天地無用！魎皇鬼 第三期
エピソード
-
遠方より来たるモノ
柾木家の樹雷皇たちの訪問から数ヵ月後。天地は倉敷市街にある柾木邸跡、そして父・信幸の住むマンションを訪れていた。天地が一番知りたかった母・清音の死因について訊ねても信幸は歯切れが悪く、聞き出すことはできない。そうこうして何事もなく平穏な日常が続いていた梅雨のある日、柾木家を訪ねる者がいた。自分への客というので天地が居間に降りてみると、その顔は……。それは有り得ない人物の訪問だった。
-
許嫁
突如柾木家に現れた来訪者は天地にとってはまさに驚きの人であった。そしてその彼女の口から語られる内容はそれ以上に衝撃的なものだった。｢天地に許嫁がいる｣と……。その女性の名は神木・ノイケ・樹雷。 天地の伴侶として｢樹雷の鬼姫｣が選んだという……。まさに遠客万来、新たなる騒動の予感。 しかし、これから先いったいどうなるのか？ 天地にすらわからない日々が始まろうとしていた……。
-
唯今、休養中につき〜Strategy〜
突然現れた許嫁やら、それに対抗しようとする魎呼たちの騒ぎやら、何やらのストレスと過労で倒れてしまった天地は、鷲羽の指示によりノイケの看護で3日ほどで回復する。その頃、宇宙空間ではまた次の騒動が起こり始めていた。新型惑星規模艦『チョビ丸』が地球に向けて航行していたのだった！
-
美咲生がチョビ丸でやってきた!
地球に向けて航行する惑星規模の宇宙船｢チョビ丸｣の中で、姉・美星(みほし)からのメールをチェックする美咲生(みさお)。聞こえてくる姉の声には、｢天地さん｣、｢天地さん｣と天地の名の連続。｢誰だ、天地って！姉様は、その男に騙されている！｣と激怒する美咲生――。さらに大きな騒動が天地の知らないところで起きようとしていた……。
-
ラブラブ大作戦〜終焉の始まり〜
美咲生(みさお)の命を受けてマシスとその部下たちが “姉様は絶対誰にも渡さないぞ大作戦！” 実行のため、天地と美星(みほし)以外の柾木家の人間を足止めさせるべく、戦いを挑んできた。 しかし、部下たちはあっさりと返り討ちにあい柾木家の居間に捕らえられていた。 その頃、惑星規模艦・チョビ丸では美咲生が姉・美星と天地の到着を待ちかまえていたが、一向にその気配がないことに業を煮やしていた。 美星のシャトルが到着するのに十分な時間が経っているのに、なぜ未だ何の反応もないのか？と言っている矢先にチョビ丸のブリッジに高エネルギー体の急接近による衝撃が走った。｢天地を出せ～～～っ！｣と叫びつつ襲ってきた魎呼と魎皇鬼だ。鷲羽が呟いた｢なるほど、事故に見せかけて天地殿を消そうって事か｣と言う言葉に驚く阿重霞、しかし美星のシャトルはまだそこにあった。そんなところに美星が現れて……。
-
Z
美咲生の事件も丸く(？)納まり、ほっとしたのも束の間。天空の一角から天地めがけて光が広がった。光が収まると天地は光鷹翼(こうおうよく)とともに宇宙空間に浮いていた。 ゆっくり目を開けた天地の前にあったものは、ほぼ半分が壊れて吹き飛んだ地球だった。 そして振り向いた天地に “Z” が月を背にして言った。｢今から、この宇宙すべてを破壊する。心配するな、すぐ奴らが再生してくれる。だからお前は一度死ねばいい……。｣月に大穴が開き衝撃波が天地を襲う。その様子は魎皇鬼のブリッジのモニターに映し出されていた。しかしブリッジの一同にはどうする手立てもなく……。
-
天地晴朗なれど波高し?
姉・美星を想うあまり、天地を抹殺しようとしたシスコン弟・美咲生も遂にマシスとの結婚を決意。鷲羽、訪希深ら三命の頂神が可能性を求めてひき起こした騒動もひと段落し、地球に戻った天地。そんな彼に｢大事な話が二つある｣と切り出した祖父・勝仁は、天地の母・清音の死の真相を語り出す…。
スタッフ
キャスト
あなたにおすすめのアニメです
東京喰種トーキョーグール【PINTO】
カネキとリゼが出会う数年前――。 “美食”を追い求める喰種・月山 習（ツキヤマ シュウ）は、待ちかねた捕食の瞬間を迎えていた。だがその時、シャッター音が邪魔をする。高校の同級生・掘（ほり）ちえが、彼の“食事”の写真を撮った音だった。ホリチエは、“喰種”である月山に恐怖することも驚くこともなく、ただ最高の瞬間が撮れたことを喜ぶ。その様子に、月山の方がペースを崩されてしまった。後日、月山がホリチエに話を聞くと、「すごい写真が撮りたかった」だけで写真を広める気もないと言う。月山が“喰種”であると知ってなお、天真爛漫な態度を崩さず、屈託なく笑うホリチエに不本意ながらも興味を抱いた月山は、彼女のことを調べ始める。しかし、分かったのはホリチエが学校でもいつも写真を撮り続けている変わり者といったことだけだった。その後も月山はホリチエと接触を試みるが、その度にペースを乱され、月山の方がホリチエに振り回されてしまう。彼にとって、ここまで食欲のわかず興味をそそられる人間は初めてだった。何とかしてホリチエの本質を見たいと思う月山。そこで、兼ねてから計画していた「ディナー」にホリチエを招待するが…。
