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「ベイロンシティ」――どこの国にも属さない、太平洋に浮かぶメガフロート型の都市。 新エネルギー資源「オルゴニウム」を採掘し、世界でもっとも注目されるこの都市では、 「D災害」と呼ばれる、「悪魔」の引き起こす特殊な事件が多発していた。一部の人間にのみその存在を知られるD災害。対処を行うのは、「PMC(民間軍事会社)」。 ベイロンシティで暮らす青年・シュウはそのひとつを運営しているが、会社の規模は零細。おまけに仕事も選ぶので、資金繰りは常に苦しい。そんな彼の生活を公私に渡り献身的に支えているのは、ベイロンシティの学校に通う美少女高校生・キサラ。そしてもうひとり、シュウがかつて所属していた大手PMCの社員で、元恋人であるアヤノも、何かと彼を気にかける。キサラにとってはおもしろくない。キサラのシュウに対する、強い執着。その根幹にあるのは二人の「契約」。彼女の正体は悪魔なのだ。キサラはシュウの生活を支え、契約に基づき悪魔退治にも協力する。 その代償は甘く危険な「キス」。 愛と契約、二人の危うい絆。その運命は、どこへ向かう――。
はじめに、天地創造があった。万能の神は、すべてを造りたもうた。光、水、大地を造り――そして、そこに住まう生き物を、動物たちを造ろう――と思ったけど面倒になって下請けに出した…!?神様から生き物の創造を依頼された天地創造社。地上に存在する生き物は、天地創造社のデザイナーたちが造り出していた。この生き物は、どうしてこんな姿なの?この生き物は、どうしてこんな生態なの?生き物誕生の裏側には、神様(クライアント)からのムチャ振りを独創的なアイデアで実現しようとするデザイナーとエンジニアたちの苦悩と歓喜のドラマがあった!「面白くて、ためになる」と多くの反響を巻き起こした“生き物創造お仕事コメディ”が、2021年ついにアニメ化!
『夢幻大陸エンディアス記』。不思議な風がその本のページをめくり、咲くはずのない古木の桜が満開になった日、異世界への扉は開かれた―――――。行方不明になった仲間を探す秋月蒼真が迷い込んだのは、獣人やエルフが住み、モンスターが徘徊するファンタジーな世界。この世界で蒼真は、想いが通じ合った相手の心を“心剣”という結晶体にして操る“心剣士(ソウルブレイダー)”としての力を手に入れる。伝説に謳われる心剣士であることで、リーベリア地方三国のうちのひとつ獣人の国・セイランへと招かれた蒼真だったが、いつしか陰謀渦巻く国家同士の争いに巻き込まれ、心剣を手に戦うことを余儀なくされてしまう。しかし戦乱の最前線で蒼真が出会った敵国の心剣士、それはかつての親友の姿だった―――――。 “想い”を剣にしてぶつけ合う少年たちの友情を描く、心にふれるファンタジー。
とある大陸の、とある時代。大陸を南北に分断した大戦は終結し、世の中は平和へ向かう気運に満ちていた。戦時中、軍人として戦ったヴァイオレット・エヴァーガーデンは、軍を離れ大きな港町へ来ていた。戦場で大切な人から別れ際に告げられた「ある言葉」を胸に抱えたまま――。街は人々の活気にあふれ、ガス灯が並ぶ街路にはトラムが行き交っている。ヴァイオレットは、この街で「手紙を代筆する仕事」に出会う。それは、依頼人の想いを汲み取って言葉にする仕事。彼女は依頼人とまっすぐに向き合い、相手の心の奥底にある素直な気持ちにふれる。そして、ヴァイオレットは手紙を書くたびに、あの日告げられた言葉の意味に近づいていく。
羅貫中の歴史小説『三国演義』を忠実にアニメ化。黄巾の乱から晋統一までを描く。「太陽の子」や「西遊記」、その他多数の作品にて数々の賞を受賞している中国のアニメ制作会社北京輝煌動画と日本の映像企画制作企業フューチャー・プラネット株式会社との日中合作アニメ。製作期間に四年を費やし、製作費用は日本円にして約七億円。日本での放送に際してはホリプロ50周年記念作品の一環と銘打ち、ナレーションの鹿賀丈史、劉備の船越栄一郎を初めとし、ホリプロ所属の大物俳優陣が声優として多数起用されている。後漢末期、漢王朝の腐敗はとどまるところをしらず、生活に困窮した人々により黄巾の乱が起きた。乱は静まったものの、これを機に王朝の地位は低下、各地で英雄達が名乗りを上げる。それぞれの思惑を胸に、乱世の幕開けである。
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