のゴルフコースで一緒にラウンドをする。自然がそのまま残るコースと、とんぼの自由奔放なプレースタイルに驚くつぶら。しかし、つぶら自身は理論的で堅実なプレーでボールを正確に打ち進める。互いの異なるスタイルに刺激を受けながら、とんぼの心には「負けたくない」という競争心が芽生え始める。二人の対決の行方は?
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幻のホール
台風が直撃した火之島。開発センターに避難している島民たちの中に、とんぼとつぶらの姿があった。停電する施設の中でも、大会に向けて黙々と日々のスイング練習をするつぶらは、自分の抱いている思いを打ち明ける。台風は無事通過し、火之島を後にするつぶらは、とんぼに愛用していた5番ウッドを贈る。一方、五十嵐は偶然にも島のゴルフコースの設計図を発見する。そこには、これまでプレーしてきたコースに隠された新たなホールの存在が描かれていた。五十嵐は早速とんぼを連れて、隠されたホールでラウンドを試みる。
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いざ、悪礫島へ
五十嵐は、火之島のゴルフコースを設計した「クタさん」に会うため、同じトカラ列島の悪礫島へ行くことを決める。島外へ出ることに恐怖を感じるとんぼに対し、自身の過去と、とんぼと出会ってからの深い思いを語る。翌朝、フェリー乗り場に現れたとんぼは、自らの意志で船に乗り込む。世俗を離れ、ひとり山奥で暮らすクタさんは、悪礫島に来た五十嵐ととんぼを快く迎え入れる。二人はクタさんが悪礫島に作った、1ホールだけの特別なコースに向かう。そのコースは森の中、小さな池のそばに設けられていた。
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名ホールの条件
クタさんが悪礫島に設計した1ホールのみの池越えコースは、その美しい景観とは裏腹に非常に攻略が難しいモンスターホールであった。攻略法に悩む五十嵐に対して、設計者としてゴルフへの深い愛情を持つクタさんとの知恵比べが展開される。一方で、とんぼはその設計意図を超える独創的なショットでコースを攻略していく。その自由な発想のプレースタイルに、クタさんも舌を巻く。しかし、グリーン上で3鉄を使ってパッティングするとんぼのプレーには一抹の疑念を抱く。
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答えのないライン
クタさんは、「とんぼのゴルフスタイルは競技の世界で通用しない」と断言し、とんぼと五十嵐をコース裏にある練習用グリーンへと連れて行く。そこは多くの起伏と強烈な傾斜を持つ巨大なモンスターグリーンだった。一日中、3鉄を駆使してこの巨大グリーンに果敢に挑むとんぼは、やがてその時間を共にしてくれる五十嵐やクタさんの優しさにも気付き始める。日が暮れる中、カップに寄せる明確なラインが存在しないこの難題のグリーンで、とんぼが選んだラインとは?
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真っ直ぐな気持ち
島の子供たちには、中学三年の夏休みが開けると、「最後の夏休み」という題名の作文を書く決まりがあった。悪礫島から戻ったとんぼは、その作文の中で、島への思いと新たな決意を語る。その想いを知った島の住民たちは一様に驚き、五十嵐もバックアップすべく奔走する。そして春、中学の卒業式には、背も伸び、髪も肩まで長くなったとんぼの姿があった。
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いってきます!
島を出ることを決意したとんぼ。それは周囲の島の住民たちにも少なからず影響を及ぼしていた。ゴンじいの思い、ワタルの思い、ブンペイの、洋子に対する思い。それぞれの感情が交錯していく中、島のゴルフコースでとんぼの送別会ゴルフコンペが開かれる。旅立ちの日まで、あと1日……
スタッフ
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3Dディレクター
服部恵大 -
CGアニメーション制作
SMDE -
アニメーション制作
OLM (オー·エル·エム)
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キャラクターデザイン
武内啓 -
ゴルフ設定監修
ゴルフダイジェスト社 -
シリーズ構成
広田光毅 -
原作
古沢優 -
撮影監督
石山智之 -
監督
オ ジング -
美術監督
荒井和浩 -
色彩設計
近藤直登 -
音楽
戸田信子 -
音響監督
三間雅文
キャスト
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クタさん
宝亀克寿 -
ゴンじい
青森伸 -
セツばあ
有馬瑞香
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ブンペイ
榎木淳弥 -
ゆうま
小橋里美 -
ワタル
関根有咲 -
五十嵐一賀
東地宏樹 -
凜太郎
畠中祐 -
大井とんぼ
はやしりか -
安谷屋円
喜多村英梨 -
安谷屋洋子
舞羽美海 -
島さん
小林沙苗 -
有働ハジメ
花輪英司 -
栗須エマ
井上麻里奈 -
音羽ひのき
石川由依 -
館長
山内健嗣 -
駐在
高野憲太朗